経堂界隈

経堂界隈

January 29, 2009
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カテゴリ: 経堂町小史
お昼前、神田は知人の事務所にお伺い。
先週月曜日に「もしできれば」と申し上げてお訪ねできず、申し訳なく、再度の挑戦。
午後一時ぐらいとお話ししていたのが、朝イチの用事が早めに収まり、ご飯前に。
途中、三崎町裏手で冷やかしに眺めようとした皮屋のおやじにひっかかり、楽しみながらも、次々買わされてしまいたいしたお金じゃないけど散財。
儲けたような、損したような。
うまいよな、駆け引きが。
あれは商売人。
あのやりとりのお代と思えば、お土産までついて安いもの。

事務所の住所も何も知らず、目印の建物だけ教えてもらっていたのが、日大法学部十号館というのを五号館と間違え、道に迷う。

お話しのあと、天ぷら定食をごちそうに。
ボリュームがあり、美味しく、無理のない値段。
神田あたりはいいとこでした。

***

一緒に仕事しているアイルランド人John Mooreから電話。
「How are you doing?」
先日の出張を、インフルエンザでどたキャンされ、こちらは少々お冠。
「So so.」とそっけなく答える。
「Going well?」
「So so. How about you? How's your flu?」
「Going」

「But しょうがない。I needed to go to meet someone this morning.」
「染しちゃうじゃない!」
「ショーガナイ」
「We say in Japan, you can go over when you have delivered the flu somebody else.」
「Sounds good to me」

そういうやつだ

***

小学校の同級生、了ちゃんからのお託もあり、いったん帰宅のあと、着替えて経堂駅方面へ。

駅前ジョイフルの建物は、今、仮囲い。
外見には、何もやってないように見えるけれども、たぶん今は内装撤去の最中
昔と違い、 マニフェスト ちゃんと出せって言われる。
マニフェストは、不法投棄などを防ぐ産業廃棄物処理制度で義務付けられた、産業廃棄物伝票のこと。1998年から、それまでのように、何もかも一切合財とりまぜて壊し、どこかで捨ててくる というのはできないことになっていた。処理業者は、再利用できるものは再利用、廃棄するものもちゃんと、最終処分まで確認する義務がある。
もっとも、2007年までは、確認するだけで、報告は、適用されてこなかった。
それが、最終処分まで確認し、報告することになり、建物解体費は、飛躍的に高騰。
それまで、解体費など大した費用計上してこなかったものが、感覚的には倍以上。
規模、構造にもよるけれど、解体撤去処分で、コンクリート造の建物だと、面積坪当たり10万円と言われても、不思議ではない。
建物の解体、撤去、処分など建設費のウチ、捨てるのはタダと思っている経営者が多い中、ご説明に窮した方も多いに違いない。

そういうことなので、内装は内装。外側は外側としての処分が必要になる。
ジョイフルの場合、折衝がどうだったかは分からぬが、一般に内装撤去はテナント負担。
入居テナントからすれば、自分たちが退去したのは、大家さんの都合だろう?となりやすい。
大家の業者の見積もりに、「高い!」とうなってはみたものの、自分で撤去するわけにはいかない。
そこらの折衝も、外見が変わらない原因だったかも。
もうしばらくで解体が始まる。

一方、昨年廃業した北口、すずらん通り沿いの塩原湯は、ついに解体されてしまった。
こないだまで、そこにあった建物が今はもうなくなり、最後まで残っていた煙突が仮囲いされて上から壊されていっている。
かつてを知る私たちは、「通りを歩いていて、前では立ち止まれない」

気がつくと、駅から塩原湯をやり過ごし2-30m?先へ行った反対側に、ハリガネ舎なるレトロっぽい文房具屋さんがオープン。
しばらく前までは、リサイクルショップでしたっけ?
もの珍しさに、御盛況の様子。
お隣の喫茶店とお仲間とか
チェーン店でない、新しいお店ができるのはうれしい。
下北沢がそうだけど、経堂もいろいろなものがある街になっていくといいなと思う。

昔、三河屋酒屋だった角を曲り帰えり道。
あれって、農大通りにある三河屋総本店の出店だったのかな?

いつもは降りているシャッターが上がっていて、「野口屋とうふ店」で旗竿あげたリヤカー引いて歩いてる若い人たちが5-6人談笑している。
ちょうど一日の仕事が終わりのひといき
この一角は、井上耳鼻咽喉科だった。

マスクしていても顔が寒い。そのあとは一心不乱に帰り、覚えてない。

***

柑橘類とお酒を手土産に、
インフルエンザ回復期と思しき友人をお見舞。
おっとマスクしてないじゃない。こちらはマスクで重装備。
「人に染せば治る」
ここにも、こういうのが居る!

***

「牛込柳町っていい街だったの」
「へぇ。そうなんだ」
「あそこの一角だけ、ある時代がすっぽりタイムスリップしてきたみたいで」
「ふーん」
「それが、この何年かで全然変わってしまった。道路は拡張になるわ、新しいビルが建つわ。
雰囲気がなくなってしまった」
「そうだね。街歩いてても、まだ 空地とか空ビルに、モリモトとかアーバンコーポレーションとか看板が残ってる。
知ってる人も居たし、取引したこともある。
今回の不動産バブルは、街をダメにしただけで、あとに何かを残すということをしなかった。
そういうのが嫌で僕は会社辞めたけど、そういう風潮に掉さしたことは否定できないね」

それでも悪いことばかりじゃない。
まだ、もとの値段というわけにはいかないが、物価も去年とは違い、沈静化してきた。
バンバンエネルギーを使って、余計なものを生産する動きに歯止めがかかり、モノを捨てずに修理して使う生活様式が見直されてきた部分もある。

「次の時代」は座して我慢するだけでは決してやってこない。
自分で苦労して、工夫して、働いて
はじめて ようやく 世の中が動き始めるのだ。






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Last updated  January 29, 2009 08:33:51 AM
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