ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2016.09.30
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 知識の断片では有益な商品にならない。商品化できないものは価値がない社会だが、それが人間にとって幸福とは限らない。寧ろ人間性をスポイルし腐敗させてしまう活性酸素でもある。無駄と思われてきた中に人生の価値を見つけようとする人は多い。一点豪華主義で貫き生きようとさえする。それでもそれは張り子の虎に過ぎないだろう。カネのないのは首のないことだろうか。カネが万能であるだろうか。誰もそうは思わないだろう。エゴイストにも愛する家族が必要でもある。小説家は不遜にも人間の姿を描こうとするが、それはどこまで行っても終わらない物語でしかない。この多様で複雑な種としてのヒトを表現できる筈がない。



 すべては無限の瞬間の微睡みの中にある。見えているのは氷山の一角でしかない。人の生命も他の動物も、植物も微生物もみな同じ生き物であり、この地球という奇跡の上に咲いた花のようなものだ。多くのものに支えられてひとつのミッションをその遺伝子の企みによって成し遂げては消えていく。上手く行ったか失敗したか、ほんの気紛れのことでしかない。それを何といおうとそれはそれだけのことだ。 A といい、非A という。自分にあるものが A であり、無いものが 非A だ。生物学的な存在は、世界人口約69億分の1 のスペースでしかない。社会的存在も同じ価値だ。



 何ものかになろうとするから見えなくなる。ふたつの目で理解しようと焦るから世の中が見えない。本当のものは見えないのに真実が判るわけがない世界にいる。汚れたものを隠している社会がある。全部蓋をしている下水道が整備された社会が現代的都市のベースでもある。自分の本当の姿を取り戻すには努力が必要だろう。人間は完璧なロボットになろうとしてはいないか。無理だろう。・・・・・をしないのが長生きのコツだ。






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最終更新日  2016.09.30 13:23:37
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