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2008.12.30
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カテゴリ: 経済
糖尿病・予備軍2200万人

1997年から10年間で1.6倍となり、4・7人に一人となる計算。
06年調査と比べ340万人の大幅増となった。  中略

年代別の人口に占める割合は
70歳以上が37.6%で最も多く、
60代35.5%
50代27.3%
40代15.3%


  以上は、北海道新聞12月26日の第一面の記事です。

かつて「糖尿病」は「帝王病」と呼ばれ、ごく一部の権力者が、贅の限りを尽くした「食生活」の結果、罹病するものでした。
一般市民にとっては「高嶺の花?」であり、病気になりたくても、決して「罹病」できないものでした。
まさしく「贅沢病」であります。

この「帝王病」の疑いがある人が、毎年増え続け、ついには4・7人に一人となっています。
この調査では対象になっていませんが、20歳代以下の人たち、特に小供たちの中にも罹病する者が増えているとの調査もあります。

ここで明らかになるのは、物質的な贅沢を求めて、それを手中に収めた結果、「贅沢」という幻想に惑わされ、人間本来の「食べ物」を捨て去り、人工的な化学的「食品」を大量に継続的に摂取して「帝王?」に君臨している「裸の王様」ではあります。

以下は、お茶の水クリニック院長森下恵一著「クスリをいっさい使わないで病気を治す本」三笠書房(知的生きかた文庫)からの引用です。

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が異常に増加する病気だ。
正常な人の血糖は100mg/dl前後だが、それが200mg/dlにも300mg/dlにも上昇してしまう。
おまけに、血糖は尿に含まれてどんどん排出されてしまう。


われわれの体では、ブドウ糖は物質代謝の基本的物質として働いている。
体細胞の合成にも、エネルギーの産出にも不可欠なものだ。
その貴重な物質がどんどん流れ出てしまうのだから、体がフヌケ状態になるのも当然の話であろう。
では、なぜそんな異常な血糖値になるのだろうか。
それは膵臓の働きが悪くなるためである。


ここではインシュリンというホルモンが製造され、内分泌液として直接血管の中へ分泌されている。
インシュリンには血液中のブドウ糖を燃焼させて血糖値を下げる働きがある。
インシュリンが正常に分泌されておれば、血糖値は100mg/dl前後の正常値に保たれる。

だが、膵臓の働きが衰えてきて、インシュリンが必要なだけ分泌されないようになると、血糖がどんどん増えてくることになる。
そこで問題となるのは、膵臓の働きを悪くさせる原因だ。
しれは動蛋食品、精白食品の過食である。

精白食品とくに白米・白砂糖は消化吸収がよすぎて、血糖値を急激に上昇させる。
それに対して膵臓は、血糖値を一定に保持するためにインシュリンを盛んに分泌して、異常な過血糖の処理にあたる。
こんな状態が1日に何度も反復しておこれば、膵臓は疲れはててしまい、ついにはインシュリンの製造、分泌がすストップしてしまう。

これに拍車をかけるのが動蛋食品(肉、牛乳、卵)だ。
膵臓はインシュリンだけでなく、消化液(膵液)も分泌している。
この膵臓は蛋白質を分解する際に重要な働きをするものだが、動蛋食品をとると、その需要が非常に大きくなる。
膵臓は膵液の分泌にもはげむが、ついににはくたびれてしまう。
そうなると、インシュリン製造能力も弱体化してしまうのである。

糖尿病になると、動脈硬化がきわめておこりやすくなるのは、高血糖状態になると、血管壁に脂肪変性がおこりやすくなるからだ。
動脈の細胞の中には、ほんのわずかではあるが、インシュリンが蓄積されている。
そこでは、細胞の働きが正常におこなわれるように働いているのだ。

血液中の糖分が高くなり、しかも膵臓からのインシュリン分泌が衰えてくると、動脈壁中に生理的に含まれているインシュリンも動員されることになる。
動脈壁に弾力をもたせるとともに、動脈壁の細胞が正常な機能をおこなえるように働いているインシュリンが、血液中に流れ出てしまうと、動脈壁の細胞に脂肪変性がおこる。

細胞内に、生常時にはみられない大量の脂肪沈着がおこるのだ。
こうなると、動脈壁細胞の働きは著しく弱められる。
これが動脈硬化である。
動脈が硬化すれば、必然的に血圧も上昇し、それによっていっそう動脈硬化は悪化していく。

                           引用終了

糖尿病に罹病する原因をご理解していただけたのではないかと思います。
そして、糖尿病では死ぬことはありませんが、
糖尿病から「動脈硬化」となり、心臓疾患・脳疾患などを患い、それが「命取り」になることも再認識していただけたものと思います。

大変、僭越ではありますが、森下先生のこの記事に「蛇足」を加えさせていただきます。
それは
「精白食品とくに白米・白砂糖は消化吸収がよすぎて、血糖値を急激に上昇させる」という部分です。

あらゆる生命は、他の生命のいただいて、健全な心身を維持しております。
あらゆる生命は、その自体、つまり、生命全体としてバランスがとれています。
ですから、生命は、その他の「生命全体」をいただくことで、バランスがとれた「摂食」となり、その結果、健全な心身を維持することができると言えます。

このように「生命全体」をいただくことを「全体食」と言います。
一方、分解・破壊された部分を食べることを「部分食」と言います。

例えば、
白米をたべることは、稲の種子の「部分食」、
白パンは、小麦の「部分食」
白砂糖は、テンサイトウの「部分食」
刺身や切り身は、魚の「部分食」です。

日本人、特に戦後のそれは、徹底した「部分食」になってしまいました。

我が人類も、その数十万年の間、他の「生命全体」をいただいてきました。
しかし、いつしか、道具が作られ、機械が製造されて、「生命」という「食べ物」を破壊・分解、そして加工・貯蔵して「食品」なるものを製造し、これだけを食べるようになりました。

お分かりのように、破壊・分解そして精白されたものは、最早、生命(全体)ではありません。
単なる「カス」に過ぎません。
私たちの腸様は、その永い歴史の中で「生命全体」を分解・再構成・消化・吸収していく生理を獲得しています。

しかし、この100年位前に出現した不自然な「カス」を上手に処理できないでいるのです。
この上、この「カス」が毎日、大量に、継続的に侵入してきているのです。

ついに腸様、膵臓様は、絶え間ない残業に疲れ果てて、「過労死」状態です。
これが「糖尿病」です。

さて、同書に載っている「治療のポイント」を下記に引用いたします。

1.精白食品は厳禁。
白米、白パン、白砂糖などの精白食品は血糖値を急上昇させて、膵臓を弱らせ、動脈硬化を助長する。

2.肉、牛乳、卵をやめる。
動蛋食品は膵臓を著しく疲れさせ、インシュリンの分泌を悪くする。

3.過食をやめる。
過食は消化機能の減退を招き、代謝をいよいよ混乱させる。

4.玄米・菜食に切り替える。
根治の決め手である。
それに体質に合った健康食品と薬草茶をプラスするのが、基本原則である。

5.ストレスを上手に解消する。

6.体重を落とす。
減量すると、脂肪分と一緒に老廃物も排泄される。代謝は正常化し、筋肉も強靭になり、スタミナのある体に回復する。

7.白砂糖はやめ、黒砂糖に切り替えを。ただし過食は避ける。

更には、糖尿病に効く「食べ物」として「朝鮮人参」「ニラ」「ネギ」「ニンニク」「カボチャ」などを上げております。                     
                               引用終了

他の生命に感謝申し上げ、その生命全体をいただく「全体食」をいたしましょう。

(貴方様の生命全体を)いただきます。

(貴方様の生命全体をいただき)ご馳走さまでした。

ありがとうございます、
感謝をこめて
「食は命なり」。







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Last updated  2008.12.30 13:27:27
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