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伊東淳一シェフは、フランス料理に日本料理の技法を活かした第一人者といわれ、恵比寿にエルルカンを営業し、湯河原に二号店として移転した。
ほかに、奥湯河原にアンリ・エルルカンという高級店もある。

去年の初夏、快晴。
箱根からターンパイク、湯河原パークウェイを下り、トンネルを抜けて、林の中を少しくねくねと。見事な竹林の中に、エルルカン・ビスはある。
連れを降ろして、さらに奥の駐車場へ。急で狭い坂を下ったところにある。高級車ばかりなのに大変だろう。
店の前まで戻り、石段を下りると、竹林の中にエルルカン・ビス。
やさしい塗り壁の和洋が融合した建物。

店内は、細長く、結構ひろい。
白の塗り壁、漆黒の柱と窓枠、墨色の天然石の床、一面の窓からは竹林。

まずは飲み物。
ウーロン茶525円。エビアン630円。+サービス料10%。
ほか、グラスワイン945円、ビール小瓶630円と高めだが、料理がお得なので、合わせても高くはない。
一人は、Rayons 木漏れ日のランチ3675円。+サービス料10%。
アミューズは、チーズパイは風味と香りよく、さっくり。ミニシューも香ばしい。

グリーンペッパー風味のノルウェーサーモン ビーツソースは、こってり脂ののったサーモンと新鮮野菜に、こってりオイルとペッパーで味付け、ビーツはあっさり見た目よく。とてもおいしかった。

パンは、皮みしっとめ、中もっちりで、風味もまずまず。
赤海老のレア-グリルとじゃがいものマリネは、海老がぷにぷに、ジャガイモこってり、新鮮なイクラと野菜を付けて、とてもおいしかった。

本日のスープは、ジャガイモのビシソワーズ。ゴマとスパイスが少し浮かんで、クリーミーでひんやり上品な味。とてもおいしかった。
メインは、肉か魚から魚を。イサキのポワレ トマトのメキシコソースは、ほっくり白身にトマトソースが合って、なかなかおいしかった。

デザート2品。
フルーツとアイスは、マンゴーやキウイなど甘ずっぱ、こってりめすっぱみのあるヨーグルトアイスも合う。
スペシャリテのブラジルプリン。ぷるぷるやわらかで、ココナッツミルクと練乳が入って甘く、こってりしっかり味、カラメルちょいにが、絶品だった。
コーヒーは、濃いめしっかり。
もう一人は、Saveur 陽射しの中で宵の趣を。5250円。+サービス料10%。

アミューズは、チーズパイとスープで同様。
天然平目のレモンマリネ きゅうりとバジルソースは、ぷにぷに新鮮な平目にレモンとオイルですっぱこってり、さらに新鮮な野菜とイクラも合う。なかなかおいしかった。

バゲットは同様。
豚肉とフォアグラのキョフテ 新ごぼうのブイヨンは、豚肉しっかりとフォアグラこってりでゴボウもはいったトルコ風ハンバーグを豚バラでくるみ、ゴボウのしっかりブイヨン、風味が渾然となって絶品だった。

アイナメの焼き蒸し オレンジのエマルジョンソースは、皮パリ身はほくほくアイナメに、オレンジのソースが面白く、なかなかおいしかった。
仔牛のパン粉付け焼き ザンガラソースは、パン粉が香ばしく、肉はやわらかジューシー、肉汁とトマトなどのソースも合う。とてもおいしかった。

小さなごはんもので、岩のりとニンジンの混ぜごはん。海苔の風味がよく、おいしいお茶漬けになりそう。
デザートは同じ。

ブラジルプリン、やっぱり絶品。
エスプレッソは、濃くて、香りも味わいもよい。
デザートとコーヒーはテラスでいただくこともできた。
奥には足湯。癒やされる。
しめて2時間。最後は、シェフが笑顔でお見送り。
エルルカン・ビス。
緑あふれる湯河原で、おいしい魚・肉・野菜・水を使って、和をとりこんだおいしいフレンチ、サービスもていねい、お得で眺めもあって、全体の完成度はかなり高い。東京から移転してきて正解だろう。
ミシュラン一ツ星、箱根・湯河原地区を代表するフレンチというか、日本が誇るフレンチの一つだろう。
もちろんいつも満席、予約は必須。近くにあれば、四季毎に行きたい。
http://herlequin.com/herlequinbis/index.html
エルルカン・ビス
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上744-49
0465-62-3633
ランチ:11:30-14:00(L.O.)
ディナー:平日・日曜17:30-20:30 (L.O.)、休前日22:00 (L.O.)
水休
駐車場あり
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