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どちらも暗い星空が必要で、光害にまみれた日本では、自宅で見れるものは月と惑星と太陽だけってことで、そっちに走るのもやむなしだし、ハマると面白いんだけれども。
まずは、 オリオン座の大星雲M42
。
これからの季節の主役。
暗い夜空なら、肉眼でもオリオンの三つ星の下にぼわんとみえる。
汚い写真でスミマセン。
でも、コレ、 sky90 + po35 + RX100コリメート、TGLA経緯台
で撮ったもの。
F1.8 1/2s ISO25600(マルチショットNR)。
6等やっとの空。
そう、例のミザールのアダプターを使ってはいるけど、手持ちでも撮れるのだ。
肉眼でも小さめの鳥にはみえるのだが、それよりよく見えている。
ちなみに、
合成焦点距離=主光学系焦点距離×カメラレンズ焦点距離÷アイピース焦点距離
500x10.4/35=149mm
合成F値=合成焦点距離÷主光学系口径
149/90=F1.7
換算合成焦点距離=主光学系焦点距離×デジカメ35mm換算焦点距離÷アイピース焦点距離
500x28/35=400mm
なので、400mmF1.7となるが、RX100は開放でF1.8なので400mmF1.8となる。
418で18万なら安い? てか、F1.8になるコリメート撮影でISO25600が使える、まさに暗い星雲を写すために最適だ。更にセンサーが大きくなるとFは大きくなってしまうのでちょうどいい。
実際、手持ちレベルでここまで写るし、経緯台でお気軽観察、昔ならスケッチのところをRX100でコリメート撮影できて、超お気軽観察&撮影だ。自宅なら、数分で撤収までできてしまう。
さらに、
倍率=主光学系焦点距離÷アイピース焦点距離
500/35=14
射出瞳径=主光学系口径÷倍率
90/14=6.4mm
デジカメ有効径=デジカメ実焦点距離÷デジカメF値
10.4/1.8=5.8mm
6.4mmの光束に対し5.8mmなのでわずかにロスはあるが、他のコンデジだと酷い結果なので、RX100さまさまだ。ほんと、星のコリメートにドンピシャリのセンサーサイズなのだ。
視野は、RX100の28mmの対角線画角74度に対し、po35は見かけ視界68度なので、⊂⊃のようにケラレる。
コリメート撮影の画角=デジカメ35mm換算焦点距離×倍率
なので、392mmとなり対角6度ぐらいになりそうだが、上記のケラレがあるので実測で長辺4.4度・短辺2.8度ぐらい。
イメージの分角=80000/換算合成焦点距離
の式だと200'で短辺3.3度なのだがRX100は3:2フォーマットで短辺が更に短くなるからこんなものかな。
いずれにせよ、視直径1度のM42は余裕。上の写真の長辺は1.3度、実際は対角方向だったので4.8度ある。M31で、視直径191'x62'なので、ほとんどの星雲・星団は写真におさまる。
ただし、sky90とpo35の組み合わせだと中央1/3は鋭いが、その周辺はコマ収差と色収差が結構ある。使えるのはちょうど写真の長辺より少し長いぐらいだ。それでも十分な広視野だし、sky90は元々、眼視はそのまま、写真はフラットナーレデューサー必須の設計。レデューサーを使えば407mm、コリメートだと326mmF1.3->F1.8となり、若干のロスはあるが、さらに広視野で周辺星像もよくなる。また、色収差はLightroomで消せるしね。
コリメートの急所
http://homepage3.nifty.com/SHADO/astro/collimate.htm
上記を参考にしました。ありがとうございます。
M42
sky90 + po35 + RX100コリメート、GPD赤道儀+D2M
F1.8 30s ISO6400
赤道儀で30秒追尾すると、こんな感じ。RX100にはバルブもあるがレリーズが必要だし、普通に設定できるのは30秒まで、さらにマルチショットNRならISO25600までいけるが6枚合成で時間がかかるしjpeg専用なので超微光星がNRで消えがちでDRも9EVと並になる、となると、すごい暗い星雲はISO25600、そこそこの明るさがあるものはISO6400のRAWで撮った方がよいだろう。
まっ、M42のほぼ全貌がなんとか写っているし、鳥の頭のM43の周りのガスもばっちりだし、上下のオマケのガスも写っているし、十分だろう。
色は赤くすることもできるが、実際はこれぐらい青紫なので。赤めのHαもそこそこ写っていると思う。
さすがに、赤道儀なのでお手軽とはいえないが、sky90、GPDともに軽量で運びやすいし、きちんと合わせれば数分までならノータッチでいけるし、気軽ではある。ピントも液晶とAFで合うし、MFで追い込むこともできる。
M42
C8EX + po35 + RX100コリメート、GPD赤道儀+D2M
F1.8 30s ISO6400
口径20cmのシュミカセで、コンパクトで大口径、球面収差も色収差もほとんどない。ただ、光軸の狂い、温度順応、副鏡による遮蔽、補正板の影響などで、像やコントラストが甘くなりがち。それに対し、C8EXは、主鏡、副鏡は4層スターブライトコーティング、補正板は5層EXコーティング、内面塗装はDB塗装、補正板と主鏡のマッチングなど、改良し、なかなかだ。さすがにコントラストはsky90より甘いけど、暗い星空とシーイングが良ければ、きっちりと大口径なりの像をみせてくれる。
1626mm F3 58倍。視野は、四隅が少しけられるぐらいでほぼフル、長辺50' 短辺36'ぐらい。上の写真の横はいっぱい、縦は1.8倍ぐらいある。でもちょっと、既に周辺光量が落ちてるのが分かり、更に周辺はひどい。ソフトで補正はできるけど。
F3なのでsky90より暗めだが、細かい模様、微光星の写りは格が違う。
M42
C8EX + po35 + RX100コリメート、GPD赤道儀+D2M
F2.8 75s ISO3200
少し絞って、ISO下げて、バルブで長時間にしたら、もっときれいにうつるのかなと思って。後で考えたら、この条件だとRX100がF1.8だろうがF2.8だろうがF3だった。
M43の周りのガスも写って、もう一段ぐらいよいのだが、全体の赤いのが、ガスなのか周辺減光のなせる技がちょっと不明ってぐらい、減光がひどい。
ちなみに、後付けレリーズまだ買ってないので、手で75s押し続けたのでブレた。
M31アンドロメダ大星雲
sky90 + po35 + RX100コリメート、GPD赤道儀+D2M
F1.8 30s ISO6400
見ての通り、アンドロメダ大星雲だ。銀河系のとなりの銀河。
30秒でここまで写るとは、恐るべし、RX100コリメート。
ああ、レリーズが欲しい。
M45プレアデス星団
sky90 + po35 + RX100コリメート、GPD赤道儀+D2M
F1.8 30s ISO6400
「我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ」
まさに蒼白きスバルに照らされ、寒々とした空だ。
30秒でここまで青いガスも写るなら、、ああ、レリーズが欲しい。
以上、何年かぶりのまともな天体観測の一晩の成果。
RX100、やばいなあ。
sky90、po35とのコリメートだと、手持ちで眼視以上に写るし、30sでもそこそこ星雲や星団や銀河が写るし、視野も広い。
周辺のコマ収差はフラットナーレデューサーで何とかなるし、後付けレリーズを付けて、さらに長時間露光したら、どんなにか。
C8EXでのコリメートもそこそこの広さで、ディープスカイの小さな天体を写し出すのには最適だ。
次の新月が楽しみで、わくてか状態。
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