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Oct 21, 2011
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カテゴリ: カテゴリ未分類
バァの病室は7人部屋である。

寝たままのご近所さんの顔はわからないが、
だいたい80歳代のよう。
声はもちろん筒抜け。

あるご婦人は、
1日中絶え間ないくらい、
「おねえさ~ん」と叫んでいる。
どうやら看護師さんを呼んでいるらしい。

「おとうさ~ん」に変わっていた。

別のご婦人は、とても腰が低い。
食事の介助をしてもらうと
いつも、「おいしいです、ありがとう」
丁寧にお礼を言う。
ドクターの回診時には
「いつもあんなおいしいもの食べさせてもらって
本当にかまわないんやろか?」と訊ね、
最後にはたいてい、
「今日はここに泊まらせてください」
そうお願いしている。


洗面器でガンガン壁を叩く。
隣はナースセンターなので、
看護師さんがすぐにとんでくる。

バァのお隣さんは、1日に何度も
ナースコールする。

尿とオナラがでないという訴え、など。
オナラはちょっと前には出ていたし、
尿もでてますよ、と看護師さんが説明しても
聞く耳を持たない。
ある意味、口が立つ。
そして言ったそばから
ブーッ、と盛大な音を出す。
「もう治ったから退院するんで
院長先生を呼んで」
1日中そう訴えた翌日退院した。

どこにでもいるのが世話好きなご婦人。
この部屋のご婦人は若手で70代くらい。
ご近所をまわっては余計なことをいい、
看護師さんに叱られている。
「あなたの症状は私とおんなじやわ。
それは胃の検査してもらった方がいいよ」
「あぁ、胃ですかね?」
「私は胃はなんともなかったけどね」
えぇ? …突っ込みどころ満載。
何人かいるうちの男性看護師の一人がお気に入りで、
「次の休みいつ?」と
お出掛けに誘ったりしている。
ていうか、外出許可おりるのか?

新しくバァのお隣さんになった人は
まったく食事を摂らず
着替えも拒否して服のまんま。
説明を受けた家族さんが入院をあきらめる。
ハンスト成功。

いろんな人がいて、
ちょっと笑えるが、ちょっと切ない。
なんだか負の空気が蔓延しているような気がする。
病院は長居するところではない。





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Last updated  Oct 21, 2011 06:22:18 PM
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Comments

くま娘 @ Re:バァと私たちの1914日(09/22) 久しぶりに訪問致しました。可愛いバァが…
チェリー@ Re:バァと私たちの1914日(09/22) 突然にお二人のところにバアが舞い降りてか…
tama@ Re:バァと私たちの1914日(09/22) おばぁちゃまの笑顔の写真を見てまた、涙…
petit bois@ Re:バァと私たちの1914日(09/22) 残念です。 普通ではできないような看護を…
雪之嬢2005 @ Re:バァと私たちの1914日(09/22) お久しぶりでございます。 コメントは数年…

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