快風身体均整院

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2022年06月03日

よく行く牛タンのお店で先日、定食が来るまでいつものように、小鉢をつまみながらの一杯でしばらく過ごそうと思っていたら、ビールが来てから間が空いた後、定食のお盆に一緒に載せられてきました。

店員さん達は皆若くて、きっとお酒をあまり飲まないタイプ。今度は小鉢が先がうれしいなと伝えようとしたけれど、めんどくさいおっさんと煙たがられるのも嫌かもと思ったり。

でも、まだ酒好きでなかった20代の頃に勤めていた職場での、課内のちょっとした打ち上げで、課長代理に「ビール、みんなの分、買ってきて」と言われてビールだけ人数分買って戻ったとき、「ビールだけって奴があるかっ。当然つまみもだろっ」と叱られて覚えた酒飲みの感覚を、次世代に引き継いでいく役目は大切、とも。

『トップガンマーベリック』ではピート（トム・クルーズ）が、若いエリートパイロット達に最初は煙たがられていたけれど、最後にはとても大事なことを伝え、また自分も彼らから学んでいました。私も次はピートを見習おうと思いながら、美味しく牛タンをいただきました。

最初のトップガンが大ブームになったのは、高校を卒業して東京に出てきたばかりのとき。フライトジャケットMA-1を街でたくさん見かけました。

私ももちろん、薄茶色の革ジャンタイプを上野のアメ横で購入。バイト暮らしには大きな出費でしたが、それでも嬉しくて大満足でした。

何日か経ったある日、遠距離恋愛中の彼女に会いに上京してきたところで別れ話になり、落ち込んで訪ねてきた高校時代の友達。

携帯やメールのない当時は、留守番電話で連絡を取り合ったり、ときにはアポ無しでアパートに訪ねてくることもよくありました。

六畳一間の狭い部屋でずっと話を聞いていると余計に暗くなってくるので、外を歩こうと誘ったのが失敗。家からかなり離れたところで土砂降りの雨に。

……と、トップガン1でのトム・クルーズとは全然違う青春でしたが、MA-1、今でもまだ持っています。

コスプレとして着て、もう一度観に行こうかな。いや、もう暑いか。でもマーベリック、また観に行きます。