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おじ、おばの距離


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2002年07月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 大阪での講座の次の日は休みということが多かったのだが、集中講義の真っ最中で月曜もしっかり講義をした。昔精神科に勤務していた頃も当然月曜日は勤務だった。就職するときの条件として講演をすること(基礎講座も含む)、大学院の非常勤講師も続けるということが取り決められていたのだが、実際問題としては、当然のことながら本業に差し障りがあってはいけないわけで、何食わぬ顔をして出勤するのはなかなか大変なことだった。勤務最優先なので講演はあまりしていなかった。今は誰の顔色をうかがうこともなく講演や講義ができるのはありがたい。先週来講義がまとまってあるので少しきついが身体は疲れても充実感はある。

 講義が終わってから学生が質問にくる。教室の外の廊下で呼び止めれることもあれば、講師の控室にいるときに学生からの呼び出しがあることもある。講義を聴いて友人のことで相談したいというような内容である。どのクラスも人数が多いのでなかなか学生の顔を覚えられないが、個別、あるいは少人数のグループと話をすると顔を覚えることができる。

 夕方までもう一人の先生と僕だけが控室にいた。間があくのはしんどいですね、というような話。僕はずっと寝てますよ。4コマもあったら寝ないといけないですよ。その先生は僕とは違って机に向かってずっと勉強されている。僕は本を読もうと本を出しても、コンピュータを起動しても何もしないで寝てしまう。

 辻邦生の『言葉の箱 小説を書くということ』(メタローグ)続き。

 自分がいつもそこに身を置けば、どんなに宇宙が崩れようと、平気だ、と思える、また、そこに身を置けば、楽しく、いきいきとしていられる「生命のシンボル」を発見し、それを伝えたいといっている。それは、その人の生きる根源の力、ひとつの信念、確信となっている。

 はたして僕にとっての「生命のシンボル」は何か。

 僕にとっては哲学であり、心理学であり、愛する人の交わりである。

 辻はさらにこんなことをいっている。

 人生は一度きりである。だから、「あしたもあればあさってもあれば、きのうもあって、きょうなんてどうでもいいや、ではダメなんです」今のこの世界からしか生命のシンブルはつかめないし、本当の創造力も生まれてこない。



 よく考えながら寝よう…





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最終更新日  2002年07月30日 02時42分28秒
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