>バグダッドから発信されるブロッグ

 辞書を片手に英文とにらめっこですが、アルジャジーラ英語版を覗いたら、遥か遠くのメディアだと思っていたものが近く感じられて何てもいえない気持ちになりました。

 英語を学ぶ意味が、昔とは違ってきています。

(2004年02月02日 08時39分06秒)

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2004年02月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 僕の鍼の先生の 中根さんのホームページ が完成したのでリンクしたところ、僕のページの 掲示板 にも書き込みをしてもらえた。「知らない場所で、知らない誰かと繋がっていく。不思議だけど、エキサイティングな経験ですね」と書いてられるのは本当にそのとおりだと思う。 Baghdad Burning というブロッグをリンクしたのだが、イラクが今どうなっているかよくわかる。戦争前はほとんど眠れなかった。夜はずっと爆弾が落ちる。飛行機と爆弾の音を聞きながら、ずっと起きていて部屋の中で丸くなっていた。今は略奪のために眠れない…という話。また停電が毎日長時間もあり、洗濯機を使えないので手で洗う話とか、アメリカがバックアップするイラク統合評議会が女性の権利を抑圧する法律を作ろうとしている話などが語られている。もとより書いている人がどんな人か知らないのだが、遠く離れたイラクの女性の生の声が直接届いてくる。こんな経験をすると、一人の力は意外に大きいかもしれないと思う。

 大阪府知事選で太田房江氏が再選を果たした。いつも思うのだが、あまりに早く「当選確実」が報じられると、投票に行ったかいがないと思ってしまう。

 国会の審議とは関わりなく、陸上自衛隊の本隊に対する隊旗授与式が行われた。この式に間に合わせるべく、派遣承認案の採決を強行したものと思われる。3日に派遣されるというのだが、どうなることか。

 自民党の中川秀直国対委員長は今回の自衛隊派遣に絡んで「現行憲法との乖離が目を覆わんばかりだということがはっきりした。憲法改正の議論の大きなきっかけになったことは間違いない」といった。「目を覆わんばかり」とはよくいったものだ。誰がそんなことをしたのか。

 さらに、憲法改正の具体的な手続きを定める国民投票法案の今国会提出に改めて意欲を示したというが、国民投票法案がどういうものか調べなければならない。憲法は国の最高法規であって、その改正については憲法自身が厳格な要件を定めている。憲法第96条は第1項で「この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」と規定し、第2項で「憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体をなすものとして、直ちにこれを公布する」と規定している。

 何度も繰り返して書くが、99条にはこう書いてある。「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」。軽々に首相らが憲法改正を口にする、昨今の状況は目を覆わんばかりである。





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最終更新日  2004年02月02日 01時07分32秒
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Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
やまじゆみこさん
 英語を勉強したのは、英米文化を学ぶためではなかったのですが、ですから英語が特に好きというわけではないのですが、英語がわかると情報量が増えるのは残念ながら本当のようです。紹介した二つのブログを書いている人の英語のよういは書けませんが、英語でも書いてみたいと思います。 (2004年02月02日 08時56分29秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
keiko さん
Ichiro様
 こんな事を今更書いたら笑われそうですが、テロを起こす人、あるいは起こそうとしている人は、何か目的があるのでしょうか。アメリカの統治への反発から発するものなのか、何かはっきり見えてこなくて。 
 外側から、眺めていると時代劇に出てくる「悪徳代官」にブッシュさんが見えてきます。ドラマだともうそろそろ国連に手綱を渡しても、という具合にはいかないのでしょうね。先を見据えた大きなこころを持った大国「アメリカ」と言われるようにと願っても無理な話かな。

(2004年02月02日 10時57分41秒)

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
keikoさん
http://homepage.mac.com/ichiro.kishimi/iblog/B343289101/C220359778/E2073611591/index.html
 自国がどこかの国に侵略されたとしたら何をするか考えてほしい、とあるイラクの人は訴えています。抵抗する人はテロリストではなく普通の人だ、と。いろいろな見方があって、略奪する人や自爆テロをする人を否定するイラク人もいます。アメリカのバックアップする統治評議会に反感を持つ人たちもいます。なかなかむずかしい。あれほど長く自分たちを見捨てておいていきなりイラクに民主主義を、とというアメリカに反発する人もいますし、長年にわたって経済統制をした国連に反発する人もいます。 (2004年02月02日 11時10分35秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
keiko さん
Ichiro様
 そうですね、日本が戦後復興したいきさつと、イラクの復興の意味を間違えないようしないといけませんね。日本は自らアメリカに戦争を仕掛けていったのに対し、イラクは突然、大儀なしに戦争を始められて、何もかも壊され、壊して復興ですからね。
 メソポタミア文明に思いを馳せると、今一番輝いていなければならない国、イラクなのでしょうが。自然の産物、石油が災いしているのでしょうか。 (2004年02月02日 11時39分00秒)

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
keikoさん
 石油のことは政治家の頭にはいつもあるのだと思います。
 娘の口癖に「そんなんありえない」というのがあります。イラク戦争はありえない。アメリカのいうところの戦争の大義を信じ、いち早く支持した日本政府でしたが、今、その大義が怪しくなりました。それなのに、議論はもういい、自衛隊員に声援を送ろう、というようなことにしてはいけないと思うのです。隊旗授与式の様子、見られました。諸君は戦争に行くのではない、テロを一掃するために行くのではない、と首相は絶叫しますが、皆、自動小銃を持っているのです。あんなにたくさんの隊員がやってきた時、学校ができる、病院ができる! とサマワの人は喜べるのでしょうか。僕なら怖い。 (2004年02月02日 11時48分41秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
tbird さん
こんにちは。まだ全部読んでおりませんし、読める分量でもありませんので
躊躇していたのですが、一つ疑問が。

>Ichiro_Kishimiさん
>皆、自動小銃を持っているのです。あんなにたくさんの隊員がやってきた時、学校ができる、病院ができる! とサマワの人は喜べるのでしょうか。僕なら怖い。
-----

イラク人の場合、ちょっと前まで徴兵制度もあったし、
いわゆる秘密警察もあったし、どのみち顔かたちですぐに判別できる
日本人が数百人、重火器を持ってきたところで怖いと思うとは思えませんが。

(2004年02月02日 12時18分14秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
keiko さん
Ichiro様
 私も「そんなんありえん」と思い続けていましたが、湾岸戦争が始まった時にはショックでした。
 先生とは多分別のワイドショーだと思いますが。スコット・リッターという方の紹介をしていました。1991年から98年までの7年間イラクの査察現場で米国主任捜査官として活躍されていた人ですが、やはりイラクには大量破壊兵器はない、戦争の大儀はなしと発言されていました。東大(駒場)での講演などが検索から見られます。
 サマワの市民は今は友好的かもしれませんが、日本の自衛隊がアメリカの同盟国としての任務だと知った時にどんな反応になるかが怖いですね。 (2004年02月02日 12時39分20秒)

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
tbirdさん
 そうですね。日本では銃を持っている人を見かけませんから、感覚は違うかもしれません。でもどうでしょうね。戦時でなくよほどのことがなければ銃が使用されないというのであれば、我々が警官が持つ銃を怖れないのと同じかと思いますが、今の治安状態であれば(治安状態は悪くないという報告があったわけですが)自衛隊が発砲する可能性はないとはいえないとすれば、そしてその発砲に市民が巻き添えになる可能性があるとすれば、少し話が違ってくるのかもしれません。ウィーンから帰る時、突然空港が閉鎖されたことがありました。自動小銃をもったウィーン軍の兵士が警備にあたっていましたが、日本では見たことがなかったので僕は怖いと思いました。その時のことを思い出しましたが、可能ならばイラクの人にそのあたりのことをたずねてみたいと思います。 (2004年02月02日 12時43分43秒)

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
keikoさん
 参院予算委員会はもめているようですね。まだ自衛隊の派遣は承認されたわけではありません…一体何が起こるのか。何事もなければいいわけですが(万一のことがあれば取り返しがつかない人の命。日本人であれ、イラクの人であれ)、何事がなくても、自衛隊の派遣は間違っている、と僕は考えています。 (2004年02月02日 13時23分29秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
まるちゃん さん
先日、アマゾンのURLを載せさせていただいてしまった本に引用されていた一文に下記のようなものがありました。

「間違ったとき、あまりがっかりしてはいけない」リーソンは静かな声で言った。「その間違いから学ぼうとする態度がある限りはね。人は、正しい理由で間違っている場合の方が、間違った理由で正しい場合よりも、学びが大きいものだよ」。---ノートン・ジャスター「マイロのふしぎな冒険」

自衛隊の派遣は「間違った理由で正しい(と思いこんでいる)場合」なので、将来なにか薄々、あれ?っていうほころびが目に入ったとしても全然学ぼうとする態度も無いし学べる可能性も少ないのかな。と思うと余計に心配になってきます。 (2004年02月02日 15時22分43秒)

ついしん  
まるちゃん さん
ええっと「間違った理由で正しい“と思いこんでいる”場合」というのは、そうじゃない人から見ると「間違った理由で間違っている」場合。 (2004年02月02日 15時29分29秒)

Re:Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
Ichiro_Kishimi  さん
まるちゃんさん
 為政者の観点からは、間違った理由からだが、正しいと思わせようとしている場合、といえるかもしれません。何もかもわかっているのではありませんか? (2004年02月02日 15時52分09秒)

Re:イラクからの声が聞こえる(2/1)  
まるちゃん さん
Ichiro_Kishimiさん
>何もかもわかっているのではありませんか?

なるほど。そうなのですね。悪いヤツラですね! (2004年02月02日 16時07分49秒)

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