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2004年02月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 高校生の署名運動の続き。小泉首相は、「先生方が、自衛隊は戦争に行くんです、武力行使です、憲法違反ですと言ったら問題だ」といったが、政治家が教育に介入しようとするのは問題である。さらに、「先生は政治活動より生徒の教育に精を出してほしい」というが、政府の立場とは違うことを教えることは「政治活動」なのか。

 小泉首相は高校生の嘆願書を読まずに批判した。駐レバノン特命全権大使だった天木直人は、政府がイラク戦争を支持することに反対して総理、官房長官宛に公電を送ったが、無視されたという。辞職勧告を受け、外務省を辞めた天木は『さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない』(講談社)を書いた。外務省の腐敗を突く本書はおもしろいのだが、外務官僚、政治家の個人名をあげて批判する第三章はただの暴露本のように見える。もう少し違う書き方があったのではないか、と思う。

 金原ひとみの『蛇にピアス』(集英社)。ピアスの拡張にハマっていたルイは、「スプリットタン」という二つに分かれた舌を持つ男アマとの出会うというところから話は始まる。文字で読んで想像される痛みは現実の痛みではもちろんないが、思いがけずリアルに感じられる。ストーリーというほどのストーリーもないが、一気に読み終えた。芥川賞受賞作ということだけで比較するというのもどうかと思うが、綿矢りさの『蹴りたい背中』もはるかに面白かった。綿矢のは中途で何度も読むのを止めた。二人ともまだ寡作なのに芥川賞を受賞したことを問題にする人もいるが、彼女たちはこれからの作品に期待されることをプレッシャーに感じることはないかもしれない。

 安倍晋三幹事長の学歴が問題にされている。「今」の政治家として資質は問われるだろうが。若い頃、数年どこの学校で学んだかということがその後の人生にどれほど大きな意味を持つか疑わしい。その後はるかに長い人生を生きる時、研鑚を重ねなければ身につけた知識は消えてしまうだろう。学生の頃の専門とは違った関心を持つようになることも当然ありうる。昔取った杵柄に固執できるには世の中の変化はあまりに激しい。





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最終更新日  2004年02月05日 23時14分48秒
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