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おじ、おばの距離


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2004年04月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日も進展なくいよいよ心配。自衛隊の撤退を一つの選択肢として残すことすらしないで、救出の交渉がうまく進むのか。それどころか、航空自衛隊の派遣隊員第二陣がクウェートに向けて出発したという記事を読み、驚く(驚いてばかりだ)。まだ人質事件が解決しておらず、治安もさらに悪化しているというのに、せめて延期するというような配慮はなかったのか。自衛隊の撤退が要求されているというのに、撤退どころか、あらたに派遣することがどう受け止められるかというようなことは考えないのだろうか。

 体調不良を訴えていたアメリカ軍のサマワからの帰還兵の尿から劣化ウランが検出されていた、と元アメリカ陸軍軍医のアサフ・ドラコビッチ博士が報告している。自衛隊員の被爆の可能性も極めて高いということである。

 生や死は哲学の中心的なテーマだが、基本は身の回りの(イラクでも心理的には近い)出来事から切り離して考えることはできない。

 THE BOOMに「釣りに行こう」という曲がある。この曲は矢野顕子ヴァージョンがあるが、宮沢和史が学生時代から矢野との共演を願っていて、「祈るような気持ちで」共演を申し込んだところ快諾されたというもの。宮沢は矢野との共演を想定してこの曲を書いたという。

 宮沢の最新のアルバム『SPIRITEK』所収の「何もいらない」で宮沢は矢野と共演している。矢野はピアノを弾いている。ピアノの音色が僕を誘った。二人の個性がうまく歩み寄った時に、ぱっと花開くようなテイクが取れる。その後はいくらやっても同じものは録れない、そんなふうに宮沢は語っている。プロデューサーの吉野金次氏は、力一杯歌う宮沢に矢野が素早い反応を見せたというが、矢野は宮沢が私のピアノをよく聞きながら歌っていたという。共演というのはこういうのをいうのか、と思った。矢野はいう。「宮沢さんが、わたしのピアノをよーく聞きながら歌っている時、それは特別な空間を二人でつくっている時なのです。そこには誰も入れてあげません。意地が悪いのです、わたしは。だって、誰にもこれを邪魔されたり、壊されたくないんですもの」このような一回きりの特別な経験は何にも代え難い。このような時、人はミンコフスキーのいう「生きられる時間」(Le Temps vecu)の中にあり、加藤周一のいう 「美しい時間」 の中にいる。そのような時間を奪う戦争に反対する。





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最終更新日  2004年04月12日 23時01分47秒
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