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きものせいかつコンシェルジュ ともみ

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2005.12.18
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テーマ: 着物(543)
カテゴリ: きものでお出かけ


早速買ってみた日のこと。 ページを開くと、和情緒あふれるお屋敷の縁側に腰掛けている女性(ヒト)。 背後の椅子には憶えがあります・・・あっ、広尾の「THE HANEZAWA GARDEN」だ。 数年前わたしが、あの男性(ヒト)と初めてあった時、腰掛けた椅子。 

初秋の満月のある晩、社会的にみたらもう立派に「トウのたった」独身の男性5人と、お恥ずかしながら「妙齢を過ぎた」独身女性5人が、広大な敷地の羽澤ガーデンのテラスバーベキューに集った。 男友達の一人からの誘いで、日本庭園もお屋敷もすばらしいお店で食事会と聞いていったら、要は「合コン」だった。

その頃の私は「着物」の「き」の字も知らなくて、興味も全くなかった。 当然洋服で行き、ちょっと肌寒いなか、松明の灯りのもと食事と会話を楽しんだ。 新しい出会い。 各分野で一生懸命、素敵に活躍する人たちとの興味深いお話。 そんな中に「彼」がいた。

テラスバーベキューだけじゃ、皆お名残おしくて、お屋敷でほろ酔いの二次会となった。 
バーでは数人はふざけてシガーをふかしたり・・・わたしはコアントローのオレンジの香りを楽しみたくて、バーテンダーに注文しようとすると、「彼」もコアントローが好きという。 わたしにトニックウォーターで割ることを勧めてくれた。 そしてあの椅子に腰掛けた。 

初秋から年末にかけて、アレよあれよ、と付き合うことになり、彼の歴代(?)の彼女は嗜みとして「着物は着られた」ということ、彼の「着物ぐらい着れるんだよね。」というプレッシャーと、わたしにもまだの残っていた「健気な乙女心」(かわいいのう)で着付けを習い始め、着物ともお付き合いが始まった。 そして浴衣や着物で美味しいものや、楽しかった思い出を作っていった。
その後、彼とは別れ(いきなり、飛びすぎな話!)たけれど、本当に「着物に恋をした」ことは今も続いている。 このブログに「恋するきもの生活日記」というタイトルをつけたのはそういう由縁。


「羽澤ガーデン」には、最高に着物が似合う。 着物と女性に得もいえぬ雰囲気をと醸し出してくれ、美しさを与えてくれる場所だと思う。 結局、付き合っていた間には着物で「羽澤ガーデン」には行くことはなかったけれど、「着物で行きたい空間」としてずっと願望と「素敵&最高」を着物好きさんに伝えたく思っていた…。


あの初秋の晩が、最初で最後の「羽澤ガーデン」の思い出。
もう「行けない場所」となるのなら、ずっとあの椅子の場所は空席のままなのでしょう。
20051219 羽澤ガーデン





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Last updated  2005.12.19 01:11:02
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