
素人にも優しいおなじみ佐藤勝彦先監修の一冊。
1998年初版なのでもう20年近い。
この分野の研究は日進月歩なので解釈などは変わっている部分も多いかもしれないが
内容的には非常にわかりやすい。
前半は特殊相対性理論と一般相対性理論の説明。
最後の章で宇宙に関する説明がされている。
発刊から時間が経っているとはいってもインフレーション理論や
マルチバースについてもしっかり記述がある。
それにしても、この手の本は大好きでよく読んでいる方だと思うが
未だに
事象は数式で検証、説明できる」
という理屈が頭に馴染んでこない。
宇宙背景放射によって遥か遠くにある星の構成物を解明できる
というところまでは何とかわかるような気になってきたが
「〜は数式によって証明できる」
というのがどうしても理解の範疇を超えてしまう。
物理は奥が深い。
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