マイライフ・マイシネマアルカディア

マイライフ・マイシネマアルカディア

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

キメジマ @ Re[1]:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) みみみさんへ はじめまして、こんにちは!…
キメジマ @ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、こんにちは! コメントあり…
みみみ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、検索から来ました。原作が…
背番号のないエースG @ Re:NHK 朝ドラ 『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…
背番号のないエースG @ Re:NHK 朝ドラ  『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…
2023.04.02
XML
カテゴリ: 映画館で見た映画



古い時代の設定だからとこの旧サイズの映写でいいのか?画像も粗く感じる。
過去から現在にうつるのかと思ったが、そうではなくその当時、過去のまま”生きる”を見せてくれるようだ。

この映画は叙事的に描いており、登場人物の心情や感情をあまり表出しない。
加えて感動的になると思えるシーンもことさら描かれることなく、主人公が死を前にして苦悩する姿を見せることはない。苦悩したと淡々と告げるだけである。それゆえか、見ている者(観客)が感情に流されることもなく、というより感情を感じ取れることもなく事実だけを見つめているという状態だと思えた。
主人公が死を宣告された。
自己自身を喪失し欠勤を続ける。
なにかを思って公園建設に尽力する。
といった事柄が進んでいくけれど、ただ単にそれだけで、そこに意志や感情が入ることはほぼ見られない。そして、突然の…。
見ていて感じたことは視点が違うということである。

事実や結果だけを淡々と見せるこの形では日本人は感動しないのではないだろうか。
そう思えた。
「生きる」(1952)のリメイクは嬉しいことだが、これでは違った作品になってしまったと思える。



2022年/イギリス/103分/G

監督:オリバー・ハーマナス
原作:黒澤明 橋本忍 小国英雄
脚本:カズオ・イシグロ
出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、
アレックス・シャープ、トム・バーク

原題:Living(「生きている」)

お薦め度
「​ 生きるLIVING ​」★
★★(60%) 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.04.02 16:19:27
コメント(0) | コメントを書く
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

プロフィール

キメジマ

キメジマ

お気に入りブログ

一周忌 りぃー子さん


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: