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2023.06.03
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カテゴリ: 映画館で見た映画



予告編を見た時から、ぜひ見に行こうと思っていた。
郊外の駅から一番離れた映画館。
ネット販売はなく、窓口のみ。
なので遅れては、とあたふた駆け付け開演15分前につく。
「15分に開場です」と言われ、まだ入れないんだと思って2F映画館へあがると、お客はいない。
なんと一番乗りしてしまった。
(昨日公開したばかりだというのに)
すぐに開場になり、館内へ…。
場内アナウンスもなく、係員が口頭で鑑賞の注意を言う。

(こんなにも人がいないんだ)


田舎で男たちに襲われる女たちが男たちがいない二日間で協議する。
<何もしない・闘う・出ていく>の三択から選ぶ。

朝方、女が目を覚ますと、身に覚えのない血と痣に驚く。
『ママー!!!』

コロニーの村は男社会で女たちは学校にも行けず文字を読むことも書くこともできなかった。
それゆえ、私は遠い昔の話を映画化したものだと思って見ていた。
ところが、途中、国勢調査のとトラックが『2010年の国勢調査です…』と喧伝するのを聞いた時、驚いた。2010年英語圏、白人社会で文盲があるなんて…。大きな驚きだった。
原作がある話なので実際にあった出来事なのだろう。帰って調べてみたいと思った。

《映画.com》より
”原作は、2005年から2009年にかけて南米ボリビアで実際にあった事件をもとに執筆され、2018年に出版されてベストセラーとなったミリアム・トウズの小説。主演は「キャロル」のルーニー・マーラ。クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーらが共演し、「ノマドランド」「スリー・ビルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンドがプロデューサーを務め、出演もしている。第95回アカデミー賞では作品賞と脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞した。”


映画でも描かれるがキリスト教が大きく関与していてメノナイトに属する信者たちのコロニーのようだ。対立して分かれていったものにアーミッシュがあるので似て異なるものといえば理解しやすいだろうか。ゆえにテレビや教育といった文明的なものを享受することはなかったのだろうと思われる。男に対して絶対服従の女たちがこの決断を下し、ラストの行動を見せた時、感動が私の胸に迫り涙した。
キリスト教を理解しないのでこの作品を十分に理解することは私には難しいと思われるし、また女性の立場も理解できないところもあるかと思われる。そういったところの理解はとても難しいように思われた。しかし、とても感じ入った作品である。

制作はフランシス・マクドーマンドが行い、ブラッド・ピットが製作総指揮に名前を連ねる。
ハリウッドのスター俳優たちは作るべき作品をしっかり作っているのだと感じた。



監督:サラ・ポーリー
原作:ミリアム・ポーリー
脚本:サラ・ポーリー
出演:ルーニー・マーラー、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ジュディス・アイビ、シーラ・マカーシー、ミシェル・マクラウド、ケイト・ハレット、リブ・マクニール、オーガスト・ウィンター、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド、キーラ・グロイオン、シャイラ・ブラウン

原題:Women Talking 「女たちの話し合い」

お薦め度
「​​ ウーマン・トーキング 私たちの選択 ​」★★★★(80%)
字幕翻訳:伊原奈津子





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最終更新日  2023.06.03 19:54:29
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