2003年09月28日
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神戸新聞杯はインパクトが強かった。位置取りとしてはゼンノロブロイとネオユヴァースが同じくらいの位置取り。サクラプレジデントは後方からで、札幌記念と同じような競馬をした。

最近ではレディブロンドがそうではないか。逆にクラシックを勝つ特にダービーを勝つということに対して苦戦しているが私はその苦しい状況を打破する日がやってくることを信じて疑わない。これは藤沢厩舎がリーディングだからではない。どの厩舎でもやはりダービーの栄冠は何にも変えがたいものだと思っていい。それはファンにとっても同じだということだ。
話が少々それたが昨年のシンボリクリスエス同様にこの厩舎の通常の成長曲線からこの秋に期待がかかる。

気になる材料もここで明らかにしておく。
ゼンノロブロイは個人的に好きな馬だが、レース後、鞍上のデザーモは距離3000に対してそれほど歯切れのいいコメントはしてはいない、オーナーと相談するというのは何を相談するのかといえば距離面の問題についてであり、藤沢氏自身は近年の長距離戦における引っ張り合いの競馬に対してあまり良い印象を描いてはいない。馬が完成する前にそういったことはしたくは無いとのことである。氏がそういった考えである以上普段からそういった調教形態になるわけだからシンボリクリスエスのように天皇賞春は使わないということにはどうしても傾きやすい。まして血統面から考えるとブルードメアサイアーがマイニングでこれはマイラー血統なのだ。折り合いがつくからこなせるだろうがベストではない。後は鬼っ子であることに期待しますよということではダメですよ~。しかし私の馬だし是非クラシックへ・・・。という攻防が続くに違いない。オーナーとしてはクラシックは格別のものなのだ。
こういった事情ははここで明らかにしておく。
しかし近年マイラー血統が入っている馬が結構ダービーを勝ったりしているし競馬会全体の流れとしてもマイラー血統の拡大は避けられない様相を見せている。ヒシミラクルなど例外的な部分を除いては。そういった点で2200以上の距離を経験している1600万クラス以上の馬はやはり穴候補となる。上位陣に問題が発生した場合にはそのあたりが浮上する。
菊花賞問題は神戸新聞杯にもある。これではトライアルとして少しでも距離を走っておきたい馬はールカマーを使わなくてはならない。確かに菊花賞に出したくない気持ちはこの秋の番組上わからないでもない。2200欲しいところではないだろうか。現京都新聞杯と現神戸新聞杯の距離をチェンジし、プンシパルSの2000を2200に戻し、駒草賞はOP戦で2000。これでよいと思うのだが。

坂のあたりの走りを見ると今日はそのあたりの差ということになるし、スローでも大外を3コーナーから一気に脚を使ったらそうなるだろう。一方で得意の距離で一回使っていてこの差ではゼンノロブロイを誉めるべきだろう。藤沢調教師の本心はやはり天皇賞にあると思うし、それは今日デザーモのクチからも3000という距離に対してあまり歯切れのいいコメントが得られなかったという点からも感じられる。
ネオユニヴァースは今日は休み明けの分。調教本数ももう一本欲しい感じだったしゼンノロブロイとは反応の差となって表れた。大目標が先なのでこれは仕方ないところだ。
リンカーンのダービーはノドの手術明け。厳しいクラシック。順調さを欠いた馬はまず勝てない。その時の着差は前回と比べて順調にきた今回詰まったといえる。元々ゼンノロブロイを破ったという事実はある馬。
ザッツザプレンティはマッキーマックスよりは先着したが、もう少し時計がかかって欲しいのが現実なのではないだろうか。ベストパフォーマンスであるラジオたんぱ杯2歳S、ダービーの結果からはそういった結論になってしまう。

ダービーコースはタフであり、ダービー馬、オークス馬の秋初戦があまり良いものではないことはご存知だろう。オークス馬のその後を見て欲しい。オークスを勝った後も活躍できるような馬は大抵よほどの馬。それほど東京の2400を春に走るということは馬に負担がかかる。人間なら疲れなんて寝て起きてご飯食べればすぐ回復する。競馬の場合はそうではない。何ヶ月かたってもその影響が出てしまう。決して人間とは同じではない。というよりも疲れが抜けるまでに掛かる時間が通常より大きく、回復が遅れるので調教再開も遅れるから帰厩も遅れる。そうなるとわずかな期間での仕上げをしなくてはならない。というのが多かれ少なかれクラシックのダービー後のパターン。

目標が先にあるというのもそうさせている原因ではあるが、トライアルで最もダービーやオークス馬がベストパフォーマンスを発揮しにくいのが秋初戦なのである。
加えて夏というのは本質的に馬はやはり苦手で、得意な馬がいるのではなく、苦手かすごく苦手か最悪なのかそういった問題なのだ。
ゲイリーセイヴァー事件などもその一例として扱っておきたい。
ダンツフレームが引退したが昨年の秋のダンツフレームは夏負けで大変だったそうだ。
オールカマー。行く馬がいない中結局超スローに。エアエミネムはやはりちょっと不安だった部分が出ていたが、何とか我慢して折り合いをつけた。スローの分前にいたのでその点は助かった部分はある。2000mがやはりベストだろうが他の馬が休み明けであったりするという状況も今日はある。ファストタテヤマはGⅠでも2着がある馬だし、阪神大章典でも3着にきていることからこのくらいは走っても不思議無い。乗り込み量も足りていたし休み明けとしてはこれでよいだろう。自身34秒台の脚を使っている。
メジロランバートはちょっと勝負どころで動けない部分はあった。前回、前々回と体が減っていたので今日の体重はこんなものだと思う。それでもここを目標にしていた点、この馬の元々の実力も合わせて今日の結果となっている。

マイネルアムンゼンは目標が天皇賞にあるとの事なので今日の結果はこんなものだと思う。蛯名騎手の乗り代わりも響いた。





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最終更新日  2003年10月03日 00時39分10秒


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