トンカツ食って、車酔い

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

292474

HOME | DIARY | PROFILE

2008.03.07

(16)

カテゴリ：食べ物

一時ブームになった

思い出したように行ってきました。

一体全体、何年ぶりじゃろ～？

元々この店は
気が利かない店として
名を馳せておったのじゃ。

その昔、ワシと妻が
晩飯を食いに来たとき

中年の息子と思われるカップルが
注文をしておりました。

ロース定食とヒレ定食。
それが出来るまでにビール1本と
つまみに、この盛り合わせ2つもらおうかな？

注文を聞くと
黙って立ち去る店員。

言っちゃあ何だが
ワシらはチョクチョク来てたから知っていたが
この、盛り合わせ！

ロース、ヒレ、串カツ、鶏唐、コロッケの

ゴージャス版なのである。
値段もその料理の合計金額で
割引はコレッポッチもしていない因業ぶりじゃ。

普通の定食を頼んで
その上、盛り合わせを頼んじゃったら

当然、普通の店員なら
イヤ、人間なら
量が多いでけど、よろしいのですか？
とか、聞くよね？

この店は、聞かないのである。
お国柄なのか、人柄なのか、経営方針なのか
義理も人情もヘッタクレも
あったモンじゃないのである。

話を戻すと
とにかく、波瀾万丈な
気の抜けない、抜け目のない
生き馬の目を抜くような店だけど
味噌ソースのトンカツの誘惑に負けたのじゃった。

店に入ると
昔はいっぱいいた店員が
1人に減っていました。
さもありなん。

よく見ると
厨房に爺さん1人。
ホールにおっさん1人。

時はお昼で
店内は満席ですじゃ。

飛ぶように走りながら
注文を取ったり
料理を運んだり
レジをやったり
食器を下げたり
とにかくバタバタと
落ち着かないおっさん。

ワシらのトンカツも
待てど暮らせど
全然出てこないのじゃ。

あんまり遅いから
出されたお茶も飲んじゃって

すいませーん、お茶ください！

はーい。

返事はすれども、姿は見えず。
ほんにアンタは屁のような。

アッチコッチの席から
お茶ちょうだいの大合唱。
しかし、だれ1人もらった者はおらずじゃ。

そうこうしているうちに
20分待って、ようやくトンカツが来ました。
ハラ、ペッコペコです。

かつ新

久々に食べる
名古屋のトンカツは
そりゃ～も～美味い感じ♪

ご飯も良い米使ってるし
水加減、炊き方もバッチグーじゃ。

味噌汁もトンカツ屋に多い
豚汁で、ここのはチョット甘めだけど
ま～美味しい♪

しかし、食ってるヨコを
バタバタと走り回るおっさん。

行ったり来たり
行ったり来たり
行ったり来たり
行ったり来たり

見ているうちに
だんだん酔ってきた。
オエッ

車酔いに似た症状で店を出て
フラフラ歩きながら
妻と無言でうなずき合いました。

サラバ、名古屋のトンカツ屋。と。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう