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「なんかあの人、話してるだけで好感持てるよね」「言ってることは正しいのに、なんか感じ悪いよね」
…こういうの、思い当たることありませんか?
実はこれ、 話してる内容じゃなくて“話し方”の問題だったりします。
今回は、『人は話し方が9割』(永松茂久 著)を読んでみたらめちゃくちゃ腑に落ちたので、ちょっと語らせてください。結論から言うと、「話し方って、人生を左右するスキルだな…」と、ちょっと震えました。
◆ タイトルの「話し方が9割」ってホント?
本書のタイトル、ちょっと挑発的ですよね。「いやいや、さすがに“9割”は言いすぎじゃ?」と思った人、私も最初はそう思いました。
でも読んでいくうちに、「あ、これ本当かも…」って気づくんです。
例えば、仕事でのプレゼン、人との雑談、初対面の印象、恋人との会話、家族とのやりとり… どれも“話し方ひとつ”で、信頼されたり、逆に損したりする。
内容が完璧でも、伝え方が悪ければ相手には響かない。逆に、すごく普通のことでも、話し方ひとつで「この人、なんかいいな」って思ってもらえる。そういう経験、ありませんか?
この本で一番響いたのは、「話し方」って結局は「相手をどう思っているか」が出るってこと。
たとえば、こんな話し方はNGって紹介されてます:
自分ばかり話す(“会話泥棒”)
相手の話に被せてマウントを取る
上からアドバイスばかりする
これ、やりがちですよね…。でもこういう話し方って、無意識に「自分をよく見せたい」とか「相手より優位に立ちたい」って気持ちが出ちゃってるらしいんです。
逆に、 相手に好かれる人は、とにかく「相手に興味を持って、共感する」ことがうまい。
「うんうん、それ分かる!」
「へぇー、そうだったんだ!」
「大変だったね、頑張ったね」
たったこれだけで、相手は「この人、話してて気持ちいいな」って感じる。
そして、その空気感が信頼や好感につながっていく…これ、話し方っていうより、人間関係の本質ですよね。
◆ テクニックより“あり方”が大事
もちろん、この本にはすぐ使える話し方のコツもいろいろ載ってます。
「あいづちはオウム返しでOK」
「沈黙を恐れない」
「“自分のことを話すより、相手に話させる”が基本」などなど。
でも、それ以上に著者が伝えたいのは、「話し方は技術より“あり方”」というメッセージ。
つまり、 どれだけ相手のことを思っているか、どれだけ相手に気持ちよくなってほしいか。
それが自然と話し方ににじみ出て、相手にも伝わるってこと。
だからこの本を読んで、「話し方」って人との向き合い方そのものなんだなって、ちょっと心を洗われた気持ちになりました。
この本、めちゃくちゃ読みやすくて(しかも1〜2時間で読めちゃう)、人と関わるすべての人におすすめできますが、特にこんな人には刺さると思います。
初対面の人と話すのがちょっと苦手
会話が盛り上がらないと焦ってしまう
話しすぎたり、逆に何も言えなかったりする
職場での人間関係にモヤモヤしている
好かれる話し方を知りたい!
あと、「人の話をちゃんと聞ける人になりたい」って思ってる人にもめちゃくちゃ刺さります。この本を読んだあと、友達や同僚との会話でも自然と“共感”や“リアクション”を意識するようになって、自分の話し方がちょっと変わってきた気がします。
『人は話し方が9割』って、ただの会話術の本じゃなくて、 人との関わり方、思いやりの伝え方、そして自分をどう表現するかを考えさせられる一冊でした。
うまく話すためのテクニックじゃなくて、 「相手の心に寄り添う」という、人間関係の基本を再確認する感じ。
もし最近、人間関係にちょっと疲れてたり、誰かともっと深くつながりたいなと思ってる人がいたら、ぜひ一度読んでみてほしいです。
もしかしたら、「話し方」が、あなたの毎日をちょっと優しく、ちょっとラクにしてくれるかもしれません。
人は話し方が9割【電子書籍】[ 永松茂久 ]