2014.05.12
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カテゴリ: がらくた箱
そういえば学生の頃住んでいた町のスーパーの鮮魚コーナーに、いつもではないが時々イルカの肉が並んでいたのを急に思い出した。
漁港からそれほど遠くない町だったので、その日の水揚げという感じで出ていたのだろうが、カレイやアジやイワシと一緒の店先に、赤黒くいかにも獣肉っぽい切り身がプラスチックの安物のザルに無造作にのっかっているのを見ても、どうも食欲がわかなくて一度も買ったことは無かった。

そういえばあれってどうやって食べてたんだろう、やっぱり焼肉かなあ。子供の頃は鯨のショウガ醤油漬けみたいなのが魚屋に売ってて、それを焼いて食べるのが土曜日学校から帰ってきた時の昼食のおかずによくでていた記憶がある。

それにしてもこれを欧米人が見たらどう思うかなあ、と思った記憶があるので、その当時既に欧米ではイルカ保護の機運が始まっていたはず。今みたいにアグレッシブじゃなかったんだろうけど、やっぱ外人(=欧米のそれなりにインテリな人)、例えば大学の語学関係の外国人教師なんかには見せない方がいいな、と思ったのも今思い出した。

鯨にしろイルカにしろ、積極的に捕獲して食用に供したいとはあまり思わないが、網にかかったり浜に打ち上げられたりして衰弱してしまった個体を食用にすることには目くじらを立てるつもりは全く無い。
当の個体にとってはとんでもない話だろうが、動かせないまま死んで腐敗して厄介な代物になるより、こりゃどうにもならん、と分かった時点で止めを刺して捌いて食用にしてしまう方が片付けがずっと簡単になるんじゃないだろうか。始末の費用も捻出できるだろうし。

あのイルカの肉ってやっぱり魚網にかかったりした連中の肉だったんじゃないかな、今時の自然保護派の皆さんからすれば工工エエェェ(゜Д゜)ェェエエ工工、って話だろうけど、あれはあれで合理的な解決策ってか庶民の知恵だったように思う。





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最終更新日  2014.05.12 22:42:39
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