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世は大晦日。でもこちらオーストラリアでは正月って気分じゃないですねー。とにかく暑いし、何だかクリスマスが年末年始のピークだったようです。まぁそれでも、今夜はうちのリゾートでも花火が打ちあがったり、カウントダウンが行われたりして、それなりの盛り上がりを見せるようですが。2007年最後の1日、我が家は近所のクロコダイル・ファームへ出掛けてきました。小さい管理棟兼レストランですが、今日はお客さんで一杯でした。園内ツアーでは、ワニの餌付けを見る事ができ、間近に見る本物のワニの迫力に圧倒されました。ガイドのお兄ちゃんは手馴れた様子で、ワニ達を上手に陸へ誘導します。レストラン兼休憩所の中には、ワニ皮の高級そうなハンドバッグや財布がズラリ。この財布を買うほどのお金は、おいらの財布には入っていませんでした。また、展示品として、50年前以上前に製作された皮製品もディスプレイされていました。本物のワニ皮って言うのは、何十年経っても品質を保てるほど、丈夫なものなんですねぇ。ツアーの最後には、生後18ヶ月のワニの赤ちゃんと記念撮影。最初は逃げ腰だったA美も、ほらこの通り。そしてランチは勿論クロコダイル料理。クロコダイル・バーガーとサテ(串焼き)にチャレンジです。驚くほどって訳ではありませんでしたが、これはこれで美味しくいただけましたヨ。ワニ肉のパティにネギを混ぜこみ、上手に匂いを消しています。歯応えのある鶏のささ身って感じ。ピーナッツソースとよくマッチしてました。2007年最後の1日は、こうして家族で楽しく過ごす事が出来ました。今年もおいらにとっては、昨年一昨年に負けないくらいインパクトのある1年になりました。来年も、今年に負けないくらいたくさんの出来事が起こりそうな気がします。どんな事も前向きに受け入れ、自分にとってプラスになるものと信じて、一日一日を大事にしながら頑張っていきたいと思います。皆さんもどうかお元気で、良い新年をお迎え下さい。2007年12月31日by かちょー。
2007.12.31
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先日から、A美の大好きな「じいじ」(つまりは、かちょー嫁のお父さん)が静岡からこちらへ遊びに来ています。我が家への滞在は10日間予定。寒い日本から脱出して夏のオーストラリアをのんびりと過ごしてもらう事になっています。おいらも今日から正月休みに入ったので、友達も誘ってドライブがてら「じいじ」を観光へ連れて行く事になりました。手始めに今日訪問したのは、ロックハンプトンの郊外にある「Capricorn Cave」という鍾乳洞です。今日のロックハンプトンは30度を超すうだるような暑さでしたが、鍾乳洞の中はまるでエアコンが効いているように涼しげ。またこの鍾乳洞には奥に小さな小さなチャペルがあり、ここで挙式をあげるカップルもいるのだとか。今日はその雰囲気を味わう為に、ライティングを全部消して静かな音楽を聴かせてもらいましたが、何ともいい雰囲気の音響で、こういう結婚式っていうのも趣があるなぁ、と感心しちゃいました。昼過ぎに自宅へ戻り、お茶しながら雑談をしていたのですが、ここで話題になったのが実は「じいじ」は柔道家でもあり、同時に腕のいい整体師であるという事。これまでにも有名なプロゴルファーやJリーガーなどの施術をしてきたのですが、この事実を知って目がキラキラ輝きだしたのが、長年の肩こりに悩んでいたR恵譲と2人の子持ちで腰痛持ちのM紀譲。早速我が家のリビングは簡易整体室に早替わりとなりました。施術中は 「ウギャー!」「おわーっ!」 という悲鳴が家中に響き渡りましたが、その後、「嘘みたいに肩が回るようになりました」「信じられないくらい腰が軽いです」と言った喜びの声が・・。あっという間に「じいじ」は、日本人婦人会の中の人気者になりました。勿論、「婿どの」のおいらも早速、日頃のパソコン疲れから来る肩こりを矯正してもらいました。施術中は声も出ないくらいの痛みでしたが、終わると不思議なくらいに肩こりがスーッと解消していました。「じいじ」ずっといてくれないかなぁ。
2007.12.30
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今日は職場でクリスマス・ランチ。めいめいが持ち寄った料理を並べ、わいわいがやがやと楽しいイブのひとときを過ごしました。せっかくなので何か和風なものを、と思い、おいらが持参したのはこれです。かちょー謹製 名古屋名物手作り天むす~ブラックタイガーで作った、巨大「えび天」入りの大サービスヴァージョンです。おかげさまであっという間に完売。早起きして仕込んだ甲斐がありました。ほかにも、タイ風カリーやアップルケーキ、ポテトグラタンやフルーツプラッターなど、心のこもった料理がズラリ。レストランで食べる料理より、数倍も美味しくいただけました。明日、明後日と、こちらではクリスマスホリデー。クリスマス前まではあちこちではしゃいでいるみんなですが、クリスマスは、家族とともにのんびりと過ごすのがこちらのスタイルのようです。皆さんも、どうかよいクリスマスをお過ごし下さいね。
2007.12.24
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先学期A美の小学校では、ニッポンの文化を学ぼうという趣旨のプログラムがあったそうで、学年によって様々な授業が行われたとの事。高学年のクラスではリゾートの和食レストランでテーブルマナー教室や、着物の着付けの体験などもあったようですが、A美のクラスでもニッポン代表(?)のA美が中心になって、いろんな事にチャレンジをしたようです。お箸の使い方を教えてあげたり、クラスの生徒全員の名前をカタカナで書いてみたり。A美が先生のお手伝いをしながら、クラスの中心になって頑張っていた様子。おそらくまだ英語が発展途上のA美に、モチベーションを高めてもらおうとする校長先生や担任の先生の心遣いだと思います。感謝感謝。で、クラスで製作した「ニッポンのイメージポスター」????を記念に持ち帰ってきて、今堂々とA美の部屋に掲示されているのですが・・・・ニッポンはこんなに人が多いのよ。ニッポンのお嫁入り。それにしてもお嫁さんの顔色が悪すぎる・・・全農の決起集会でしょうか・・・担任の先生が雑誌の切り抜きを貼って下さったのだそうですが、A美のクラスメートに、ニッポンがどんなイメージでインプットされたのでしょう・・・・。ニッポン代表の親としてちょっぴり不安になりました。
2007.12.23
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師走とはよく言ったもんで、師のみならず、ペーペーのおいらでも残業の日々の繰り返しです。こう暑いとどうもクリスマスとか年の瀬とかいった気分にはなりませんが、そもそもウチは客商売。リゾートのお客さんの数もこれからピークを迎え、現場も臨戦態勢。バックヤードであるおいら達も、現場が出来るだけお客さんのケアに集中できるよう、陰ながら協力してあげたいと思っています。さて、先日はまたまたしゃちょーのお供でシドニーへ行ったのですが、今回はホテルで大焦りしてしまった出来事がありました。今回泊まったホテル は、シドニーの中心部にある最近リニューアルしたばかりの高級ホテル。このチェーンのホテルはおいらも台湾、上海などでステイした経験がありますが、無駄のないスッキリしたモノトーン系のインテリアが気に入っています。今回はしゃちょー用にちょっとお高めのお部屋と、おいら用にフツーのタイプの2部屋を予約していました。予定通りホテルへ到着し、まずしゃちょーのお部屋をチェックイン。30階のお部屋。(おー、さすがに高層フロアだなぁ)で、しゃちょーを先にお部屋へ案内する為に、自分のチェックインは後で済まそうと、とりあえずレセプションで自分の部屋番号だけ確認したのですが、レセプションのお姉さんはにこやかな口調でこう答えました。「かちょー。さんのお部屋は31階よ」は?相変わらずヒアリングができないなぁ。もっと英語を勉強しなくちゃ。と思い、もう一回聞いてみると、「だから31階ですってば」と、怪訝な表情。幸いにもしゃちょー自らエレベーターへ向かう所だったのでこの会話は聞いておらず、しゃちょーをお部屋へ案内した後で自分の部屋番号を伝える事を申し上げ、大急ぎでレセプションに戻りました。先ほどのお姉ちゃんに「おいらの部屋はスタンダードな部屋だから、しゃちょーより下のフロアなんじゃない?」と聞くと、彼女は、「ちょっと調べてみるわ。えーっと、あら、かちょー。の部屋は "コンプリメンタリーアップグレード" されてるわよ。ラッキーだったわね。確かに31階であなたのボスと同じタイプの部屋よ。」言われてみれば、おいらの部屋は出発間際に予約をしたので割と正規料金に近い金額でした。確かしゃちょーの部屋と100ドルしか違わなかったような。それにしてもさすがにこの状態はマズいので、慌てて「ダウングレード」を懇願すると、お姉ちゃんは笑いをこらえ切れず、「私はいろんなお客さんを見たけど、レセプションでダウングレードをお願いするお客さんは初めてよ。あーおもしろい。」と言いながら、下の階層の部屋を探してくれました。しかしこの日はあいにくフルブッキング。ようやく見つけた空き部屋は、バスタブもない狭い狭いツインルーム。どうやらよっぽどの場合でないと使用しないようなラストプライオリティの部屋だったようです。それでもしゃちょーを見下ろす部屋よりは全然オッケー。冷蔵庫の飲料を取った瞬間にチャージされるシステム。アブねえアブねえ。お姉ちゃんにお礼を言い、28階のその部屋の鍵を受け取って部屋へ入り、しゃちょーへ部屋番号を伝えたのでした。このドラマを知らないしゃちょーは一言「あっそう。わかった」と言い、それから翌朝までおいらに電話をかけてくる事はありませんでした。こんな事なら黙って31階の部屋に泊まっててもよかったかな・・・・・。普段の旅行だったらチョーラッキーなアックグレードだっただけに大変残念。なんだか独りで大焦りしていたのがアホくさかったです。そしてまた、シドニー軟禁の夜は更けていったのであります。そしてまたまたひとりの晩餐でした
2007.12.21
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日本はいよいよ本格的な冬でしょうが、こちらは学校も休みに入り、本格的な真夏の到来です。最近ホテルのフロントで働き始めたかちょー嫁。スクールホリデーに入ると同時にフロントも臨戦態勢に入り、今日の日曜日も急遽出勤。そんなわけで今日はおいらとA美のふたりの休日になりました。最近ハマって週末の休みには必ず通っている近所の市民プール。今日も、朝ご飯を食べ終わった後に、さっそく水着に着替えて二人で出掛けました。大人$3.40-、小児半額でこんな広々としたプールを自由に使えます。いつもはウォーキングも兼ねて、片道20分くらいの道程を歩いて行くのですが、今日の日差しはハンパではなかった為、ちょっとラクこいて車で出掛けることに。スクールホリデーに入ったからなのか、はたまたこの猛暑に耐え切れなかったのか、いつもの倍くらいお客さんがいるのに驚き。まぁそれでも、1コースに2人くらいの割合でしたが・・・・・。先月くらいに初めてこのプールに行った時は、なんせ水泳なんて1年ぶりくらいでしたから、50mプールを2往復もすると、息はあがるは足はつるわで、「もう40になると体力も限界か・・」と自己嫌悪に陥っていました。しかし数回通っていくうちになんとか昔のカンがよみがえり、最近では1,000mは泳いで帰るという自己ノルマをどうにか果たせるようになってきています。合い間合い間で休憩がてら、一緒に連れてきたA美の水遊びの相手をするのですが、おいらが泳いでいる間にA美も退屈しのぎに同じコースで泳いでいて、気がついたらいつの間にか50mを休憩なしで泳げるようになっていました。おいらが小学校2年生の頃なんて25mも泳げなかったのに・・・・。子供って何でも吸収したり、習得するのが早いですね。伸び盛りってところなんでしょうか。陽射しの強い午前中に外のプールでたっぷりと運動し、またまた真っ黒くろすけになった二人の休日でした。
2007.12.16
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とりあえず「やらなきゃいけないコト」を、普通の人はメモ帳やダイアリーに記録したり、パソコンのTO DOリストに入力したりすると思いますが、おいらは電話機やパソコンに「付箋(ふせん)」を貼り付けておくのが昔からのクセ。目障りなので早く処理してしまいたい = 早く仕事を片付なきゃという心理を狙っているつもりなのですが、とにかく消化する仕事量に比べ、新たに追加される仕事量の方が多すぎて、気がついたら付箋がパソコンの周囲を1周してしまいました。まるでデスクに大輪のひまわりの花が咲くように・・・・・。誰の~ために~咲いたの~それは~貴方のためよ~なんて呑気に歌ってる暇はありません。
2007.12.14
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夏休み前の今年最後のイベントとして行われた小学校のダンス発表会。「出番は6時半くらいからだからね」という言葉を信じ、出張中にたまっていた書類の整理をしていたところ、6時過ぎに急遽「もう始まっちゃうよ~」というかちょー嫁からの電話に、学校の体育館に慌てて駆けつけました。が、時すでに遅し。A美たちのクラスは、既に終了して舞台袖に撤収したところでした。残念。仕方が無いので体育館の外で記念撮影。まさか出し物は「白雪姫」じゃないよね。
2007.12.12
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今週は日本から「しゃちょー」が来られているので、大忙しの毎日。短い滞在期間にできるだけ多くの打ち合わせを進めなくてはならないので、ご本人は勿論、周りのスタッフも朝早くから夜遅くまで働きづめの毎日です。最近は出張の度に、本社から様々なセクションの若いスタッフを同行させているしゃちょー。今回は、出張メンバーの中に秘書室勤務のSクンを参加させておりました。当地は初めてのSクン、見るモノ聞くモノ全て初めての経験、しかも英語が流暢にできるという程でもなく、そんな中で「しゃちょー」の身の回りのお世話係をしなくてはならないというプレッシャーから、全く余裕のない状態でした。対するにしゃちょーは英語全然OKな人なので、そういうSクンを見て結構楽しんでいたようでしたが・・・。日本では1日1日がまさに分刻みスケジュールのしゃちょー。オーストラリアでも勿論同じような忙しさなのですが、それでもその合間を縫って、なかなか顔を合わせる機会のない我々に食事をごちそうして下さいます。今日もリゾート内のプールサイドレストランで、出張者、駐在者みんなでテーブルを囲む機会を設けて下さいました。場も和んできた席上で、しゃちょーがSクンに向かって突然の命令。「Sクン、キミもオーストラリアへ来て2日目だから、ここへきた感想を英語でスピーチしてみなさい。」1日の仕事が終わったディナータイムで、すっかりリラックスモードだったSクンにとっては晴天の霹靂。当惑しながらも必死でかつて学生時代に学んだ基礎英文集を思い出し、頭の中で文章を組み立てていましたが、やがて意を決してその口を開きました。後で聞いたところによると、本人としては英語で「ワタシはオーストラリアに住みたいです」と言いたかったらしいのですが、その時は極度の緊張状態で、あろう事かしゃちょーに向かって叫んだ言葉はあい、うぉんちゅー!でした。これにはさすがのしゃちょーも、口に含んでいたシャンパンをマーライオンのように噴出しそうになり、呆れてこうおっしゃいました。「ボクも長年しゃちょーをやっているが、後にも先にも社員に求愛されたのは男女通じて初めてだよ」と。それでも、しゃちょー的にはウレシそうでしたが・・・・。思いがけぬミラクルヒットを打ったSクンですが、この一言でボーナスの査定が上がっているかも知れません。でももしそうだったら、おいらも何回でもしゃちょーに「あい、うぉんちゅー」って言うんだけどな。
2007.12.09
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今朝の地方紙のトップを飾ったTiger Airwaysの記事。「トラがその爪を乗客に向けた!」 ロックハンプトン空港でチェックイン締切時刻(出発45分前!)に僅か2分遅れた予約客の搭乗を地上係員が拒否し、結局そのお客さんは予定していたメルボルンへの旅行と、ホテル代、事前に購入した「オペラ座の怪人」のチケット(合計$1,000相当)を諦めざるを得なかったというものです。わずか数秒前(ほとんど同時刻)にカウンターに並んだ、彼らの直前のお客さんは滑り込みセーフで間に合ったそうで、ほんの数秒の差が彼らの明暗を分けたとの事。なんでもTiger Airwaysは定時運航を重視する為、45分前のカット時刻は例外なくキッチリ守っているそうで、会社としても「規約は事前に告知しているので、一切謝罪や代償提供はなし」とのポリシーを貫いているそうです。確かに新興の航空会社は、僅かな保有機材を有効活用する為に、グランドの時間を短くし、過密ダイヤを組んで1機当たりのイールドを上げようとするのが常。それ故、恒常的に遅延が発生しやすいのですが、さすがにここまで機械的にカット時刻を遵守するのもどうかなーと言うのが正直な感想です。だって、そもそもこのロックハンプトン空港って、ゲート(搭乗口)はカウンターから僅か徒歩30秒の小さな飛行場。オープンスポット(搭乗橋のない駐機場)ではあるものの、ゲートからシップまではやはり徒歩で30秒程なのです。羽田の大空港ですら、動く歩道を使っても7分はかかる☆印航空のチェックインカウンターから24番ゲート(いっちばん端っこ)まで、出発10分前にショウアップしてきたお客様をご案内してなおかつオンタイムで飛ばしていたのですから、このロックハンプトン空港で45分前カットはどう考えてもおかしいですよね。仮に5分前にショウアップしたお客様でも(手荷物預かりがなければ)おいらだったらオンタイムで飛ばす自信はあるのに・・・。鳴り物入りの破格値で登場したものの、しょっぱなから地元メディアに叩かれてしまったTiger Airwaysですが、今後どのような展開になるのでしょう。おいら利用するときには少なくとも1時間半前には空港に着いておくようにしようっと。だって並んでいても締切時間が来れば「はい、時間切れです。さようなら。」らしいので・・・。ちなみにこれが、そのTiger Airwaysのカウンターです。おいらてっきり「工事中」かと思っていましたら、どうやらこのトラジマが「コーポレートカラー」のようです。
2007.12.04
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週末、パスポート更新をする為に飛行機でブリスベンへ行ってきました。帰りの飛行機には時間が結構ギリギリだった為、普段自動チェックイン機で手続するところを、カウンターでチェックインの手続きをしたのですが、係員のおじさんが何やら必要以上にご丁寧に説明をしてくれた上で、おそるおそる搭乗券を渡してくれました。これがそのチケットです。おじさんの説明は最後の「Are you happy with that?」というところしか理解できませんでしたが、見たところ座席は一番前らしいし、まぁおそらく非常口席(緊急時の避難協力要請をされる)の案内なのかなぁと思い、はいはい、と返事をしてとりあえずその座席のチケットをもらいました。んー、でもよく考えたら、「1F」なんて座席、あったっけ確か今日搭乗予定の機材は・・・DHC-8-Q300 日本でもエアーニッポンが運航させています。 これって横2-2の座席配置だから、ABCDはあっても、Fなんて座席はないと思うんだけどな。First ClassのFって事で特別席でもあるのかな。なぁーんて、悠長に構えていたのですが、その答えは、タラップを上がってキャビンに入った瞬間に悟りました。この機材の最前列は1AB、1CDなのですが、1CDの前方に、なんと向かい合わせに1EFが配席されていたのです。ANKの同型機の内部コンフィギュレーションです。写真に収める事が出来なかったのですが、拾い画像から中の様子を察してもらえると思います。向かって右側に、進行方向と正反対に向いている2つの座席、わかりますか?おいらはその席にアサインされていました。通常満席にならない限り使わないその座席、どうしようもなくなった場合の最終兵器として使われるらしいのですが、今までその席については余程クレーム等があったのでしょう。カウンターのおじさんも、キャビンアテンダントのお姉さんも、しきりにおいらに気を遣っていたのに納得。救命胴衣の説明をしながらも、CAのお姉ちゃんはおいらに、「あなただけは緊急時の姿勢が他の人と違うから、これをよく読んでおいてね。」と、説明書を渡してくれました。うーん、確かに、他の人の安全姿勢は、足首をつかんだり前の座席に額をつけた格好になってるけど、おいらだけ背中をぴったりと背もたれにつけた格好になってる・・・。生まれて初めて背中から離着陸するのを体験しましたが、何とも不思議としか言いようのない感覚。飛行機に対しての免疫は人一倍のおいらでも、さすがに今日のフライトは恐怖を感じました。CAさん達はいつもこんなG(重力)を感じながら乗っているのか・・・。慣れるまでは大変そうだな、って思いました。ある意味すごくいい経験になりました。慣れない感覚で正直ちょっと気持ち悪くなりましたけど・・・目の前の1Dに座ったのは屈強そうなオージーのおじちゃん。イカツイ風貌でしたが、でもたまにおいらと目が合うと、恥ずかしそうに視線を逸らすところがウブで可愛げがありました。でも最前方席をゲットして、可愛いCAさんとのお見合いを期待していたとしたら本当にごめんなさいね。おいらのせいではありません。悪しからず。何とも不思議な感覚の「お見合いフライト」でしたが、とにかく乗客の視線が気になる、目のやり場に困ってしまった1時間になりました。
2007.12.01
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