風に揺られて消えていく

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淳kun

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mkd5569 @ なんと4ヶ月ぶりなんですね。 これからはどんどん更新していきますか? …
淳kun @ Re:??(03/11) kuma-64さん コメントサンクスです(笑)…
kuma-64 @ ?? テーマを見て納得しました。 「そうか…
淳kun @ Re[1]:可愛い奴(12/11) second free birdさん コメントありがと…
second free bird @ Re:可愛い奴(12/11) こういう人、たまにいますよね! 詞が凄…

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2006.09.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
学校の帰りは雨がザバザバ降っていた
とてもなげやりになる
雨が降ると気持ちが上がらないのだ
家に帰ったら寝ようかな?
いや、それとも音楽を聴きまくろうかな?
「へへへっ」少し不気味な笑いが漏れてしまった

「あれ?」あの窓にまた目がいく
そして次にそこの下にある店の入り口で
見覚えのある人が立っているのに目がいった


とりあえず話しかけてみた
「ぁ!よー!!助かった!いきなりだけど傘貸してくれない?」
「ぇ?ちょっと待っててよ。というかずぶ濡れ・・・・・」
「今日雨降らないとか思ってさぁ!傘学校持って行かなかったんだぁ!」
「ぁ。そうなんだ~どんまい。」
「つーか!マジ貸してよ!」
「そんなこと言うと貸さないよ。」
「ごめん~!!ごめんなさい~!!」
「わかったぁ。とりあえず待ってなはれ。」
「おーーーーーーーーー!」
しょうがないから走って家まで行く

「ほれ。これでいいか?」「おぉ!!サンキュー!さすがだ!」
「ぁ。というかこれで拭きなさいよ。」
タオルを差し出す。
そうすると、アイツはものすごい喜んで
「おぉ~!!!マジサンキュー!!!」

「うん!ホントありがとうな!」
「いえいえ。じゃあねぇ。」
「ばいばい!」

初めて、話したなぁ・・・・・―
実は、見覚えはあるといっても
全く話したことがなかったのだ・・・
結構話しやすかったな・・・・
また話してくれるかな?

「若者はいいねぇ!」

「・・・・・・・・・・ぇ?!」

上を見上げると・・・・・・・・―
あの窓から顔が覗いていた・・・・・―





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Last updated  2006.09.01 19:08:26
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