風に揺られて消えていく

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淳kun

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mkd5569 @ なんと4ヶ月ぶりなんですね。 これからはどんどん更新していきますか? …
淳kun @ Re:??(03/11) kuma-64さん コメントサンクスです(笑)…
kuma-64 @ ?? テーマを見て納得しました。 「そうか…
淳kun @ Re[1]:可愛い奴(12/11) second free birdさん コメントありがと…
second free bird @ Re:可愛い奴(12/11) こういう人、たまにいますよね! 詞が凄…

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2006.09.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「・・・・・・ぇ?」

上を見上げた先には
あの窓から顔が出ていた
18・・・いや・・・20歳くらいだろうか?
それぐらいの歳らしき男が顔を覗かせていた

「雨の中のラブコメ~!ん~・・・青春だね!」
「ラブコメ・・・・って!聞いてたのかよ!おっさん!!」
「おっさんとは失礼な!まだ20歳のお兄さんだ!」
「うっせー!私から見れば普通におっさんだっつうの!」

「へぇんだ!どうせこんなだよ!!」
少し間が空く・・・・―
どうだぁ!とか思った瞬間・・・・―
「ぶはっっ!!!ははっはっはっはっはは!!!」
「なっ・・・なんだよ!!!」
「おもしれぇ!!」
笑い続ける男・・私は恥かしくなった
「いい加減笑うのやめろ!」
「あぁーわりぃわりぃ・・・・ははっ」
「ちぇ・・・なんなんだよ・・・」
やっと、住んでる奴の顔が見れたのに

もっと優しくていい感じの人かと思ってたのに・・・・
あの犬の人じゃないし・・・
期待して損したな・・・・
「若者!名前なんつーの?」
「さつきっ!成宮 皐!」

「いーよ。出さなくて!」
「そーいうな!仲良くしよう!」
「知るかっ!」「じゃあなー。」
「フン!」
上を見ると手をブンブン振っている・・・
恥かしいな・・・
私は走ってにげた


まぁ・・・でもやっと見れたことが
私にとっては人生で一番嬉しかったかもしれない

そして私はあの人が
もの凄いトラブルメーカーだなんて
このときは思いもしなかったのだ

このときは・・・・―





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Last updated  2006.09.02 15:36:44
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