★本の紹介シリーズ★
マンガのキャラクターから学ぶ画期的な教科書 (?)です。
タイトルの「バカボンのパパ」については、
「 ~~なのだ!
」と言い切る
言い切り力
について、著者は絶賛しています。
マンガ好きで、しかも自分を成長させることに興味ある方はぜひお読みください。
なお、この本は青年・一般向けマンガも扱われていてお子様向けではないので、そのへんはご注意ください。(^^;)
では、全く前後の文脈無視の そこ!
というキーワードのみの抜き書きで、
私が赤でラインを引いたところからさらに厳選して本文から紹介しましょう。
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(『天才バカボン』のバカボンのパパについて)
・「!」が2つつくほど、強く言い切っているのだ。
・その場その場の状況に対して自分の態度を極めてクリアにする
―― 断言することだ
。
恐ろしいレスポンスの速さ!
「これでいいのだ」
「これでいいのだ」
「これでいいのだ」
と よどまず進むから、行動が加速する。
(望月三起也『ワイルド7』について) ・どうすれば、相手に聞く構えができるか。
それは、自分が「責任感のある伝言をする人間」になることに尽きる。
(きうちかずひろ『ビー・バップ・ハイスクール』について) ・車座の特徴は、言葉の論理だけでなく、感情の行き来があることだ。
・身体レベルの共振――同じ格好をすることで、感情の共通基盤ができるのだ。
大事なのは心身の共振だ
(古谷三敏『寄席芸人伝』について) ・ 「芸人は長所だろうが短所だろうが、
てめえの特徴は徹底的に売るべきなんだ」
長所と短所は表裏一体
(かわぐちかいじ『ジパング』について) ・リーダーの仕事は、ヴィジョンを提示すること
・ヴィジョンを描くことが難しいのは、それが大きな責任を伴うからだ。
痛みを決して恐れない。
責任を放棄したヴィジョンの提示は、「夢見がち」なだけ。
だから戦略が要る。
「戦略なきヴィジョン」は周囲を混乱させるだけで、始末に負えない。
(永井豪&ダイナミックプロ『デビルマン』について) ・変わらなければ勝てないなら、
毒でも何でも飲み込んで、
止揚した「新しい自分」
になるしかない。
(本宮ひろ志『俺の空』について) ・プレゼンで自分を大きく見せようとするやからをよく見るが、
これは着物の着過ぎだ。
すべての前置きを省き、
自分のアイデアはこれだ
、
と 裸で勝負することも必要だ
。
(ジョージ秋山『浮浪雲』について) ・ 相手にとって、一緒にいる時間が「祝祭」に変わる。
・愛想によってエネルギーを循環させて、
自分も周囲も元気にしてしまう。
・他人の喜びに関われることほど、
生きているという実感はない。
・ それは気持ちのいい燃焼だ。
・自分が手を振ることがどれだけ人を喜ばせ、
それが自分に還元するかわかっているのだ。
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かなり厳選して抜き出したのにまだ本の半分しか終わってない・・・。
そんなわけで、後半はまた明日追加します。
例によってこういったごく一部の抜き書きでは原書の言い分を全く伝え切れていないので、
興味を持った方はぜひ本書をお買い求めください。
ちなみに1500円です。(^^)
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