かなり前にこのブログでも紹介したことがあると思います。
著者の 山田玲司
が著名な人と1対1で対談したことを
マンガに描くという「 革命的対談漫画
」、
『絶望に効くクスリ』
その最新第 9
巻を少し前に書店で見かけ、
高木善之
さんのお名前があったので買いました。
高木善之さんとの対談の回は、過去最多の連載4回分にわたっての雑誌掲載となったそうです。
高木善之さんというのは、 NGOネットワーク「地球村」
代表で、
地球規模の問題解決のために精力的に活動されている方です。
僕が読んだ高木さんの著書は以下のとおり。
どれも心動かされる名著です。非現実的なことは書いておらず、具体的なエピソードが多く盛り込まれています。
この方の「生き方」は、大変参考になります。
・ 『本当の自分』
これに加えて、『ゼツヤク』(今回紹介する漫画の略称)で紹介されていた
『 非対立の生き方
』(ビジネス社)も興味あるので、読もうと思います。
この本(『ゼツヤク』9巻)では、高木さんのほかに
高木ブー
(おっとこの人も「高木」だ。偶然?)、 のっぼさん
、 角川春樹
など、
そうそうたる有名人が登場します。
それを全部書いていると大変なので、ひとまず高木善之さんの回だけ紹介します。
===対談の中で高木さんが言われていることより=========
・パキスタンやアフガニスタンでは、千円で一月分の命が買える。
7~8人の家族が1ヶ月死なずにすむ。
・ 日本は食べ物の26%を捨ててる。
3千万人の食料をゴミにしてる。
ゴミは世界一出してる。
アメリカの10倍。 イギリスの200倍。
・今日1日で5万人の子どもが餓死している。
(山田) そういう時代に、我々はタイタニックの一等船席で
酒盛りをしているわけですね・・・
=========================
ここのマンガでの表現、
「とっくに大穴があいてる地球タイタニック」
というのが、
非常に強烈に記憶に残りました。
温暖化等、地球規模の課題から目をそむけて利己主義に走ったり、
ぜいたくをしている場合ではない、と思います。
思うだけでなかなか実践できないのが弱いところですが・・・
日本人の場合豊かな生活に慣れすぎているので、私でなくても(自己弁護)、そういう生活を捨てることはできにくいでしょう。
ただ、そんな中で世界の厳しい状況や地球規模の未来予測を知ることだけでも、意識下にそういった知識・情報をうめこむだけでも、大いに意味があると思います。
この『ゼツヤク』9巻は、かなりオススメな本。
ぜひ手にとってご覧ください。
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