『 壁
~カリスマ・セラピストが教える!どんな壁も乗り越える
』
(石井裕之、 フォレスト出版
、2008、1300円)
石井さんの本は以前からよく読んでいます。
最初は「テクニック重視」の人かと思いましたが、
本当はもっと大事なもの、根本的なことを伝えようとされていることが分かり、
好感が持てました。
セミナー音声もよく聞いています。
フォレスト出版のキャンペーンなどで、ネットで無料で聴けたりします。今の自分にジャストフィット!ということを言われていることもあり、
けっこうチェックするようにしています。
音声や動画の配信については、たとえば今ならこんなサイトがあります。
▼ 石井裕之の伝説の講義の数々を無料公開!!
以前から気になっていた書籍『 壁 』を今回購入しました。
内容から、僕が記録しておきたいことを断片的に紹介します。
===============================
『壁』読書メモ ( #緑太字
は、僕のコメントです。)
・『壁』は、あなたに何を語りかけているのか――?
・『壁』には、意味がある。
・『壁』とは、ある重要なメッセージである。
・どんな問題も、目をそらすことで解決することはありません。
・その問題と真っ向から対峙し、
その問題の中にある、ポジティブな意味を積極的に見出すことによってしか、
問題は乗り越えられない。
#すぐに問題から逃げてしまう自分がいます。
問題に出会うのが嫌で、足が遠のいたり、行くのを遅らせたりするのも
しょっちゅうです。
でも、逃げてしまう自分は、ポジティブに向き合おうとする自分の
裏返しなのかもしれません。
この本のすごいところは、冒頭で、「壁」の積極的な、
ポジティブな意味を伝えてくれることです。
・それを壁だと思っているということは、
その壁の向こうに道がひらけている、ということを
ほかならぬあなた自身が知っていることの証明だ。
・潜在意識の世界では、その壁を超えて成長するあなたがすでに
動きはじめている。
・「壁」は、むしろ「新しい可能性」を暗示している。
・ 今までの自分を捨てろ 、というメッセージ
・悪人とは、居場所を間違えた善人である。
・どんな善人も、居場所を間違えたら悪人になりうる。
・文章の 前後をひっくり返してみれば それは明白。
#前後をひっくり返すやり方、けっこういろいろな文で使えます。
反対の意味の言葉に置き換えてみる方法もあります。
潜在意識からのメッセージは、そんなところに隠れていたりします。
文の逆を言った場合にすんなり自分の心に入ってくる場合、
本当の自分は、そう思っているのかもしれません。
・壁に直面する前にどんなに効果的だった方法も、
壁と直面してからは通用しなくなるばかりか、
むしろ足かせになることが多い。
#過去のことにこだわって、そのやり方に固執しているから、
今「壁」にぶつかったのだ、と分かったとき、
「そうかあ」と思いました。
他人には他人の考え方があり、
この場所にはこの場所の考え方があるということ、
そんな当たり前のことを忘れていました。
「自分の考え」が正しいように思ってしまう――
それは、過去にそれでうまくいった経験があってこその
落とし穴かもしれません。
・催眠療法のリズム
・繰り返しながら、積み上げるようにもっていく。
・いったんゼロにもどって、そこからこれまでのプロセスを再び繰り返す。
#エリクソンの催眠療法の本なども読みましたが、
催眠誘導のやり方って、かなりまどろっこしいんですね。
でも、それがいいんです。
同じことを繰り返しながら・・・というのが実はポイント。
僕は、会話の中で「同じことを繰り返す」のがいやで、
単刀直入に済ましてしまおうとするのですが、
そういうのは、「受け入れられにくい」典型的なやり方なのかもしれません。
・「 いまの自分を捨てる 」
= 「 初心にかえる 」
・ 毎回毎回が、新たなる創造 だ。
・「壁」を超えられない原因は、
いままでの経験や成功体験に他ならない。
・いままでの経験や成功体験を捨ててしまえば、
「壁」は消える。
・「はじめのときの、これから何かを創造していこうとする、 あのワクワク感を思い出せ 」 ===============================
主張のポイントがはっきりしていて、とても読みやすい本です。
ページ数もそんなに多くないので一気に読めます。
僕は「壁にぶつかった」と思ったときに読んだので、
これを読んで、「この体験に意味があること」や「その先がだからこそひらけていくのだ」ということを知り、
救われた気がしています。
☆読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^)
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