『ファシリテーション入門
』
(堀公俊、日経文庫、日本経済新聞社、2004、830円)
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
組織のパワーを引き出し、
すぐれた問題解決に導く技術がファシリテーションです。
(1)成果に至る時間を短縮する、
(2)チームの相乗効果を生む、
(3)メンバーの自律性を育む、といった効果が得られます。
会議運営、プロジェクト推進、組織変革、合意形成、教育学習など、
幅広い領域で活用できます。
本書では、会議運営とプロジェクト推進に焦点を当てて、
「場のデザイン」「対人関係」「議論の構造化」「合意形成」
の4つの基本スキルを解説します。
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最近お会いした方。
名刺を拝見すると、
「ファシリテーター」の文字がありました。
僕は「ファシリテーター」という言葉を初めて知ったときから、
「ファシリテーター」になりたい
と思っています。
ファシリテーターとは、 きっかけを与える人、
促す人、
あらかじめ場づくりをする人、
環境調整をする人。
何か大きなプロジェクトを進めようとするときに、
リーダーシップはもちろん必要ですが、リーダーのひとり相撲にならないためには
ファシリテーションが絶対必要です。
というわけで、以前読んだ『ファシリテーション入門』という本を読み返してみたいと思います。
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『ファシリテーション入門』
1
(今回は目次部分から抜粋(・以降の太字部分)。
顔マークのあとの 緑文字
は僕の個人的コメントです。)
・「個人」から「関係性」へ
・ 知的相互作用 を促進する
本書から触発されたこととして、
僕のメモが目次の余白にメモってあります。
「 ストーリーを紡ぐ 」
自分が小説家やゲームデザイナーになったような感じで
他の人を巻き込んでストーリーを紡いでいく。
そんなこと、考えただけで、ワクワクします。(^^)
それが他の人の迷惑にならなければいいのですが・・・。
・メンバー特性をチームづくりに活かす
・アイスブレイクで場をつくる
・ 聴く力 ―― 傾聴で共感を呼ぶ
・耳で聞かず、心で聴く
・観る力 ―― 言外のメッセージを読む
・議論を描く ファシリテーション・グラフィック
・ 合意形成のスキル ――まとめて、分かち合う
・合理的に民主的に 意思決定をする
・ 協調的にコンフリクトを解消する
・共感があれば Win-Loseにはならない
・Win-Winでの対立解消をめざす
・支援型リーダーをめざして
(以上、目次より(p12まで))=============================
本書の中身をどんどん読んでいきたくなる言葉がめじろおしに並んでいます。
コミュニケーションの基本も学べそうです。
最後に「支援型リーダー」という言葉がありましたが、確かに、僕はこれをめざしているんだな、という気がします。
教育の分野では「指導」と「支援」という言葉があって、
別物のように思われていますが、
僕はこれを一緒のものにしたい。
対立していると思われているものを、止揚統合したい。
そのためには、やはり技術を学ばなければならない、と思います。
この本を読んだのは、たぶん1年ぐらい前なのでだいぶ中身を忘れていると思います。
ちょうどいい機会なので、思い出しながら読み返していきたいと思います。
読書メモは、次回につづく!
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