皆さんこんにちは。
2か月前の記事の続きをやっと書くことにしました。
皆さんきっと忘れてる(^^;)ので、先に ↓ を読んで、また戻ってきてくださいね。
僕も忘れているので、今から読んできます。(^。^)
おかえりなさい。
まあ、別に前回の記事を読んでなくても、 何の問題もないです 。(^^)
それでは、つづきです。
一応おさらいすると、「学力差のある複数の子どもたちに同時に授業する」ときに使えるプリント、ということですね。
「同じ」プリントなのに、ある子は「6+4」をやり、ある子は「243+912」をやる。
タネあかしをすると、「なーんだ」ということになるかもしれません。
しかし、このプリントが使える場面は大変幅広いです。
支援学級でも通常学級でも使えます。
現に、勤務校の6年生の先生には、朝の学習のプリントとしてお使いいただいていました。
「自主勉強」にも使えます。
さまざまな学力や学習進度に対応しているので、
いちいち「今このとき」に合ったプリントを用意しなくても、
このプリントさえ刷っておけば、いろいろなときに使えます。
タネあかしをすると、こんなのです。
計算記号だけが書いてあり、数字が書いてありません。
これが、このプリントの、ミソです。
支援学級で使う場合は、最初は教師が「その子に合った」数字をその場で書き入れてやります。
特に、4月当初、「この子はどの程度できるかな」と確かめたい時に、重宝しました。
1問め、その場で「7+3」と出題し、もしすぐにできるようなら、2問めは「7+4」と、ちょっと難易度をあげてやりました。
その子のそのときの答え方を見て、リアルタイムに次の問題を変えることができます。
慣れてくると、子どもが要領が分かってくるので、
わざと空欄のままのところを残しておき、 「ここは好きな数字を書いていいよ」
と言ってやります。
これをやっていると、子どもが、だんだん問題作りにめざめてきます。
1問まるごと「好きな数字を入れていいよ」とお任せすると、面白いことが起きます。
その子が、自分でできるギリギリの難しい問題を自分で作って、自分で解き始めるのです。
教師が出題した時には15+24とかだったのに、
いきなり「1509+2850」とか書き始めて、
「僕はこんな問題もできるんだよ!」と主張しはじめます。
暗算で難しい場合は、右側に余白がかなりあるので、そのスペースに自主的に筆算を書き始めます。
こうなると、先生は、 ほめるだけですみます 。
自分で問題を作り、自分で問題を解く。
その姿を見ながら、なんと頼もしい子どもたちだ、と感動します。
このプリントで作成できる計算の難易度は本当に幅広く、
わが支援学級では「4けた+4けた」を通り越して、
「小数+小数」「分数+分数」を今までにやってきました。
たし算だけでなく、引き算・かけ算・わり算の「自分で作る計算プリント」もあるので、
ほぼすべての計算問題を、魔法のように生み出すことができます。
著作権はフリーです。(笑)
ぜひ、全国の先生方に、活用していただけたらと思います。
前回の日記
僕の「ひきだし」から、現物のファイルをダウンロードできます。
(「 子どもが自分で作る計算問題プリント
」)
そうしなくても、こんな簡単な内容のプリント、1分で作れると思います。
でも、作るのは簡単ですが、本当に自由度の高い、汎用性の高いプリントです。
教室に常備することを、おすすめします。(^0^)
使ってみての、ご意見、ご感想、よかったらお聞かせくださいね。
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