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終わってしまった過去の時間が不快(苦痛)だったとします。
今はどうか、今も不快。
すると、未来を予測した時、やはり未来も不快だろうと心配します。
こうして“希望を失う”心の構造ができてしまいます。

ところが、快と不快が入り混じって、同等に来た場合は、快・不快のどちらにも決められません。
ならば、快・不快を決めるのは自分だと学習します。
過去は変えられないが、未来は手付かずのまま白紙であることに気づいて、自分が快をつくろうと、快を選択できると思います。
他者に自分のことを決められるのではなく、人は自分で選択できることが大事です。
また、その選択の自由を親は子供に与えることです。
いつまでも赤ちゃん扱いしないで、めまぐるしい成長していく子供に合わせて対応します。
生後0~3、4歳の間に、大人とかわらない精神の基礎ができるのですから。
まだ幼い子供は、自分で自分を肯定することはできません。
子供が自己肯定できるためには、周りの大人がその子を肯定することです。
いい悪いではなく、できたできないでもなく、「それでいい」と言う、これが肯定。
成功しても OK 、失敗しても OK 、それでいいと現状肯定します。
こうして子供は自分の存在が OK である体験をします。
そして「自分は OK だ」と自己規定します。
これは自信になっていきます。
これで過去を悔やむこともなく、今と未来を心配することもありません。
安心・安定が続き、これがこの子の常態になります。
ところが、これでは時は動いていない。
時が動かないという意味では、不快が続いている人と同じです。
すっと快だから、過去に悔いはなく、未来に不安もない、一見いいようですが、ずっと同じです。
ずっと同じということは、時が動いていないということ。
ただ、快であるだけです。
ここで差異をつくって時を動かします。
その差異は自分でつくります。
それが「もっと、もっと」。
この「もっと」とは上達・向上です。
今より「もっと」と、自分で差異をつくっていきます。
こうして自分で差異をつくり向上心を学びます。
他者から言われるのではなく、外から与えられるのでもなく。
今より「もっと○○」と。
「もっと、もっと」とはラカンの言うアンコールです。
終わりなき上達・向上心。
この向上(こうじょう)心がないと、甲状腺(こうじょうせん=向上しない)の病に罹患する。

自分の意志で時を動かすことを「成長」と言い、
そして自分の時を動かす推進力を「努力」と言う。
不快から逃れて、快が通常状態になった人は努力できる、と我が師は言います。
不快だけの人、不快が常態の人は努力しないと。
理論を学んで、自分はこれだったと知りました。
どうせだめだと諦めて、努力しようとしない。
どうすれば不快から抜け出せるかも知らない、その知がなかった。
それを教わるところが、この社会の中にまず無いのです。
出会えたのが幸運でした。
出会いは大事です。
ライト .a 精神科学研究所 登張豊実
(参考分析 LAFAERO1 大澤秀行 著 『こころの科学 1 』より引用)
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参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社
『こころの科学』テキスト 1 ~ 3
詳しくは、 LAFAERO1 ホームページ: https://lafaero1.com/ をご覧ください。
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