乾燥による肌トラブルなどに使われることの多いワセリン
その中でも特に『白色ワセリン』のお話です。
まず、ワセリンは何から出来ているか知ってますか?
答えは、石油由来の製品で、主成分はパラフィン系の炭化水素です。
原材料は、『原油(石油)』です。
基本的な工程はこんな感じ
原油
炭化水素の混合物
(脱臭・不純物除去)
石油ゼリン(黄色ワセリン)
(色素除去)
白色ワセリン
いろいろな不純物を取り除いて
私たちが目にする『白色ワセリン』になります。
「白色ワセリン」は「黄色ワセリン」に比べ不純物が少ないので
成分として安定性があり
副作用も少ないことから
医療用軟膏の基剤としてや
ハンドクリームやベビーオイル
化粧クリームのような化粧品などの
基剤として用いられています。
白色ワセリンは一般に皮膚に対して安全であり
アレルギー反応が起こりにくいと考えられています。
がっ
不純物を完全に取り除くことは不可能で
アレルギー反応(不純物による皮膚の赤み、発疹、かぶれの原因になったりします)
は個人差があるので
パッチテストをすることが推奨されています。
また、アレルギー反応以外でのデメリットとしては
ワセリンは皮膚をビニールのように覆ってしまい
毛穴をふさいで、皮脂を閉じ込める作用があります。
これは、保湿には有益ですが、
皮膚の毒素を取り除く機能に障害を与え
にきび、その他のトラブルの原因になったりします。
また、皮膚の機能と細胞の成長を低下させ
結果として老化を招くと言われています。
白色ワセリンは『塗布』を目的として使用されていますので
鼻から摂取すると呼吸器への影響が懸念されます。
鼻や口の周りへの使用は特に注意が必要です。
身近なモノの基剤として使われているだけに
無意識に使用してしまっているかもしれません。
今一度使っているモノの成分表示を確認することをおススメします。
この記事は、coco・Makanaの個人的な見解によって書かれています。
掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
無断転載禁止
冷え対策 2023年12月28日
簡単薬膳 <枸杞子>(クコの実) 2023年01月27日
きゅうり🥒でダイエット? 2022年08月18日
PR
Calendar
Freepage List
Comments