家族留学奮闘記

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2023.11.30
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テーマ: 海外生活(7787)

9月上旬の​ 記事 ​でPhiladelphia市内に唯一残るEdgar Allan Poeの自宅を紹介した。今回はBaltimoreにあるEdgar Allan Poeの自宅を紹介したい。

前回紹介した家は1843年から1844年の間、Edgar Allan Poe、彼の妻であるVirginia、義母のMariaが住んでいた自宅であった。彼の代表作の一つである「黒猫」や暗号小説の草分けとされる「黄金虫」はPhiladelphiaの自宅で書かれたと言われている。今回紹介する家はそれよりも前にポーが数年住んでいたとされる家である。ここで祖母Elizabethが所有する家に転がり込み、従兄弟のVirginia(のちに結婚してポーの妻となる)とHenry、叔母のMariaと暮らしていた。Baltimoreの中心地から少し離れた場所にあり決して裕福なコミュニティとは言い難い。5人が住むには狭い家だ。当時のPoeが置かれていた厳しい経済状況がこの家から伝わってきた。

建物入り口:


バックヤード:



この家でPoeは詩人からから小説作家に転身することになる。この家で”Berenice”をはじめとした作品が誕生した。また、1835年9月21日にVirginiaとの結婚式がBaltimoreの地で執り行われた。その約14年後の1849年10月7日にPoeはこのBaltimoreの地で謎の死を遂げる。まだ40歳での早すぎる死であった。

残念ながら私が訪れた日は博物館の休館日で中に入ることは許されなかった。しかし、Philadelphiaの自宅とBaltimoreの自宅を巡ることでEdgar Allan Poeの素顔に迫ることができたような気がする。アメリカのみならず世界を代表するミステリー作家は没後約170年が経っても私を魅了し続けている。

次回はEdgar Allan Poeが眠る墓地を紹介する予定だ。

きたろう









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最終更新日  2023.11.30 22:26:42
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