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先日は友人に誘われてアメリカの映画館で映画を鑑賞した。アメリカの映画館が10数年前と比べて変貌を遂げていたのでそのことについて今日は書きたい。(ワシントンの旅行記を楽しみにされていた方がいたらすみません。時間ができた時に続きを書きたいと思います。)
今回お世話になった劇場は私の住んでいる地域では最大手のAMCである。土地が広大にあるアメリカならではスタイルである。複合施設ではなく、映画専用の建物で入り口から両サイドにシアターが広がっている構造だ。
まず、驚いたのはシートの広さである。横幅は日本の映画館シートの1.5倍はあるだろうか。飲み物を置き場も二つ用意されている。
特筆すべき点は全席完全リクライニングシートになっていることだ。足を完全に伸ばした状態で映画を楽しむことができるのだ。
これは非常に贅沢な映画の視聴方法だと思った。10数年前にはこれほど豪華なシートはなかった。言葉では説明しづらいので以下の写真をご覧いただきたい。
映画はレイトショーで22時30分からスタートした。フルリクライニングではあまりにも心地よくて途中で眠りに落ちてしまいそうだったので水平にならない程度に傾けることにした。
昔は10ドル前後で映画を観ることができた記憶があるが、コロナで客足が遠のいてしまったのかチケットの値段は日本の水準に近付いてしまっていた。一人当たり$14〜15あたりが相場だ。ポップコーンや飲み物をオーダーするなら$20〜25程度用意しておいた方がいいだろう。
それにしても先週の金曜日は濃い1日であった。夕食を友人8人で食べた後22時30分過ぎから映画をみた。映画試聴後は友人の家に戻って朝の3時か4時辺りまでテレビを見ながら談笑した。30歳半ばの私にとっては12時過ぎ辺りから10歳以上年下の若者のエネルギーに圧倒されてしまいバッテリー切れ状態になってしまった。1年前まで朝7時30分から夜遅くまでせっせと働き会社員をしていた自分がアメリカの地で学生生活を送っている。友人宅でお酒を片手に友人とゴジラの感想を英語で述べている。
体力的に毎週は出来そうにないが、学期に1度か2度はこんな日があると非常にいい気分転換になる。映画に誘ってくれた友人に感謝したい。
次回はゴジラマイナスワンについて簡単なレビューを書きたい。(ネタバレ注意)
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