7月8日午後4時半過ぎ、小川山でのクライミングが終了して小海線信濃川上駅の待合室で電車を待っていた。私達の他にもう一グループクライマーらしき人達がいた。何気なくそちらに視線をやって目が点になった。開きにくくなっている瞼をしっかり見開いてなおも凝視すると、それは確かにKさんだった。
Kさんも私を認め、お互いに近づいて抱き合った。「わあ、こんな所で会えるなんて、嬉しい!!」興奮して周囲の迷惑も考えず歓声をあげ、近況報告をしあった。彼女もクライミングに行っての帰りだったのだ。
私達は昨年10月韓国のインスボンにクライミングに出かけて知り合った。すっかり意気投合して「ここで知り合えたことが最大の収穫」とお互いに言い合うほど楽しく有意義な5日を過ごした。


インスボン シュイナードBをクライミングするKさん 山頂にて
Kさんは高知県在住で高度な専門職につきながら、首都圏に住む私達と全く同じように小川山のクライミングに参加するスーパーウーマンである。海外登山も数知れず。今後の山行計画をあれこれ話しながら又の再会を期して別れたのだった。
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