10月25日、畳屋さんが畳を仕上げて6畳の夫の部屋に敷いてくれた。今朝、搬出して一日のうちに表替えをして、午後3時半には搬入という短期決戦だ。
いぐさの薫りがぷんぷんして爽快な気分になる。親子二人で来た職人さんたちは手際よく畳を敷いていく。ここで驚いたことがあった。これまで畳を板の間に敷いていくだけだと単純に思っていたが、畳の高さを微妙に調整するのである。仕上がりの畳の高さが均質になるよう、床に畳表を切ったものを敷いて高さを調整している。大変手際が良い上、慎重に作業を進めていく。聞けば父親は80歳、息子さんは40歳代後半だろうか。二人のチームワークが抜群でみるみる間に仕上がった。
夫が何度もおしっこをお漏らしして褐色に変色し、みすぼらしかった畳が見事な青畳になった。費用は5万円!!何と価値ある5万円だろう。自分が山に浪費している多額のお金は自己満足だけで他者に対して何の貢献度もない。やはりお金はこういう風に使うものだと反省はした。


畳の高さを調整する