SWEET SWEET HOME

SWEET SWEET HOME

2005.09.10
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カテゴリ: つぶやき
今日は中学の同級生と3人で久々に飲んだ。


うち、一人が既婚者なのだが、恋・愛の話になった時

既婚者の子が、数年前(とはいっても結婚してまだ4年の彼ら)に

夫が浮気をしたという話になり、聞き入ってしまった。



*******************************************************

彼らはとてもラブラブで仲の良い夫婦だったのに

ある日何の前触れも無く、彼の態度が豹変した。

「ねぇねぇ」と体をぽんっと触ると、腕で振り払ったり

ご飯を用意しても、自分の分を自室へ持って行き一人で食べたり



「そこ(ドア前)に置いておいて。部屋に入らないで」と拒絶したり。



彼女は何で彼がこんなに冷たくなったのか理由がわからず

オンナができたのかもしれないとは思ったものの

その事実を知るくらいなら知らないほうがまだイイ、と思うほど

彼女は彼が好きだったそう。

毎日泣き暮らし、深く深く傷つく毎日が1年続いたらしい。



その頃の彼らの生活状況は、彼女が昼間、普通に仕事をし

家に帰り、空いた時間で趣味のマンガを描き

プロではないけれど、収入もしっかりあるくらいそのマンガを売っていた。

かくゆう彼は、仕事があっても低所得で、そのうちバイトになり

そのうち働かなくなり、家賃含め生活費は、すべて彼女がまかなっていた。






彼がお風呂に入っている間に彼の携帯を見たらしい。

彼らの取り決めで、お互いのプライベート(手紙や、携帯のメモリー等)は

干渉しないこと、となっているそうだ。

でも、彼女は見てしまった。



するとそこには、浮気を超えて本気で惚れている彼の



何よりも彼女を凍らせたメールが



あいつは本当はもう別れたいはずだ。だからもう少し待ってて。結婚しよう。」


とかかれていたそうで、彼女はその一文でやっと彼の本心や、

なぜあんなに冷たかったのかが理解できたらしく

顔が青ざめるほど血の気が引き、手が震えて止まらなかったけど

同時に急に冷静に物事を見られるようになったらしく

相手のオンナの連絡先を控え、何も無かったようにそっと元に戻しておいたそうだ。



恋は(この場合は愛?)盲目とは言うけれど、

彼のことが大好きだった彼女は

彼の本心になんとなく気づいてはいたものの、

それを現実として認めたくなかったんでしょうね。



それから数日後、夜、彼が外出していったあと

彼女は愛人に電話を直接かけて話をしたそう。



愛人はまさかの妻からの電話に、声を失ったあと

泣きながら彼に対しての自分の気持ちや、今までのいきさつを話したそう。



結局は、彼が両方を自分の都合の良いようにうそをついていたらしく

既婚者を隠して愛人に近づいた彼だったけど

それが最近愛人にバレたらしく、それで愛人に送ったメールが

「もうすぐ向こうから離婚を切り出すから、もうちょっと待ってて」 だったというわけだ。



愛人は彼女に、既婚者だとは知らずに付き合っていて

それを知って、とても好きだけど妻帯者と付き合うことはしてはいけないと思い

今日これから会う予定なんだけど、それは別れ話をするつもりだと

言っていたらしい。



それでも何でも、法にのっとって手続きさせていただきます。

と、強硬姿勢の彼女は、強気の口調で愛人から実家の住所や電話番号も聞き出し

弁護士を通すことを伝え、電話を切ったらしい。



数時間後、彼が自宅に戻ったとき、彼女は彼に別れ話を持ち出した。

彼は急な出来事にちょっと戸惑ったらしく、「本気?」といい椅子に座った。

その事についてしばらく話した後、彼女が

「一日に二人に振られるのっていい気分?」 と言うと

彼の口からは

「何で知ってんの?誰に聞いた?Sか?Yか?」 と、友人の名前の羅列。



浮気がばれたと思ったら、まずは友達を疑うことから始めるの?

そう思った彼女は、こんな人を好きになった自分が情けなかったそう。


「友達は関係ないよ。直接当人どうして話したんだから」 と言うと

今度は携帯を勝手に見たことにたいして怒り彼女を責める彼。



別れるということで腹を決めた彼女は彼に家を出て行くよう言ったが

もう夜中だったこともあり、次の日早々に出て行かせることを前提に

その晩だけはとめてあげたらしい。



するとその夜、彼は体調を崩し、トイレにとじこもり吐き続けたそう。

あまりの吐き具合に救急車を呼ぼうかと思うほどだったそう。


憎たらしいけど、大好きだった夫ということもあって

看病していた彼女は、それから2,3日体調が回復しない彼を

仕事を休みつきっきりで看病していたらしい。



看病中も会話はほとんどなく、ある日彼が彼女に

「あんなにひどい態度とっていたのに、何で優しくできる?」 と聞いたそう。



そうすると彼女は、プチンと張り詰めた糸が切れたように

泣き叫びながら、今でも別れたくないほど好きだということ

でも、彼は心変わりをしてしまったこと

それでも関係を続けていくと、自分がボロボロになること

などなど、言ったらしい。



会話もあいかわらず少ないまま日は流れ

1週間後、彼は彼女に初めて謝罪と今の自分の気持ち、もう一度やり直す

チャンスがほしいことなどはなし始め、

離婚は踏みとどまったものの、しばらくはギクシャクした夫婦関係だったが

最近は前のように戻りつつあるらしい。



結果ヨシ。の出来事だったけど、

彼女は辛い悲しい1年で、お互いの本音をぶつけ合ったら

吉と出て絆がよりいっそう深まったという結果になり。

それ以来、彼は別人のように良い夫になったそう。



こうして世の夫婦の絆というのは深まることもあるんだろうね。

と彼女は話していたものの、人生を大きく分けるほどのこの出来事に

当人ともども私たちは、「ホント、深いね」などと話していました。



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それで、私がコレを通して何を感じたかというと

もちろん、友達の心情や立場に立ったときの苦しみ等感じたし

離婚を決心した瞬間の、何かがふっきれた瞬間の気持ちも感じた。

でも、やっぱり何より、彼女にあった「強み」というのは

経済力

なんですね。富豪となるまでのセレブな感じではなく

一人で、それなりの社会人として生活していける強さ。

それがなかったら、現実を見たとき、毎日はボロボロだけど

離婚は踏みとどまる可能性が高くなるんじゃないか。

それでもいいから離婚したほうがマシという人もいることでしょう。

でも、やっぱり、「仕事」。

「手に職」「特技」なんですね。



今でも実家に居座っている私にとっては

やっぱり彼女はとても大きく見えたし、そうなるまでの努力もしている。

私は英語を生かして生計をたてようとするかはわからないけれど、

向こうへ行ったら貪欲に頑張るぞ。と、なんだか奮い立たされました。



彼女は、今、出版社(かどっか)からのオファーを受け

昼間の仕事をやめ、プロ、アマの両方で漫画家一本で行っている

バイタリティのある毎日です。



昔から絵が上手で、マンガを描くのも上手でした。

そんな彼女はやっぱりマンガを描くことが好きで

今もやっぱり大変なことはあるけれど、好きなことだから乗り越えられる

と、言っています。



前向きで頑張っている友達とこういう話をしていると、

周りにいつの間にか流されて、好きな英語や自分の将来への自己啓発に対して

ぬるま湯に浸っている自分に気づき、良い刺激となりました。



ワーホリ、仕事も勉強も頑張るぞ!!!

と、思った、本日のおしゃべりでした。






















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最終更新日  2005.09.11 04:56:40
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