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2009.09.14
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カテゴリ: 加瀬亮
記事修正中です。
テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・
懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、
暖かい目で見てください・・・・



今日は、朝イチで久々に梅田へ。
夏休みも明けたんで、一人映画鑑賞でございます。


プール c-book0073
監督・脚本:大森美香
原作:桜沢エリカ

上の写真は、劇場の入り口に飾ってあった大型ポスター。
実は昨日、この劇場に
小林聡美
加瀬亮
もたいまさこ
3氏が舞台挨拶に来てるんだよね~っ
で、その3名のサインが入っていました。
いやーーー、生で拝みたかったっ
小ぢんまりした劇場だから、かなり舞台も近かったしーーーっ


ストーリー
さよ( 伽奈 )は大学の卒業旅行の名目で、タイ北部、
チェンマイのゲストハウスで働く母・京子( 小林聡美 )を訪ねる。
4年前、祖母にさよを預けて旅立った母は小さなプールのある場所で、
オーナーの菊子( もたいまさこ )や手伝いの市尾( 加瀬亮 )らと
楽しそうに過ごしている。
そこにはタイ人の少年( シッティチャイ・コンピラ )も同居しており、
複雑な気持ちになる、さよ。
以前から、価値観の違う母親とはうまく話せなかった、というのだが…
さよが滞在した6日間、母親との確執と和解・・・の物語。


とにかく、余計な描写も台詞も登場人物も説明も、
一切無し、という印象。
同じスタッフによる前2作とは、また少しだけ毛色が違う感じ。
それは、監督が変わったから、かもしれませんが、
朝から鳥がさえずり、風に花が揺れ、
少ない会話や台詞なのに人の気持ちがとても動いている、
そう感じたからかもしれません。

それに、本当に説明的な台詞とか、ほとんど無いので
いくつかの雑誌の対談とか特集を読んではいましたが、
それが無ければ登場人物のつながりとか、しばらく理解できないのでは、
というくらい、どんどん話が進んだ感じがします。

それだけに、その静かな映像から、
考えることが多かった、ようにも思いますね。


京子は、もとからこう、と決めたことは行動にうつすタイプ、と
さよの話でわかるんだけど、タイまで来たいきさつはよくわからない。
ただ、やりたいと思ったからきた、と言う様なことしか京子も言わない。
他の人物も、あまり背景とか過去とか多くの情報は
語られないので、ある程度は想像になるんだけど、、、

どちらにしても、それぞれはまり役ではありますね。

ただ、そういう行動力やポジティブな考え方にあこがれるけど
自分ははたしてそういうことが出来るだろうか、とか
心地いい土地で、気心知れた人たちと幸せに暮らすのは
本来人間のあるべき姿なのでは、とか・・・
羨ましくもあり、あこがれる反面、考えることも多かったです。


さよを演じた伽奈ちゃんはかなり良かった。
先日、加瀬くんともたいさんと3人でのトーク番組を見たんだけど
訥々としたしゃべり方がすごく面白くて、
ちょっとそんな感じが出ていた。
タイの生活とか、自然体で知らないタイの少年と暮らす母親への戸惑いとか、
よく感じが出ていたと思います。

小林さんは、もう~、本当にですね、
加瀬くんも自然に感じられる演技って上手だとおもうんだけど
やっぱすごいですよ、小林さんっって感じ・・・
今回はギターに歌も披露してるんだけど、これが
このために練習した、とは思えないくらい上手に自然に
ギターを弾くのだ。
もたいさんが、本当にいろんな才能がある、と驚いていたけど
女優魂を感じますねぇ~、それでいて、本当に自然。
てきぱき、さばさばな江戸っ子の感じが、
いい塩梅で出ていたと思います。


これは、パンフ。   c-book0074
右側の青い部分は、くりぬいてあって、見開くと・・・

青い透ける素材のページが一枚。  c-book0075
そして右側が裏表紙以外、四角くくりぬいてありました



30過ぎ、とか日本での暮らしに居心地の悪さを感じていた、、、
というようなことくらいしかわかりません。
加えて、伽奈が市尾のことを
目が笑ってるかわからないけど、
意外に親切な郵便屋さんに似ている、
といっていましたが、本当にそのとおりで、
市尾はにこにこしていても、目までは笑っていない、
と感じる表情がよくあってですね、そういう表情は加瀬くんは
本当にうまいなぁ~、って思うんですよね。
どういういきさつでここで暮らしているかナゾだし
ビーのことになると一生懸命なんだけど、
その後もどうなるんだか・・・って感じでした。

もたいさん、ラストのほうで、本当に魂が一人歩きしてるかんじで、
あのままプールサイドで永眠???なんて儚い佇まいが
すごかったなぁ~。
最近、ナゾな人物で登場することが多いけど、
今回もかなりキテました。

そして、ビー少年。もう、ホントかわいいの。
目がくりくりしていて、にこにこしていて、
礼儀正しくて、、、、癒し映画にはビーと言う名は必須なの?
(ホノカアボーイのビーさん=倍賞千恵子さん然り)


今、パンフみながら話を思い返しても  c-book0076
ホント、シンプルだったな・・・・
最初にでっかくHPと同じように、プールってタイトルがでたら
空港にやってきたさよ、迎えに来てる市尾、涅槃仏のある寺院で
落ち合った菊子、そしてゲストハウスに行ったら
京子とビーがいて、、、、あっという間に全員が出てきたし、

市場で買い物とか、    c-book0077
庭に水をまく市尾、とか、さよがきたこと以外は
かわらない生活を送る面々。
淡々としているけど、さよが来た事で、またそれぞれの気持ちが
ちょっと粟立ってるのもわかるんです。

それと、もうひとつ。
印象的なのが、食事または料理。
新鮮な食材で丁寧に作られた料理が並ぶ食事のシーンが何度か登場。
今までの作品ほどには、料理を前面に押し出してはいなかったけど
きちんと姿勢を正して、気持ちをこめて作った料理を
美味しくいただくこと、を改めて見直しましたね。

特集雑誌やパンフにも載っていた、
市尾鍋、作ってみたいです。


なんか、不思議な映画だった。
場所を変えて、スタッフが趣味でのんびりおいしいもの食べてるだけ?
というような映画評も見ましたが、
それは個人のとらえ方で随分印象が変わる作品だと思いました。


とても、朝から始まるシーンが多いというのも印象にあります。
鳥のさえずりが聞こえる、朝のシーン。
豚やら猫やら鶏やら牛やら、いろんな動物の声が聞こえてきて、
アジアなパワーというのとは別な、
生きている、ともに生きているんだ、って生命力が
声であふれてくる感じ。



夏バテ、秋バテのぐだぐだな気分を一掃してくれるような、
暑い国のはずなのにどこか涼しげな映画でした。


考える余韻のある癒しムービーって、
なんかいいですね。






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Last updated  2011.05.23 21:05:51
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