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金曜日の夕刊に載っていたんですが・・・
源氏物語 魔力に酔う
色恋の渦 平安の雅
12月10日(土)に映画、
源氏物語 千年の謎
が公開されるのもあるかもしれませんが、1000年以上も人気の
恋愛小説・・・には違いありませんね。
私はずっと理系だったので、高校の選択科目で古典を選択したこともなく
古文は苦手だし嫌いでした。
ただ、国公立対策に予備校で古文を習ったときに
源氏の解説をとても面白く話してくれた先生がいまして、
それで興味を持ったというか・・・・
でも、初めて読んだ時は、特に登場する女性たちが
なんか女々しくて自由も無くて、こんな時代に生まれずによかった、
という印象でした。
男性との出会いも、歌をかわしたり季節折々の細かい作法があったりして
かなりセンスが問われるとかね。
とにかく自由もないし、大変そうなんですよね。
ただ、予備校で教えてもらった、実はスーパーマン光源氏、
関係を持った女性はたくさんいるものの失敗もあれば失態もあるし
それまでの印象よりも人間くさいというかね、そこらへんに興味がわき、
気がついたらいろいろ本を読んでいた
もともとは、母が源氏物語好きで(女性には多いと思います)
古くは 与謝野晶子
訳の源氏物語(箱入り)、 谷崎潤一郎
訳も持ってるくらい。
訳、ったって訳自体が言葉古くてわけわかんないけど
他に、 円地文子
訳、 田辺聖子
訳など読み、
先日遊びに来たときは 瀬戸内寂聴
訳はイマイチ、なんて言っていました。
今は、お口直しに円地文子訳を読み直してるとかで
一通りストーリーが分かってくると、今度は訳の好みとか出てくるんですね。
母はその後、 あさきゆめみし
も読んでますが
あれは本来の文章との整合云々というより、分かり易くイメージできる、
そういう意味では随分源氏の世界に貢献してるのではないでしょうか。
今現在、朝日新聞から週刊で
絵巻で楽しむ源氏物語
と言う雑誌が発行されていますが、
私が持っているのはディアゴスティーニの
ビジュアル源氏物語 全96冊
。
最初は物語を追うだけだった、
そのへんを詳しく具体的に知るにはよかったですね。
これは、 牧美也子氏の漫画で
毎号ストーリーが一部書かれていて、それ以外に写真や図版解説で
平安時代の背景とか、王朝貴族のライフスタイル、それから
原文と現代語訳の併記ページもあって、結構見ごたえ読み応えがあります。
私が持っている現代語訳は、
円地文子・田辺聖子・橋本治ですが、橋本治編は訳というか意訳ですかね。
映画もドラマも舞台もマンガに創作小説、いろんな形で
1000年以上読み継がれてきた小説なんて、すごいですよねえ。
映像で見たことはないんですが、、、たぶんナニを見ても納得しないかも。
だって、やっぱり壮大な世界観なんだもん。
また読みたくなってきたので、今読んでる小説終わったら
読み返してみようかな・・・
いつかは読みたい本第一位
なんだそうですが、、、、
未読の方は、いつかチャレンジしてみてください
通勤のおとも2024・その21 2024.06.23
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