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劇場公開になったころのTVCMとか見て
ちょっと気になっていたんだけど、スクリーンで見るほどでも・・・
と思ったので、先月OAの分を録画しておいて
さらっと見てみましたが・・・
なんとなく、展開にも結末にも予測できる部分が多かったけど
でもやっぱちょっと怖かったかな・・・
アウェイク
Awake(2007年アメリカ)
監督、脚本:ジョビー・ハロルド
あらすじ
亡き父から投資大会社を継いだクレイトン( ヘイデン・クリステンセン
)は、
秘書サム( ジェシカ・アルバ
)との身分違いの恋を
母リリス( レナ・オリン
)に打ち明けられず、サムからは結婚を懇願されるという
板挟みの状態だった。その上、すぐにも移植手術が必要な心臓疾患を抱えていた。
友人の心臓専門医ジャック( テレンス・ハワード
)は、
クレイトンの珍しい血液型に適合するドナーを探すために奔走している。
ジャックを信頼しているクレイトンは、恋の悩みも打ち明けていた。
クレイトンはジャックに背中を押され、母の反対を押し切り、
ジャックを立会人としてサムと二人だけで結婚式を挙げる。
奇しくもその夜、ドナーが見つかったとジャックから連絡が入る。
クレイトンがサムに付き添われ病院へ行くと、
リリスが心臓医療の権威ナイヤー医師を連れていた。
医療ミス疑惑でいくつかの訴訟を抱えているジャックに、
一人息子の手術を任せられない、とリリスは訴えるが、
クレイトンはジャックの腕に委ね、手術室へ運ばれていく。
全身麻酔が施され、クレイトンの感覚は鈍っていくが、
なぜか意識だけは目覚めたままだった。全身に電流のように激痛が走る。
さらにクレイトンは、心もズタズタにされる衝撃の事実を知らされる。
台詞にも出てくるAwakeというタイトル、これは
手術の最中に全身麻酔が効かなくなり、手術の痛みをそのまま感じるという
“アネセシア・アウェアネス”(=術中覚醒)をモチーフにしていえ
Still Awake、まだ覚醒している、というような意味ですかね。
スター・ウォーズ以降、ヘイデン・クリステンセンのまともな作品を見てないけど
なんか頼りない、どこか鈍いような、世間知らずのボンボンって感じは出てました。
だいたい、秘書とデキちゃうなんて、
NYの半分を所有するような大会社の跡取りが、安易すぎやしませんかい???
しかも、いくら友達だからって、過去に医療ミスしてる外科医に
自分の心臓手術任せるかなあ~~・・・・
ちょっと説得力に欠けるようなきがしないでもない。
まあ、結果的にハーパーも思惑があっての友達づきあいだったんだけど。
麻酔覚醒は、実際に心臓手術や帝王切開などで起こる確立が一番多いそうです。
目が覚めるだけならまだしも、痛みが麻痺していないと言うのは
ものすごく怖い・・・
帝王切開は、部分麻酔だから意識があるって言う話ですが
正直それだけれも怖いのに。
メスで胸を切り開くシーンがあって
当然モロ作り物ではあるんだけど、
やっぱ心臓取り出したり、切った縫ったは、気持ちのいいシーンじゃないな。
そして案の定、
自分の胸を
切り開いている医者たちが、実はたくらみがあって手術を
失敗に終わらせようとしていることを知ってしまうわけだ。
一瞬、目を開き身体を起こしたと感じるが、それは臨死状態に近いというか
精神だけが起きて一人歩きするわけ。
そして、時間をさかのぼったり、場所を変えたりしながら
実はサムを中心に練られた策謀であることを知るのです。
心配そうに手術経過を待つ、
サムと母親リリス。サムを許さなかったリリスが、このときはサムに心を開いた、
かのように思えるが、実は違うのだ。
ちょっとしたことからサムの本当の狙いを知ったリリスは、短い時間でナイヤーに
事情を説明し、自分はクスリで自殺を図り、その心臓をクレイトンに提供、
それで一旦は心臓を取り出されて臓器停止状態に陥ったものの
ナイヤーの必死の移植手術のおかげで、再び意識を取り戻すのです。
医療サスペンス、みたいな面が
強いかと思うけど、実は案外そうではなく
母親との強い絆、みたいなテーマが結構色濃かったようにも思います。
結局、サムほか医療チームの悪巧みはばれて、
全員捕まったし、クレイトンは生き返ったけど・・・なんつーかね~
父親の死も、最初から謎があるような感じだったけど、
真相があれでは、クレイトンは生き返っても辛いぞ・・・
ラストは再び目を開けるクレイトンで終わったんだけど
全てを知ってしまったクレイトンはその後どうやって仕事に復帰するのか
どんな気持ちで生きていくのか・・・ちょっと複雑ですね。
その後は描かれてないしね。
誰も信じられないんじゃないか、生き返ることが出来ても
ナニを頼りに生きていくんだろう・・・
母親もフィアンセも友達も失ってさ。
考えてしまいます。
あと余談ですが、、、、
エンドロールで、ちょっと雰囲気の違う曲が2曲目に流れるんだけど
あれって余計だと思いました。