美作的日々

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2015.07.26
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読んだのは、あっという間だったんだけど、、、
アップが遅くなりました。

舟を編む        book0338
三浦しをん


あらすじ

【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。
玄武書房に勤める馬締光也。
営業部では変人として持て余されていたが、
人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、
辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。
定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、
徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか――。

(以上光文社)

多分、最初に知ったのは、まだBSで王様のブランチやってた頃・・・
本紹介するコーナー結構面白かったのになー
そんで、そこで面白そう、と思い文庫になるまで待っていたら
その前に映画化されちゃったけどね。
まだ見てないけど
でも、配役わかってるから、他の映画化作品同様、


とにかく、文章が読みやすい、ってのもありますが
辞書を編纂する仕事、という知らない世界でありながらも
なんだろう、この引き込まれ感?
面白くてどんどん読んでしまった。
真面目なマヂメ(馬締)くんは、これ以上ないくらいの
辞書編纂者に適任のキャラで、一つ言葉の意味を聞いただけで
その答え方がすごい。
のに、読んでるほうも、そうか、と思って納得してしまうし
そういう意味もあるのか、と驚くし。
そんな不思議なキャラに、周りん人もどんどん引き込まれてる感じが
なんか面白い。

陰ながら力になり、なんかいいコンビ。
辞書の完成を願って身を引いたのも、ちょっとほろっとしたり。

後半、岸辺という若い女性が別部署から配属になったとき、
馬締や香具矢を40代くらい、というんですが
そんなに疲れて見えるということか?と思ったら

たちあがってからすでに13年も経っていた、
というのがわかります。
うわー、辞書って本当に大変なんだな・・・
ということとか、好きじゃないと言葉に敏感じゃないと
ものすごい根気がいるんだなということとか
たくさんわかります。

辞書作りに人生をささげているような、
監修の松本先生が、辞書の完成を見ずに他界してしまうのが
なんともさみしくて、残念でした。
もうそこまでくると、かなり感情移入してるから
うわーー、死なないで~・・・と思う一方、
状態的にはきっとダメなんだろうな、と
その場にいるようにさみしくなってしまった。

香具矢とは、それほど難しくもなくうまくいって
のちに結婚しますが、
きっと最初からお互いに合うタイプだったから
言葉が少なくても一緒になるべくしてなったんだな、
よかったな、馬締くんっ
って感じだったし。
恋愛よりも、辞書編纂の話だから、
それくらいの描写でよかったんだと思います。
長文の"恋文" の件はかなり笑ってしまった。


日本語、私も好きだし
発音が汚い、言葉の使い方が間違ってるような
アナウンサーをテレビで見てしまうとイラッとする。
かといって、普通に使っている言葉、
どの正しい意味とか出典を知ってるかというと、そうではない。
こういう風に、言葉に心血を注いで
書物としてまとめている人がいるからこそ、
調べたときになんらかの答えを得られる
辞書
というものが存在するんですね。

知らなかった世界だからこそ、
興味もあってとても面白く読みました。



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Last updated  2015.07.26 15:20:24
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