レジャーサービス研究所（東京＆上海）

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レジャ研所長

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メキシコ

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必要にして十分に快適に過ごせるホテルだ。

しかし、
内蒙古から北京の飛行機で、あれほどの水不足の実態を見てしまうと、
せっかくのシャワーも、いちいちレバーを閉めてたりしてしまう（汗）。
（心の中では、早く帰国して湯船に浸かりたい…願望が高まる）
だから、シャワーを浴びてもどうもスッキリしなかった。

そこで、
スッキリするために、行きつけのマッサージに向かう。

またまた新しいコースが登場していて（値段も少し高い）、
もちろん、それを薦められた（笑）。

大変丁寧な説明だったので、トライしてみることに。

以前との違いは、マッサージをするスタッフが違った。
「うまい！」
黙々とマッサージをしてくれる。

しかも、こちらの「おうっ！」「あいやー！」などの反応をしっかり見ながら、
必要な箇所は長く丁寧に。

そのうちに、日本で言う「コップ灸」を薦められた。
肩と腰が悪そうだから、トライしてみたらどうか？と。

＜月刊ゴング格闘技＞などで、

（特に藤波辰巳選手が印象的：笑）
あのコップの跡を思い出すと、何とも痛そうで怖かった。

結局は、強い勧めに押されてトライすることに。

やってみると「あいよーぉぉぉぉ！」と気持ちよかった（笑）。
患部がコップの中に吸われると、何とも言えない痛気持ちよい感覚で

だけど、どす黒くなった患部がいっくつかあって、
「かなり悪いから、医者に行った方がいいわよ」とのこと（汗）。

何にせよ、少しはラクになったから、小姐には感謝である。

改めて思うのは、
特に上海のお店の人々は、お客さんに商品を薦めることを徹底している。
時にうざったいと感じることもあるが、
商売として考えれば、当たり前だし大変大事なことだ。

これが日本だと「あいさつ」とか「マナー」なんかが強調され過ぎて、
肝心の販売に関わる指導がゆるいケースが多い。

つまり指導が「ブツ切り」になっているということ。
（販売とマナーがつながっていない）

この店では、お客さんにガンガンお薦めするのに必要なマナーだけは身につけている。
しかし、それはあくまでも商品を薦めるためのスキルで、
それ以外の余分なものはない。
（彼女たちの目的は、サービスをどんどん売ることである）

お客さんにとっと、もっと気持ちいいサービスを紹介して、
自分たちはもっと稼ぐ…。

笑顔で挨拶して、素敵な姿勢で立っていても、
売れなければ意味がない。
その考えが明確なのが気持ちいい。
（指導もシンプル）

やはり、教育を効果的に行うには、目的をハッキリしておくことで、
何に役立つのか？よくわからないことをいくら指導しても、
満水のバケツに水を注いでいるようなもので、溢れていて何も入っていない。

日本では、働く動機も不明確なスタッフがいるし、
（色々考え過ぎて複雑な人が多いかな）
仕事の目的もハッキリ伝えない指導者が多いから、
（だから笑顔だけできるスタッフだらけになってしまう…：汗）
せっかくいい環境の職場でもモチベーションがあがらない…
というシーンをよく見かけることになる。

上海はそういうところがシンプルだから、
（皆、商売でやっているという自覚が大きい）
結構勉強になることがたくさんあるのがうれしい。

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