レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2007/10/28
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カテゴリ: 中国


飲食を200元以上オーダーすれば、何時間いてもOKという寛大なお店。

途中、全員でディスコダンスまで(笑)。
(最後の気力と体力を振り絞り…尽くしました:汗)

翌朝、長春空港から北京空港へ。

時間があったので、チェックイン後はカフェでメールチェック。
そろそろ…と、イミグレーションへ向かうと…、
黒山の人だかりに見えてしまうほどの、大混雑。

並んでいるうちに「間に合わないかも…」と思い、

誰もがギリギリの様子で、なかなか前に行けない。

時間ギリギリで搭乗ゲートに向かうと、
「東京」の文字はなく、別の行き先が表示されていた。
係員に聞いても「ボードで確認してくれ」とのこと。

改めてチケットを確認すると、
登場口「1」の文字は、ボールペンの手書きだった(涙)。

慌てて、空港内の搭乗口の確認していくと、やっと見つかった。

…が、すでに最終バスは出発した後で、
次のソウル行きの搭乗が始まっていた(涙)。

もう乗れないとのことで、
ならば次の便へ何とか乗らなければ…ということで、


ルミさんは、かつてエアラインのGH出身の心強い味方。
指示に従う。

まずは、チャイナエアラインのスタッフを見つけて
チケットを見せて事態を報告する。

散々待たされて、たらい回し(5名)にされて、


「D1カウンターで発券しますので行ってください」と言われて、
お礼を行ってすぐに向かう。

しかし、そこもまた黒山の人だかりで、
(割込みオンパレード状態だし)
チャイナエア(CA)の担当にチケット見せることができたのが約40分後。

簡単に経緯を説明してチケットを見せると、
「こんな手続きはできない!」とチケットを突っ返してきた。
(しかも、凄い剣幕だった)

「話しが違う」と言ったあとの中国語出てこないので、
すぐにリンリンに電話して、CAのスタッフに電話を渡す。

すると、「●×△■#※!?」と怒鳴り散らして切って、
電話を投げ返してきた。
そして、「あっちに行け!」との仕草で無視。

ここまで延べ2時間、帰国の目的のために我慢してた
「忍耐の砦」が音を立てて崩れ去った瞬間だ。

大きくタップリと深呼吸をして、
十分に肺に空気を溜め込んでから、
「おい、そこの小姐!こっちに来い!」と、
日本語、中国語、英語のミックスで怒鳴ってみる。

それでも無視して、カウンターの奥に逃げる担当者。

さらに2度目の大音量の声に、
これまた十分に驚いた上司が出てきた。

「大声を出すな!」と、これまた怒り出した。
すぐにチケットをみせると…、

「ヤッヤッヤバイ…:汗」と顔に出た(笑)。
早口の中国語でまくし立ててきたので、再度、リンリンに電話する。

電話が終わると、態度が豹変した。
すぐに手続きが始まって、チケットが戻ってきた。

「あのカウンターで新しい便の発券を行います」と言われて向かうと、
そこには、さっきの担当者が待っていた(笑)。

今度は素直に発券しようとする。

このくらいで許せばまだ直らないだろうから、
再発防止のためにも、少しお仕置きの必要があるなと思い、
彼女を無視して、隣のカウンターに移動した。

すると、すぐに追いかけてきて、
「私がやりますから…」と、チケットの発券を始めた。

「あなたのパスポートを見せてください」という
「あなた」の呼び方が「ニー」から「サー」に変わっていた(笑)。

「預ける荷物はないの?」と聞いてきたので、
「さっき言ったでしょう。荷物を返してもらってない」と、荷札を見せる。

青ざめた彼女は、荷物室に走る。

結局2つ預けた荷物の1つしかなかった。
もう1つは、すでに成田へ向かってしまったらしい。

全ての手続きを済ませた時に、
「もう、さっきの彼女には電話しないで…:汗」と話しかけてきた。
どうやらリンリンが怖いらしい。

しかし、こちらは担当者、上司の名前とナンバーも記録済みである(笑)。
のちにしっかりと会社(CA)に報告するつもりだ。

出発前にリンリンに報告の電話をすると、
会社に報告する旨を言ったらしい。

さらに、オリンピックが近いのに、外国人対応もできないで
なぜ国際線で働くのか?辞めた方がよい。
それも会社に伝える…などなど、
実に的確過ぎる指摘に恐れをなしてしまったようだ。

それにしても…、
D1のスペシャルカウンターでの特に外国人客のクレーム数は凄かった。
それに対してCAスタッフの対応と言ったら、
何だか勝負しているみたいで、
「私たちは悪くない」みたいな言葉ばかり。

北京空港内を見渡せば、
オリンピックに向けて、見た目の身だしなみとかサービスは
よくなったように思えてたが、
それは平時のことだけで、
いざお客さんが困った時に無力なら、来年のオリンピックがスリルなものになる。

なんとか標準的なサービスまではできるようになりつつあったけど、
ちょっと標準からズレた時のサービスや運営は、まだまだ脆い。

スペシャルカウンターだとか、インフォメーションカウンターだとか、
名前はどうあれ、困ったお客さんの力になれないのなら、
全く意味がない。


成田空港に到着すると、
手荷物カウンターに行って、事情を説明してみる。
すると、
「確かにお預かりしております。こちらにお座りになってお待ちいただけますか?」
と倉庫まで走ってくれた。

少し息を切らして戻ってくると、
「○○様でございますね。お困りだったでしょうね。
ご迷惑をおかけいたしました。こちらお返し致します」と。
(サービスリカバリーが徹底されている)

あまりに感動して思わず涙ぐみそうになった(笑)。
ルミさんから聞いていたGHの仕事の重要性の話しが
頭の中を走馬灯のように駆け巡った。

日系とCAとの違いは「グランドホステスと作業員」とでも言うべきか、
「もてなしと作業」の違いか、何しろ同じ職種ではないな、きっと。

北京オリンピックに向けて、元日本のGHさんたちの活躍の機会は
相当多いだろうな、と確信した。

オリンピックまでは、あと10ヶ月もない。
CAには、いい意味で期待を裏切ってもらいたい。
このままでは、高校生のアルバイト以下だ。

時間はないぞ。頑張れチャイナ・エアライン!





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Last updated  2007/10/31 02:30:14 PM
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