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kaitenetさん
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征野三朗さんComments
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前にも書いたことですが、私がここで「決定的な決断」といっているのは、例えて言えば、10階建てのビルの屋上に連れて行かれて、ナイフを突きつけられて「自分で飛び降りますか、それても突き落とされたいですか。どちらが良いか自分で選びなさい」というようなときにする決断のことです^^;
もう少し軽い例えでいえば、最近も減っていないようですが、リストラ企業でおこなわれている「今すぐ会社を辞めますか、それとも、いままでの半分の賃金で2倍働きますか。どちらか良い方を自分で選びなさい」というような決断のことです。
まあ、いってみれば、すでに不毛な選択肢しか残されていないような追い込まれた状況で選択を強制されるような羽目に陥いるようなリスクの高い株式投資は行なわないということです。
普段から、このような不毛な選択に直面しなくても済むように、知的な努力を集中するということです。
株式投資でいうところのリスク管理というのは「困難な決断を迫られるような状況に追い込まれる可能性を普段から検討していて、そのリスクを事前に回避する」ということです。
つまり「困難な決断」を迫られたのは、それ以前の「普通レベルの大事な決断」において繰り返し間違いを犯し続けたために、最後にその清算を迫られているにすぎない状態です。そんなはめに陥らない為に「普通レベルの大事な決断」を正しく行なうための管理を、きちんと行なうということです。
最近、石油の元売各社への投資を徐々に増やしていますが、昨日のブログにも書いたように元売各社が通期の業績予想を見直した市場の状況(⇒去年の9月、10月くらいまでのガソリンや灯油などの売行き動向)と現在の市場の状況(⇒日本を始め世界的にやってきた寒波のおかげで灯油の売行きが上がったり、世界的な景気の大底からの底離れの動きで、原油価格が上向きはじめている状況)が石油元売各社に有利に変わっていることから、石油元売各社の業績が前回の決算短信発表時より上向いている可能性が高いことが理由です。
本業の業況が上向いてきている上に、太陽光発電や蓄電デバイス、リチウムイオン電池のセパレータなど元売各社は、それぞれに環境バブル銘柄候補としての条件を備え持っていることも、中期的に株価が上向いてきてくれると皮算用をしているからです。
ここのところ調べていてつくづく感じたのは明治時代に創業した新日本石油、新日鉱ホールディングス、出光興産の土地の含み益が強大すぎて目がくらんでしまうということです。
出光興産と新日鉱ホールディングスは平成10年後ごろに出された土地の再評価を行っており、出光興産などは、その時の土地の評価から、土地価格が1000億円規模で減価していると有価証券報告書に書かれています。
これは土地の再評価を行なったときの路線価や課税標準と現在の路線価や課税標準が下がったものについてだけ、計算すると、それだけ土地価格が減価しているということで、その時点から路線価や課税標準が上がった部分については、再計算をしていないという、実に堅実な評価ででた数字です。
元々、市場で行なわれていた土地売買価格とは乖離した、実に安値の再評価のうえに、そのときより下がった分だけマイナスするのだから、マイナス部分しか出てこないのは当たり前のことですね。
ああ、それなのに株データブックには「出光興産の土地の含み損は・・・」何ぞと書いてある。ちょっと情けないことだとは思います。この土地の含み損を気にして株価が下がれば、安く買い戻したい私にはラッキーなことだと思います。
ちょっと話が横道にずれました<O>
しかし、このような資産を膨大に持っており事業的にも絶対必要不可欠で、在庫が陳腐化することもない製品を扱いっている企業でも、新日本石油や新日鉱ホールディングスのように2010年3月期の業績予想が黒字でもドバイショック時点のように10年前の安値まで投げ売りされてしまうこともあるのです。もし信用取引で大枚に、自分の経済的実力以上に買い持ちしていたらどうなるか。
すなわち信用取引のようにレバレッジをかけて、好き好んで自分で「困難な選択」を選ばなければならない状況に自分を追い込むようなことは、バカらしいので絶対やらないというルールは今年も今後も、確実に自分に守らせるべきだと考えています。
それがまさに「「困難な決断を迫られるような状況に追い込まれる可能性を普段から検討していて、そのリスクを事前に回避する」ということに他なりません。
「普通レベルの大事な決断」なら一度や二度の失敗は許されます。そして失敗から学べばいいのです。「自分はいつ、どのようにして、決断をあやまったのか」。信用取引を行なって、市場から強制退場を喰らって、まだ懲りずに信用取引で復讐戦をいどもうというよな反省のない人は、同じ過ちを繰り返すことでしょう。失敗から学ばない人間は、その後も失敗し続けることになるでしょう。
株式投資をすることにより、大失態を演じて致命的な大損をしているような投資家は「企業を見る目が無い」か「自分を管理する能力がないか」。あるいはその両方を兼ね備えているかです。
もし今度こそ上手くやろうと思うのであれば、自分はどうして大失敗をしてしまったのかの問題点の発見と改善を行なったうえで、「困難な決断」を迫られないようなセーフティ・ネットを張り巡らせた株式投資を行なうべきだと考えます。
好ましいのは「焼きソバを食べるか」「焼きうどんを食べるか」それとも「寿司をたべるか」程度の軽い決断で、情けないくらい迷ってしまうくらいの、軟弱なハムレットを演ずるくらいが良いのだと感じています。
悩むならこれくらいの悩みとどめたい。株式投資でいうならば新日本石油を買うか、新日鉱ホールディングスにしておくか。出光興産か、いやいややっぱり一番配当利回りの高い東燃ゼネラル石油か・・・くらい軽い決断にとどめたいとものだと思います。
私がジタバタ現在もやっているし、昔もやっていた、つまり普段からやっている銘柄間のシフトなどは、この程度の軽い決断にすぎません^^;
今年も失敗して儲けが少なくなっちゃった、くらいの間違えても取り返しのつく範囲の決断を、できるだけ間違いなく行なって、なるべく資産を増やしたいな~と考えて、実行しています^^;