檜山振興局環境生活課いきもの係です。

　抜けるような青空が、秋らしさを感させる今日この頃です。足しげく毎朝、江差かもめ島に通っています。マニアックな野鳥が渡ってくるのを待ち構えていますが、今のところまだ珍鳥は見られません。８月下旬からこれまで３６種類、今はまだ北海道の夏鳥、留鳥を中心に次々と移動していきます。

　さてこれからが、冬鳥たちの移動の本番です。冬鳥一番乗りは誰かなのか。ツグミかカモの仲間か！今か今かと、待ち構えています。１０～１１月はいつもよりも寒いとの長期予報が出ています。木枯らしとともに一斉に渡ってくることに期待！！

　今回は、かもめ島だけに絞って、鳥たちのちょっと変わった動きやきれいな生き物たちを紹介します。

ちょっと見てよ　　

連続写真ではないよイワツバメ群舞　　　　宮本武蔵「枯木鳴鵙図」モズの高鳴き

アカゲラさん電柱に穴を開けないで～　　　かくれんぼしないでシジュウカラ

じゃれあうハヤブサ夫婦　　　　　　　　　　　休憩はベンチの上でノビタキ

秋の彩り　

きれいだけど臭いぞツノアオカメムシ　　　　赤の鮮やかなコノシメトンボ

ハマナスの実、果実酒にするんだって　　　ギザギザギザのノコギリソウ

風に流されて飛んできたアカタテハ　　　　コモチレンゲ横に伸びたのが子ですね

お知らせです

１０月４日（土）９：００～１１：００に江差町かもめ島で野鳥観察会を行います。

参加希望の方は、９：００にかもめ島横の開陽丸前の広場に集合してください。（申し込み不要、雨天の場合は中止です。）

お問い合わせ：檜山振興局環境生活課（ＴＥＬ：０１３９－５２－１２７９）

足もとは運動靴で構いません。双眼鏡は５台ほど用意しますが、お持ちの方はご持参ください。そろそろ風が冷たくなってきていますので、適宜防寒の服装をご用意ください。 

かもめ島は、江差町市街から海に突き出た場所にあり、高台から奥尻島や松前大島などが眺望できます。渡り鳥にとっては、とてもよい休憩地となっています。ぜひお越し下さい。