全国の名物研究所

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2006.11.15
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カテゴリ: 食べ物の話


 昨夜は今シーズンの初カニです。

 といってもちょっと小さい。それに怒っているし!

 これは石川県では「コウバコガニ(香箱がに)」と呼ばれるズワイガニのメスなんです。

 カニの産地では、ズワイガニはオスとメスで呼び名が変わるところが多いようです。

 山陰地方では、オスは 松葉 まつば がに、メスはコッペガニ。
 丹後半島あたりでは、オスは 間人 たいざ がに、メスはセコガニ。
 福井県ではオスは 越前 えちぜん がに、メスはセイコガニ。

 呼び方は他にもあるようなので一概には言えないみたいですが……。

 で、石川県ではメスはコウバコガニ、オスは去年まではズワイガニでしたが、今年はようやく名前がつきましたよ~~。その名は「 加能 かのう がに」!!



 ちなみにベニズワイガニというのは、ズワイガニの仲間ですが、種類が違います。富山湾などでよく獲れますが、その名のとおりズワイガニよりも赤い体が特徴。食べると水っぽくて身の入りも悪くてズワイガニには及びません。旅館などで「夕食には蟹が1パイ付きます!」とある場合、ベニズワイガニの場合が多い(安いから)ので要注意です。

 コウバコガニは、殻の中にある内子といわれるオレンジ色の部分と、外子といわれる外側の卵が特に美味しいといわれます。足の身も美味しいですが、小さくて食べるのが大変です。地元ではオスよりもメスのほうが人気という話を聞きますが、これも単に安いからでしょう。同じ値段だったら、私はオスのほうがいいなぁ、って思います。

 メスは資源保護のために漁期が短く、わずかな期間しか食べられません。


 さらにちなみに、よく蟹の甲羅に黒い大粒のゴマみたいなのが付着していますよね。これはカニビルというヒルの仲間の卵の殻みたいなもので、これがたくさん付いている方が、脱皮してから時間が経っているという証で、つまりは身の詰まりが良くて美味しいということになるんです。

 蟹を選ぶときは、この点々にも注目してくださいね。

 写真のコウバコガニは、スーパーの特売で1杯99円だったそう。

 産地ならではの安さですね。ゆでたてを食べたので美味しかったです、ハイ。


 それにしても怒ってるなぁ。



↓「カニが食べたくなったじゃないか!」と言う方はこちらへどうぞ(笑)。







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最終更新日  2006.11.15 22:11:01
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