南仏プロヴァンスの石鹸屋 LA MAISON DU SAVON
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フランスのリヨンで知り合った、学生時代以来の友人でフランス人のHちゃん。お互いに似た物同士で、今の環境に満足をするということがなく、常に動き続けるという性格。リヨンからパリ、パリからローマ、ロンドンへと、次々と住むところを変えていった彼女。私もパリまでは行ったものの、そこからは東京に行き、しばらくは離れ離れ。でも彼女はロンドンの生活にも満足せず、ついに東京までやってきたのでした。東京では家もすぐ近くで、子供達も同じ学校に通っていたのに、お互いに忙しくて全然会えなかった。それでも半年に一度ぐらいは、近所のカフェで近況報告をし合っていました。そのHちゃんが、今度はニューヨークに行ってしまうことになりました。出発の一週間前、「賃貸契約のことで大家さんに話したいことがあるんだけれど、助けてくれない?」といわれ、朝近所で待ち合わせをしました。用事を終え、私が頼んでいたトースターを引き取り、「じゃ、またね。」と言った瞬間、涙がこぼれそうになりました。お別れのビズをした後、彼女はすぐにクルリと私に背中を向けて歩いていってしまいました。後ろを向いたままで「じゃ、元気でね。家族の皆によろしく。またね!」と手を振った彼女。彼女もきっと、泣いていたんだと思う。お互いに、すごく近所に住んでいたのに、この5年間ほとんど会うことがなかった。こうしてまた離れ離れになると分かったとたんに、もっと会う時間を作ればよかったと後悔しました。でも、しょうがない。二人とも、家でじっとしていることができない性格だから。家にもどってパソコンを立ち上げると、すぐに彼女からメールが来ました。「ありがとね。でもまたすぐに会えるよ。例えば今年の夏のバカンスなんかに。」そういえば、私の旦那の実家の近くに、別荘を買ったって言ってたっけ。「ほんと?La Rochelleに夏いくの?」「そうよ。住所は.....」「OK,じゃ、夏に会おうね。Bon voyage!」次は何年後に、どこの国でお隣さん同士になれるんだろうね、Hちゃん。でももう少し、日本に住んでいて欲しかったよ。にほんブログ村
2010年03月31日
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