1月
2月
3月
4月
5月
6月
全2件 (2件中 1-2件目)
1

「俳句」を名前に掲げたワインがイタリア・トスカーナで作られているHAIKU。 生産者はカステッロ・ディ・アマ。トスカーナでも指折りの生産者であり、キャンティ・クラシコの名手。また、私自身ここで造られるメルロ100%の「ラッパリータ」はメルロ品種を用いた赤ワインの中では世界でも1位,2位の部類にはいるのでは無いかと感じています。 カベルネフラン25%-サンジョベーゼ50%-メルロ25%。ハイクのブレンド比率ですが、25-50-25のリズムが俳句に用いられる5-7-5のリズムと相通ずる部分でもあります。 オーナーでありまた醸造家でもあるマルコ・パレンティ氏曰く「自然の情景を季語に託し、短い言葉に想いを集約させる、日本に古くから伝わる“俳句”という表現に深く共感した。カステッロ・ディ・アマはテロワールを尊重し、その個性を1本のボトルで表現する。」ことにこの試みの想いが込められています。 また、このワインにはイタリア人であるマルコ・パレンティ氏が受け止めた「日本の感性」が散りばめられていました。 ・朧夜を 葡萄の色に 酔いにけり そして表ラベルでは、のトレードマークの中世騎士の文様が左へずれています。(比較のために写真はカステッロ・ディ・アマのキャンティ・クラシコのボトルを共に配しています。) 「美は乱調にあり」左右対称のシンメトリーを基本とするヨーロッパの美意識に対して、日本は中心線を取りません。床の間に華を生ける場合も、理由あって中心からは外す必要があり、そのことによっての美しさを表現しているのです。 昨今、ワインでも料理でも随分と進化をしてきました。多くの食事や飲み物がまず間違いなく「美味しい」となった現代、それぞれの個性を明らかにするのは、思い入れのあるその商品への「物語」なのでしょう。HOTEL VMG RESORT KYOTO(ホテル VMGリゾート 京都)
Aug 19, 2019
コメント(0)
台風一過。今回も超大型の台風が日本を縦断しましたね。ここ近年特に地球の温暖化なるものが進んで、日本列島はすでに熱帯の地域になっているようです。我々サービスマンはどんなに暑くてもジャケット着用、短パンなどはありえません。ノーネクタイもお客様がドレスアップしてご来店なさることを思うと、やはり失礼にあたるというものでしょう。特にフランス料理や食文化、プロトコールといったものは、ルネサンス以降の近世からのヨーロッパ社会で成り立ち、豪華さを競い華美な服装や様式が花開きました。とにかく、肌を露出したりするのははしたないという事で、男性の正式な靴下はハイソックス。暑くなかったんだろうかと思いきや、そもそも今現代に続く文化と呼ばれるものが生まれる14世紀半ばから19世紀半ばまで、地球はミニ氷河期との別名がある「小氷期」だったそうです。・・・小氷期に生まれた文化についてはまた次の機会にするとして、今回は日本が大変自然災害の多い国であるという事について。日本は本当に自然災害が多い国でもあります。地震はもちろん、今回のような台風。台風は必ず毎年数回に渡って日本に訪れます。あるデータによると、日本の陸地面積は地球上の陸地面積の僅か1%足らず。その陸地に世界の自然災害の20%もが集中しているそうです。そんな自然環境の圧力の中、日本に住む人類は古代から用心深く、ある意味ネガティブに生きてきました。日本人の多くに見られる悲観的な傾向は、そういった用心深い人々が予期せぬ自然災害で生き残り、多くの子孫に用心深い遺伝子を残していったからだと言われています。よく「モチベーションを上げる」という事がビジネスの場においても言われます。モチベーションを上げること、イコールポジティブに、楽観的に心を持っていくことばかりが捉えられがちですが、「モチベーション」とは生きるためや仕事をするためのエネルギーの使い方なので、必ずしも楽観的な心持のことばかりではないのです。悲観的に物事をとらえたり、自分に自信が無いからこそ努力したり勉強したり、何らかの工夫をしたりすることがあります。日本人らしい一番典型的なのが、今季引退されたイチロー選手。喜びや賞賛よりも自分自身との闘いをずっと続けてこられて、皆にスゴイっ、と思われても自分では「まだまだ」という気持ちでずっとプレーしてこられたのだと思いますし、その行為をストイックと呼ばれるようになったのでしょう。日本のモノづくりにおいても、そんなところがあったのでしょう。常に精度を高めていくことの背景には「まだまだ」「これで大丈夫か?」といった気持ちがなければ、予期せぬ事態に対応できる製品がこの世に生まれてこなかったといえます。次代はモノから͡コト、更に時間というものに価値の基準がシフトしていきます。サービスにおいても日本人が抱えてきた「悲観的な遺伝子」がその精度を高めていく時代が訪れました。今夜お見えになられる方は何を喜ばれるだろう。どんなお料理がお口に合うだろうか。お見送りに際して、喜ばれているようだけれど、またお越しくださるだろうか、、、次はもっと、喜ばれるパフォーマンスを。想像力がすべてです。少しばかり悲観的であってもそれがお客様のためになるのであれば、厭うことはありません。すべてはお客様のために。と、願うすべてのサーヴィスマンのために。※以下の記事を参考にいたしました。日本人は生まれつき悲観的?中野信子氏が解説する不安の脳科学HOTEL VMG RESORT KYOTO(ホテル VMGリゾート 京都)
Aug 17, 2019
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1