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入札企画提案書作成の難易度が上がっていることは、そのまま入札企画提案書作成に時間がかかることにつながります。50ページ作るには10日では無理ですし、100ページ作るのに2週間では時間が少なすぎます。入札企画提案書作成に結構なれた担当者が、自社の精通した業務について自分で企画提案書を作成するのであれば、まだ対応できるかもしれません。あるいは、過去に同じような業務を行ったことがあり、そのときの企画提案書をベースに作成することができるようなケースであれば十分対応できるでしょう。ただ当社のような企画提案書作成代行会社にはじめて外注する場合は、そうは簡単にはいきません。受注側からすると、初めての会社からのこのような短い期間での依頼では、会社概要や入札内容を把握した上で、落札できるような完成度の高い企画提案書を作るのはなかなか困難です。発注側として企画提案書を依頼する時点で、自社の特徴や強み、自社なりの提案内容をポイントを押さえた上で、それなりにきちんとまとめられている資料を提供されれば、まだ可能性はあるかもしれません。ただ、そこまできちんと準備されている会社というのはほとんどありません。冒頭で述べた2週間で100ページ作ってほしいという依頼の会社は実際にあった話なのです。その会社として用意している資料は何もなく、ただ業務をこなすだけの能力があるので、口頭で説明するから企画提案書にしてほしいというのです。仕様書を見ると、メイン業務であるイベントなどを全国でかなりの回数やらなければならず、それは口頭で説明できるようなものではなく、いつどこで誰がどのように実施するかという資料として提供していただく必要のある内容のものでした。その内容がないのなら、口頭で説明する以前の問題として、まず企画内容を詰めるという作業が必要でしょう。まず発注側で企画内容を詰めて、それから企画提案書を作成するための調整をするのですから、2週間で100ページの企画提案書を作成するとなると、夢物語のように私には思えました。そもそも入札が公示されたのが、さらにその2週間以上前なので、色々な事情はあるのかもしれませんが、もっと早くから準備をしなければならないと思います。そのほか受注するために必要なことを確認するためにやり取りをしていると、企画提案書の作成にまだ慣れていなくて、なんとかなるだろうという感じのようで、その認識がかなり甘いですよね。以上のようにポイントとなることを押さえたところで、受注できるイメージが湧かなかったですし、こちらで検討する時間を多く取るのも発注できそうな感覚を与えてしまうと迷惑がかかると思ったので、力になれず申し訳ないと思いつつお断りしました。10日で50ページ作ってくれという会社も、大体同じような感じでした。仕様書だけの状態で資料を何も作成していないのであれば、おおよその最低限の目安は、50ページなら1か月、100ページなら2か月ぐらいほしいです(それでも時間的には厳しいでしょう)。仕様書以外に何も企画内容について資料がない場合の手順としては、受注側の一般的な手順としては以下のような調整をします。1.まず仕様書をよく読むこと2.発注側と受注側でできることを切り分けること3.発注側のすべきことを伝え、いつまでに提出できるかを確認すること4.全体をスケジュール化すること5.受注側でできる作業を進めること6.発注側で作成した資料をいただき全体的な企画提案書を作り始めること本格的な作業は6以降ですし、細かくはもっといろいろな作業がありますが、大筋においては6まで目処が立てられれば対応可能でしょう。ポイントとなるのは、やはり発注側からの資料提供が、いつどのくらいの精度でできあがってくるかということです。精度が低いと、発注側に作業の追加をお願いしたり、受注側で作業をしないといけないことも起こり得ます。そうするとまた時間が後ろにずれます。2週間で100ページの事例あれば、どんなに遅くても2週間前までには精度の高いレベルで、6までいってないと難しいと思います。ところが2週間前で1の段階から始めないといけないのですから、ほとんど無理ゲーの世界でしょう。入札における企画提案書の作成は難易度が上がっているとともに時間がかかるものになっていますから、発注側もきちんとした作成イメージを持っていないと発注することも難しくなっているという話です。入札企画提案書代行サービスは、自動販売機のようにお金を入れればポンと商品が出てくるようなものではなく、発注側における対応も重要になっています。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行入札企画書・入札提案書作成代行サービス企画書・提案書作成代行サービス羽切のtwitter
2022.06.23
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入札総合研究所によりますと、2017年度に90万件であった入札発注数は2021年度には105万件に増えてるようです。金額レベルでは25兆円以上とのこと。国家予算が約100兆円ですから入札市場がいかに大きいか分かりますね。ちなみにトヨタ自動車の2021年度の連結売上は約31兆円です。それはともかく、官製ビジネスが広がっているというのは、元のお金は税金ですから、個人的にはあまりよくないのではないかと思っています。公共的な事業ではない限り、経済は民間で回すほうがよいと思いますので。ただ事実として官製ビジネスが広がっているのです。入札市場自体が大きくなっている中で、最近私が特に感じているのは入札企画提案書の作成も難しくなっているということです。総合評価方式における入札では、企画提案書(技術提案書と呼ばれることもあります)が必要です。企画提案書を作成するあたっては、まず入札仕様書や説明書を読まないといけないわけですが、そのボリュームも最近大きくなってるように思います。仕様書も数10ページとか、50ページ以上あるのが普通です。もちろん入札案件によりますが、つまり入札の内容、概要を把握するのがまず大変なんですね。実際、私にご相談いただく中に、入札内容を説明する仕様書の内容が理解できなくて手伝ってくれないかという話があったぐらいです。そのときは、色々な分野の仕様書を読んでいる私にとってはそれほど難しくは思いませんでしたが、たまに読むくらいですと理解するだけでも大変だなというのは分かる気がします。仕様書は、分かりづらいお役所言葉とか言い回しで書かれていることも結構ありますし。私に入札企画提案書の作成をよくご依頼いただく企業の中には、仕様書をあまり読まずにご依頼いただく担当者の方もいらっしゃいます。ほかの業務で忙しくて手が回らずに、私の方にとりあえず投げればやってくれるだろうという見込みがあるからだと思います。私のほうでも何回も企画提案書を作成サポートしている企業の依頼ならば、企業の特徴や業務内容、そして求められている企画提案書のレベルや内容も分かるので構いませんが、ただそもそも仕様書そのものを読み込むのが大変という状況があるから、そうなってしまうというのは言えるかと思います。というようにまず、入札案件の概要、内容を把握するのが大変なんですね。そして、入札するにあたっての提出する資料も増えているように思います。いちいちここではどんな書類が必要かは言いませんが、昔はもっと少なかったと記憶しています。提出すべき誓約書や契約書などがどんどん増えました。情報保護やセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスなどがうるさくなっているのも関係しているかなと思いますが。そして、提出書類の中で一番の最難関は入札企画提案書の作成でしょう。最近の入札では、企画提案書の作成するボリュームも大きくなっています。30ページ前後が当たり前で、50ページ前後、中には100ページとか必要なケースもあります。私が10年前頃にやっていたときは、まだ1ページとか2ページ、10ページの案件も結構あったのですが、最近はそのような簡易な入札企画提案書を求められることがほとんどありません。つまり、かなり詳細な企画提案書を作成しないといけないということになります。企画提案書に書き込まないといけない内容は、仕様書などに細かく書かれてることが多いので、基本的にはそれに沿って作成すればいいのです。ただ業務をきちんと遂行できるノウハウや能力があっても、それらを言葉や図解して企画提案書という形にすることは、また別のスキルやノウハウが必要です。まして、それを詳細に企画提案書に落とし込むためには、自社の業務やビジネスモデルの詳細な分析や認識、場合によっては捉え直しが必要な上、さらに企画提案書の作成スキルが必要になってきます。私は、当社以外で作成された、実際に提出されたり落札できた入札企画提案書も見る機会も多いのですが、今の入札企画提案書に求められるレベルは、もう完全に私から見るとプロレベルです。素人でここまでの企画提案書作成するのは至難の技ですというか、はっきり言ってしまうと素人ではできません。普段何かの運営管理業務をやっていたりする落札企業が、入札企画提案書を作成する仕事が常時あるならともかく、年に1回とか数回程度の頻度の入札では、企業内に高いレベルの企画書作成能力をもつ人員を確保するのはなかなか難しいでしょう。入札企画提案書作成に慣れた当社のような企業に依頼する手は、もちろんあります。そこには、作成難易度がずいぶんと高くなっている入札企画提案書をどう企業として取り組むか、入札事業を重視している企業なら、現状より大きな課題になっているという背景があるのではないでしょうか。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行入札企画書・入札提案書作成代行サービス企画書・提案書作成代行サービス羽切のtwitter
2022.06.21
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電話で入札についてお問い合わせを受けた時に、「初めて入札に参加するのですが、あてずっぽうでは落札できないでしょうか?」というお言葉をいただいたことがあります。「あてずっぽうでは落札するのは難しいと思います」とお答えしました。実際問題として、案件にもよりますが、1つの入札に応札する企業は大抵数社以上と多いですし(中には10社以上とか)、その中で入札業務に熟練している企業は思った以上にいると考えられますから、いきなり落札できる可能性はかなり低いでしょう。ビギナーズラックとか、目新しい事業で当該入札案件をできるだけのスキルを持っている応札する企業がないなどもあり得ますが、やはり可能性としては低いでしょう。電話で話していると、会社としての取組みというよりも、1人の営業マン個人としての思いつきらしく、なんとなくやってみたらどうだろうかという気軽な思いで電話してきたようでした。そもそも入札というのは、1人の営業マン個人が営業開拓しようという考えで、なんとなくやってみようかなと思うレベルの話ではありません。入札は税金を使って行う公共事業であって、実施する内容も詳細に決まっていたり、業務遂行に細心の注意が必要であり、頻繁に役所に呼び出されたりすることもあったりと、多くがなかなか大変な業務です。予算面でも大枠は決まっていますから、金儲けとして考えると、民間のビジネスと比べれば、多くが儲かる仕事とは言えません。むしろ社会的な価値を提供したいという企業の方向性や考え方と合致する内容だからこそ、企業には入札に参加する意味や価値があると言えます。つまり、入札は1人の営業マン個人が営業先として考えるようなものではなく、会社として取り組むべきか、やるべき価値があるのを判断して取り組むべきものです。入札を企業としての新規事業として考えるならば、既存事業との相乗効果や既存事業から有効に活用できる経営資源や人員などを踏まえて、きちんとした体制を構築して取り組むべきものでしょう。あてずっぽうで、試しに、遊び半分で参加するのは構いませんが、それで仕事が落ちてくるほど甘くはないです。あてずっぽうで参加するにしても、入札金額で決まる一般競争入札であればまだ気軽に応札できるかもしれません。しかし、企画提案書が必要な総合評価方式では、企画提案書に多くの手間がかかるだけでなく必要な書類も多く、全部揃えて提出するまでの労力もかなりかかるので、生半可な取り組みでは応札できないでしょう。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行入札企画書・入札提案書作成代行サービス企画書・提案書作成代行サービス羽切のtwitter
2022.06.19
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