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スイカの皮の漬物、噂には聞いていたものの、生まれて七十数年、見たことも食べたこともありません。でも、作ってみることにしました。7キロ超えのスイカを買ってしまったら、ようやく半分消費したところなのですが、ゴミの量というか重さが半端ないのです。可燃ゴミの日は明後日なのに、45Lのゴミ袋が昨日ですでに1つパンパンになってしまいました。とうもろこしとか、ごみの嵩張る要因は他にもあるとはいえ、やはり主な原因はスイカの皮。狭い階段を大きくて重いゴミ袋を2つも持って降りるのは老人にとっては自殺行為です。とは言え、持って降りると危ないからといって、まさか生ゴミの入った袋を階段の上から投げ下ろすわけにもいきません。なんとかゴミの量を減らしたいと考えていたら、アイディアが降ってきました。スイカの皮って漬物にするんじゃなかった?そうよ、それそれ、それだわ!というわけで早速レシピを検索、「スイカの皮の中華風漬物」というのを見つけました。夫曰く、義母は塩圧し?塩揉み?してたというのだけど、どうせ細かいことまで知ってるわけがなく、口ぐるまに乗って作ると途中で路頭に迷うに決まっているので、ガン無視です。レシピによれば酢3、醤油3、砂糖3、ごま油1の割合で漬け汁を作り、よく混ぜ合わせて、一口大に切ったスイカの皮にをかけて、刻み生姜と炒りごまを適当に加えれば出来上がりという超簡単漬物です。作ってみると今日食べたスイカ1/8個分の皮がこうなりました。おかげで今日のスイカゴミは外側の硬い皮1/8個分だけでした。つけ汁を作りすぎてしまったようで、このままヒタヒタの汁で漬けておいたらひどくしょっぱくなりそうだったので、漬け汁を少し残して回収し、これで一晩冷蔵庫でお休みしてもらうことにしました。回収した漬け汁には、冷蔵庫で古くなりかけていたキャベツをざく切りにして漬け込んでみました。どうだろう?これもなかなかしょっぱそうという気もしますが。。。
2025.06.30
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昨日は整体の予約があって、いつものA先生のところに行きました。A先生の整体はマッサージやリラクゼーションとは違うので、「施術を受けた帰り道は元気バリバリで、歩く姿も颯爽と!」みたいにはなりません。昨日も施術の後別段すっきりしてはいなかったものの、いつものスーパーには行く気満々。このお店、本当にうちの近くのスーパーとは品揃えも品質もお値段も格が違うので、ついでどころか10分近く余分に歩くのだけれど、たとえ昨日みたいな真夏日でもついつい行ってしまうのです。昨日は、千葉富里のスイカがすごく安く売っていました。夫の大好物ですが、流石にバスで持ち帰るのは無理なので、夫に電話して車で迎えにこられるなら買うけどと言うと迎えに来るとのこと。会計を済ませてお店の前で待っていました。ところが多少渋滞しても20分あれば来るはずの夫が来ないのです。少し心配になったところでスマホが鳴り、なんと道を間違えたと言うのです。家から3回しか曲がらない道をどうやったら間違えるのかと思ったら、家を出てすぐに直進しなくてはいけない国道を曲がってしまったとのこと。😩住み始めて40年になるのに、道や地理を覚える気の全くない夫です。💢ナビをお店の近くのJRの駅に設定して来るように伝えました。お店の名前で設定すれば良かったのにと後で思いましたが、わたしもだいぶ混乱してたのですね。持ち上げるのも大変なスイカのためにお店のカートを拝借して車道から見える場所に立って待っていましたが、夫の車が到着したのはさらに20分くらい後でした。急いで荷物を積み込んでクーラーの効いた車内に座ってほっと一息。そこでものすごく喉が渇いていることに気づいたのです。家から持ってきた緑茶が半分ほど残っていたのを、全部飲んだら落ち着きました。でも帰宅して買った物を片付け、スイカを小分けして冷蔵庫に入れたらどっと疲れて夕飯まで寝てしまいました。夕飯は、買ってきた未冷凍のシラスでシラス丼を作り、おかずは冷奴とトマトのスライスにマヨネーズとレンジでチンしたとうもろこしという超手抜き。冷蔵庫で冷やしていたスイカは1/8カットをドン!スプーンで食べてもらいました。そしてわたしはご飯もそこそこに、また寝てしまいました。考えると炎天下に40分も立っていたわけですから、熱中症になりかけていたのでしょうね。で、熱中症になりかける原因を作ったスイカですが、2人で食べても一度に8/1カットが精一杯なので、今日は一部をシロップ漬けにしました。皮を外し、タネをとって一口大に切ったスイカをジップ袋に入れ、スイカの重量の2割ほどのみりんと1割ほどの砂糖を沸騰させたシロップを袋のスイカに掛け回して漬け込み、冷ました物です。これから冷蔵庫で冷やします。こうしておけば少し日持ちがするそうなので。残りのうち1/4は、明日にでも、レモン汁と砂糖か蜂蜜を足してシャーベットにして冷凍保存するつもりですが、その残りは2人で今日明日頑張って生で食べようと思います。とろで、↑の写真は冷蔵庫に入れる前の1/4カット分のシロップ漬けですが、皮を外してタネをとった果肉の重量は1.6kgでした。果肉だけで一個分6.4kgですから、皮が入ると、多分一個7kg超えです。それでお値段はなんと1,990円でした!消費税を入れても2,150円くらいですね。形がだいぶ歪だったし、皮にもかなり錆が入っていましたが、味も悪くないのですよ。びっくりですよね。わたしが近くに行くとそのスーパーに寄りたくなる気持ち、わかっていただけると思います。
2025.06.29
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口内炎はだいぶ落ち着いてきました。口内の皮膚に違和感を感じることや、痛むところもまだありますが、酷かった時に比べたら全然マシで、治ってきたという感じがします。使おうと思って買ったのにピリピリする刺激が痛くて使えなかったマウスウォッシュも使えるようになりました。でも、やはり痛いし、味も匂いも苦手なので、ボトルに書いてある使用量の半分くらい使って、洗った後は口を水ですすいでしまっています。それでもやはり効果があるようです。それにしても、相変わらずのパワー不足で、いい加減呆れています。口内炎も、歯ブラシで口の中に傷がついたことが直接の原因ではあったにせよ、皆さんが仰る通り、体力が低下していたことも大きな要因だったのでしょう。先日そんなことを考えていた時にふと、わたしって、必要十分な体力の持ち主だったのかなと思いました。頑張ろう、頑張りたいと思うと、そこまでは頑張れたし、適宜休息を取れば回復出来て、頑張ったせいで体調を崩すなんていうことも滅多にありませんでした。必要な体力が十分にあったということなのだと思いました。でも、頑張ったらもちろん消耗して、普通に疲れていたので、体力が有り余っているわけではなく、頑張りたいと思ったところまでは頑張れるだけだから、それは普通というか当たり前なのだとその頃のわたしは思っていました。ところが、今のわたしには頑張りたいだけ頑張れる元気さなんて普通どころか別次元のハナシになっていて、わたしって元気なヒトだったんだ!と今さらですが気付いたのです。その頃の自分にもう一度戻りたいと思いうことももちろんありますが、一方で、それはもう良くて、今の自分が出来るところでやったらそれで十分よねという気持ちもあるのです。本心はどっちなのか、自分でも良くわかりません。なんかちょっと不思議な、今のわたしです。
2025.06.27
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まだ6月、梅雨真っ盛りのはず時期なのに、雨は降らず、どころかカンカン照りで、気温ときたら連日30℃超えで、真夏日、猛暑日と言う言葉を聞かない日がないほどですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。わたしは数日前から口内炎に悩まされています。風邪がひどかった頃口内炎ができかけたことがあったので、早とちりして風邪がぶり返したのかもと思いましたが、そうではなくて、原因は歯ブラシだったようです。評判の良い歯ブラシを見つけて試しに使ってみたらとても良かったので、引き続き同じ歯ブラシを使おうと別のショップで4本セットを購入したのですが、どうやらそれが偽物だったようなのです。最初に試した歯ブラシは本当に良かったのですが、偽物疑惑の方は、初めて使った日に歯茎からほんの少しですが出血したり、ブラシの毛先が当たる?擦れる?ような感じがあったり。それを不審に思いながら、そこまで酷くはなかったので3日ほど使ってしまったのです。 その後、やはりなんだかおかしいと思って使うのをやめ、前に使っていた別の歯ブラシに変えたのですけれど、やめた翌日に口内炎ができました。今更でしたが、最初のと後から買ったのを比べたら、ハンドルの形や端に開けてある穴の形が微妙違っていました。ブラシのカットや形といった細かいところまでは分かりませんが、磨き心地の違いからして、微妙ですが多分別物と思いました。わたしが風邪のせいと思い込んで対応が遅れたために、歯ブラシの使用をやめていても、よくなりかけたりまた悪くなったりして長引かせてしまいました。明日もまだ治らないようなら、お隣の歯医者さん、診察のある日なのでみてもらおうと思います。
2025.06.22
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暑い一日でしたね。朝の天気予報で真夏の服装をと言っていたので、これなら涼しいのじゃないかと浴衣をリメイクしたワンピースに高島ちぢみのステテコじゃなかったパンツを履いて出勤しました。仕事場はエアコンが入るので、どんなに暑い日でも長袖に長いパンツは必須です。仕事場にはコットンとカシミア混紡のユニクロの軽いカーディガンをおいてあります。夏は「暑いけど肌寒い」環境なので、それを凌げるように素材と厚みに気を使うようにしています。まだ六月半ば、梅雨も明けていないのに、今年はもうその季節に突入したようです。10時ごろはもうジリジリするような日差しで、まさに夏でした。東京は、実際、最高気温が30℃を超えて、真夏日になったようです。暑さの上に昨日の疲れが尾を引いて、本当に調子の上がらない1日でした。こういう日はポロッととんでもないミスをするので、量より質を心掛けてお仕事でした。わたしは今日は急ぎの仕事はないので、あわよくば早退してやろうと思っていたのですが、そろそろ、と思うと電話がかかってきたり、帰れそうかな?と思っていると〇〇の件ってどうなってるんだっけ?とか聞かれたりしているうちにタイミングを逸して、結局定時退勤でした。夫は明日来客があるので、その準備でまだ居残りしていました。夕飯はお寿司2種類とサラダと煮物。全部近所のスーパー製です。お寿司を合わせて夫の分とわたしのに盛りつけ直し、サラダ、煮物、デザートもセットしてから、自分の分だけ先に食べ、お風呂に入って、さっさと一休み。。。したのですが、先ほど例によって目が覚めても、疲れ取れていません。どうやらパワーが十分チャージできてないようです。この暑さですから、季節先取りの夏バテ第一弾かもしれませんね。今日はパワーチャージ優先にした方が良さそうなので、もう一度寝ることにします。おやすみなさい。
2025.06.17
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昨夜、あまりよく眠れなかったので、今日はゆっくり休んでから家のことをしようと思っていたのに、仕事に行っていた夫から電話で作業要請。そのまま出かけ、結局一日が仕事で終わってしまいました。疲れたので、帰りがけ、夕飯は外で済ませようと夫を誘いましたが、拒否。カップラーメンとおにぎりでいいですって。しかも自分で買って帰ると言っていたのが、いつの間にかわたしが買うことになってる。で。買って帰るとお湯も沸かしてない。😩リクエストの品をテーブルに並べ、わたしが自分用に買ってきた夕飯をさっさと食べ始めると、ようやくお湯を沸かして食べていました。やればできる子(問題はやる気)です。夕食後、例によって一眠りしましたが、今日は目が覚めてもあまりスッキリしません。しばらくゴロゴロしていたら、お風呂に入る元気は出ましたが、お風呂から上がって昨日の続きを書こうと思っても、生あくびばかり。続きはまた明日ですね。きてと目を瞑れば眠れるでしょうから、もう寝ることにします。
2025.06.15
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今日は本当に久しぶり、多分数年ぶりにブロ友のじぇりねこさんとお会いして、美味しいものをいただき、た〜〜っぷりお喋りをし、神社にお参りして御朱印をいただきました。体調はまだ万全とは言えないものの、ほぼ元気に復活できましたので、喜び勇んでお出かけしました。じぇりねこさんとの久しぶりのおでかけは、本当は去年の11月のはずでしたが、勘違いで、わたしの都合が悪い日に予定を入れてしまったことが直前にわかり、ドタキャンしていたのです。そのリベンジが今日でした。約束の日までに風邪が良くなり、今回、二度目のドタキャンをしないですんで、本当に良かったです。まず最初の目的は神田の藪蕎麦でお蕎麦をいただくことだったので秋葉原で待ち合わせをしました。じぇりねこさんが少し遅れるというので、わたしはまだ行ったことのなかった万世橋のマーチエキュート神田万世橋をちょこっと覗きに行きました。神田川にかかる万世橋。その向こうに幾つも繋がっているアーチ全体が商業施設マーチエキュート神田万世橋です。20年以上前に閉館になった交通博物館の跡地にオープンした施設で、(Wikipediaから拝借)これが往時の交通博物館です。上が線路になっているのは今も変わりません。小さかった息子を連れて遊びに行った思い出の場所でした。今はこんな感じです。中はレストランやギャラリーなどになっていました。ささっと見て秋葉原に戻り、じぇりねこさんと合流、小雨が降り始める中、神田に向かいました。秋葉原と神田、山手線で一駅ですが、ものすごく近いです。もう一度万世橋を渡って細い道をクネクネと15分くらい歩けば、到着です。藪蕎麦と看板が立っています。ビルの谷間、木立の奥の日本家屋がお店です。以前は木造二階建てで、関東大震災直後に建てられ、都の歴史的建造物に指定を受けた建物でしたが、2013年に火事で半焼してしまい、2年近くかけて新店舗を建てたのだそうです。ネットを探してみたら、平成の頃、火事の前の写真がありました。(ネットより拝借)こちらは木造の店舗で、新しい建物は鉄骨二階建ての和風建築だそうですが、雰囲気はあまり変わっていませんね。周りのビルもほとんど変わっていないように見えます。で、肝心のお蕎麦は?ですよねえ!こちら。鴨せいろです。2人とも同じものを注文してしまいました。なので、辛い!と有名な蕎麦つゆは味わえませんでした。でも、鴨は肉厚で良い香り、お汁もたっぷり蕎麦湯を足して頂きましたが、美味しかったです。お蕎麦はまるで新そばみたいな、緑のかかった綺麗なお蕎麦で、太すぎず細すぎず、適度に腰が強くて甘みのある、喉越しの良いお蕎麦でした。メニューにお蕎麦のうんちくが載っていました。こちらはいわゆる二八蕎麦ではなく、一八蕎麦なんですね。何しろお蕎麦の量がすごく少ないので、三品くらいいけそうでしたが、予算の関係及び、この後コーヒーとスイーツでいっぱいおしゃべりをする予定だったので、これだけで退散してきました。何しろお江戸のお蕎麦屋さんでは、時分どきに長居は無粋の極みと言われてしまいますから。藪蕎麦を出て、近くをぶらぶらしながら、じぇりねこさんのオススメの和雑貨のお店「神田ちょん子」さんに立ち寄りました。江戸小物,江戸の伝統工芸品や伝統菓子、和風雑貨、小物のお店ということで、伝統工芸士の方の素晴らしい作品や(ネットより拝借)こういう感じのものが並んでいて、楽しいお店でした。ざっと見て帰るつもりでいたのに、目が離せない作品に出会ってしまい、そんなつもりはなかったのに、おまけを連れて帰ってきてしまいました。連れてきたのはこの子です。刺子のトートバッグというのでしょうか。木綿の生地をパッチワークで繋ぎ、刺子を施しています。パッチワークや刺子はもちろん、バッグの仕立ても大変丁寧です。外側背面にはファスナー付きのポケットがあり、内側にもファスナー付きと貼り付けの2つのポケットがついています。開け口の縁かがりもとても綺麗ですし、マチには同色の糸で目立たないけれどしっかり抑えミシンがかけてあります。パッチワークのパーツも、手近な生地を無造作にポンポンと置いただけのような感じなのに、よく見れば絶妙な取り合わせです。刺子の糸の色を表と裏で変えているので(写真ではその色が出ていませんが😭)、使っている生地はほとんど同じなのに、表情が違って見えるのも面白いです。つまりわたしはすっかりハマってしまい、お値段も安いわけではなかったのですが、リーズナブルとしか思えなくて、またしても衝動買いしてしまったのです。悪い癖です。などと書きながら、今も気持ちはほかほか暖かいし、さよならした福澤さんも気持ちよく送り出したわたしなのでした。ほんとに本当に悪い癖です。大満足で小雨の中秋葉原駅に戻りました。ここからは電車に乗って、隣駅の浅草橋に移動します。そのお話は明日に続きます。
2025.06.14
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風邪の症状が軽くなったら、くるっと方向転換で風邪をひく前の元の生活に戻ってしまったゲンキンなわたし。風邪ひいてた時は、治ったら生活改善しよう、アレを直そう、コレを変えようと殊勝な計画を立てていたはずなのに、風邪が治ったら、アレがなんだったのか?コレをどうするつもりだったのか、まるで思い出せません。喉元過ぎれば、すっかり忘れています。まだ1日に3回くらい咳き込むことがあるし、体温は36.5℃が定温みたいになってるし、ほんの少しながら痰も絡むのですけれど、食欲ーOK、睡眠ーよく眠れる、体調ー問題なし、体力ー普通、痛いところーナシという具合なので、風邪はもうすっかりなかったことになっています。老人は忘れっぽくて、いけませんね。ただ、困るのは、変な生活習慣がついてしまったこと。やはり1日仕事をすると疲れるのか、帰って晩ご飯を食べると眠くなってしまうのです。今までならベッドで一休みして、デザートでも食べると復活して、寝るまでにルーティンをこなせたのですが、この頃は本当に寝てしまうのですよね。1-2時間眠ると目が覚めて、それからお風呂に入ったり片付けをしたりして、それで夜中にベットに入ると、ちゃんと朝まで眠れるのです。それはそれで一応完結した生活なのですが、困ったことにブログを書く時間がありません。今日は眠い目を擦り擦り頑張って起きて書いています。病み上がりの今だけだといいのですが、それこそ新しい生活習慣を作らないといけないかもしれません。
2025.06.13
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風邪とは関係ないのですけど、我が家、押し入れはなく、中古で買ったこの家の元の仕様のまま、クローゼットや物入れが何箇所かにあります。その一つ、わたしが使っているクローゼットの、ハンガーを吊るすための棒が今朝ポッキリ折れて、ハンガーが全部落ちました。かなりの太さではあるものの木製なのでこうなりそうな気はしていて、夫にステンレスの棒に変えて欲しいと頼んでいたのですけど、ヤツときたらさっぱりやる気がない。まあ、あちらさんもお歳ですからね、疲れるし、面倒くさいからしたくないんでしょう。毎日機械を動かして製造はしてるけど、あれは仕事だし(仕事大好き人間なので)、慣れた作業だから平気なんでしょうね。全く歳はとりたくないものです。って、それ、わたしのことじゃない?ってハナシですよね。風邪で10日も体調悪いのだから。皆さんにすごく心配いただいて、それはわたしのわがままのせいでもあるのでとても申し訳なく、本当にありがたく思っています。わたしは親の遺言で風邪薬は飲まないことにしているので、って、嘘です。落語風に言ってみただけです。本当は、世界中探しても風邪と馬鹿に効く薬はまだできてないんだよと友人の医師から聞いたので、馬鹿の一つ覚えのマイルールにしているのです。解熱剤も咳止めも、逆効果ということで、服まない頑固者です。なので、ひいた風邪のウイルスが未熟者ならいいけれど、強者をひき込んでしまうと、治るまでに最低1週間(ウイルスの寿命)はかかることになってしまいます。若い時はそんなこと滅多になかったので油断して、今回、10日も風邪っ引きをやることになったのはもう完璧に自業自得で、ご心配をおかけしてしまって、本当にありがたいやら申し訳ないやらでいっぱいです。なんて殊勝なことを言っても、頑固者なのでこの流儀は変えないだろうと思いますが、ただ、いくら頑固者とい言っても、これがあと1週間続いたら、流石に事件です!って言って病院に駆け込んだかもしれません。でも、5年前ならその前に野口整体のM先生に相談していたかも。(引退されてしまったので、もうできませんが)けれど、さしもの強者ウイルスも、そろそろ最期を迎える時期のようで、わたしのファイトもようやく効いてきたか、お陰様で今日の昼間はずいぶん症状が和らいでいました。体温は相変わらずですが、これはわたしの身体が頑張っている証のようなものなので、よしとします。今日までは朝は1時間二度寝してから出社したり、帰ってきてからも1時間くらい寝たりして、生活の時間割がぐちゃぐちゃでしたが、明日からは通常運転に戻して、普通の時間割のなかで、しっかり睡眠などの休養時間を取るようにして行こうと思います。そうそう、昨日の調理時間の話、あれ、ちょっとわかりづらかったですね。延約1時間というのは、それぞれにかかる時間を単純に足すと1時間ということです。でも、2種類同時に火にかけていたり、一つに火を通している間に別のものの下拵えをしたりするので、実際には、お料理開始から終了まで35分しかかかっていませんでした。チャンチャン。という、そういう意味でした。
2025.06.09
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今日の晩ご飯は昨日残ったタコにさっと火を通しておいたのと筍を一緒に炊き込んだタケタコご飯、朝、薄味で鰤を煮て夜までおいて味を染み込ませた煮魚、岩海苔と油揚げの味噌汁。調理時間延べ約1時間(実際に動いていた時間は35分)の簡単調理です。左上のお皿はお昼のサラダの残りです。食欲も完全復活で、これくらいはしっかり食べられるようになりました。でも、風邪はまだスッキリしません。長引いているので、風邪ではないのじゃないかと心配してくださる方もいらして、ありがたいです。本人としては多分ただの風邪だろうと思っています。というのは、微熱が続いているけれど、いくら平熱が低い(35℃台)とはいえ今まで約10日間、37℃を超えたことがないというのが理由の一つです。気管支喘息や百日咳、各種肺炎など、いろいろな病名をウェブで調べましたが、ほぼ当てはまらないと言うものばかりでした。気管は炎症しており、痰も出るけれど怖いような色の痰ではなく、苦しいほど鼻が詰まることもなく、喉の腫れは感じないし、気管の閉塞とか息が苦しい、喉がゼーゼーヒューヒュー鳴るということもありません。咳は湿った咳ですが、夜は出ていないようだし、咳をしすぎて腹筋が痛いなどということもありません。ナシナシづくめです。書いてみてやはり酷い風邪っぽいと感じます。ひき始めの頃何人かの方が書いてくださっていましたが、ここ最近、過労気味だったかもしれません。疲れすぎで体のパワーが落ちていたかなと思います。そこをちょっとひどい風邪につけ込まれて、なかなか退治できず長引かせてしまったのかも、と。自分ではそんなに無理しているつもりはなかったので、身体に気を配ったりもしておらず、思えば、身体に対する意識がかなり緩んでいました。あと一年ちょっとで後期高齢者なんですから、気をつけないといけませんでしたよね。今は長引いているだけのただの風邪だとしても、これがもっと長引いたら、本当に体が弱って、その時こそ違う病気を背負い込む危険が大きくなります。ただの風邪なら大丈夫って言うわけではないですよね。まして持病のある身ですから、気をつけないとです。
2025.06.08
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朝は体温36.7℃で微熱?でした。朝ごはんを食べて夜タイマーで回しておいた洗濯物を干して、二度寝。身が覚めたら11時で、あ!13時から整体だった!と思い出し、でも行こうか行くまいかなかなか踏ん切りがつきません。そうは言っても考えたら来週も約束があるし、再来週は翌日の日曜日お墓参りだし。。。実は先週の予約だったのをその日はほんとに起きられなくて一週間延期していただいての今日なので、やっぱり行こうとようやく決めてバタバタ支度をしました。バスを降りてから6-7分歩くのですが、休憩したくなったりもせず、足取りも普通でした。よしよし。A先生のお宅の玄関前ではカシワバアジサイが満開でした。これは一部だけ。アップにすると、こんな感じ。綺麗でした。整体は、喉元の辺りと背中が硬いとのこと。風邪ひき中に診ていただいたのは初めてだったので、へえ、そんなふうに出るんだ!と、変なところに感心してしまいました。いつものように30分ほどしっかり施術していただき、帰路につきました。バス停までまた10分近く歩いて、時刻表を見ると乗りたかったバスは行ったばかり、本数が少ないためしばらく待つようだったのでスーパーに偵察にいきました。良いものがお安いお店なので、いつも山ほど買ってしまうのだけれど、さすがに今日は自粛。次のバスの時間までに、おいしそうで、手間がかからなそうなものを、重くなりすぎないように気をつけてピックアップしました。その成果です。秋田産の本マグロと東北のどこかから来た生のタコと新物のわかめが激安でした。切るだけの超簡単調理で、ありがたや。ベーコンにアスパラと茹でて切っておいた筍とレタスの外葉を合わせた炒め物。包丁要らず、鍋振り不要でさっと混ぜるだけ、洗い物はフライパン一つ、の優れもの。我が家の電子レンジ、ヘルシオお得意の蒸しとうもろこし。皮ごと蒸すのでラップ不要、髭までつるんと剥けてゴミも極少。手間いらずなメニューで揃えた本日の晩御飯、味はまあまあでしたが、しっかり食べられました。よしよし。そうそう、買い物がもう一つありました。こういうのヘボきゅうりっていうんじゃありませんでしたっけ?安いでしょ?きゅうりの塩揉みが食べたかったので買ったのだけど、スライスが面倒になって、夕飯後にわさび漬けにしました。以前、naominさんが日記に書いていらしたのをうろ覚えで再現。乱切りのきゅうりをジップ袋に入れて、塩、砂糖、おろしわさびを投入、軽くモミモミして混ぜました。間違ってるかもしれないけど、味は大丈夫、の、はず。今日は汗もかいたのでお風呂にも入りました。そのせいか、夜の熱はやはり高めの微熱、36.7℃でした。咳も痰もまだ少しあります。でも、休み休み適度にやっているからか、体力的にも気分的にもしんどいことはありません。風邪に慣れてきたとか?そんなこともないでしょうけど。
2025.06.08
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毎日今日こそは早退しようと思いながら出勤するのに、定時どころかもっと遅くに帰宅していて、今日も早退はできませんでした。昨日一昨日と少し調子が良くなったと思いましたが、今日はあまりの暑さでエアコンを使用したら、覿面にわたしは鼻が詰まり始め、咳がひどくなり、挙句に滅多にないことに頭痛までし始めました。昼過ぎ部屋に1人になったのでスイッチを切りましたが、体調は改善しませんでした。それでも定時より10分早く退勤して、お弁当を買うつもりでスーパーに寄ったら、金目鯛のお刺身と本鮪の中トロの切り落としが安かったので、あっさり予定変更。超太っ腹に両方買ってしまいました。それと朝の残りの筍の味噌汁にお豆腐を足して、茹でてあった筍を炒め、コーンビーフ(東京ではかなり有名な千駄木腰塚のコーンビーフ、すごく美味しいのです)を加えて数分、あっという間にご飯になりました。国産だけど銘柄のないさくらんぼが、これもお安かったのでデザートに。とっても豪華な晩御飯でした。豪華な晩ごはんを食べている間は元気でしたが、お皿が空になったらまた頭痛がしてきて、熱を計ったら37℃の発熱でした。慣れない贅沢のせいかもしれません。それではとことん贅沢にと、片付けもせずに横になったら、1時間ほど眠ったようで、先ほど目が覚めましたが、片付けはもちろん、お風呂に入るのも億劫ですので、今夜はまたこのまま寝ようと思います。その前に歯だけは磨かないとね。高齢者、歯が大事ですから。では皆様、おやすみなさい。あ、そういえば明日は整体の予約があるのでした。行けるかしら?ま、明日考えましょう。
2025.06.06
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一昨昨日寝過ぎたのか、一昨日はほぼ眠れず、明け方になんとか2時間くらい眠りました。そしたら昨夜はまた早く眠くなってしまって、ふと目が覚めたら夜中の1時でした。そのあと3回くらい目は覚めたものの、朝7時にアラームがなるまでほぼ熟睡でした。で、きのうは寝不足だったのに、帰宅後の測定で体温は36.3℃。よかった。体温計壊れてなかったわ。これで一気に回復ね、なんて思っていたら、熟睡後だというのに今朝はまた36.7℃でした。咳も出るし、痰もかなり絡むし、鼻も詰まっています。とはいうものの、だいぶ体の調子は良くなってきました。食欲も出てきたし、体にも少し力が戻ってきました。快方に向かっている感じはします。が、多分一気には治らない風邪なんでしょう。ゆっくり治していけばいいのかなとおもいます。そんな、体調いまいちな今日なのに、ゴルフに行った夫が成田空港近くのゴルフ場から真竹の筍をいっぱい採ってきました。😩10本近くありましたが、下ごしらえもお料理もしんどいので、3本残して息子と女性スタッフ2人に分けました。我が家に残ったのはこの3本です。(皮の柄が真竹の特徴です。)皮を剥いて、3本とも根元の方を一節か二節切って炒め、それを夕飯のおかずにすることにして、残りは水だけで茹でます。晩御飯のおかずはスライスした筍の根元の部分を豚肉、新玉ねぎ、有精卵で炒めてみました。材料がそれぞれ味が濃いので、味付けはあっさりお塩だけ。とても美味しかったです。生の真竹を 茹でずにそのまま炒めてしまいましたが、柔らかくて歯応え良く、アクが程よく残って季節の味と香りをたっぷり楽しみました。残った分は30分ほど茹で、そのままお鍋で茹で汁に浸かっています。根元を刻んだ分の残りはさっと炒めてお酒とお醤油で20分ほど煮てみました。アクが多めに残っているし、出汁を使わなかったので少し粗い味です。でも、歯触りは最高ですから、ちょっと箸休めくらいにはこれもいいかなと思います。保存パックなのでこのまま冷蔵庫で朝の晩まで寝ていてもらおうと思います。体力がまだ戻っていないので、これくらいの簡単長が精一杯ですが、季節の味を楽しむにはあまり手をかけない、こんな手抜き料理もいいみたいです。まあ、怪我の功名?いいえ、風邪の功名ですかね。
2025.06.05
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只今の体温36.6℃、相変わらずの発熱です。毎日測ったように(って、測ってますが)同じなので、もしかしたら近頃わたしの平熱が変わったのかしらなどど思ってしまったりしています。冗談はさておき、昨夜はちょっと一休みしようと21時ごろにベッドでゴロゴロしていたらいつの間にか眠ってしまって、目が覚めたら5時半でした。昨日はハローワークに行ったので、疲れていたのかも知れません。先週は体調が悪くて行けず、昨日までに行かなくてはならなかったので、昨日は否応なしで行ったのです。会社から50分くらいかかるのですが、16時までの受付に間に合うように出かけ、15時半ごろ着きました。受付で番号札を取ってから、順番が来て、職員さんに申請書の書き方を教えてもらって申請し、書類が交付され、そこまで約1時間でした。通勤ラッシュが始まる中、会社に戻って書類をレターパックで郵送する手配をしていたらちょうど定時という頃合いで、帰宅しました。そんなに疲れるような大仕事をした気はしませんが、まあ体調不良中ですから、負担だったのでしょう。おかげでぐっすりよく寝たので、朝起きたら体も軽い気がしたのですけれど、その割には良くなっていなくて、今朝の体温は相変わらず、気管の炎症してる感も相変わらず、ただ、鼻詰まりは少し楽で、咳も少し楽でした。お昼前に会社には行きましたが、暇だったので、出荷の準備だけして16時過ぎに帰宅しました。帰ってきて体温を測るとやっぱり36.6℃でした。もうそろそろ1週間、こんなに長い間風邪ひいてるのって初めてかも知れません。老人の風邪は治りにくいといいますから、諦めてもう少しお付き合いしましょうか。
2025.06.03
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今日から6月です。昨日で風邪を克服する予定だったのですが、熱が36.5℃より下がりません。かんでもかんでも鼻が詰まるのは気管の炎症のせい、熱もそのせいですよね。まだ1週間経ちませんし、焦らず様子をみようと思います。さて、今日は、5月の文楽東京公演のお話が中途半端的になっていたので書かせていただきますね。長くなるのでちょっと置いておいたのですが、とっても感動した舞台だったし、体調も持ち直してきたので、文章にして残しておきたいと思います。第二部の演目は、文楽三大名作の一つと言われている「義経千本桜」で、「伏見稲荷の段」、「渡海屋・大物浦の段(とかいや・おおもつのうらのだん)」、「道行初音旅」の上演でした。伏見稲荷の段は、壇ノ浦の戦いで目覚ましい手柄を挙げた義経が、兄の将軍頼朝に謀反の疑いをかけられ、京都から西国に落ち延びようと伏見稲荷の鳥居の前に差し掛かるところからです。義経の愛妾の静御前が同行を願いますが、危険な道中に女性は同伴できないと、言い募る静を木に縛り付けて義経主従は立ち去ります。敵が静を見つけ連れ去ろうとした時、義経の家来・忠信が現れ助けます。その様子を物陰から見た義経は忠信に「源九郎義経」を名乗る事を許し、着長(きせなが🟰鎧)を与え、これからも都に留まり静を守るように言いつけて旅立っていきます。ネタバレですが、この忠信はニセモノで白狐の化身、実は義経が法王から授かり形見として静に与えた鼓に張られているのが、この狐の親の皮でした。鼓が宮中深くに保管されていた400年の間は見ることもできなかったけれど、義経に下賜された今なら会えるのではと鼓を持つ義経の跡をつけていたのです。ここは義経千本桜の中の人気エピソードの一つなので、上演される機会が多く、わたしも2ー3度見たことがありました。この段では、超個人的な好みで恐れ入りますが、吉田玉志さんの源義経が最高でした。キレの良い所作で若々しく、清潔感に溢れ、情愛豊かなイケメン義経、玉志さんの義経は確か2度目ですが、今日は前回よりも素敵で、玉志さんを堪能しました。玉助さんの狐もダイナミックで、ちょっとコミックで素晴らしかったです。次の「渡海屋・大物浦の段(とかいや・おおもつのうらのだん)」は、わたしは初めてでしたが、大変に見応えのある舞台でした。義経一行は、船で九州に逃れようと大物浦(尼崎)まで来て、雨のため船宿渡海屋で足止めに遭っています。そこに鎌倉方の侍が乗り込んできて義経一行が借りるはずの船を横取りしようとします。主人の渡海屋銀平が侍を追い払うと奥から義経が出てきて、なるべく早く出発したいと言い、銀平も天候の回復を請け合って出発を勧め、一行は出て行きます。ところがこれは銀平が手下を使い、義経一行を船に乗せるために打った芝居でした。銀平は実は壇ノ浦で討たれたはずの平知盛、女房は安徳天皇の乳母で、娘の安はなんと安徳天皇だったのです。安徳天皇は女性だったという、びっくり設定。知盛は義経一行の正体を察し、殺すつもりでしたが、その後で銀平、女房、お安の正体がバレて鎌倉に追われないように、海で死んだ知盛の怨霊が義経を殺したと見せかけて沖で襲うつもりだったのです。けれど義経一行もそれと察して備えており、知盛勢は討ち果たされてしまいます。それを知った乳母が帝と共に海に身を投げようとした時、義経が2人を抱き止めます。そこに満身創痍の知盛が現れ、義経に切り掛かります。義経は帝は自分が守ると言い、弁慶は知盛に出家を勧めますが、知盛は耳を貸しません。しかし、義経に抱かれた帝に自分を救った義経を恨んではならないと止められます。それを聞いた乳母は義経に帝を託し、自分は邪魔にならないよう海に身を投げます。知盛は、これまで起きたすべてのことは父清盛が孫を帝にしたい欲のために姫宮を男君と偽って天道を欺いた報いだったと嘆くのでした。そして帝を義経に託し、義経を襲ったのは知盛の幽霊だと伝えるように言い残し、大きな碇を担いで海に沈んでいきました。この段では、吉田玉男さんの違う知盛が素晴らしい迫力でした。舞台で動いているのが人形とはとても思えません。義経に敗れ、帝を義経に託すしかない不運を嘆いて海に身を沈める、そんな最期なのにとにかく強くて問答無用にカッコいい。それ以外の形容のしようがないのです。吉田玉男さんがそう思わせちゃうのです。もう降参でした。ここの最後の件、切(きり)を語ったのは竹本錣大夫(たけもとしころだゆう)さん、三味線は竹澤宗助さん。錣太夫さんの情感あふれる義太夫と、語るかと思えば畳み掛け迫ってくる、まるでロックのような宗助さんの三味線、すごい迫力でした。久しぶりに宗助さんのロックな三味線を聴かせてもらえて、感激しました。「道行初音の旅」は、義経が吉野にいるとの噂を聞き、義経一行を追って吉野を目指す静と忠信(狐バージョン、もちろん静はそんなこと知りません)の道行です。舞台は桜に飾られてピンクに染まり、床では5人ずつ並んだ太夫さん、三味線さんが薄紅の衣装で華やかです。静を語るのは豊竹呂勢大夫さん、相方の三味線は人間国宝の鶴澤清二さんです。途中清二さんの糸が切れたようでしたが、床では何事もないかのように三味線の音が響き、義太夫が語られています。どうやら清二さんが担当するはずだった部分は他の三味線さん(おそらくお隣にいらした鶴澤清馗さん?)が補っていたようです。清二さんは悠々と修理?をなさり、それが終わると、また弾き始めました。華やかな舞台が続く中、呂勢大夫さんの義太夫もとても艶やかで、よかったです。前の段が、複雑でわかりづらかったので、賑やかな道行で気分がほぐれました。この日も大満足の観劇となって、友人たちを誘って出かけたわたしとしては大いに面目を施しました。
2025.06.01
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