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【200X年。地球は人口爆発と農地の減少、そして自然破壊によって、未曾有の食糧危機に陥っていた。もはや地球ひとつでは、人類の腹を満たせなくなってしまったのである】「それはSF」と笑えればいいが、いや…現実味あるだろう。で、著者・荒川を含む開拓団が火星に向かう。モノリス(笑)🐄「思ってたより涼しくて気持ちいいなぁ」実際、そうなの?案内人「火星にも四季があって、台風も来るし砂は飛び散るし、竜巻も発生するから~!」本当に?🐄「イナゴとヒグマがいないだけ、マシだと思いましょう!」あまり励ましの言葉にならない気がする。笑🐄「物のない所に物が流れるのではありません。金のある所に物が流れるのです」社会の現実だ。`家畜のタコ´を🐄「過密飼い」 「ストレスで手足をかじりそうだから、あらかじめ切り落とす」 「フォアグラにしよう」で、強制給餌これらも産業の現実だろう。効率よく、貪欲に食を求める荒川に火星人「地球人こわ~!」* * *軽く受け流しながら見ていたが、ふと「いや…将来のことわからないぞ」と。今は考えられないことが、いつか現実になるかもしれないな と。だって、この2,30年で社会がどんどん変化しているのだから。ひょっとしたらいつか、火星開拓もありか?…とぼんやり思った。いや、さすがにそれは無理か?最終回に期待していたが、あまりおもしろくなかった。次は、ずっと前から読みたいと思っていた原作を楽しみたい。
2023年09月30日
6時・・・二段ベッドのある部屋に「オリーブの首飾り」が流れ、女性の声で「起床の時間です」と放送が入る。🐄(著者)とルームメイト 『サー!イエッサー!』←飛び起きる軍隊か?!笑🐄 私がいた某農業高校の朝の風景です。「オリーブの首飾り」を聞くと、いまだにザワッとします。笑 目覚めの曲にこれを選ぶセンス!軽快でいいと思ったのだろうな。 イシイさん🌺 校舎が見えませんが?🐄 あー、うちの学校の面積110ヘクタール以上あるんで。隣は原生林だし。さすが、北海道。校舎(イメージ)建物にツタではなく大木の幹が絡んでいる!笑えるけど、怖い。🐄 農業高校ならではの特殊教科がいろいろありましてね。それらをたくさん学ぶために、一般科目の教科書はこうなります。農業関係・・・分厚い! 一般教科・・・薄い!🐄 この学校では1年生の1年間、寮生活をしながら持ち回りで当番実習…つまり家畜の世話をすることになっている。15,6歳の子が、専門的に牛の世話をする・・・そうやって経験を積むのだなぁ。寝ぼけ眼で大丈夫か?!早朝だから辛いね。🐄 7時には寮に戻り朝食。食のありがたさを噛みしめる。凄くお腹が空くのだろうなぁ。🐄 授業が終われば放課後の当番実習・部活動・寮に帰って入浴・夕食・卓球!忙しい。凄い気力体力だな。卓球までするとは!笑 校内に「遭難注意!」の看板が!しかも、ベンチの横。笑イシイさん🌺グレる暇もないですよね。盗んだバイクで走り出す みたいなこともなさそう。50代以上でないと、何のことだかわからないぞ。めっちゃ大変だなぁ、農業高校生…一日の様子を聞いただけで、こちらが疲れるわ。朝から晩まで、心身酷使・・・若いからできる。貴重な若手人材!頑張ってほしい。
2023年09月21日
🐄(著者 荒川)4月。関東では桜が満開であるが、北海道はまだ雪まみれである。雪まみれ。笑積もった雪が昼と夜の寒暖差で、溶けたり凍ったりを繰り返し雪だるまが伸びたり縮んだり。笑大人が乗ってもビクともしない、硬雪(かたゆき)が出来上がるのだ。(下層はサラサラのパウダースノウ)「硬雪」という言葉、初めて聞いた。(やはり、パソコンで一発変換しない)下は柔らかい と聞くと、少し怖い気がする。『ひゃっほーい!(^o^)』この硬雪のおかげで、雪原の上をどこまでも走っていける。小学生の時、これが毎年楽しみだった。走り回る著者・・・子どもらしくてかわいい。調子をこいていると…こうなる。ずぼっと雪にはまる。衝撃で捻挫しそう。流氷をかきわける裁氷船のようにじわじわと進み、雪に埋まった電気木柵に引っかかりつつも必死の思いで帰還したのであった。大変だ。笑ん?硬雪の上に這い上がって、またその上を歩くことはできないの?かーちゃん👩手伝いから逃げる娘(著者)に向かって「コラ!伝わんかーい」ん…?これは「手伝わんかーい」の方言?* * *先生👨 遠足の場所が決まりました。生徒たち😄 イェーイ! 今年はどこ行くのー?👨 荒川農園でーす。🐄 ウチかーい!笑 まさかの`自宅´!遠足の目的地が生徒の家。なぜこのようなことが起きるのか。そう…どうしてそうなるの?遠足地その1 小学校の裏にあるスキー場。クマが出る。遠足地その2 展望台がある山。クマがめっちゃ出る。熊の出現を心配する日常・・・怖いな。クラスメイト👦 行者ニンニクどこー?🐄 教えないよ!トリュフと同じってことか。採取場所を知られたくない。* * *親が除草剤を使わない主義だと、雑草取りがめっちゃ大変→子どもたちは内心😠「農薬 使えよ!」→なので無農薬農家の子どもたちは将来、脱 無農薬を掲げるかもしれないナルホド・・・皮肉だな。荒川家、子ども5人なの?!雑草取りはキツかったが、野草の採取は別である。自宅周辺の山は野草だらけのため、自由研究にはもってこいだった。ご機嫌で野草取りする著者・・・ほのぼのしたシーン。かわいい。草花を図鑑で調べてファイリングするのは、楽しかった。いいなぁ。しかし、何でも採取すればいいってものではなく・・・先生から`トリカブトを捨てなさい´`希少種は取ってはいけない´と当然ながら注意される。トリカブトを貼った横に「たまに牛がたべて あわふいてます」と書かれている!* * *イシイさん🌺 夏休みにキャンプとかやらなかったんですか?🐄 やりましたよ。地区の子供会で。宿泊地は、ウチの畑の横でした。またも`自宅´!
2023年09月16日
読者からの手紙「自画像が牛なので、男性の作者かと思ってました」うん。そもそも名前が「弘」だもの…`ひろし´と読むでしょう、普通。🐄 著者・荒川牛社会も人間社会と似たような問題を抱えてるんすよ。虐めです。限られたスペースで集団生活をすれば、人間も牛もトラブルが発生する。うゎ・・・どこの世界もそういうものなのだな。市場で飼われてきた新顔の牛が加わると、元からいた気の強い牛が虐めに来ることがあるのだ。`気の強い´牛・・・いるのだなぁ、人と同じくそういう奴が。(>_<)回転ブラシで痒いい所をブラッシングしている時(カウブラシ へぇ~、おもしろい/便利なものがあるのだな)虐めっこの牛に追い払われてしまう。かわいそう!水飲み場で水を飲もうとすれば、虐めっこの牛に邪魔をされる。意地の悪さに腹が立ってくる!放牧場の中でも、わざわざ虐められっこの牛をどつきに行く奴がいるんですよねー。人にもいるよ、こういう性格が捻じ曲がった奴。誰かを追い出すことに必死になる。異常な執念。皮肉なことではあるが、自由に動けないつなぎ飼い牛舎の方が虐めに遭わずにホッとできる牛がいるのだ。昼は放牧、夜はつなぎ飼いという組み合わせが、牛にとっては一番ストレスがかからないらしい。管理者が、加害者と被害者を離す(顔を合わせないようにする)ことは大事だよ。それでだいぶ`救われる´から。とにかく、ターゲットにされたら悪意のない場に身を置きたい。私は、虐められる牛の気持ちがわかるわ。農園のチラシ「牛乳の色が ホワイトな職場!」笑った!荒川農園の牛たちがどんな1日を過ごすのか、そのスケジュールを見ていこう。●5時1回目の搾乳、そして牛たちの朝飯。●9時牛をつなぐ道具、スタンチョンを外して放牧。12時頃まで運動。●13時放牧場から戻り昼飯。スタンチョンにつなぐ。●15時おやつ。牧草を発酵させて保存したロールサイレージを与える。●17時2回目の搾乳。そのあと夕飯。乾草を与える。こうして聞くと、農家の労力が少しわかるな。しつけをしたら、自分の寝床を覚えて勝手にスタンチョンに入ってくれるんですよ。頭いいし、かわいいね。つなぎ飼いでも虐めあります。隣の牛の水を飲ませなかったり、隣の牛の昼飯を盗み食いしたり、ズル賢い奴がいるんすよ。根性ひん曲がって、やりたい放題・・・こういう最低な奴、人にも沢山いるわ。虐められた牛の、心休まる日は必ず来ます。なぜならば…何年か経てば、虐めっこの牛が先に廃牛になるからです。でも、虐められた牛もいずれ・・・乳牛さんたち、ありがとう。
2023年09月09日
🐄 著者 荒川「犬は牧場を見張る番犬であり、猫はネズミを捕らえる役目があるのだ。どちらもペットとして飼っているわけではないが…」(猫が著者の背中に登ってきて)『ナウ○カごっこしちゃうじゃないか~。アハハ』`ナウシカごっこ´?なにそれ?(風の谷のナウシカ を見たことない。見よう見ようと思いつつ…)🐄「これは、姪っ子と姉たちがカボチャ磨きをしていた時のこと」`磨く´…そうやってきれいにして出荷しているのだなぁ。人懐っこい猫が、姪の膝の上に載る。で、🐄『いや、その体勢キツいでしょ。下ろしなって』姪 👧『かわいいから、このまま作業する』翌日、姪が座っていた椅子の前に、なんとネズミの死体が!👧『ワッ!何これ!』🐄「昨日 優しくしたから、猫の恩返しでは?」イヤだイヤだ。でもこれは、猫の習性だろう。こんなことがあったにも関わらず、別の日も姪は膝の上に載る猫を『可愛いから許す』無理な姿勢に耐えながら作業・・・若いからできるのだなぁ。で、夕方になり猫が👧『ハト捕まえてきた!』しかも生きている・・・ヒエッ!予想できたことじゃーん。(~_~)イシイさん 🌺「かわいいけど、ありがた迷惑な猫ちゃんですねぇ」習性とはいえ、受け入れられないわ。🐄「まぁ、犬も似たようなとこありますよ」予防接種の注射器の入った袋を`おやつの袋´と勘違いして喜ぶ犬。笑 かわいいじゃん!で、思いがけず注射されて激怒よ。🐄『いや 騙してねえよ。バカだね お前はー』笑 かわいいじゃん。🐄「春先に種芋を用意する際、ネズミがたくさん出てくるが、荒川家の犬たちはそれをひと噛みで仕留める。見事なお手前だ」大いに役立っている!🐄「猫のように食べるわけではないので ~」えっ、今も猫はネズミを食べるものなのか?!今どきの猫は食べないと思っていたが・・・本能がしっかり残っている。生活環境にもよるか?たくさんのネズミを捕獲したのに、褒めてもらえなかった犬は🐄「ちょっ!ハッ!何じゃこれ!」地面にネズミの死体が並べてあるー!🐄「はっ!」(・o・)!犬の仕業と気づき『よーしよし、たくさんネズミ獲ったなー。偉いぞー。褒めなくてごめんねー』「バカなのか賢いのかよくわからないが、そこがまた犬の面白いところなのであった」猫も犬も`褒められたい´!そこは人と同じ心理。かわいいけど、獲ったものを見せるのは勘弁して。🐄「これは荒川農園で猫を飼いだしてから、エゾシマリスの姿を見かけなくなったお話なんですが」🌺「なんかヤバそうなんで、ここまでにしときましょう!」猫がリスを捕食か…凄いな、猫の食欲・本能。
2023年09月02日
🐄著者・荒川冬になると雪国は雪と氷に閉ざされ、何もねぇと思われがちだが、この季節でなければ見られない農家の風景がたくさんある。例えば、牛の雪中行軍。観たいな。例えば、秋のうちに畑に埋めておいた野菜の出荷。ナルホド。そして父 👨『おっ!牛の出産だな。ちょっと見てくるわ』🐄 風呂上がりに、ブリーフ 一丁で真冬の牛舎に行く親父殿。『父ちゃん、この時期にブリーフ一丁はどうかと』『いま外、マイナス20度なんだが』10度でもめちゃ寒いのに、マイナス20度で裸!耐えらえると思えないのだが。親父殿の顔に傷がある理由は『小さい頃、農耕馬に蹴られて顎の骨が粉々になってよぉ。血がドバドバ出て死にそうになった』馬、怖い。あの身体だからなぁ・・・大怪我の連続!臨死体験までしている。それでも明るく元気!さらに型破り 大胆不敵なお父さん。偉人だわ。母 👩『お父さんが死にそうな目に遭うと、必ずうちの牛かペットが原因不明でお亡くなりになるのよ』🐄 親父殿の身代わり、かどうかは定かではない。いや、きっとそうだと思う!
2023年08月25日
🐄 荒川「子どもの頃に、川でクワガタ🐻を掬ってましたよ」🌺 イシイさん「んなわけあるかい!」🐄「木を蹴っ飛ばすとクワガタがいっぱい川に落ちるんで、それを掬うんすよ」画!(笑)荒っぽいことしていたんだな。〇 〇 〇看板【種芋生産圃場につき 関係者以外立入禁止】圃場(ほじょう)という言葉を、初めて知った。🐄 「靴底がヤバいんです」「ジャガイモシストセンチュウがいるかもしれんからです!」「ジャガイモに寄生して、生育に打撃を与えるセンチュウの一種で、重要病害虫に指定されている」「このジャガイモシストセンチュウがいる畑に入り、その畑の土を靴底につけたまま別の畑に入っちゃうと、ジャガイモシストセンチュウが拡散されてしまうんですよ」🌺 「知らず知らずのうちに、害虫を広めちゃうわけですかぁ」悪いものの拡散は怖い。🐄「種芋は食用芋の元になりますので、種芋が病気になると種芋農家は出荷販売することができず、経営が成り立たなくなってしまいます」「ってわけで、畑を見学したい時は、必ず持ち主に声をかけてね」「マジで勝手に入るのは勘弁な!」顔!怖い(笑)気軽に農地に足を踏み入れてはいけないってことが伝わるわ。素人はこういう事情を知らない。👩 おかん ←著者は北海道出身なのに、なぜか関西の方言を使っている。「畑作も畜産も伝染病やら何やらに備えておく必要があるから、農家は防疫に強いのよ」大変なお仕事だ。〇 〇 〇コロナ騒動で現地取材は全部なくなったが、農業ネタは沢山ある という荒川。例えば🐄「フランスの、ある酪農家を取材した時のことなんですが」『フランスはチーズがおいしいから、牛乳の出荷基準とか厳しいんだろうなーと思ったら、メッチャ汚れとる。日本だと保健所来るぞ、これ』『え、衛生的にいかがなんでございましょ?』👨酪農家『ああ、汚れのこと?多少雑菌が入った方が、チーズはおいしくなるよ(^_^)』🐄『ほんまかいなー?!』 ←また関西弁だ意外と緩い。EUの農産品は、厳しく管理されているイメージだったが・・・。
2023年08月15日
「野菜泥棒の告白」が「プロフェッショナル 仕事の流儀」っぽい。笑盗んだトウモロコシが、スイートコーンではなくデントコーン(牛のエサ用)で、激マズ!🐄「簡単に見分けられる方法があるのに、バカだねぇ。(見分け方は)教えなーい!」「敵に塩は送らない」顔!妖怪だな。笑農協の人の振りをして、白昼堂々とトラックでやってきた泥棒がいた、というから驚き。🐄「堂々とジャガイモ10トン盗まれたらしいです」「野菜泥棒は、人間だけではない」ヒグマ・エゾシカ・キタキツネ「2020年度において、野生鳥獣による農作物被害額は約161億円にも上っていた」深刻な問題。憤怒する農民たちだが、一方で👩「でも奴らが食べたってことは完熟してるってことね」👨「そろそろ食うべ」「収穫するべ」🐄「野菜の食べ頃を教えてくれる存在でもあるのだ」少しだけならいいとしても、連日では困るね。🐄「私の幼少期、食用に植えたヒマワリを収穫しようとしたら『なんじゃこりゃー!種がほとんどない!誰がこんなことす…ギヤー!😫』エゾシマリス!「ビニールハウスでメロンを栽培していた時」『そろそろ食べ頃かなー。ってなんか軽…中身ナッシン!いやー!😣』またエゾシマリスの仕業!荒川のリアクションが大袈裟で、笑っちゃう。「エゾシマリスに翻弄され続ける中、ある日驚きの出来事が」『あ、シマリスがネズミ用の罠にかかっとる!』『ハハハハ!この盗っ人齧歯類めが。人類をナメ腐るからこうなるのだ!』顔!化け物よ。笑ところが!リスのかわいらしい風貌に、心動かされる荒川。『しょうがないなー!今日だけは多めに見て逃がしてやらぁ!』そう。人も動物も、見た目の良し悪しで判断される。得するか、損するか・・・命さえ左右される。逃がしたらまた農作物を荒らされるぞ。見た目かわいくても、立派な悪魔・害獣。ふと「愛らしさにほだされず処分するとなると、どうやって?」と思った。リス=げっ歯類・・・よく見えると、気持ち悪い気がしてきた・・・ネズミ大嫌いだから。
2023年08月14日
🐄 アハハなんだこれ手足あるやん。🌺 マンドラゴラですよマンドラゴラ。マンドラゴラって何?と思って検索した。不気味・・・ビキニ・・・品評会に出した野菜に、落書きなんかしていいのか?!🐄 そして品評会に出された野菜は、競りにかけられたりもする。エーッ!落書きしてあるのにいいの?!驚き。🐄 エロ大根の競りが始まった!🌺 しかも高い!大人気(^_^;)🌺 こういう大根って、どうやってできるんですか?🐄 土の中に小石とか障害物があると、成長途中に変形しちゃうんですよ。🌺 あれ?このカボチャ、黄色いアザみたいなのがありますけど。🐄 あー、うまく玉直しされなかったのかもしれませんね。🌺 玉直し?🐄 変形や色ムラが起きないように、カボチャを整えてあげる作業のことです。そして玉直しで使用するのは、このプラスチックの白いお座布団。まだ若いカボチャの実の下にこの白いやつを敷きますと、カボチャの下側にも太陽光が当たって、形や色が整うわけです。へぇ~、そういう手助け・工夫をしているのだな。`お座布団´ かわいい言い回し。(^_^)🐄 カボチャを栽培する上でもうひとつ欠かせないのは、ツルの剪定である。ツルの剪定をすることでカボチャ全体に光を当てて、実の部分に行く栄養を調整するんですわ。カボチャの苗が小さい頃は楽なのだが、カボチャは半端ないスピードで成長する野菜であり…さらに夏の高温も合わさることで、あっという間に畑は緑の海と化す。かボチャの成長速度は恐ろしい。荒川農園のカボチャのツルは、一晩で13センチ伸びていたこともある。荒川の弟、かわいい(笑)私はツタの恐ろしさなら知っているから、こういう話を聞くと「あぁ、わかる」と思う。おまけに剪定して捨てたツルが根を張り、再び畑に喰らいつくことも。生命力がみなぎるカボチャ。化け物みたいでゾッとする。毎日毎日毎日 剪定作業を繰り返していると、目を瞑るとまぶたの裏にカボチャのツルが映るようになるのだ。トラウマのようだ。ツルの勢い・しつこさに精神がやられる。わかる・・・ということを私の姉に話したら姉👩 またまたー嘘つけー!信じてもらえなかった。しかし、その姉もカボチャの剪定をやり始めてみると、同じ症状に陥ったのだった。恐るべし、ツル!恐怖だよ。父👨 そういやぁ、でかい畑作農家は、剪定しないで伸ばしっぱなしのところが多いらしいぞ。🌺 農家さんによって、野菜の栽培方法も異なるんですね!カボチャがツルに埋まって、収穫の時 大変ではないか?ツルの海・・・競り人👦 ハイ!こちらのおっぱいカボチャ、100円から。🌺 今度はエロカボチャの競りが!🐄 しかも正規品より高くなっとる!みんな好き セクシー野菜!正規品より高い・・・客寄せのために買うってことかな?
2023年08月11日
夜の畑や山中の作業で、熊出没の心配をする…怖い。🐄(荒川) 北海道では、小学校の遠足も一筋縄ではいかない。先生「遠足の目的地付近で、熊が目撃されたので遠足は延期でーす」生徒たち「えぇ~!?」「マジかよー」 「つまんね~」🐄 クマの都合に合わせなければならない。🐄 クマが駆除されると、軽トラで市中引き回し。これが日常の風景とは、驚き。🌺(イシイさん)ところで熊の肉っておいしいの?🐄 完全山育ちの熊は臭いな。山のホテルとかの残飯食って育った熊はうまい。へぇー、そんなに違うのか。やはり山育ちの熊肉は、獣臭が強いのか。🐄 私が北海道の実家を離れ埼玉へ引っ越した時、牛の鳴き声に似た新聞配達のバイク音には、何度も騙されたものだ。ん?・・・バイク音と牛の鳴き声が結びつかず、ナルホドね と思えない。🐄それは私がまだ、実家で農業に従事していた時のこと。(深夜、若牛育成舎から鳴き声が聞こえたので)その日も眠い目をこすりながら、異変を調べに行ったのだが『真っ暗でなにも見えん』『ハッ!』生臭い息…暗闇に何かがいる。おそらく、熊!怖すぎる!その1、逃げる無理!熊は登り坂駆け上がるのメッチャ早い!数秒で捕まるね。その2、熊の苦手な玉ネギをぶつけるそんなもん牛舎にはねえ。というか、それは本当の話なの? そんな小さなものをぶつけられても、熊は屁でもないだろう。そもそも、ぶつける間もなく襲われるよ。その3、クマはベロを引っ張るとおとなしくなる?!?! そんなことできるわけない!どう考えても生き残る術が見つからない状況。そして私が、コンマ何秒かで考えた結果は・・・「いっそ死ぬなら、一矢報いん」暗闇の中、手探りで見つけた草刈り鎌を手にしたのだった。絶対に逃げられないなら、せめてもの抵抗というわけだ。これぞ瞬時の判断。この電球をつけたら即攻撃。この電球をつけたら即攻撃。先手必勝、目だ!目を狙え!頭いいな!この状況で、よくそこまで考えられる! がそこには脱走した親牛がいた。よかったねぇ!熊ではなくて。死ぬ覚悟で「即攻撃!」「先手必勝」と鎌を振り下ろす気満々だったのに、相手が牛だとよくぞ視認できたなぁ。命を懸けた勢いで、牛をグサッと刺しても全くおかしくない。牛の方がとんでもない危機にあった!怖い!
2023年08月01日
荒川🐄ポテトハーベスタという農業機械で、土中のジャガイモを掘り上げます。機械の上にベルトコンベアがありますので、そこを流れていくジャガイモの選別をするのです。凄いな!便利!大きさ、どのくらいだろう…?(重機に興味ある)🐄 食用イモの場合、丁寧に選別すると、全収量の半分近くは出荷できません。イシイさん🌺 えぇ~!?私も驚いた。半分も!🐄 出荷できないジャガイモは、クズイモと規格外の2種類になります。クズイモは食用にならないジャガイモのこと。規格外は、傷があったり形が悪かったり、サイズが小さかったりというワケあり品です。正規の価格はつきませんが、食用にはなります。🌺 しかし半分も出荷できないのは、もったいないですね!🐄 漫画にボツって出ますよね。人の力によって生み出してる漫画がこんなにボツ出るのに、大自然が絡んでくる農作物にボツ出ない方がおかしいっつの!ナルホド…元 農家の漫画家だけあって、説得力があるな。🐄 秋の収穫日のある日…都会に住むサラリーマンのTさんが、手伝いに来てくれた。こうして、イモ掘り機上で選別が始まった。あっ…、芋掘りしながら、同時に選別もするのか。(掘ってから選別すると思っていた)🐄 「はい、クズイモ クズイモ クズイモ クズイモ クズイモ」早い!一寸の迷いもなくパパパパっと。選別されたクズイモは、デンプン工場へ運ばれる。加工すれば、デンプンや片栗粉として有効活用できるのだ。へぇ~、片栗粉がそうやって商品にされると知らなかった。🐄 収穫したジャガイモに付着している土を乾かしたら、土落としのブラシをかけて「クズクズクズ 規格外 クズ 規格外 クズクズ」また選別が行われる。手早い!熟練の技。先ほど選別されたジャガイモにブラシをかけて「クズ 規格外 規格外 規格外 クズ 規格外」「58グラム ダメ。57グラム ダメ。62グラム OK」さらに選別が行われる。(人間計量器!)どちらも機械のごとく早い!選別されたジャガイモを箱詰めする際「痛みのあるのが1つでも混ざると、輸送中に腐っちゃうから…規格外 規格外 規格外 規格外」そして選別されたクズイモは、またデンプン工場へ運ばれる。* * *「本日の作業終了!」「蒸かしイモどうぞ(^_^)」規格外のジャガイモは、自家用・ご近所用・加工用になる。Tさん「なんでも残さず食べます!」ジャガイモを通してTさんは覚醒した。食育とは、ジャガイモの収穫を体験すれば充分のようである。ジャガイモ収穫の苦労・手間暇を、実際に見て知った…体験したから。私も、商品にするのに`ここまでやっている´とは知らなかった。こんなに工程があるとは!売り物にするって大変だ。🌺 味が変わらないのに、形が悪いだけで売ることができないなんて、もったいないですよー!🐄 でも、規格外の野菜が市場に出回っちゃうと、値崩れを起こす恐れもあるしねぇ。ナルホド・・・もったいない という話だけではないのだな。とても勉強になりました。売っているジャガイモは、選りすぐられたものなのだな。泥がついていないのが当たり前の感覚になっているが、売れるように手間暇かけてきれいにされている。そういうことを忘れがちだ。主題歌がじわじわ脳裏に沁み込んできたー。画がかわいい!
2023年07月21日
今夏 見るアニメは、これだけ。数年前、原作漫画を本屋で見かけてから、ずーっと「読みたい」と思っていた。グズグズしていたら、読むより先にTVで見ることに。著者は荒川 弘・・・あらかわ ひろし 男性 だと思うでしょう、普通。でも、番組に出てくる`荒川 弘´という牛のキャラクターの声が「ん?女性…だよね…?いや、男性か?」で、ネット検索して調べたら、著者は女性だと。現在…我が国の食糧自給率は、わずか38%!自国内で国民の腹を半分も満たすことのできないこの国に、未来はあるのか?いや、ない!切実な問題なのに、見過ごされている感が大きいわ。荒川「水の旨さは、牛乳のおいしさに直結するのだ」飲み水や餌によって牛乳の味が変わるとは、考えもしなかった。◎12月~4月イシイさん←かわいい 「重い!」「冬は牛があまり水を飲まないから、乳成分が濃くなるんですよ」◎5月~6月「なんかサラッとしてません?」「放牧が始まって、青草を食べるからっすね」◎7月~9月「ちょっと味が薄いかも」「暑さで牛が水を大量に飲むんで、乳成分が薄くなっちゃうんです」◎10月から11月「また甘くなりましたね」「過ごしやすい季節で、牛の体調が良くなってきたからですな」「んー、牛乳って奥が深い」へぇ~、ナルホド。とても勉強になる。全然知らなかった。こんなお話、聞いたことなかったから。単純に、年中一定の味が保たれているとばかり思っていたわ。事実、別に味の変化に気づかない。時季ごとの牛乳を飲み比べたことないし、ミルクティーにして飲むから微妙な変化はわからない。が、生き物から得るものだから、一年中全く同じ味なわけないってことだな。「新型コロナウイルスの影響もあり、近年全国的にその消費量は減ってきている」農協「牛乳が余っているので、生産量を減らしてくれませんか?」「牛乳の消費量が減ったことによる、生産抑制である。牛乳を捨てざるを得ない場合もあるのだ」「農家も、断腸の思いで対応するしかない」辛いなぁ・・・せっかく搾乳したものを・・・牛も農家もかわいそうだ。こんなこと、あってはならないのに。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに!」牛乳貴族!笑画がかわいい・おもしろい。話にも引き込まれるが、ナレーションがけたたましく、耳障り。
2023年07月09日
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