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4月からの新作アニメーションで、興味を引くものを探したが・・・ほぼない。久しぶりにTV雑誌を買ってチェックしたが、ほぼない。ひとまず「はたらく細胞」は見るつもり。(数年前にどこかの局で放送した作品を、NHKとして初めて扱うようだ)新作ドラマに関しても「ひとまず 見てみるか」と思えたのが、一つだけ。正直言って、ホッとする自分もいる。いくつもあると、追われて重荷に感じる。「ちゅらさん」の再放送が始まるので、これは見る。「ブリティッシュ ベイクオフ4」が始まる。甘いものまみれにまた「うぇー!」「チョコレート ベタベタ(>_<)」などと思いつつ、視聴するのだ。
2024年03月28日
自叙伝を読んだので「あぁ、本に書いてあったな」と思い出しながら視聴した。店をもったものの、開店休業の状態が続く・・・これは辛いなぁ。家賃も、従業員の給与も払い続けなければならないし。それでも信念を貫くのは、よほど自信がないと無理だ。「自分に正直に、自分がおいしいと思ったものを表現する」私は自信がないから、自分に正直になれないことが多い。不安がつきまとい、逃げてしまう。グラグラしている。「レシピを超えた先に、本当の料理・自分の料理はあるんだと」さすが、プロフェッショナル。「お前は中卒だけど、志はみんな平等なんだから、志をもって頑張りなさい」15歳の息子を送り出すお母さんの言葉・・・貧しい生活をしていて、なかなか言える言葉ではない気がする。聴講者の女性が涙を浮かべていたが、私もグッときた。「おやじからいつも「波が来ても、まっすぐ行け」と」「まっすぐ突っ込んでいったら、波が来てもポーンと向こうに行けて、転覆しないのね」困難にぶつかっても、お父さんのこの教えに従って乗り越えてきた。「まあ、一番の僕のベースにあるのかな」貧しい家庭だったが、父母の言葉や農業漁業という実家の生業が、社会に出てから大きな支えになり、役にも立つこととなる。70年代のヨーロッパ・・・イヤというほど人種差別されただろう。師匠や先輩からの殴る・蹴る・暴言・モノを投げつけられる 今では許されないことが当たり前だった時代でもある。そういう生活に耐えてきた人なのだから、超人だ。【料理は節度のある行為でなくてはなりません 全ては食材が決める 料理人は自然の恵みを学び続ける 永遠の弟子なのですから】アラン シャペルの著書から高尚で、なんというか…凄みを感じる。賄いで認識させられた、フランス人と日本人の決定的な違い。古来からの食文化の違い。同じ人間でも、全然違うね。「自分の個性を表現できた時に、初めて自分の料理なんだ」高みを目指す人は気づき、探求し続ける。ホヤへの思い入れが強い!子ども時代、シケの後に拾って食べたホヤが味覚を鍛えていた。「甘い 酸っぱい しょっぱい 苦い うまみって五味を勉強するんですよ。ホヤはこの五味、全部ある。ホヤだけなの」へぇ~、一体どんな味のするものなのか・・・食べる機会なんてあり得ないけど。彼の言う「挫折」は、必ずしも挫折でないだろう。衝撃を受けることがあっても、そこから新たな道が開けるというか、良い方向に行く。彼自身の力でそうなっていくのだ。やるだけ やるだけ やるだけやって「挫折」する。それに納得して、じゃあどうしようか・自分の道とは と方向転換すると言っていいか。一人一人の状況は違うし、時代も違う。その中で、自分の話が一つでも役に立てばいい・・・そういう姿勢を感じられた。
2024年03月21日
JUJU、話の内容からきっと50歳過ぎだと思ったら、まだ48歳になったばかりだった!その割には、昭和歌謡に詳しいわ。(毛量うらやましい。ツヤツヤ。ウィッグかな?50手前と思えない。カールのかかり具合もいい。憧れる)「昭和の名曲を歌うツアー」を開催した。え~、行きたかったな。J「聞くだけでゾクゾクする 人間の本性がむき出しになった 大人の教科書」なるほどね・・・わかる。マ「難しい言葉は使ってない」なるほど、言われてみればそう!マ「大人だったんだなぁ、日本って。なんでこんなロリの国になっちゃったんだろう」2000年前後からだね。当時、グローブをしている歌手が多かったので憧れていたというJUJU・・・なるほど・・・ただボヤッと見ていた私とは違うなぁ。さすが、歌手になり成功するだけあって、感性が豊かね。帽子が「女囚さそり」(笑)細眉・・・ディートリッヒ、ガルボ(笑)マ「突き詰めると、阿木 燿子さんが恐ろしい」「阿木 燿子さんの詩って、百恵ちゃんに歌わせた歌、結構凄い詩だよね」「あれをアイドルの人が歌ってたっていうのは、凄いと思う」確かに。二十歳前で、驚くほど大人っぽい曲を歌っていた。「勝手にしやがれ」のアンサーソングが「プレイバック Part2」だという話には驚いた。彼女が出て行った~なんだかんだで戻ってくる・・・なるほど、繋がるな。 ジュリー、かっこいい。歌うまいし。J「この二人は、何があって喧嘩したのか知りたい」そこまで考えるってのが、深いな。それがアーティストというものか。JUJU姐さん、おもしろい。アルバム、買おうかな。
2024年02月26日
キャスト経験があるのは強みだな。そりゃ、体調のことを男性黒服は察してくれないでしょう。(そもそも相談できない)やはり、女性黒服を誘う客もいる、と。ちょっときれいなら、キャストより目を引くからな。それでキャストが嫉妬するってこともあるはず。男性黒服や店長の問題発言・態度に怒って、猛抗議した話・・・強 い。迫力あるね。結果、謝罪させた と。男たちのプライド、ズタズタだな。売れっ子に辞められたら困るし、思いがけず激怒され、そうするしかない と。接客の他にトイレ掃除・物品管理・勤務表を作るなどなど・・・総合的な能力がないとできないわ。迷惑客にもうまく応対せねばならないし・・・女性が怒った男性客を相手に場を収めるってのは、難しい。怖いよ。黒服の花形業務「つけまわし」の話が興味深かった。センスと頭脳が必要ね。まず見た目 かぁ・・・話術も必須なのだが、まず見た目。女性黒服「売れない子って何しても売れなくて」YOU「悲しい響き!」めっちゃグサッときたよ・・・。何してもダメという、酷な現実。
2024年02月03日
12/6 世界が注目!日本の教育「TOKKATSU」を興味深く見た。まず「ん…?」と思ったのは「特活」という言葉。50代の私には初耳だ。外国人に説明するための造語/調査報告に使う教育用語として誕生したのか?想像以上にエジプトが「本気」で、驚いた!なんというか、もはや日本式というよりエジプト式では?!と思う。エジプト教育省 大臣顧問「教育は、国の発展の基礎」エジプト版特活 開発者「私たちは次の世代のために、何か種を入れなければならない」こういった意識(危機感)が、凄く大事だと思う。一部外国で高評価の特活と言われるものが、日本では教員の不足・多忙・理解不足・無関心やコロナのせいで、激減している・・・皮肉だなと。働き方改革や世代交代で日本の教育の良い部分が失われるのは、とても残念なこと。損失である。エジプトの熱心な様子を見聞きし、日本の将来が心配になるわ。学費を無償化すればいいってものではない。`教師が忙しすぎる´ももちろん大きな問題だが、教育の質や工夫についても注目し、じっくり考える・実践する必要があると思った。
2023年12月11日
2,3年前から`昨今の´アニメ―ションを見るようになったので、二次元キャラクターにはまる!という話を「えっ…?」と100%不可解に思わなくなった。でも!出演した夢女子たちには驚いた。すごろく、小説、結婚!そこまでのめり込むのか…と。ここまでするのは、現実の生活がさぞ辛いからだろう・・・と思いきや、二人は既婚者! 夫婦仲に問題はないという。現実と非現実は別!そのあたりは、とても冷静。ぶれない軸があるのだ。山里「夢の彼との恋愛に入り込んだきっかけは?」A・彼が通う学校のモデル校が近所にあるので、通学路を歩き、学校に行ってみたら妄想が始まった。作品の舞台が身近な場所だったことで、引き込まれた。B・原作漫画の内容が、明治時代の金塊争奪戦。自分にはない非日常感に浸れる。ごく普通の両親の元に生まれ、十分愛されて育ち、結婚して、平凡から出られないことに少し物足りなさを感じる。だからこそ、夢の世界で彼と恋愛できるのが凄く嬉しい。この人は贅沢だな。C・高校生の頃、ゲームの中の彼に出会った。当時、とても体調が悪くて引きこもっていて、周りから`頑張ってない人´と見られていた。自分なりに頑張っていたのに。「努力してる君のこと、凄く尊敬してる」という彼の台詞に感激。頑張っていることを、彼が肯定してくれたと思った。「彼は、私のネガティブなところを受け入れてくれる・肯定してくれる存在なので、現実で嫌なことがあったとしても、`まあ いいや。あっちが幸せだから´と。結果として、学校に行けるようになった」心の支えになってくれたキャラクターに惚れ込む・・・このパターンが多いでしょう。「あっちでは幸せだから」と思えるまでのめり込むってのが驚き。`あっち´という世界が確立されているのが凄いと思う。きっかけは三者三様だが、現実と妄想をうまく合わせて自分を上向きにしている。恐るべし、二次元キャラクターという存在。行けるようになった
2023年12月04日
怖すぎる!5階で降りたおばあちゃんが、数秒後に1階にいるなんて・・・そりゃ ギョッ!とするよ。夜中+山奥タクシー業界編でも、同じ状況での体験談があった・・・夜中+山奥は絶対ダメだって!どう考えてもおかしいじゃん!断っていいのに!と思う。そもそも、注文の電話が異常に聞き取りにくいという時点で、断っていいのに。今回の話、本当なの?と疑ってしまう。カーナビに出てこない山奥まで配達に行く?しかも夜に。店長・社員に相談しなかったの?したけど「行け」と言われたの?暗闇の森林を走っている時点でメチャクチャ怖いし(日中でも十分怖い)家や施設も全くないから「こんな場所から注文なんて…おかしい」と引き返さないの?!犯罪…襲われる可能性だってある。この人、度胸あるなぁと思った。仕事だから・ピザを無駄にするわけにいかない という一心だったか。で、その支払いは?!されなかったのだよね。そこまで聞きたかったな。* * *男性配達員が、お客さん宅にいた男からいきなり暴力を振るわれ(転落死しそうになる~部屋に引きずり込まれそうになる)どうにか逃げて警察に駆け込んだって話も、怖いよ!女性の配達員は、さらに危険が伴う。怪奇も人間も、どちらも怖いわ。
2023年11月25日
一年数が月ぶりに見たが、おもしろかったな。改めて、よく出来た作品だなぁと。富貴 晴美による音楽が良いマサさん美形!微妙に描かれる、少年たちの憧れ・慈愛・嫉妬心女子が男子を叱って、物語を引き締める年の功 トミー先生の存在感友情挫折から再起などなど、心が引きつけられるものがたくさん。犬のクマにも和む。双子の口の悪さには、今回も腹が立ったわ。性格悪すぎて不快。特に、体調不良の白菊を茶化すのは最低。愁の、静弥に対する冷酷な発言も「言い過ぎる」と思う。愁には愁の感じ方や価値観があるのはわかるけれど、一年前まで共に試合に出る仲間だった者に、あまりに辛辣だと。べつに静弥が愁に憎まれるほど、酷いことをしたわけでもないのに。遼平に弓を貸す寛大な面もあるけれど、`氷の貴公子´でもある。愁と本村部長の落ち着きは、とても高校生と思えない!風舞五人の中で一番`大人´なのは、七緒。青春ものの`輝き´に、堪らなく惹かれる。自分には全くなかった要素だから・・・。あぁ、弓道やりたい!憧れる。
2023年11月14日
新しい衣装、肩衣みたいなものが取り外しできておもしろいな。徹子「私がどうやって生きてるかって申し上げるとまず、クヨクヨしない。何かイヤなことがあってもパッと忘れる。ご飯はちゃんと食べる。二度は絶対に。人を信じる。騙されたことないんですけど。いろんな方を信じる。仕事が好きなら、それを一生懸命やる。クヨクヨしちゃダメ。クヨクヨしないのがいいわよ」人を信じる・・・あぁ、私は `誰も信じられない´人間。彼女からすれば、それは不幸なことなのだろう。「騙されたことないけれど」人を信じる・・・完璧だな。クヨクヨしちゃダメかー・・・そうは言ってもなぁ・・・でも、あれだけ仕事して、成功した人が言うことだから、それが正しい/間違いないのだろう。
2023年10月14日
疎開先で、紅茶と「まわりにまんべんなくお砂糖がまぶしてある」ドーナツをごちそうになったというが・・・当時、紅茶とドーナツが出てきた ということに驚く。そんな贅沢、可能だったのか?!と。ドーナツをモチーフに描く田村セツコさん。わぁ、かわいい絵!すてき。「幸せだと思うのは、シンプルに考えるのが一番いいな」いろいろ、いろいろ乗り越えてきた御年85歳キャリアウーマンの、含蓄ある言葉。ドーナツが食べたくなってきた!
2023年09月25日
毎年必ず見るのだが、中川 翔子が出演しなくなり、知っている人が一人もいなくなった。思うことは毎年一緒。「若いのに、もったいない!」これに尽きる。「死にたい」という言葉が出てくるたびに「まだ10代なのに、なに言ってんの?!」「社会に出たら、もっと辛いのだ。とんでもなく意地の悪い奴・狡い奴ばかりなのだから。数字に追われ、常に人と比較され、経済格差が出てきて…」と。私は毎週「THE名門校」という番組で「学校 楽しいです!」と言う子や、部活動に情熱を燃やす子・将来に向けて勉強を頑張る子たちを見ているので「片や、同世代でこんなに陰鬱としている子たちがいるのだなぁ」と思う。何事にも明暗あり。学校がイヤなら、習い事に打ち込めばいいじゃん。親の経済力と理解があればの話だが。ただ暗い気持ちで過ごすのは時間の無駄。もったいない!映画を見まくる・興味あることを調べまくるでもいい。昔と違い、そういったことが難しくないのだから。インターネットで発信することも簡単にできる。私が学生の頃より出来ること・チャンスが多くて羨ましい。「なぜ辛いのかがわからない」という子も少なくないようだ。そういう`時代´なのだろう。人それぞれに苦悩があり、それは本人でしかわからない。私もかなりどんよりした学生生活を送ったので、それがどれほどの損失なのか、身に染みてわかっている。だから青春を無駄にするなかれ!と心から思う。どんどん年をとっていくのだから・・・若い子たちが「死にたい 死にたい」と思う社会・・・こんな国に良き未来があるとは思えない。
2023年09月06日
深夜、見たい番組がなかったが、たまたま映った新体操に目が留まった。「あ~、世界陸上と同時期に、新体操の大会も開催しているのか」となんとなく見る。各国の衣装がおもしろい。リボンやボールの色も様々。床が白いから、白ボールは視認性が少し悪いと思った。身体の柔らかさよ!同じ人間だと思えない。バレエの要素がふんだん。中国チーム、長身揃いで見栄えがいい。ミスしない雰囲気・気迫というか・・・貫禄。その辺りが日本チームと違う気がした。(どのチームも、自信をもって挑んでいるのはわかる。日本チームを悪くいうつもりはないが、雰囲気としてそう感じた)イスラエルの演技もおもしろかったな。こちらにも「ミスしない」という隙のなさを感じた。リボン3本とボール2個・・・どこを見たらいいのかしら?!忙しい。解説者が「落とした」「リボンが絡まった」などと指摘しても「あっ、そうだったのか」動きが早いから気づけないわ。個人の力量だけで良い演技はできないわけで、ここまでチームワークを確立するには、物凄く濃い人間関係を築かなければならないはず と思った。五人集まれば馬の合わない人もいるはずだし、考えの相違もあるはずだが・・・そこは目的のために多少割り切るのか。自分に娘がいれば、やらせたい習い事の一つ。
2023年08月28日
まず、外国に移住する(それも子どもを連れて)というのが、凄いパワーだ。彼女の場合、英語圏でない国に行ったのだし。別の捉え方をすると、そんなに日本で暮らすのが不都合になったのか とも。そこまで嫌気が差したわけではないのかもしれないが、とにかく並外れた行動力である。マツコも海外移住に強い興味を示していたが…そりゃ、彼らのようにお金と人脈があればね と思う。杏「皆さん、お母さん、人の手を借りましょう。私は一人で子育てしてません。できません。無理です」 いやいやいや、彼女は優秀なシッターを雇えるお金も人脈もある。彼女が相手なら、喜んで力になる人たちがたくさんいるだろうし。どちらもない`一般人´を同一視するのは、無理がある。フランスの学校の話に驚いたわ。「まず休む。とにかくバカンスがたくさんあって、年間3分の1ぐらい休みなんじゃないかな。5月は、1週間ぐらいかしか学校がなかった。まず週4日しか学校がない。月、火、木、金。宿題もなんとなくは出るけど、日本の比ではない。毎日のお昼休みも、2時間近くある」それでも、他国と比べて学力が劣るわけではないってどういうことだろう?と単純に思った。「本当に個人主義なので、皆で何かやるっていう発想がない。体育祭とか文化祭とか、始業式もなければ終業式もない」なんというか…塾みたいな感じ?大規模な塾というか。別にクラスの連帯感も必要ないし(そんな発想すらないだろう)集団で・まとまって、一つのことをやりましょう という習性もないということらしい。へぇ~と思った。学校の常識・ありように、お国柄が出るなぁ。杏は別に、日本を悪く言っていない。それは嫌味なく伝わった。で、マツコはマツコで「私、フランスに生まれたかった」えっ・・・(-_-)「大っ嫌いだった。なんとか祭とか…。“何をやらされてるんだ、俺は?”と思いながら生きてたもん」私には、そういう不満・反発心を覚える感性がなかった。楽しくない・しっくりこない感は強かったが、ただボーっと過ごしていた。与えられたことに従うのが当たり前で、自分の気持ちなんて関係なかった。だから全て押し殺した。子ども時分から、非常に従順。「フランスは多分 考えるんだよね。あり余る時間でさ。詰め込みで これしろ、これしろって追い立てられないから」その分、自分がどうしたいのか ~ 時間と労力を何に費やすのか 自分の責任を問われる気がする。新聞でも読んだが、日本を出て外国で暮らす選択をし、満足する人が増えている印象だ。(失敗例は報道されないから、成功例だけ目にする)外国で育つ日本人も比例して増える。多様性が加速。日本がどんどん変わる。置いていかれたら、終わり。←私行きたかったな、フランス・・・あぁ。
2023年07月17日
最新研究 ‹言葉のリスク›親の言葉が子どもの将来に与える影響が、科学的に明らかになってきている。体罰などの、身体的な暴力を上回る という最新研究も。子どもの将来を変えてしまうかもしれない言動 例えば‣お前なんて生まれてこなければよかった。↑子どもの価値を下げる‣お兄ちゃんは出来たのに、お前は駄目な奴。↑兄弟を差別‣学業や部活で、成果を出すことを強要する。↑過度なプレッシャーを与える態度心の不調の裏側に、親からの言葉が関わっているケースが増えている。東京医科歯科大学は8年前から、都内の自治体と共同で、小学1年生の子どもを持つ保護者 およそ三千人を継続的に調査。これは凄いな。かなり有益な情報源になる。子どもを傷つける不適切な言動が与える影響を、身体的な暴力やネグレクトと比較した。すると、不適切な言動は暴力などと同じくらい、「集中できない」「いじめをする」などの問題行動を増やす傾向が見られた。不適切な言動を受けた子どもたちだけに、他人を思いやる行動をとる頻度の低下が認められた。えっ、この調査でそこまでわかる(知れる)ものなの?同大 講師「思いやる気持ち・周りを気遣う気持ちがなくなると、周りとの関係が築きにくかったり、周りからの助けや情報が得られなくなるので、子どもに長期的に影響する可能性がある」要するに、日常的に`損をする´のだ。* * *二十歳の男性・・・幼い頃に両親が離婚。母は、スポーツ万能で学業も優秀な兄と自分を常に比較した。「‹あんたは、うちの子じゃない。そこの橋で拾ってきたんだ›と言われた。冗談でも、比べられてきたからこそ、そういう言葉を冗談と捉えられない」猛勉強し大学に進学すると、母の態度が一変。優しさも感じられるように。しかし今、母親の言葉の記憶に悩まされている。人の言葉の裏が気になり、人間関係をうまく築けないという。「母や友達に優しくされると、その見返りに何かあるんじゃないか?と先走って考えてしまう。で、苦しくなって自分を責め、自傷」* * *ハーバード大学の大橋 恭子さんは、体罰や言葉の暴力・いじめなどを受けた経験を持つ300人以上の脳を分析した。あー、私も調べてほしかったわ。`役に立てた´はず。浮かび上がったのは、言葉の暴力が脳のある機能に深刻なダメージを与えるリスク。言葉の暴力を受けた人は、精神的なストレスなどに対して脆弱な状態になっていた。言葉の暴力の影響を最も受けるのは、16歳から18歳であることもわかった。20代・30代・40歳を過ぎても、虐められれば深刻なダメージを受けるわ。小児精神科医「親子関係は人間関係。子の存在を否定するような言葉を繰り返し言ってしまう・関係性を崩すようなことになってしまうと、子どもにとって傷になる」自分の存在をゴミだと思うからね。それで社会の中で自信をもつなんて無理だし、人づきあいもうまくできるわけない。(虐待の背景には)「親に余裕がない。ひとり親家庭・共働きが増えた。社会的プレッシャーが強く‹いい子に育でなきゃ›と思い、子を追い詰めてしまう」放置・無関心 というパターンもある。小学生およそ3000人に行った大規模調査では、親以外の大人の存在が、保護因子(逃げ場)として有効であると明らかになった。具体的には、尊敬できる人や大切に思ってくれる支援的な人。しかし、保護因子は減っている。「親が孤立していれば、子も孤立する。地域や祖父母との接触の減少。コロナ禍で家に閉じこもり、親子が密な関係にならざるを得ず、逃げ場がなかった」* * *毎日、子どもを怒鳴って疲弊していた女性は、ある子育て支援プログラムを知り、救われた。それは、カナダの児童心理学者と国際NGOが共同で開発し、世界30か国以上に広がるポジティブ・ディシプリン。対象となるのは、18歳までの子どもを育てる全ての人。叩く・怒鳴ることなく、躾けるための考え方を学ぶ。例えばあなたには、7歳の子どもがいる。学校の先生から「お子さんに困っている」と連絡があった。じっと座っていられず、課題を終えるのに時間がかかると。子どもが帰ってきたら、なんと声をかけますか?実際に、教師からこういう連絡をされることがあるの?!親から注意してくださいってことか。ウーン、そう言われてもなぁ…どうすればいいのだろう。真っ先に、発達障害を疑うわ。クリニックに行こうってなる、私なら。考え方のポイントは「安全と安心」。そして「情報とサポート」だという。全18時間のプログラム…参加者は学び合う中で、それぞれの家庭に合った子どもとの接し方を見い出していく。* * *中学生の長男と、進路を巡り衝突してきた女性。息子「本当に、自分の親なんかなって思う」・・・わかる。二人の関係改善を支えたのが、地元のNPO法人。悩む親子の間に立って支援している。親子の口論が収まらず、スタッフが自宅まで出向き仲裁したことも。えぇー!そこまでしてくれるとは。どこなのかわからないが、都心ではないだろう。母親「親でも兄弟でもないスタッフに聞いてもらうことで、視野が広がる・冷静になれる。で、息子との関係改善のきっかけになった」発達心理学の専門家によると、子どもが辛い時「親は支えてくれる」 と思えることが重要。親は子どもの様子に気づき、共感するのが望ましいが、それは完璧でなくていい。三割で良い。そりゃぁ…完璧は無理だよね。でも、三割でいい…半分以上、気づかなくていいのか。小児精神科医「子どもが悪いことをしたら、その行為は否定しても、プロセスは受け止めてやる。そして、今後どうしたら防げるのか一緒に考える」こういう細やかな接し方をされた経験がない。昔は、怒られて終わり。こんなに`親切´にされる子は、恵まれている。支援機関・支援団体につながる人は運がいい。恵まれている。情報を得る能力も、相談する行動力もある。自身や家族のことを、他人に知られたくない・話したくない(恥ずかしい・面倒くさい) という人もいるのではないか。だから「困っている」「助けてほしい」と外に向かって動ける人は、偉いと思う。パワーと希望があるのだ。【不適切な言動を受けた子どもたちだけに、他人を思いやる行動をとる頻度の低下が認められた】これが、怖いな。冷たい人になるってことでしょう。人の苦労とか悲しみとかに同情しないなんて、怖ろしい人格だ。人は、優しくされないと優しくしない人になるってことか。大切にされる日常を重ねないと、人を思いやることを知れない。体感できないというか…。【不適切な言動を受けた】ことで、自分も人を攻撃する側になるか、クヨクヨして引きこもる側になるか・・・前者の方が、圧倒的に他人の迷惑だわ。どちらになってもいけない。
2023年07月13日
この番組は「憧れの著名人と話したい人を募集~オンライン講座のていで質問・返答」という内容だが、ウ~ン・・・心がモヤモヤする。TVで、モニター越しに人を見せられるのが好きではない。もう感染症の拡大真っただ中ではないのだから、スタジオに10人くらいファンがきたところで問題ないでしょうに。東京に行くことが難しい人もいるし、経費もかかるし…というのは頭に浮かぶが。娘をモデル・女優にしたいだの、ミセスコンテストに出て内面が云々だの・・・正直言ってしらけた。芸能志望者の背後が物でゴチャゴチャしており「そんなんだから、オーディションに受からないのでは」と思った。憧れの人と対面する・TVに映るというのに片づけていない。部屋が狭いという事情はあろうが、気を遣ってボロ隠しくらいしておけよ…と。(偉そうに言ってごめん)ファンから質問を募り、それをアナウンサーなどが読んで進行していく形式の方がいいと思う。「モデルの世界は、皆がライバル。倒していかなきゃいけない敵、みたいな」「若い頃は特に、絶対負けたくない、絶対見返してやるみたいな」それでいいというか、そうでないと。若い頃は。気力体力・将来があるのだから。「自分のウォーキングができるまで、10年かかった」真のプロフェッショナルとは、そういうものなのだろう。「オーディションのフィードバックがないので、何が悪かったのか、何が良くて受かったのかわからない。自分で〈何が悪かったのかな〉と見つけるしかない。服が良くなかったか・マスカラをつけすぎたか・ボサボサの髪型だったからか・・・本当に色々なことを考える。で、それを実践していく。とことん自身と向き合い、考える。少しでも魅力的に映るために、受かるためにどうすべきか。私たちの場合、一日に15,6のキャスティングを受ける。無下にあしらわれても、次のキャスティングに行かなければならない。めっちゃ落ち込んだ顔して行ったら、確実に受からない。どんな対応をされても、確実に落ちたなとわかった状況でも、次をこなしていかなくちゃいけないので、気持ちを切り替えるしかない。切り替え方は人それぞれだと思う。切り替えなきゃいけないから切り替える。そこは本当に、自分で見つけていくしかない」説得力あったなぁ。そういう強さがないと、やっていけない世界なのだと。次のチャンスのためにどうすべきか、散々経験して身についている。山口 小夜子の話も印象的だった。同じショーに日本人の若手が出るからといって、気さくに話しかけたりしない人だったのだな。孤高・・・
2023年06月04日
~日本に生きるムスリムの世界~イスラム教徒にとって喜捨(アラビア語でサダカ)とは何か・何のために心掛け、行うのか。 20分かけた答え探し・・・前半では「どういう慈善活動をしているのか」後半では「喜捨するムスリムたちの考え方」を見せる。番組の作り方がうまい気がした。来世の安泰のために、善い行いを積む という。「現世はあくまで、天国への通過点」「善い行いをし、ポイントを溜める」「最終的に自分のためになる。いいことしておけば、お墓に入ってから役に立つ。その希望」「神様との関係を強くするために、相手を利用する」「そこまで言うか」と思うほど、赤裸々な言葉が聞けた。ここまで明言するのは、若いからか。なんというか…「地」が日本人とは全く違う。「基盤」の違いを強く感じた。彼らは幼少期から「来世」「神の教え」を説かれる。そして、毎日の祈り。それが日常だ。番組紹介文に “昭和的”人情あふれるイスラームの心 とあったが、昭和の人情とは異なるものではないか。彼らの親切は、宗教に強く根付いたもの。ただただ憐れんで、100%相手のため とは違うだろう。イスラムの人たちは、表情が明るいなと思った。
2023年04月04日
◇道場遼平「今週で夏休みも終わりかー」花沢「ちょっとだらけすぎじゃないの?」妹尾「確かに、気が抜けすぎ」遼平、とても緩んでいる(笑)でも、かわいいな。時には男子を叱ったり、呆れる女子がいい(^_^)遼平「漢文の書き下し、まだ一行もやってないし」海斗「そういうのは、先にやっとくのがセオリーだろう」ああ見えて、やるべきことは計画を立て、きちんとやるタイプのよう。静弥「湊、遼平、僕が手伝うよ」優しい言葉に喜ぶ二人。が「一つ貸しね」抜け目ない優等生。ただのお人よしではない。大会での記念写真が一枚増えた。みんな笑顔で、とってもいい一枚!* * *◇夜多神社静弥「納射の約束はしていたけど、準備までとは思わなかった」「夏の下僕Tシャツ」を着る時が来た(笑)巫女さん姿の女子たちがかわいい!七緒「三人とも凄く似合ってるよね」花沢「でしょう!」海斗「道着とそんなに変わんないだろう」七緒が、女子たちに笑顔を向けつつ海斗をパシッと叩く(笑)「白菊さん、本物の巫女さんみたいだよ」七緒は、サラっと女性を褒めるのがうまいね。で、「ありがとうございます」まんざらでもない白菊(笑)マサさん「昔から童子が射手を務めていたってのもあるが、単純に気持ちの切り替えになると思ってな。結果はどうあれ、誘うつもりだった」マサさんなりの、湊たちへの気遣い。双子は赤と黄色の浴衣…派手!湊「色々あったけど、皆のお陰で自分の射を見つめ直せたと思う」万次「それは俺も同じだ」めちゃくちゃ生意気な口をきく子だったが、随分と変わった。成長した。佐瀬の浴衣姿、いいね。本村や椛島の浴衣は渋いな。特に椛島は、高校生に見えない貫禄よ(笑)熱血漢な椛島に静かに寄り添う坊主頭の湯島、いいね。本村と佐瀬は三年生・・・本村「弓を引き続けていたら、きっとまた会えるでしょう」かっこいい。大人だね。佐瀬「俺らも、大学で弓を続けるしな」彼らの友情も続く・・・が、本村は佐瀬がそばにいなくなると寂しくなるね。大丈夫かな…と心配になる。二人の絆も深いからな。* * *◇辻峰高校部員募集の貼り紙をする二階堂たち。【初心者歓迎!世にも珍しい野外弓道!】物は言いよう(笑)【顧問 潮崎先生】これに感心した。`名ばかり´の顧問だが、引率や運転を引き受けてくれるから、感謝の気持ちから彼を立てて名前を記したのでは?(顧問名のない貼り紙もあるから、書かなくてもいいのだろうに)またタコ焼き!静弥「こっちも食べる?チーズ入り」愁とコミュニケーションをもとうとする。愁「ありがとう。じゃあ、お返しに」気が利くね。優しい。愁と静弥の、たこ焼きを介したやりとり・・・微妙な空気がいい(笑)愁と遼平の組み合わせも和む。遼平の姉が、高卒認定試験に合格。進学して、社会復帰できそう。遼平「全国大会の俺を見て頑張れたって、言ってくれたんだよ」最も嬉しい、望ましい言葉だね。静弥「愁、最近 雰囲気 変わったね」愁は、以前より柔らかい雰囲気・友好的な感じになったからね。湊「そうかな。愁は前から愁だよ」湊らしい返答。湊に見つめられると弱い静弥(笑)静弥「湊、ありがとう」色々な思いのこもった「ありがとう」に聞こえた。七緒「辻峰戦で静弥が崩れた時、立て直したっしょ」海斗「あれは湊が流れを作ったから」七緒「かっちゃんがそれに気づいて崩れなかったから、俺も踏ん張れた」確かに、湊の気を確実に受け止め、理解し、いい流れを引き継いだのは海斗だった。固く絡まった二つのヨーヨー・・・まるで二人の結びつきのようだ。コーラ愁・湊・静弥 中学時代の思い出が蘇る。紗江お嬢様、浴衣姿もかわいいな。東条さん「お寿司は、昔から藤原家とお付き合いのあるお店 と決まっていましたから」さすが、庶民とは違うおうち。鳴弦の義、知らなかった。◇辻峰の三人が城址公園らしき所でお喋り。(どこだろう?)大田黒「お前ら、女子も連れて来いよ」えっ!女子も勧誘したいの?!と驚いたが、言われてみれば、いてもおかしくないのだな。でも二階堂としては、とにかく優秀な男子二人がほしい。女子が入ると、指導する手間が増えるだけ。男子限定にしようと思わないのか。(それはダメなの?)茂幸【コーチの話だが、前向きに検討したい】えっ、体調が悪いのに!?「健康が優れないから無理」とずっと断っていたのに、今になってやる気になるというのは違和感あるな。全国大会を見て心が動いたのだろうが、入院したばかりよ。静弥「本来は神事用の弓矢を使うんだけど、滝川さんに自前のものを使わせてもらえるよう、頼んでおいたよ」さすがの手回し。優秀な部長。遼平の姉も神社に来た。これを機に、外出が増えるといいね。まず美容室に行こう。七緒の妹、七緒に似てかわいい!小野木家の長女、美人。海斗の雄叫びが凄く野太くて、大人の男の声にしか聞こえない。トミー先生がウィンクした!湊「俺、自分を知るのに、人との繋がりが必要なんだってわかったんだ。弓を引くことで、いろんな人たちと関わって、今の自分がいる。弓の道は果てしないのかもしれないけど、皆と一緒だったら、これからも俺は弓を引ける」僅か五か月弱で、これだけ成長できるって凄い。濃密な高校生活。15歳でこう言えるのが立派。改めてマサさんに挨拶する風舞一同。いい子たちだなぁ。お互いにおじきして、若者の集まりなのになんて日本人らしい光景。笑顔で手を振る遼平・・・ジャンプしてかわいい!無邪気な笑い声と姿に、ただただ和む。大好き。(このシーンだけ、何十回も繰り返し見た)「ヒトミナカ」大好きな曲。美しい。静弥が「滝川さん」ではなく「マサさん」という日は来るのか。進級したら、一年生とのレギュラー争いだよね。そのあたり、どうなるのだろう。部員が増えれば、その分マサさんとの接触も減る。その先…湊たちが卒業して、大学などに行ってからの様子も知りたくなる。三か月間、ツルネが心の支えの一つだった。毎週、楽しみにしていた。寂しくなる(>_<)続編を期待しているが、どうなのかな・・・あるとしても数年後?私、なんとかやっているのだろうか・・・不安しかない。またたこ焼きを買ってこよう。(この作品に影響され、久しぶりにきつねうどんを食べたり、たこ焼きを食べ比べしている。桜木町のサミットで買ったたこ焼きが、なんとなく他で買ったものよりおいしく感じた)
2023年04月01日
マツコの反抗期の話に耳を傾けた。「昔の考え方かもしれないけど、反抗期って必要らしいのよ、子供にとっては。大人になっていくプロセスなのよね」「お前から生まれるのを、俺が選んだわけじゃない とか言っちゃった」私は恥ずかしながら、50過ぎて毎日そう思っている。「生んでくれなんて、誰も頼んでない」と口にするようにもなった。幼稚だと自覚しているが、怒りで口走ってしまう。「反抗期を経験した子供の方が、最終的に優しくなる気がする」頷いた。憑き物が落ちたように、穏やかになるのだろう。
2023年03月30日
TVer配信とBS放送が同時進行だった。なぜわざわざ?という疑問をもちつつ、初めて最初から最後まで視聴。91年放送…30年前だ。まず、武田 鉄矢と江口 洋介(スタイルいい!)が兄弟という設定が、ぶっとんでいる。なんといっても、浅野 温子の美貌よ!髪もサラサラ、艶があってきれい。羨ましい限り。そして、驚きの細さ!作品名やクレジットタイトルが手書き文字なのがいいわ~。懐かしい。出演者たちが、当たり前だが若い! 竹内 力が、あまりにも別人。パソコンも携帯電話も全く出てこない というのどやかな感じがいい。いい。服装も「うん、当時 こうだったな」と思いながら見て楽しんだ。(まだまだユニクロが広まっていない)男所帯に一人で上がり込む涼子(石田 ゆり子 めっちゃかわいい)に凄く驚いた。当時、社会がそこまで緩かったか・・・?チェロを弾く浅野の指は、心もとない。(特に前半) 今だったら、ある程度楽器の練習をしてから撮影するだろう。ボーナス全部を競馬につぎ込んだり、会社を辞めたり・・・とんでもないことをやってしまう達郎に、あ然とする。暴走しすぎ!意中の人が姉を思っている・・・これはかなり厄介だし辛い。最後、薫が「結婚してほしい」・達郎が「いや、そういう言われても」となり「すっかり逆転した!」と笑ってしまった。まさかまさかの結末。自分は平凡だ と笑う達郎に薫が「正直なのは素晴らしいと思いますが、女は時には、嘘でも夢が見たいものなの」とやや苛立って言ったのが、印象に残っている。
2023年03月28日
これで最終回だと勘違いしていた。恥ずかしい。回想シーン。◇愁が西園寺に指導を受けている。西園寺「・・・放す。そしてしっかりと、今の自分を見なさい。それまでの繋がりと、あなたの思いが、そこにはあります」深いな・・・。◇亡くなった母を追憶する湊。切ない。母がやっていた弓道に、熱い思いがこみ上げる。* * *全国大会の決勝戦。~食堂~樋口が大田黒におんぶされている!笑樋口「モテたい」意外な発言!(笑)女子に関心ない子に見えた。大田黒「恋愛など、弓道人生に不要!」絶叫。で、意中の人・妹尾姉さんは知らん顔で食事している(笑)「騒いでないで、サッサと座って食えよ」ギャーギャーうるさい(声が大きい)から、二階堂が注意する(笑)大田黒「ちゅめたい!」大きな体に似合わず(笑)不破「風舞と桐先の対戦を見ないで 帰るわけねーよ」そりゃそうだよね。必見でしょう。湊の指に負担をかけないように、と気を遣う風舞。割り箸を割ってあげたり、食事をもってきてあげたり。優しいね。事情を知らずそれを見た不破、ふざけて「辻峰も負けらんないぞ。二階堂、ほれ、アーンだ」「キモイ」不破と二階堂、また漫才みたいなことしている(笑)* * *~会場~試合直前、不意に海斗の腹を叩くマサさん。静弥「ここまで来てセクハラですか」相変わらず、言うね。マサさん「丹田だ。呼吸を意識しろ」で、次に遼平の腹に触れ、次は静弥・・・だが、彼が腹の前で手を払ったので(拒否ってことだろう)ぶら下げているIDケースに拳タッチ。「お前たちは やればできるタイプだ。やれない時のことは考えるな。いってこい!」自信をもっていい!という、力強い言葉で送り出す。紗江お嬢様…パンツ部分がバルーンのオーバーオール姿がかわいい。彼女の服装を見るのが楽しみ。~観覧席~樋口が寝ている!よく食べて、よく寝る子か(笑)二階堂「見ないで帰るわけないって言ったのは お前だろう」不破「フッ(^_^) そうだけど」二「なんだよ」不「なんでもね~ヨ」つっぱり坊やを優しく受け止める不破…この包容力!二階堂の`お母さん´は不破です。「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」さすが静弥。佐瀬「如月君、俺は今日の射をのりりんに捧げようと思う」ここでそんなことを(^^;)七緒「あー、それは生半可な射じゃダメですね」話を合わせる七緒、優しいね(笑)千一と遼平、すっかり仲良し。湊と愁の友情もいいね!静弥「七緒、湊、背中は任せたよ」静弥、カッコいい。* * *~試合~佐瀬が外した!予想外の展開。構えた時のキシキシ音・弦音・矢が風を切る音・当たり・外れの音。耳を澄ますシーンが続く。音響効果の山場よ。視聴者は観客となり、試合に見入る。* * *遼平の姉ちゃん、露出しているから海斗姉かと思ったわ。机の上に`高卒認定問題集´が。引きこもっているが、ちゃんと勉強している。進学して、新しい場所で社会復帰できるといいね。髪ボサボサ(-_-;) もう少し整えよう、女の子だし。* * *再び回想シーン。西園寺の道場に来なくなった湊。愁は湊の住所を知らず、連絡のしようがないと言う。西園寺「一緒に遊んだりはしなかったんですか?寄り道したり、二人でどこかに行ったり」愁「考えたこともありませんでした」愁には車のお迎えが来るからね。湊と一緒にいる=弓道 で、それ以外のシーンを想像できなかった。それで十分だった。愁「たこ焼きをつくってきてくれたことはありますが」えっ?ここでまさかの「たこ焼き」!ここ、長野だよね。大阪ではないのに、なぜか「たこ焼き」が頻出単語。笑 愁のたこ焼き好きのきっかけは、湊にあり。やることが優しいね、かわいいね、湊。愁「親友だと、僕は思っています」西園寺「お稽古で会うだけなんでしょう?」愁「はい」小学生にして、親友の定義が本質をとらえている。西園寺も湊の連絡先を知らないってどういうこと?!と驚いたわ。親と連絡もとらずに稽古するって考えられない。矢を扱う危険なことだし。「あなた、どこの子?親は知っているの?」と尋ねるのが普通。親に内緒で通っていた=月謝をとらずに教えていた ということも驚き。* * *マサさん「こういう場合、どちらに肩入れするもんなんですか?」西園寺「二人ともかわいい弟子だから、難しいわね。滝川君はどう?」ん?!彼は風舞コーチなのだから、風舞に勝ってほしいに決まっているのに、なぜその質問?西「彼らだっていつか、仲間内で対戦することがあるかもしれない。その時どう思うかしら?」マサさん「悔いのない射をしてほしいと、思うんじゃないでしょうか」西「そうね。私も今、その気持ち」どちらにも、自分らしい射をしてほしい。試合を見つめる二階堂。鋭い目つきで「なんで」両校の強さを目の当たりにし、漏れた言葉。決着がつかず競射へ。仕事と家事をしながら、ずっと湊を見守ってきたお父さん。西園寺「あの子たちは、変わることを恐れていない。むしろ、その逆のようね」それが若さか。可能性に満ち溢れている。心が自由。矢が外れた時の、鈍い音も印象的だな。二階堂「クソ」不破「くやしいよな。くやしいってことは、引きたいってことだろう」復讐関係なく、ただ弓道という競技が好きってことだよね。桐先が勝つと知っていたが、湊が外すとは思っていなかった。桐先の地力が、風舞を上回った。* * *涙がこみ上げる遼平の肩に、黙って腕を回す海斗。優しい。静弥「謝罪はいらないよ」 優しい。マサさん「お疲れ。みんなよくやったな」で海斗の涙腺崩壊。泣き顔を見せないよう俯く。で七緒「あー、汗かいた。ほら、かっちゃん」タオルを海斗の頭に掛けてやる気遣い。優しい。遼平「なんかわかったよ。自分がまだまだだってことも」「高1の少年なのだから、まだまだに決まっているだろう(-_-;)」とつっこみを入れたくなったわ。でも、それを実感するって大事だと思う。大人への段階として。大きな収穫だね。湊「俺も。でもさ、まだまだって良くない?まだまだうまくなれるってことだし」七緒「ポジティブ」うん、それ以外の言葉が見つからない。やり切ったからこそ、また前向きになれる。湊「マサさん、これからももっと教えてよ。俺、俺たちも頑張るから」海斗「うん」 珍しく声が小さいし、タオル被ったまま(笑)マサさん「俺だって、指導者としてはまだまだだけどな」トミー先生「負うた子に教えられ という言葉もあるし」`負うた子に 教えられて浅瀬を渡る´ 恥ずかしながら、初めて知ったことわざ。* * *帰り支度している湊に声をかける二階堂。湊「弓と俺が一つになった感じで、楽しかった」湊らしい率直な言葉に、微妙な気持ちになりつつニ「・・・やっぱ、湊ちゃんの言うことは、わかんねぇ」ポーカーフェイスで返す。不破たちが笑顔で立ち去る。手を振る樋口が意外とかわいい(笑)荒垣は指で狐の形を作って見せたが、どういう意味?二階堂は、振り向かないが片手を挙げてバイバイ。不破「またな、風舞!」カッコいい(^_^)* * *愁が七夕の短冊に書いた言葉は「一射絶命」 父は、息子の並々ならぬ思いを理解してくれた。父「修練を積んだなぁ、愁。これからも心して励むように」父に褒められて嬉しい愁。お父さん、貫禄ね。お母さんは美人。* * *帰りのバスの中、楽しそうな辻峰。顧問の先生も、名ばかりとはいえ運転手してくれて優しいね。二階堂の気持ちがどのくらい変化したのかわからないが、今後の彼自身や辻峰にどう反映されるか。復讐心から解放されるのか、まだ抱き続けるのか。とにかく彼には、もっと素直になってほしい。もっと伸び伸びしてほしい。笑顔も増えてほしい。それと、不破にもう少し優しく接して(笑)二階堂にとってあんないい友人、いないから。それを少しは自覚して。* * *優勝するため、と掴んだレギュラーの座を降りた桐先・椛島は嬉し泣き。いい子だね。愁は、これまでとは違う嬉しさがある。* * *表彰されるのは優勝校だけなの?2位3位は?そういえば、辻峰は3位にならなかったのか?試合の見せ方は、映画の方がなんとなくうまかった気がするが(スクリーンとTVの差か)今回も釘付けに。音楽もとてもよかった。が「ヒトミナカ」が流れてこないのは寂しい・物足りない。これで感動が増すの。女子たちがかわいかった。次が最終回。大会後のそれぞれ・・・どういう内容なのだろう。楽しみ。
2023年03月26日
スウェーデンの応援(歌声)がうるさい。日本は複数得点のチャンス・有利な後攻を活かせなかった。カナダも苦しんでいたが、最後の最後、第11Eのスキップ対決で決着。あちらが完璧だった。最後の最後、勝負の神様が手を引いたのは、カナダだった。延長はイヤだよね。凄く疲れている。延長せずに1点上回らないと。藤沢選手、インタビュー冒頭、表情が曇っていたな。「自分のミスが敗因」とハッキリ言っていた。一番辛いはず。自信も揺らぐし。予選敗退かと思いきや、よくここまで粘った!とにかくゆっくり休んでほしい。
2023年03月26日
一勝できないNZは、日ごとに気分が滅入る・士気も下がる状況だったと思う。他チーム全てがずっと格上・レベルの違いを自覚していても、心がじわじわと委縮するのではないか?(失礼な言い方だが)初出場・参加することに意義があるって感じだったのか。まず経験するのが大事だと。もちろん「勝つんだ」という強い意志は持ちつつ「勉強させてもらう」という気持ち。そうやって割り切っていないと、この状況…ハッキリ言うと屈辱に耐えられないのでは?勝負事だから甘くはない。でも、NZチームにも拍手を送りたい。病気で休み、復帰した選手がいると言っていた。競技だから勝つ必要がある。でも、それだけではない、各人の物語があるのだなと。4点取れたのが大きかった。複数得点、取ればニコニコ、取られてショック。エンドによっては逆転も可能だが。プレイオフ進出できないと思っていた。ロコ・ソラーレ、追い込まれてからの勢いが凄い!失敗を活かしている。この調子でやり切ってほしい。疲労のみならず、知那美選手や藤沢選手の喉が心配。他チームの方が、声が太くて大きい。「えっ、男か?」という声がよく聞こえてくるもの(-_-;)体格が全然違う中で、よくここまで来た!
2023年03月25日
運のあるなしを強く感じたわ。ドイツは波に乗れず、精彩を欠いた。盛り返そうとしても運が向かず、逆に日本は着々と進められた。勝負の神様が気まぐれをおこさず、最初から最後まで日本についた感じがした。前半に2点取れたのが大きかったな。やはり、前半リード~点を稼いでおくといいな。心の余裕が違う。後半、疲れているのに焦りたくないわ。いままでは前半で点が取れず、粘って後半で消耗していた印象。色々な勝ち方があるのだな。第7Eで終了してよかったね。休む時間が増える。藤沢選手も声が枯れていた。スケジュールが過酷だから。ドイツの選手たちには、凄くストレスのある試合だった。応援している人たちも、さぞ辛かったはず。ドイツの選手、縦横大きくて男性のような体格だった。服がピチピチだから、なおさら厚みが目立った。迫力ボディよ。日本チームは際立って小柄だから、よく頑張っているなぁと感心する。西洋人、大きすぎるわ。
2023年03月24日
カナダは強豪だから、正直言って「勝つ見込みは低いだろう」と「いや、勝負はやってみなければわからない」という思いが半々だった。好機を活かせない場面があり「あぁー!ダメかも」と心配になった。でも相手も完璧ではなく、ちょこっとミスすることがあったから、どうにか呑み込まれずに逃げ切れた感じ。知那美選手のダブルやトリプルのテイクアウトが見事!運の良さもあったと思う。藤沢選手も復調か。第9Eで2点失点したので「負けるかなぁ。このままカナダが底力を見せるか」と思った。カナダも、氷を読むのに苦労していたように見えた。「ぶつかるかー!?うわー ギリギリ!」「あ~っ!」「おぉー!」とハラハラドキドキする試合だった。相手のミスに乗じることが大事だわ。相手のミスを確実に活かさないと。逆に言えば、極力ミスしたくない。ドイツもかなり手強いし、ニュージーランドは「せめて一勝したい!」という気持ちが強いはず。油断できないわ。最後の一日、疲れが溜まっていて苦しいと思うが、元気にやってほしい。
2023年03月24日
おぉ~、勝った(^o^)/よかった よかった❀3点取れたのが大きかった。複数得点、本当に大事!逆に、取られると痛い。韓国が2点取って「流れが変わるかも…」と心配だったが、冷静に、うまくやり切れた感じ。アイスへの対応が、相手よりちょっとだけうまくできていた気がする。ミスのない、上手なショットの積み重ねで点が取れる・・・逆にそれができないと、相手にチャンスを与えてしまう 改めてそう思った。いい流れをつくる・好機を引き寄せる・最後にしっかり決める。知那美選手の笑顔、いいね(^o^) また見せてほしい!チップするとドキッとする!心臓に悪いわ。終了後の韓国チームは意外と感じよかったな。凄く脚長な選手がいた。
2023年03月23日
後半から、見ていて辛かったよ。全てが悪かったわけではないが、今回も「ここぞ」という場面で失敗・チャンスを棒に振てしまい「勝たせて」しまった。逆に相手はしっかり技を決め、プレッシャーを与えてくる。うまい。粘っているのはわかる。でも、明らかに技術の差があるように見える。トルコやイタリアに勝てなかったのが痛手。勝てるはずの相手に勝たないと、後がより苦しい。韓国も、相当な意気込みで潰しに来るぞ。世代交代しないといけないってことか。私がああだこうだ思ってもどうしようもないこと。でも、正直言って残念。観戦を続け、最後まで応援するつもり。勝ってくれー!毎日「きれいな人が多いな」と思いながら見ているが、イタリアの選手が特に、息をのむほど美人。髪もサラサラよ。ああいう人が、その辺に普通にいる国・・・凄い。
2023年03月23日
ろくにカーリングを知らないけれど、観戦して思ったことを書いています。三連勝して波に乗ってきたと思いきや、世界ランキングが日本よりずっと低い、トルコに敗れた。明らかにあちらの方が一枚上手だった。うまかった。前回の対トルコでも負けたというから、ランクが下だが呑み込まれてしまう相手なのか。トルコの選手、とても美人だけど声が野太くて大きい。さらにキンキン声で絶叫するので、耐え難くて音量下げた(-_-;)世界ランキングは、あまり関係ない気がしてきた。しかし、スイスは別格。カナダやイタリアも好調、韓国も粘っている。藤沢選手が「相手が云々というより、自分たちのやりたいカーリングができるようにしたい」と言っていた。自分たちの技術や持ち味が、イマイチ発揮できていないもどかしさが滲んでいた気がする。日本チームが非常に困惑している「アイスの状態」について、他のチームはどう感じているのだろう。対トルコでも対スウェーデンでも、チャンスをしっかり掴めない・ミスしてしまう。で負ける、というか勝たせてしまう。粘っているが、ここぞという時に狙いどおりにいかない。しっかりと決められない。正直言って、日本の決勝進出はないだろう。でも、最後まで応援したい。一つでも多く勝ってほしい。
2023年03月22日
前の番組が延長したせいで、予約録画に失敗。「えっ?!楽しみにしていたのにー!」「延長なんかするなよ!」「このテレビ、延長に対応しないのか?!」激怒よ。NHKの特設サイトで見ることもできず。ハイライト動画なら配信している。前半から好調だったとのこと。やはり、前日の一勝が気分を変えたと思う。試合後、知那美選手が「二敗してアイスの癖をつかめるようになった。タダじゃ負けない」「昨日、食らいついて戦ったことで皆、肩の力が抜けた」と言っていた。自信にもなったのだろう。波に乗ってきてよかった。笑顔のロコ・ソラーレがいい❀でも、まだまだ難しい局面も待っているはず。心身共に大変な日々だが、元気に頑張ってほしい。
2023年03月21日
ここで勝たねば、かなり心に来る。三連敗だけは避けたいわ。勝ったと知ってから録画映像を見たので「安心感」があった。リアルタイム視聴だったら「あぁ、また負ける…」と気が重くなったわ。前半はスコットランドが好調。着々と進んでいた。第6Eで2対7という、諦めが押し寄せる状況。が!第10Eで日本に運が向いた!4点入って逆転勝利。狙いどおりのショットが決まってすばらしかった。「次につながる良いショット」と「最後にしくじらない」当たり前のことだが、点を取るにはそれが大事だなぁと。相手チームの一人が怒りを抑えられず、不機嫌で怖かったよ。気持ちはわかるけど、感じ悪い。三連敗しないで本当によかった。粘り勝ち。好機を逃さなかった。見事。ここで勝つか負けるかで、気持ちが全然違うでしょう。
2023年03月21日
ろくな知識なく、ところどころ観戦した感想。第2Eでスイスが6点も獲得したので「えっ…!」衝撃で、食べていた森永ムーンライトを持つ手が止まったわ。(お菓子食べ カーリング見る 楽しみよ)あれよあれよと鉄の扉で通路を塞がれ、いくら小石をぶつけても無駄、ビクともせず、という感じ・・・例えがおかしいかもしれないけれど、見る見るうちにスイスのストーンが円の中心に集まった。「まだ第2Eだから、勝負はわからない」と思ったが、この時点でもう明暗がわかれていた。そりゃ、一気に6点獲得である。スイスは自信と心の余裕が生じ、いい流れに乗れる。逆に日本は、早々と焦りが生じる。(彼らの気持ちがそのとおりだったのか、わからないが) 試合後、吉田(夕)選手が「全てが悪かったわけではない」と言っていたのが印象に残った。前向きだな。負けは負け・うまくいかなかった・・・が、だからといって自分たちを全否定することはない という意味だろう。全否定する必要はないし、それではチームが成り立たない・試合を続ける気も失う。相手も同じ氷の上で競技しているので、氷の状態を言い訳にはできない。早く適応できますように!接戦だったデンマークに負けたのが実に惜しい。まず一勝を!
2023年03月19日
一年ぶりに見るロコ・ソラーレ。藤沢選手の髪が伸びたな。ろくにルールも用語も知らないが(少しは勉強せねば)観戦したくなるのがカーリング。対デンマーク。前半は日本が調子よく「このまま勝つだろう」と楽観していたが、いやいやいや。第7エンドで空気が変わる。勝利の神様がデンマークに鞍替えよ。神様は気まぐれだ。フッと心変わりする。第7・第8エンドでそれぞれ2点獲得され、完全にいい流れが相手に。自信をつけ、勝てる見込みを得たデンマークが突進してきた感じよ。続く対スイスは録画しておいたのでこれから見るが、結果は2対11という惨敗だったと・・・。スイスに勝てるなんて思っていなかったが、点差がここまで広がるとは。メンバーが敗因として「アイスの状態を把握しきれず」と挙げていた。藤沢選手は、ストーンに違和感があったと。でも、相手チームも同じ氷(シートと言うらしい)でやっているので、条件同じ。賢く対策してほしい。小柄な日本チームが頑張っている姿を、応援せずにいられない。精神的にも肉体的にも過酷だが、まず一勝していい流れをつくってほしい。皆の笑顔が見たい。カーリング、こうして見るたびに「やってみたい」と思う。
2023年03月19日
いよいよ全国大会。本村「学外への進学も考えてみたい」えっ、桐先は大学まであるってことか。佐瀬も文武両道…勉強のこともちゃんと考えている。双子は、まさかの寝坊。大会だというのに、肝が据わっているとも言えるか。面倒見のいい椛島。* * *湊の右の親指ー!やはり痛めていた。イヤな予感しかない。海斗、カツサンドを頬張る。母の愛だね(^_^)姉ちゃんに「いってきます」と丁寧に挨拶する遼平…本当にいい子だな。今回は部屋から出てきた姉ちゃんだが、相変わらず無言。お菓子を遼平の頭に載せるという妙なことをし、顔も合わせず消えた。家族なのだから、一言あってもいいのになぁ。紗江お嬢様がかわいい。東条さんも好き❀ 紗江「土曜日に見に行きますから」愁「ちゃんと許可をもらうんだよ」ん?なぜまだ、親に話さないの?前日に言われても、親は戸惑うだろう。* * *全国大会なら日本武道館 と思っていたが、違う。どうやら会場は、新潟県立武道館のようだ。(上杉 謙信の銅像が手掛かり)湊と千一が気軽に言葉を交わすように!双子は以前、メチャクチャ意地が悪かったのに、随分と変わった。で、その様子に静弥が微妙な表情。やや嫉妬みたいなもの?桐先女子たちが、妹尾姐さんを囲む!笑 宝塚みたい。* * *左腕に緑の鉢巻きをした女子たち。応援の気持ちが伝わる。いいね。調子のいい風舞に喜ぶが妹尾「勝負はみずものって言うよ」姉さん、冷静。だが、縁起でもないことを言わなくても(-_-;)白菊(辻峰を見て)「ああいうこけおどしは、好きじゃありませんわ」妹尾「私も。でも、実力が伴っていれば、こけおどしとは言わないんじゃない?」雑然として見えるのに、不思議な一体感も確かにある。こけおどし という言葉、初めて聞いた。風舞も応援する桐先女子…仲良くなっていい雰囲気ね。* * *風舞・桐先・辻峰が同じ予選の組となり静弥「死の組…強豪チームが偶然、同じ組に集まってしまう」違う組の方がいいな・・・その方が、今後の展開がおもしろそうな気がする。よくわからないけど。辻峰にはコーチがおらず、二階堂が指導している と知った本村・佐瀬から、称賛される二階堂。だが「好きでやってるわけじゃないです!」と声を荒らげる。いつも睨む・怒る。本当は叔父さんに頼みたいけど無理だから という事情を、他校生は知る由もないわ。* * *食堂。樋口「白ご飯、好き―♡」以前、荒垣に「さっき食べたのに、お腹空いたなぁ」と言うシーンがあって笑った。小柄なのにたくさん食べる。大会の食事に納豆とは!特に好き嫌いあるものだし、人前で食べるのも臭いも抵抗あるのでは?高校生ならなおさら。大田黒の言うように、体にはいいけど。* * *静弥と二階堂が、洗面所で出くわす。会釈だけで済ませようとした静弥に、言いがかりをつけはじめた二階堂。本当に性格悪い。チンピラみたい。構ってほしいって感じすらする。「興味あるのは湊ちゃんのことだけ?でも、いつまで保護者ヅラするつもり?そのうち置いてかれるのがわかってるのに」本当に意地が悪い。愁からも同じようなことを言われ、メンタル崩壊した静弥だが、今回は違う。「一方的に決めつけられるのは、いい気分ではありません」さらに「先輩こそ、思考停止ですよ」とまで言い放つ。二階堂が激怒して、掴みかかってくるかも!とドキドキした(>_<)なるほど、思考停止という言葉は二階堂に当てはまるかも。意固地だから。彼には彼なりの理由があるのだが、若いのに伸びやかさがない。自分で自身を縛りつけている。当然、黙っていない二階堂。「的ってのは、人間の腹の大きさなんだ。人の腹狙って弓引いてんだ。腹に当てるかどうかなんだよ!お前らの型がどうの気持ちがどうの、そんなもんクソ食らえだ!」暴言ばかりで、本当にイヤな奴。静弥は`サッカーの起源は紛争にあった´と前置きし「でも今は皆、競技そのものを楽しんでいる。僕は、風舞はそれでいいと思っています」根本的な価値観が全然違う。武家社会・戦闘具の感覚の二階堂と、スポーツとして仲間と技術を高めたい風舞。誰か「今、2000年代ですけど」と二階堂に言ってやって。(-_-;)* * *不破「ここまで来られただけでも上出来なんじゃない?俺は、5人でここまで来られただけでも嬉しいよ。スゲェと思ってる」素直だね。いい具合に、肩の力が抜けている。辻峰の4人だけが残る食堂。箸を付けていない。誰もいないと思ってやってきた二階堂に荒垣「みんなで食べるんだ」部長として、二階堂を待つ選択をした。お腹が空ているのに、チームの連帯感を優先した。二階堂の皿に卵が4個・・・仲間たちからの`気持ち´だ。辻峰は、二階堂以外は意外といい子たち。風変りだけど、実は優しさがある。でも、卵5個は多すぎて困るだろう。不破がネギもくれた。笑* * *愁が電話で紗江と話す。紗江「決勝トーナメント、見に行けます!あと…あ、何でもありません」かわいいね。きっと、親も一緒に来る。* * *二階堂と静弥が一緒にいるのを見かけた遼平。思い切って「何かあった?」と尋ねても「何も」と返されるだろうな。* * *湊の右親指から血が滴る!相当な出血だぞ!海斗「ど、どーすんだよ?!」七緒「そういう言い方しないの!」七緒はこういう場面で、ちゃんと気を遣える子。湊「でももう血も止まったし、なんとかなる」えっ!あんなに血が湧き出てきたのに、もう止まったの?!出血の量からして、相当なケガなのに。静弥「湊、本当に大丈夫?」湊の過去の入院や、二階堂の嫌味が頭をよぎり・・・途端に精神状態が不安定に!まずいよ~。* * *いよいよ風舞と辻峰の試合。二階堂「辻峰は辻峰の5人で勝つ」なんだかんだ言って、仲間意識があるだろう。白菊「けれんみだけの邪道ですわ」妹尾「でもさ、当ててくるってことは、よっぽど信頼関係があるってことだよ」さすが姉さん姐さん、推察する。奇妙な結束とでもいうのか…荒々しい中に、確実にある5人のまとまり。片や風舞は、静弥が外すという波乱!決定的に静弥のメンタルがグラつく、まさかの事態に。それに引っ張られてしまう海斗たち。花沢「いつもの射じゃない。崩れすぎだよ」だが、湊が冷静に全体の流れを立て直す。静弥「かなわない」湊が落ちである理由、ここにあり。復旧・取り戻す力を身につけた。マサさん「弓は一人で引くものだが、5人で流れを作っていく団体競技でもある。一人のリズムに他の4人が救われることだってある。これが息合いだよ」うん、うん。* * *5人でやってきた日々を思い出す二階堂。指導するだけでなく、仲間のやる気に後押しされてきた。そこに`復讐´`仲間を利用する´なんて意識があったのか。いや、ただただ青春・・・でしょう。だからもっと素直になって楽しみなよ と思う。風舞に負けた辻峰だが、二階堂以外は清々しい気持ちになっている。荒垣「リベンジしてくれ」一人むくれる二階堂に不破「やるよな、二階堂 永亮が負けっぱなしで終わるなんてあり得ねぇだろう」すると、二階堂が不破を睨みつけて「フルネームで呼ぶな!」また漫才みたいなこと…笑 とにかく、もう少し、もう少し素直になりなよ と思う。いつも仏頂面なのに、不破たちが彼から離れないのが不思議。いくら指導がうまいとはいえ。ふと、まるで不破が二階堂の親のようじゃないか?と思った。駄々っ子を見守り、寛大な心で優しく接する父や母みたいよ。突っ張り坊やがもう少し大人になるのは、いつになるやら。* * *試合後、湊の指を心配する静弥。微笑まれてホッ。湊愛だね。マサさん「いい射だったぞ。5人ともな。お前たち、5人らしい射ができてた」七緒「もっと褒めてよ、マサさん(^_^)」嬉しいよね!七緒のこういうノリが好き。遼平の笑顔もいい!* * *不破がいい奴だよ、本当に。カッコいいし色気あるし優しいから好き❀(以前はメッシュが紫だった)あぁ、湊・・・あの指で満足に弓を引けるのか?
2023年03月18日
私もずっと利用しているが(売るも買うも、悲喜こもごもよ)5,6年前は「勢いが衰え、業績悪化で危機にある企業」というイメージがあったが、昨今は人気が復活しているという。ゲストは17年に社長に就任した堀内氏。色々と興味深い話をしていた。●店長だった頃、同世代のアルバイト主婦からガツン!と言われた経験。「あんたね、やりたいことあるなら、頭を下げるのが筋でしょう?!」アルバイトなら`この人、失敗すればいい´と自分を避けることもできたのに、わざわざ2時間かけてわからず屋(の自分)に、面と向かって説教してくれた。至近距離で怒られて、怖かった。人間的に負けた。スタッフたちとの関係性が改善した。彼女は恩人。アルバイトだからといって遠慮せず、立場が上の人(しかもエリート)にガンガン物申す・・・絶対的な自信がないとできないことだ。私には無理 無理。そんな自分を想像すらできない。●何を言われているかよりも、誰に言われるか・どう言われるかがとても大事。同じ言葉でも、誰がどういうタイミングで伝えるか で変わってくる。●改善点を言うより、できていることを褒める。自信をつけることが、何より原動力になる。だから「認めること」を意識している。●地域性と自主性地域によって、売れる商品は異なる。スタッフの創意工夫が大きな力になる。●できていないことを指摘せず「これは出来ている」と言い続けてきた。すると「じゃあ、他にもできる」と現場がポジティブに変わってきた。で「何がいいのだろう」と他店を見に行くようになる。アイディアを本部が伝えるのではなく、店同士が互いを視察。その方が手っ取り早い。自立心・自ら行動して成果を出す。いまや、古本の売り上げは3割・本以外が7割だというから驚いた。社長の手腕で、中古品の総合店として成長・拡大。誰が社長になるかが、いかに明暗を分けるか…である。物価高・賃金が上がらない・廃棄を減らそう という時流にも乗った。村上龍が「もはや古書店とはいえないのに、社名・店名はブックオフのままなのか」と尋ねると「ビックカメラやヨドバシカメラ どちらもカメラだけでなくあらゆるものを販売しているが、名前を変えていない」と答えたのが印象に残った。確かに!原点を忘れない気持ち、大事だな。取材VTRで食器を買い取ってもらった人がいたが、私は箱入りの食器を沢山もっていき、予想外に全て断られたことがある。持ち帰る羽目になり、散々な目に遭った!店や時期によるのか?!
2023年03月17日
樋口「矢摺籘(やずりどう)の傷を、的の候串(ごうぐし)の辺りに合わせたら、狙いがピッタリなんだよな」不破「樋口さん、それは…」不破に`黙ってろ´と強い視線を送る二階堂。卑怯な真似して…叔父さんに恥ずかしくないのか?!ここまで悪人だとは思わなかったわ。マサさん「おっと、いかんな。そいつはルール違反になっちまうぞ」「照準になるような傷や印をつけるのは、御法度なんだ。直した方がいい」樋口「本当に?」「楽だったのにー、残念」何年も弓道やってきたのに、知らなかったのか!不破「今日のところは、テープで隠しておきましょうか」二階堂を横目に、事を穏便に済まそうとする。いいね。* * *厨房。風舞全員がエプロン姿(^_^)遼平「凄かったね、辻峰。一見メチャクチャな感じなのに、不思議と五人の息合いを感じたっていうか」そこに不破がやってくる。「確かにウチの連中は人に合わせたり、前回同じリズムで引いたりする器用なマネとは無縁だからな」湊「なのに、全体として見るとまとまってる気がするんです。その秘密が知りたくて」不破「俺が五人立ちの時、心掛けてることならあるけどな」湊「それ、教えてください!」静弥「ちょっと、湊!」前のめりになる湊をたしなめる。不破「教えてやってもいいが、条件がある。二階堂の奴が、お前と桐先の藤原に物凄く対抗意識っつーか、ぶっちゃけ敵意もってる気がすんだけどよ、お前それ自覚してる?」湊「えっ、そうですか?」嫌味攻撃されても、ちっとも悪く思わないよね。驚くほど、二階堂がバンバン放つ悪意を感じない。「ああ、ありますね、それ。多分、愁はわかった上で無視していたんだと思う」さすがに静弥は感づいていた。(というか、あれほど何度も・痛烈だと誰でもすぐ察するわ)湊「愁に心当たりがないか、訊いてみます」不破「OK 取引成立だ」不破も策士だね。嫌いじゃない。笑* * *野菜を運んできた妹尾に大田黒「お持ちしましょうか?」積極的。笑白菊「妹尾はそんなにやわじゃありませんわ」察してあげて。笑 でも、無理だね。荒垣「こら大田黒、そんなに困らせるんじゃない」風変わりな荒垣だが、こちらも意外と常識人らしい。* * *風舞の部屋に行き」「くれぐれも他言無用で頼むぜ」と念を押してから話し始める不破。(二階堂が知ったら、憤激するぞー)お茶も出してもらって、仲良くなった。笑「実は俺、日本史がけっこう好きでな。試合の時、自分が那須与一になったつもりで引いてるんだ」私は、神田 伯山の講談で知った。静弥「平家物語の`扇の的´ですね」不破「波と風は一定じゃない。自然の気まぐれで刻々と変化して、リズムも変わっていく。これは仲間との射でも同じだ。いつものメンツでも日によって、一射ごとに細かいリズムが微妙に違う。(前の奴のタイミングに合わせていたら、一つズレると、全部がズレちまう)だから、俺はそんなものはなっから当てにしねぇ。ただ、一射だけ。本物の波に比べりゃ、仲間の射のバラつきなんてかわいいもんさ。とにかく、二度と同じ波が来ないように、同じ仲間の射も二度とねえ。そう割り切って、毎回その時のリズムを、息を使う。波と風を読むみたいにな」七緒「おもしろい話だったね」うん。まさか那須与一が出てくるとはね。静弥「僕らが県大会をトレースしようとしていたのとは、真逆のアプローチだった」そうだね。同じ高校生チームでも、考えややり方がかなり違う。* * *浴場で、マサさんと二階堂が偶然二人きりに。二階堂「なんで何も言わなかったんですか。俺が、樋口先輩の、ルール違反だと知ってて黙っていたことです」自分の魂胆を見抜かれていたと、勘づいていた。「一度負けたら負け癖がつくからですよ」だからって、汚いことするのか。「くだらないんですよ。こんな単純な競技にみんな一喜一憂して」冷めている。でも、恵まれない環境でも一生懸命やっているという事実。マサさんの話を聞いて「ああ、そうかよ。そういうご高説は是非自分の優秀な生徒さんたちに垂れ流してくださいよ。俺なんかじゃなくてね!」口の悪さ・態度の悪さにムカつく。* * *翌日。道場で、不機嫌な二階堂が怒鳴る。それをなだめる不破。いつもご苦労さまだわ。「不器用かよ! 俺も矢取り行きます」優しいね。不破は、二階堂のどこがそんなにいいのだろう。* * *湊と二階堂の乗ったエレベーターが故障し、止まってしまう。エレベーターが大きく揺れた拍子に湊が倒れ、右手をぶつけて「いってぇ!」これ、心配だなと思ったが、30日が最終回だから、原作には沿わないか。マサさんに連絡する湊に二階堂「お前はいいな。すぐコーチに頼れて。そうやって、裏切られたことも、今まで挫折したこともないんだろう」二階堂のこういうところが`子ども´だと思う。彼は家庭に問題があるし、叔父さんのことでくやしい思いをしているが、だからといって`あなたは自分と違って苦労知らず´と思い込み、さらに言ってしまうのが。思考範囲(この言葉が適切なのかわからないが)自分のことばっかりって感じ。(まだ16,7だから、仕方ないのか)湊だって、母を早くになくすという辛い目に遭っているんだよ。湊「俺、先輩の美しい射形にずっと憧れていました」憎まれていると知っても、まだ言うか(-_-;)「先輩が、コーチがいない部をまとめて、全国大会までひっぱっていったのとか、本当に凄いと思っています」それはそうだけど・・・二階堂「俺はあいつらを利用しているだけだ」それが本当・本心なら、凄く悲しいよ。非情だし、自分勝手が過ぎる。「知ったふうな口ききやがって!」湊「でも、大会の先輩たち、凄くカッコ良かった」「です」を待たずに怒鳴る二階堂。「うるせぇ!仲良しごっこなんてしてねーんだよ!」口が悪くて本当にイヤだ。気分悪くなるわ。チンピラみたい。* * *茂幸が緊急入院。マサさんの車で、二階堂・不破・湊が病院に向かう。不破「お前までつきあわせて悪いな」これ、二階堂が言うべき言葉でしょう。 不破は相手を気遣えるし、それを言葉でちゃんと伝えられる。湊「いえ、俺が昔 事故に遭って、しばらく入院していた所なんです。案内は任せてください」湊も優しいよ、本当に。「(叔父さんは)師匠じゃない。恩人だ」「西園寺にないがしろにされて、病気も悪くなって。流派を変えるのもいとわない覚悟で弟子入りを懇願したのに、受け入れてもらえなくて。なんでお前らは西園寺に選ばれて、叔父さんはダメだったんだ?本当ムカつくよ。西園寺が選んだお前にも、藤原にも、俺は勝つ!勝って、弓道なんてやめてやる」やはり、西園寺に断られた→病気になった と思っている。不破が湊に出した交換条件(湊と愁に対する敵意の理由を教えろ)は結局、三階堂本人の口から明かされた。愁からの返信には「西園寺先生に教わっていることで、同い年くらいの少年に絡まれた。おそらくあれは、二階堂先輩だ」湊が知らなかった・気づかなかった、身近な人間関係のいくつもの事情。不破「お前もありがとうな。二階堂の奴も、きっと感謝していると思うぜ」不破は人としてちゃんとしている。`二階堂も´と付け加えたことに感心したわ。(でも、本当に感謝しているのか…あんな態度されちゃ疑うわ)湊「いえ、俺は、二階堂先輩に、自分らしい弓を引いてほしいだけなんです」もうあんな奴、放っておけ。気にかけることないよ。でも、憎いと言われてもファンのまま!不破「わかった。伝えとくよ」かさねがさね、いい奴だな。* * *湊「ねえマサさん。弓って何だろう。引き続けた先には、何があるんだろう。なんで、俺たちはこんなに弓に一生懸命なんだろう。辛いこともあるのに、なんで引き続けるんだろうって」素朴な疑問だね。`こんなに一生懸命´だからこそ、ふと思うこと。マサさん「多分、その答えを探すためさ」だね。* * *さんざん恨み節を聞かされても、湊は二階堂を怖がったり避けたりしない。動じないのが凄いな。二階堂を見る眼差しが優しいし、つっけんどんにされても彼を信じているのだなぁと思う。(マサさんや仲間たちに愛されているから、たった一人から嫌われても平気なのだろう。でも、`嫌い´を超して`怨念´だから、気味が悪い)* * *合宿を終えた両校。荷物を持って宿の外へ。で、不破が七緒・海斗・遼平と一緒にいて笑った。風舞にすっかり馴染んでいる。笑 大田黒「もしよろしければ、俺と付き合ってください!」妹尾姐さんに思いを告げる!意外と恋愛に積極的な性格。笑 その勇気に拍手。で、案の定「ごめんなさい」断られた。`ねるとん´みたい。笑 妹尾「今は、仲間たちと大切な時間を過ごしたい」大人だねぇ。立派。白菊「さすが妹尾ですわ」花沢も納得の表情。`三人で弓を引く´それを第一に考える妹尾のことが、頼もしい・誇らしい。(ここであっさり裏切られちゃ、たまったもんじゃないよね)太田黒が荒垣に泣きつき絶叫する。笑「なにやってんだか」と呆れる静弥を「冷たい」と思った。恋して、勇気を出して思いを伝えることを小ばかにするなって。君は、恋したことがないだろう!あぁ、二階堂の`誤解´が解けるといいのに…でも、それはないか。「西園寺が叔父さんをコケにした」なんて思えば、そりゃ憎悪が生じるよ。西園寺が茂幸を断った`本当の理由・思い´を知れば、ここまでヘヴィーな気持ちには至らなかったと思う。不満に思っても、程度が違っただろう。二階堂の、叔父さんに対する深い思いは純粋で温かい。それはまっすぐ伝わってくる。が、とにかく、もう少し素直になれよと思う。不破のようないい友達もいるのだし、もっと伸び伸びしてほしい。見ていて不快なだけでなく、なんだか苦しくなるよ。もったいないなとも思うし。ガキっぽいよ、一人でイライラ尖がって、ムスッとしてさ。叔父さんが二階堂の`外´での態度を知ったら、残念に思うだろう。弓道を恨む・愁と湊を憎むことを、叔父さんが肯定するとは思えない。彼は、二階堂の考えていることを知れば「それは違う」と首を横に振る人だろう。今回、確信したこと・・・不破がいい子。いい奴!二階堂とつるんでいるのがもったいない。「風舞においでよ」と言いたくなる。笑これ!めっちゃカッコいい!
2023年03月11日
ついにシーズン5 最後の課題。優勝者が決まり、長かった競い合いも終わる。リメイク課題(フェスティバルに着ていく服)の審査。3位 レベッカE「どの作品もいいが、これは上品な感じ。もう少し弾けてもよかった」納得するレベッカ。セリーナとラフの作品を目にした時点で「私のは おとなしい」と言っていた。2位 セリーナP「実際に誰かが着ていそうだし、フィット感もいい」いや!脇を縫っていないヒラヒラのパンツなんて、まずない!1位 ラフ E「すばらしい。とても楽しい作品」ヘッドドレスやバッグといった小物も、審査員にウケた。レ「どちらの課題も接戦だった。明日、誰が勝ってもおかしくない」前回2位、今回3位のレベッカ・・・次の課題で他の二人を圧倒する気だ。優勝の可能性を信じている。セ「褒められたから満足。三人で楽しみながら、最善を尽くす」余裕の発言だな。レベッカと違い、競争心をむき出しにしない。* * *J「昨夜は興奮して、よく眠れなかった」E「かなり接戦で、私も高ぶっている」P「互角だね。今日が勝負だ」J「ラフは、三つ目の課題が得意」E「ええ。でも、セリーナとレベッカもどんどん良くなってきているから、どうなるかわからない」何が起こるかわからないと思う。最後に花を咲かせられるのは、誰だろう?!* * *三人とも、モデルを友人に依頼した。この日のために彼女たちは、一週間の自主隔離をした。で、数か月ぶりの再会。レベッカのモデルは、10代の頃 アルバイト先で知り合ったグレース。ラフのモデルは、同僚のベッカ。セリーナのモデルは、弟の恋人サラ。ロックダウンの間、一緒に暮らした。エッ、弟の恋人!しかも同居したとは! セリーナの実家で?それとも、一人暮らしの部屋で?どちらにしろ、驚きよ。涙ぐむセリーナ。「ちょっと疲れているし、緊張もしているから。お化粧、落ちてる?」女性だね(^_^)。 確かに、若いとはいえかなり疲れが溜まっているはず。J「レッドカーペットに相応しいオフショルダーのイブニングドレス(イブニングガウン)を、5時間半で作ってください」・三人は事前練習し、裁断も済ませてきた。しかし、5時間半でドレスを縫うのは大変なこと。E 肩紐がなくコルセットなどで支えるけど、フィットさせないとずり落ちてくる。肩紐なしは難しいね。結構な重さをしっかり支えねばならない。ずり落ちるなんて、最悪だ。P「レッドカーペットは、デザイナーにとって己の全てを見せる勝負の場。最高に美しい瞬間のために、あらゆる技を駆使する」デザイナーの思いを熱く語る。E「私たちを圧倒するものを作ってほしい」全てはそこにかかっている。レ「スキューバ風のストレッチ生地だから、フィットする。クラシックなドレス」*床までの長さ、ケープカラー、スカートにひだ飾り、トレーン 生地はモデルと一緒に選んだ。レベッカの好きな花柄だ!ロマンティックな感じでとてもいい。セリーナのドレスはレベッカとは全く異なり、アバンギャルド。「今っぽくフワッとさせる。かなりヴィラネルっぽくなる」ドラマ「Killing Eve」の登場人物。この名前が出てくるのは、これで三度目。よほど気に入っており、影響されているのだな。*ボーン入りの身頃をギャザーの入ったケープで覆い、チュールのスカートを合わせる。ギャザーを細かく寄せ、立体感を出す。レモンイエローが眩しい!が、正直言ってこれは…よくあるデザインではないか?目新しさはないなぁ。それに、レッドカーペットというより仲間内のパーティーに着ていくかわいいドレス という感じがする。「私にとっては斬新なドレス。ここに来ることがなければ、思いつかなかった」数々の課題をこなしてきて、センスを磨かれ、視野が広がったってことだね。でも…斬新なデザインかなぁ。P(ラフに)「おそらくこの課題は、三人の中で君が一番得意だろう」ラ「ケイト ブッシュが「嵐が丘」のミュージックビデオで、赤い服を着ている。彼女の歌のように、少し変わった雰囲気にする」正統的のドレスではなく、少し風変わりな感じにするようだ。*メタリックな真っ赤な生地、ゴシック風、後ろにハトメ、前にリボン、胸のドレープやスカートのフレアには特別な意味が。「ドレープはカーテン。ベッカは`嵐が丘´キャサリンの亡霊。ヒースクリフに触れようとして通り抜ける」それを聞いて、パトリックもエズメも楽しそうに笑う。E「発想がすばらしい。楽しみだわ」エズメは、ラフの作品に物語性があることを気に入っている。真っ赤なドレスは華やかで情熱的で、決勝にピッタリ。目を引く。最後を飾るドレスの一着は、真っ赤だといいなと思うわ。リボンがかわいい。レベッカともセリーナとも全く違うデザイン…三人三様でおもしろい勝負だ。ラ「ケイト ブッシュの音楽のように、好き嫌いが分かれるかも」リスクを感じつつも、勝負に出るのだね。・ドレスがずり落ちないよう、身頃で支える。レ「この生地にしてよかった。伸びるから体にフィットする」ボーンは入れないってこと?・ボーンの本数によって、支える力や着心地が変わる。本数や位置を間違えると、シルエットが崩れてしまう。セ「ボーンを入れる。プラスチックだから支えになる。初めて使うの。8本でうまくいくといいけど」セリーナがこれまで一度もボーンを使ったことがないとは、驚きだわ。練習してきたのだろう。8本も入れないと、支えられないのだな。残り半分ラ「厄介。ドレープをきれいにできない。こういうの、作ったことがない」ラフも`初めて´の作業をする。挑戦心が偉い。グレース「勝ち負けより、何を学ぶかでしょう?」レ「私、どうしても勝ちたいの」才能溢れる二人を超えたい。競う気持ちでいっぱい。レ「トレーン…ここは気が抜けない。絶対にミスできない箇所」山場にきた。美しいものにしなければ。ロックダウンの間、セリーナと暮らしたサラ。「彼女は、朝早くからミシンをかけていた。家にある植物のことを教えてくれた」セ「早く家に帰って、私の植物に会いたいわ(^_^)」植物を育てる趣味もあるのか。多才だなぁ。楽しそう。・16m以上のチュールを使って、今風の立体的スカートを作る。セ「ギャザーを入れるのが怖い。だって、失敗したら糸が切れて、16m分のギャザーが全ておじゃんよ。手が震える」そんな悲運は絶対に避けたい。ラフ「ドレープに手間取って、時間が心配」雲行きが怪しい。モデルのベッカも、ラフの焦りを感じ取っている。残り1時間セ「不安…思ったようなドレスになるかどうか…」E「セリーナのドレスは、レッドカーペットに合うのかしら‥」私も、完成予想図を見て薄っすらそう思った。かわいいパーティードレスという感じ。P「彼女は、あえて挑戦している。勝つには、息をのむほど美しいドレスを作らねば」セ「祈って、サラ」こういう台詞が「欧米だな」と思う。・ラフのドレスは、ベッカの体にフィットしない。P「彼のドレスは、ドラマティックでデザインもおもしろい。だが、苦戦している。ラ「時間が足りない」「ボーンが邪魔になって、ドレープが縫いにくい」焦りが募る。反対に、レベッカは順調。グレース「着心地いい」E「レベッカのドレス、裾がきれい。うまく付けた」「レッドカーペットに合う」P「見栄えいいね」「彼女はダークホースだ」波に乗って、優勝するかもしれない!残り30分レ「ひだ飾り、凄く長い」でも笑顔。セ「この生地、厄介。生地が多すぎてやりにくい」ラ「時間がほしい」「ちゃんとできていないところが多い。裾の処理もまだ」三人とも、大わらわ。残り3分ラ 負けだな。完成していない。とても残念。失敗。思うように作業できず。波に乗れなかった。セ「ファスナーが上がらない」レベッカが急いで手伝う。いい子だな。終了レベッカが「やったわ!」という感じで飛び上がる。~審査~レベッカ作P「大胆な花柄がダークブルー地によく映え、正統派のイブニングウエアらしい。全ての縫い目がきれい。胸元のケープもいい。柄合わせは完璧ではないが、配置をよく考えている」E「ひだ飾りがいい。カルメン ミランダっぽくない?よくフィットしている。お尻のあたりも流れるようにフィットしていてセクシー。長い裾もすてき。マチが入れられている」エレガント。花柄も、全体の形もいい!すてきとしか言いようがないわ。カルメン ミランダ…どんな人?と思って検索したら、70年以上も前に活躍した歌手・ダンサー。若いレベッカが知っているとは思えないのだが…。ラフ作P「独創的でセンスが光るデザイン。こういう形にするのは、かなり大変だっただろう。いい生地。裾は未処理。だが、ドレープもリボンもいい。細部が美しい」E 背中の紐でサイズ調整できるのは、賢いやり方。私が非常に気に入ったのは、これはただのドレスではなく、物語があること」やはり真っ赤なドレスは印象的だ。モデルに似合っている。見ていて楽しい気分になるドレス。かわいい。モデルが雰囲気ある人だな。ジーン セバーグみたい。脚もきれい。セリーナ作P「いいね!一見シンプルだが、実はとてつもなく手をかけている。そのお陰で、黄色い雲がふわりと漂っている印象を与える。(身頃が)驚くほど正確に縫えているし、ボーンが何本も入っている。スカートのギャザーがすばらしい!均等で、ひだが何重にもなっている。袖口も同じく、ギャザーがとてもきれいに入っている。これはもう、プロフェッショナル」E「私は、スカートをもっとたっぷりさせた方がいいと思うけど、まあ、それは細かいこと。レッドカーペットに相応しい、すばらしいドレス」完成予想図よりいい!「レッドカーペットにはどうかな」と思っていたが、こうして見ると十分相応しいと感じる。エズメも同じ感想だ。注目され、絶賛されるドレスだと思う。素人がパッと見ただけではわからない`凄さ´が詰まった作品なのだな。`黄色い雲´ うまいこと言うなぁ。しっかりお化粧したモデル…とても大人っぽくて、とても19歳には見えない!音楽も、メリハリある選曲でよかった。* * *E「レベッカは、この数週間で格段に腕を上げた」後半からグングン伸び、自信を見せるようになった。P「レベッカのドレスには、レッドカーペットに相応しい存在感がある。複雑なデザインではないが、優れた技術で縫われている。セリーナは、最初から並外れた技術を見せていたが、自信をつけ、自分では着ないような大胆なデザインにも挑むようになった。そして今回、実にインパクトあるものを作った」技術がある・ファッションセンスがいいのみならず、その人の`成長´ `よい変化´が強く感じられることも、とても重視されるのだ。それが、この番組の醍醐味とも言えるだろう。P「ラフは、とてもワクワクする魅力的な服を作ってきた。このドレスもそう。誰よりも果敢に挑戦した。それに、いつも巧み」E「想像力が凄い」P「僕は決まった」E「私はまだ」三人とも同格だと思っているのか、二人に絞って迷っているのか?~結果~優勝者は、セリーナ。きっとそうだと思った。ラフのドレスは未完成。セリーナとレベッカのドレスは、どちらもとても良い。で、型紙とリメイクの成績を振り返ると、セリーナが優勝に相応しいってことで。セ「ふだん着ないようなデザインの服を縫うようになり、新しい自分を知れた。人生が変わった」レ「とっても感動している。セリーナが優勝に相応しい。誰も敵わなかった。決勝まで進めて満足。残れると思っていなかった」勝ちたい!と繰り返していたが、結果に納得している。前半で、脱落しそうな時もあったからね。粘って、急成長して、勝ちたいと口にするようになって・・・うまく作れた時は、全身で喜びを放つようになり・・・若さ爆発だった。ラ「最初の週の型紙課題で、彼女が優勝するかもと思った。彼女が最高」セリーナは、最初から抜きん出ていた。 ラフは残念ながら、最後の最後に運がなかったように見えた。ドレスを完成させたなら、審査員はかなり悩むことになっただろう。(エズメがラフを推すのでは)全てが終わって飲むお酒、出演者にとってもスタッフにとっても、すこぶるおいしいだろう。感染の心配をしながらの撮影だったから、こうして笑顔で締めくくれてホッとしていると思う。P「困難の多いこの時代に、君たちのお陰でとても楽しい時間を過ごせた。ここまでハイレベルな決勝はなかった」若い才能にワクワクしたパトリックとエズメ。エズメ「セリーナ、世の中にはソーイングの類まれな才能に恵まれた人がいる。そういう人は、妖精が魔法をかけるように、人間が作ったと思えないほど見事な服を作るの。それがあなたよ」この言葉に感動!妖精の魔法・・・エズメ、ロマンティックなこと言うなぁ。セ「だんだん、自分自身にもソーイングにも自信がもてるようになった。若い人にも始めてほしい。糸と布があれば、幸せを感じられる」「自分に拍手(^o^)」かわいいな。 「他の人たちにもソーイングを勧めたい」と言うが・・・ウーン、そりゃセリーナみたいに才能があれば楽しめるけど・・・と裁縫が苦手な私は思った。目も悪いから、細かい作業が難しい。出場者たちの「その後」・・・「アダムが編物を始めた」 というのが興味深い。器用だから、そちらの上達も早いだろう。美的センスも活かせる。いいなぁ、もの作りが得意な人。私も服やバッグを作ってみたいが・・・ミシンを買うことすらできないという現実。「アダムは、仕事の再開を待つ」「アンドリューは、教会を再開させる準備中」本国で放送されたのが21年の春・・・ロックダウンが緩和されていたとはいえ、まだまだパンデミックの影響が色濃かった。アダムはクルーズ船で働いていたから、仕事復帰までどれほどかかったのか。出演者たちは店に生地を買いに行けず、通販に頼った。で「思っていた生地と違う」という言葉が何度か聞かれた。彼らにとって習慣であるハグもしない・最後に仲間や家族がルームに集まることもできなかった。レベッカの恋人、かなり年上?!セリーナがパラシュートドレスを再現し、自ら着た姿を披露。似合っている。いいなぁ、楽しそう。今シーズン、前半は審査結果に首を捻ることが何度もあったが、このフィナーレは良かったと思う。ジョーの、茶目っ気と思いやりのある司会ぶりもよかった。 次のシーズンも早く見たい。司会は女性コメディアンに替わるらしい。NHKよ、頼む!
2023年03月08日
合宿施設に行くと、なんと辻峰と鉢合わせ。Wブッキングされてしまった。辻峰の顧問・潮崎は「名ばかりの顧問でして…」と二階堂に判断を任せる。事情を聞いた二階堂「費用は折半ですよね」しっかりしているなぁ。でも、すかさずお金のことを考える~皆の前でこういう発言することに違和感。確かに、部を仕切っているのは二階堂だが・・・さらに「一分一秒にも金がかかってるんだから」「二階堂は、経済的に苦しい家庭で育ったのではないか?」と思った。アルバイトしているからお金に対してシビアなのだとも言えるが、高校生がこんなセリフを吐くのは、家庭環境が関わっている気がする。樋口「指導者ふたり…大変そう」荒垣「でも、少し羨ましいかも」おっ、これが本心か。彼は別に`指導者なんていらない´とは思っていないのだな。大田黒「確かに。女子の道着姿が毎日見られるのは、いいかもですな!」`羨ましい´の意味がそっちか(笑)女子たち、かわいいからね。静弥「決勝の時のタイミングをトレースしたいんです。女子に声掛けしてもらえるよう、頼んであります」女子の協力あっての男子。いい関係だね。白菊だけ、男子を君付けする。呼び捨てにしない方が、聞いていて落ち着く。不破「風舞の落ち、随分良くなっているな。射形だけ見ると、かなりいい感じになってる気がする」ちゃんと観察している。二階堂「指導者がいれば、ちゃんと上達するって言いたいのな」食って掛かってきた!本当にひねくれているなぁ。不破「ちげーよ。ただの感想だ」静かに反論。不機嫌な二階堂をかわす。大田黒「今日はずっとピリピりしてるな、二階堂」マサさんに気持ちのいい笑顔を見せておきながら、その後は「おもしろくない」といった空気を放っている。荒垣、せめて夏場はマスク取れ!体に悪いよ。周りの人たちだって、暑苦しく感じる。「皆さんが五人立ちするところ、見学させてもらえませんか?お願いします!」ウキウキと二階堂のところへ行き、頭を下げる湊。あぁ、相変わらずの`熱烈ファン´ぶり・・・大丈夫か。(-_-)思いがけない願い出に即答できない二階堂だが、他の四人は「別に、断る理由はないでしょう」といった感じで承諾。二階堂だけが不満げな顔。樋口「面倒だけど、いいよー」面倒だけど が余計な一言。辻峰の秩序のない、バラバラな様に 七緒「でも、なんかまとまってるんだよねー」各々が好きなようにやるチーム として、まとまっている感じか?(笑)七緒「野武士集団って感じ」整然と、行儀良くって感じはないからね。湊「本当はもっと、二階堂先輩たちから話 聞けるといいんだけどな」またー!(>_<)海斗「お前さぁ、さっきの図々しい見学もだけど、辻峰の連中にちょっかい出し過ぎじゃねぇ?慣れ合わない方がいいだろう」ちょっかい(笑)慣れ合わない方がいい に同意。湊「でも、同じ弓引きだ」純情なのが湊の魅力だが「きれいごと」と呆れる海斗の気持ちもわかる。 * * *調理場不破「女子のエプロン姿ってのは、なかなかいいもんだなぁ」三人ともかわいいからね。大田黒「うむ…特にあの…」妹尾姉さんに一目惚れ!七緒「かっちゃんはそこそこ料理できるけど」ああ見えて器用らしい。湊「静弥の方は、その…いない方が捗ると思う」笑った(^_^) 秀才だが、料理はまるでダメってことか。釣った魚を提供しに来た潮崎。意外と気さく。が、魚を捌いて料理できる高校生は、そうそういないって!不破「ザキさんお疲れ」「やるじゃん、ザキさん」先生に対して、随分とフランク!潮崎が形式だけの顧問だからといって、よそよそしくするわけではないのだな。「アングラー」の意味を調べたら、趣味で魚を獲る人のことだと。(angler) 湊「鯵の三枚おろしが限界」十分立派!不破「こいつ、鮨屋のせがれなんですよ」で、大田黒が張り切って、見事な包丁さばきでお造りに!湊「やり方、教えてもらえませんか?!」「私も」妹尾姉さんも魅せられる。風舞に囲まれ、笑顔で魚の説明をする大田黒。不破「あんな幸せそうな大田黒、見たことあるか?」いい光景だね。和む。湊「カレーに舟盛りになっちゃったけど」笑った(^_^)七緒「恐怖の七味大王のくせに、ワサビは苦手なの?!」湊以外、全く予想外のことに騒然とする(笑)静弥「全く別物だよ」カプサイシンとアリルなんとかは違うという、化学の話・・・静弥らしい。妹尾からカレーを受け取り、真っ赤になる大田黒!かわいいな。荒垣と楽しそうに話す遼平・・・誰とでも打ち解ける性格!* * *二階堂「風舞と一緒になってさ、迷惑ったらないよ」ひとり浜辺に行き、電話で叔父の茂幸に愚痴る。茂幸「でも、向こうにはちゃんとしたコーチがいるんだろう?だったら、せっかくの機会だ。お前たちもきちんと指導してもらうといい」えっ!いやいや、それは図々しいよ。二階堂「あいつらは正面だ」茂幸「斜面なんかに拘らずに、他流派に移ってでも、きちんとした指導を受けた方がいい」茂幸の気持ち、わかるな。やるなら、しっかりとした指導を受けてほしい。二階堂「本気なのかよ。なんだよそれ!今さらそんなこと…斜面なんかとか言わないでくれ!俺は今までもずっと、叔父さんのために…」「指導者を見つけなさい」これは以前から言われていた。茂幸「待てよ永亮。なんだ?俺のためって」~回想シーン~茂幸「斜面を捨てる覚悟で弟子入りを頼んで、断られて、その上 病気で倒れて…」「先生はもう、弟子を取って誰かを指導するつもりはないそうなんだ。でも、病気とそれは関係ないからな」二階堂は、断られたショックが病気につながったと思っているのではないか?西園寺の道場まで、偵察に行く二階堂。(個人の道場とは思えないほど立派!)「おい、お前!西園寺って人の弟子なのか?もう弟子は取らないって・・・なのに、なんでお前たちは教わってるんだ?!」愁にケンカ腰で問いただす。「それを君に説明する必要があるのかな」全く動じない。どう対応すべきか、小学生にして心得ている。驚きの冷静さ。「なるほどな。お金持ちのお坊ちゃんかよ」憎悪が増したか。「もし君がこんな風に湊にちょっかいを出すなら、黙ってないよ」言うべきことは言う。しっかり釘を刺す。凄い子。「ハッ!大事なお友達ってか!」品なく言い返す。「そうだね。でもそれ以上に、湊は俺の生まれて初めてのライバルなんだ。絶対に他の誰にも手出しはさせないから」湊への強い思い。だから、余計なことをする奴がいれば許さない。湊を完全に守る。「勝ってやる!勝ちまくって叔父さんをコケにしたあいつにも、その弟子のあいつらにも…弓道そのものに復讐してやる!」で、恨み続けている。でも・・・そういう怨念だけで、ここまでやり続けられるか。道場もない、恵まれない環境にもめげずに。根底に「弓道が好きだ」という純粋な気持ちがあるでしょう。家庭に問題があるらしい二階堂を、幼少期から優しく世話してくれた叔父。(渡部 篤郎っぽい!)カッコ良くて大好きな叔父への思いが強いあまり、捻じ曲がった思考に至っている感じ。西園寺がなぜ断ったのかその真意を知らないから仕方ないのかもしれないが。おそらく彼女は、茂幸本人にも断った本当の理由、本心を告げなかったのだろう。* * *浜辺には偶然マサさんがいて「君は凄いな。二年生にして部をまとめ、部員を指導し、全国まで導いた。さらに一人の弓引きとしても、レア中のレアだ」二階堂「おだてるのはやめてください」これだけ褒められても素っ気ない。しかし、その場に留まり会話する。「風舞も随分うまくなってましたね」「君たちに負けたお陰だ。ちょうど油断が入ってた時期だったし、いい刺激になったよ。ありがとう」へぇ・・・マサさん、そんなことを思っていたのか。「踏み潰すのは俺たちの方ですよ!今度は全国大会でね」「それはどうかな。今の風舞は、前よりかなり強いぞ」おっ、部員たちの前では言わないが、彼らの進歩を高く評価。「明日は競射会をしてみるってのはどうだ?」「いいですよ。全国大会を待つまでもなく、叩き潰して差し上げますよ」一瞬だけ、険しい目になったマサさん。結果がどうなるか?!* * *黙って浜辺を後にした不破「珍しいんだよ。あいつが叔父さん以外に懐くの」二階堂にとっていいことだと思ったのだろう。不破がいい奴のようだし、カッコいい。大田黒、あんな堂々たる体躯で照れたりして、かわいいところある。彼も、素直で明るくていい子じゃん。二階堂は桐先中学で愁と湊の顔を見て「あの時のあいつらだ!」と気づくと思うが・・・その辺りがはっきりしない。彼が、私学である桐先に進学したことも疑問。3Dによる波がとても美しかった。
2023年03月04日
三人のうち、1人が優勝する。セリーナ・型紙課題で五回も一位。次第に独創性も磨かれ、リメイク二連覇。先日、念願の優秀作品に選ばれた。優秀作品に選ばれる最後のチャンスに、初めて獲得できたね。 時間に追われて焦っても、作業が速く、きちんと仕上げる。困難な状況に陥り、本人も「無理かもしれない」と漏らしても、結局難局をすり抜ける冷静さと技術がある。さすが、医師を目指しているだけあるなと思う。P セリーナは番組史上、最も技術の優れた出場者かもしれない。セ 緊張で、少し吐き気がする。でも、楽しみ。「吐き気がする」前も言っていた。口癖か。ラフ・裁縫歴が短いが、型紙課題では一位が四回。優秀作品に三回選ばれた。E ラフの服には一貫したヴィジョン(構想・理想像?)がある。個性的。ラ 決勝戦に出られるだけでいいと思っていたが、やはり優勝したい。欲が出てくるよね。自分には、相応の実力があるという自負心もあるはずだ。ロックダウンをきっかけに裁縫を始め、才能を表す・・・ウイルス騒動の産物。レベッカ・ダークホース的な存在。セリーナに何度も敗れながらも、ついに優秀作品に選ばれた。E レベッカはどんどん腕を上げ、すばらしい服を縫えるようになった。本当に才能がある。これが若者の勢いなのだなと思う。後半から、セリーナに対する負けん気をハッキリ口にするように。でも、二人の間にギスギスした感じはない。(画面上では)レ セリーナ、ラフと競うのは怖い。私、負けてばかりだもの。でも、逆転してみせる。壁が大きいことを理解しつつ、二人を押さえることが不可能ではないという自信もある。腕が磨かれ急成長したから。P ファイナリストたちは若い、新たな世代の裁縫家たち。セリーナ21歳、レベッカ23歳。ラフは年齢不明。(30くらいか?)J テーマは「お祝い」結婚式や誕生日に着る服。E (型紙課題は)少女用のブライズメイドドレス。玉縁ボタンホール、ギャザー入り。P よく考え、服に合った生地を選ぶように。制限時間は4時間半。レベッカは「ちょっといいサテン」を選ぶ。「以前使った生地に似ていて、扱い慣れているから」勝つための生地選び。セリーナとラフは、シルクタフタを選ぶ。ラフ「とびきり高価」セリーナ「こんな高級シルクは初めて」こういう時でもないと、使えないのだろう。・繊細でほつれやすく、縫うのが難しい。ラフ この生地が間違いなら、二人とも困る。レベッカ どちらが正しいか、じきにわかる。自分の選択に自信をもつ。P 高度な技術を要する。シルクは縫うのが難しい。決勝戦だから、手の込んだものだしね。E そう。ウエストにサッシュ。裾にはホースヘアーを付ける。P ホースヘアーは張りのあるテープで、スカートの形を保つ。玉縁ボタンホールは、とても小さくて非常に難しい。E 一般的な服では、あまりやらない手法よ。難しいから`あえて´ってことだな。ホースヘアは「クリノリン crinoline」と言っているようだ。・ピースは17枚。セ 父が再婚した時、こういうドレスを作った。でも、今回は手強そう。レ 玉縁ボタンホールをどうやるのか、わからない。他の二人も未経験だろう。エズメが、滅多にやらないと言っていたから。P 優勝を狙っている?セ それは、みんな同じ。口に出さないけど。レ 私、狙っている。(笑顔)対抗心を口にするも、カラッとしている。P (セリーナに)型紙課題で三位以下になったこと、ないね。常に上位を保持してきた…凄い。・セリーナは、医学部の二年生。母「エズメやパトリックに褒められると、とても力をもらえるみたい。でも決して、自信があるわけではない」セ ラフと同じシルク。彼の生地選びの目は、確かだから。ナルホド、そういう視点で生地を選ぶのもありか。レ いい生地を選んだ。このサテンは厚地だから、シワができたり引っ張られたりしにくい。今日も上手にマニキュアを塗っている。きれいだな。いつも柔らかいピンク系。セ えっ!凄くずれる。とても縫いにくい。生地の選択、失敗!レ 裏地を付ける。表地と同じ生地だから、目立たない。順調。安全パイで、手堅く勝利に近づく気だろう。セ 裏地は表地と違うものを選んだから、見えたら目立つ。・別布の裏地だと、ミスが目立つことに。ラ 生地がずれる。セリーナと同じ・・・生地選びを誤った。ラ 番組に出るまで、ドレスを縫ったこともない。信じられないよ・・・そんな人が、なぜここまでできるの?!テキスタイルアーティストという職業柄、デザイン能力や色彩感覚が優れているとはいえ。縫い始めてまだ一年くらいでしょう。驚異。パートナー男性「ラフは、仕事のない辛さを紛らわせようと、マスクを作った。で、だんだんハマって、色々と作るようになった。彼は優勝を狙っている」レ この番組に出て、やっぱりソーイングの仕事をしたいと思う。スーパーで働いていて、教師の資格もあるけど。スーパーに戻るのも楽しみだけど。スーパーでやりがいを感じており、人間関係もいいのだな。羨ましい。教師の資格があるってのも強みじゃん。・レベッカは子どもの頃、キルト教室に通っていた。そういう経験が、今につながっているのだろう。母「娘は、決勝まで進めない・自分はかなわないと思っていたみたい。他の二人が優秀だと言っていた。そういうところが、あの子らしい」父「決勝に向けて一生懸命に練習していた」いい家庭・いい家族だな。 レベッカは、後半戦に入ってからハッキリ負けん気を見せるようになったから、親が思っているより自信をつけ、競争心に火がついたのでは。玉縁ボタンホールが難しい!とても小さいのが、さらに難易度を上げる。レ ちっちゃい。やりにくい!セ シルクは、ほつれやすい。ラ ほつれる。この山場を切り抜けないとならない。シルクを選ばなければよかった。セ ほつれちゃった。本当にイヤ。ラ なんとか端をきれいにしないと。セ 私も。できるだけきれいにする。でも、間に合うか。さすが優等生ふたり…大きな失敗はせず、修正に移る。残り1時間レベッカが、セリーナとラフより一足先に進む。焦り気味の二人。・身頃の裏地は`落としミシン´で縫い付ける。縫い目の上からさらに縫う、高度なテクニック。ラ 本当は、落としミシンで縫うべきだけど…・身頃の表地、裏地、スカートを、一度に縫い合わせた。E やり直せるわ。ラ いや、このままにします。E なら、言わないで。ラ 嘘はつけない。黙っていればよかったかな。見逃してくれるといいな。言わなくても、チェックされ見破られるだろう。セ (エズメに)指示を読んでなくて、落としミシンをやっていない。やり直す。指示書をちゃんと読んでいないとは!どうしたの?らしくない。そんなに緊張し、焦っているということか。ますます時間に追われるが、ラフと違う選択をする。セ きれいにほどけない。またほつれちゃう。でも、ちゃんと作りたいの。気持ちはわかるけど、時間ある?!かなり心配だなぁ。J セリーナが型紙でミス?!これが決勝戦か…何が起こるかわからない。セ 覚悟を決めて、裏地をやり直す。時間がないから、どっちにしろ負けそう。フㇷ…意外と落ち着いた様子で弱気発言。もう諦めの境地か。残り30分一方、レベッカは快調。ラフは「とにかく完成させる」セ 次はホースヘア。使ったことない。焦る。間に合うのか?!初めての材料だと不慣れだし。レ このミシン、遅い!調子いいのだから、イライラしないで。残り15分セ とても硬くて縫いにくい。でも、嘆いている暇なんてない。間に合わないかも。終了セ おもしろかった。もうフラフラよ。(床にへたり込む)これだけ追い込まれて「おもしろかった」と言える余裕・・・この人、本当に凄いわ。~審査~ラフ作P すばらしい。美しい色合いのシルク。サッシュもいい。E でも、落としミシンしていない。裏地の縫い目があまりきれいではない。ボタンホールに隙間がある。落としミシンを省いたのは大きな減点だが、ひとまず間に合った。レベッカ作P スカイブルーにグレイのサッシュという組み合わせがいいね。だが、ボタンホールがあまりきれいではない。E サッシュが少し凸凹しているけど、いい出来だわ。色の組合わせがいい。爽やか。セリーナ作E すばらしい。このボタンホールにも隙間がある。でも、花柄の裏地がいい。女の子が気に入るわ。P ネックラインから裏地が全く見えない。きちんと縫えている。こういう細かいところが差になる。セリーナは「間に合わないかも」と言いつつ間に合わせる、それも「いい出来」と言われるほどうまく。驚異だわ。まるで魔法のように、手先が器用で速いってことだな。~順位~1位 セリーナ P 型紙課題で六度目の一位。おめでとう。2位 レベッカ E ベルトが理由で。3位 ラフ P スカートを指示どおりに縫い付けなかった。生地選びの時点で明暗が分かれたと思ったが…意外な結果に。最も難局にあったセリーナが、まさかの一位。追い込みでの力量発揮に脱帽。セ 誰が一位でもおかしくなかった。さすが決勝戦。レ またセリーナに負けたけど、かえってヤル気が出る。まだまだ負けん気を口に出す。そうやって己を鼓舞しているのか…若いな。ラ 残りの課題が怖い。僕は不利になってきたけど、思い切りやる。挽回できるかもしれない。* * * * *P インテリア雑貨(カーテン・クッションカバー・ランプシェード)で、フェスティバルで着る服を作ってほしい。E 楽しく、人目を引く、華やかな服。あっと驚く服。制限時間は90分。審査員たちは退室する。P 着た人が、思いっきり楽しめる服にしてほしい。明るく、弾けた感じにしろってことらしい。レ 一位になりたい。また言う。熱い。ラ トートでも作ろうかな。どう評価されるかわからないけど、楽しい。いいね。大変なだけでは辛すぎる。~審査~セリーナ作 E あら、まあ。P 大胆カーテンで作ったパンツの脇は、縫っておらずヒラヒラ状態。これだと、短いレギンスなどはかないと。レベッカ作 P 少し控えめだが、目を引く。E ここがかなり短い。P そうだね。しかし最近は下にビキニを着たりするから、問題ないだろう。セリーナのパンツにも同じことが言える。ラフ作E この人物は、楽しそう。P 行く前からエンジョイって感じ。非常にインパクトある。バッグも服に合わせてレインボー。カラフルなヘッドドレスも、審査員にウケた。レベッカの作品はメタリック生地だが、他の二人のものと比べるとおとなしい。思い切り派手で、小物も効果的だったラフが一位では?エズメはボーイ ジョージのファン(^_^) へぇ~と思った。ジャケットが華やかで、遊び心ある(笑)
2023年03月02日
朝早くから熱心だね。 椛島が高校生に見えない・・・先生みたいよ。笑風舞が桐先に出向き、合同練習。マサさん、大胆だな。七緒 さすがは桐先。校舎も施設も立派だわー。初めて来た三人は、目を見張る。煉瓦造りがお洒落だな。裕福な家庭の子が通う学校 という雰囲気に満ちている。(施設費、高そう)花沢 ちょっと待って!カフェがある!‹ café du kirisaki 桐先パフェ 500円 › 妹尾 帰り、寄ろう。花沢・白菊 うん。真面目な顔に笑った。三人ともかわいい。立ち寄りたくなるよね。お洒落なカフェで、甘いものを食べて帰りたい。女の子らしいよ。遼平「愁君!」笑顔で手を振り近づく。仲良くなったからね。「しゅう!?」「くん?!」驚いて声をあげた双子と七緒・海斗。笑 さらに双子のポーズ!弓道場も広くて立派。凄いな。本村部長(こちらも高校生に見えない…エリートサラリーマン風)と佐瀬(明るく歓迎してくれていいね 笑)のコンビが好き。だが、佐瀬に捕まった七緒がかわいそう。あんなにしつこくされると、面倒くさいっての。もうわかったから、他人を巻き込むな。(-_-;)桐先女子がざわつく。「ねぇ!あの人カッコ良くない?」「本当だ」海斗は、さりげなく七緒に近づき「守る」態勢に。長年の経験で反射的。笑私は「ん…?マサさん…じゃない?」と思いきや、彼女たちの視線は妹尾姉さんに注がれていた!笑宝塚っぽいからね。わかるわかる。静弥が、勘違いした海斗の肩に手を置き「お疲れ」笑桐先が大きな声で挨拶したので、驚く遼平。静弥 こうやって圧をかけるんだよ。気にすることないよ。というか、あちらは大人数だから、そりゃ声量も比例するでしょう。トミー先生も一緒だ。わざわざ道着を着ている。それが礼儀なのかな。愁 矢渡しを兼ねて、滝川コーチに一射お願いするのはどうでしょうか? 以前伺った時は、きちんと拝見することができませんでしたからまだ15、6歳だというのに、しっかりした物言いで感心するわ。夜多神社にお邪魔したことがあって。TV未放送。風舞も桐先も、全員「下僕Tシャツ」着せられた。笑〇 〇 〇辻峰は道場がなく、野外弓道をしている。桐先と雲泥の差。不破 屋根がほしいな。あと、壁も。悲しい。二階堂 よそはよそ、ウチはウチ。不 そんなこと言わないでよ、かーちゃん。笑った! 不破はさ・・・見た目の良さも含め、母性本能をくすぐるキャラクターだと思う。茶目っ気と色気・・・魔性の男子に思えるのは、私だけか?!二 誰がかーちゃんだよ。漫才みたい。笑不破 ウチは雀の涙か・・・部費はもらっているが、全く足らず。で、なぜか二階堂は部費を集めず、自腹を切っている。目に砂が入った荒垣に樋口「擦らない方がいいよ」「大丈夫?」と声をかける…意外と優しい。合宿を望んでいるのも、意外な印象。〇 〇 〇千一 おい!お前だよ、山之内。なんだよ、さっきの!なんで風舞の人間が愁と仲良くなってんだよ?!地団駄を踏んで騒ぐ。子どもだな、まったく。お前呼ばわり、親しくないのに呼び捨て…さらに、遼平の胸元を何度も指で突く!言動が無礼すぎる。遼平 俺、この前、愁君の家 行ったんだよ。千一(騒ぎに気づいてやってきた愁に)こいつが愁の家に行ったって本当?!「こいつ」 口が悪すぎてムカつくわ。椛島 なんか盛り上がってんな。言葉! 盛り上がっているんじゃなくて、千一が一人でギャーギャー騒いでいるんだよ。湯島 藤原を取られたみたいで、口惜しいんじゃないか。そう。嫉妬の丸出し。みっともない。万次 いつ行ったんだ?遼平 この前の土曜日。万次 わかった。すっと去っていく。もう以前のように、兄と調子を合わせない。万次 俺たちが早練遅練してる時に、愁が来るようになったのって・・・ああいうこと気にしないのが愁だったのに、なんか変わった。これまでの愁だったら、わざわざ付き合わなかった。千一 それが、山之内のせいだって言いたいのか?「せい」というより「おかげ」。万次 愁がつき合ってくれるようになったのと、ちょうど合ってる。遼平との関わりが、愁に心境の変化をもたらした?仲間と引くことに、意味を見出したのか。〇 〇 〇回想シーン 中学時代の湊と二階堂。二階堂 叔父さんが師匠。湊ちゃんは?湊 俺は小学生の時、西園寺っていう先生に。途端に息をのむ二階堂。七段で、若い頃から三羽烏とか言われている凄い人だろ。よく弟子入りを認めてくれたな。湊 俺はそういうの、よく知らなくて…凄くラッキーだったと思います。湊は当然、二階堂の叔父のことを知る由もない。湊 二階堂先輩ともっと話してみたいし。愁は?愁も、二階堂先輩と並んで引いてみたい?無言の愁・・・大会の時、二階堂から「ハン!俺はお前たちを潰すために弓道を続けてるんだ。みくびんなよ」と悪態をつかれたからね。無邪気な顔で返事を待つ湊に愁「そうだね」小さく微笑むが、隣で見ていた静弥が怪訝な顔をする。湊、まだ「二階堂先輩、カッコいい」が抜けない。中学時代の、気さくな人物のままだと思っている。いやいや、そうではないよ。湊だって敵意をもたれている。〇 〇 〇辻峰の職員室。顧問である教師に、熱心に話をする二階堂。うまいこと言って、合宿費の算段をつける。笑顔・口が滑らか・押しが利く 巧みな営業マンのようだ。「ついてきて頂く必要すらないんじゃないかって」いや、高校生だけで合宿させるわけにはいかないでしょう。正式な部活動なわけだし。不破 嘘なんかねぇから。お前と違って。意味深長だな。二階堂 勝ったら(全国大会で優勝したら)そこで終わり。一回勝てば十分だ。で、弓道をやめる・・・そういうつもりのようだ。部の存続云々…までは考えていないよう。不破 どうせ嘘だと思いますけどね。こいつ、普段から本当のことは言いませんからね。俺と違って。また言う。不破は二階堂の本質を知っている・理解しているってことか。高校からの付き合いだと思うが。〇 〇 〇椛島 もともと俺は、臨時のつもりでしたから、ここで引きます。全国大会で万次を復帰させるよう、申し出る。もちろん出場したい気持ちはある。でも、桐先が勝つために・・・部にとって何が正しいのか、自分がどうすべきか、どちらが優れているのか 冷静に考えたのだ。偉い。「内心、誰もが思っているが言えないこと。だから」そういう気持ちもあったと思う。〇 〇 〇マサさん お前たちは息合いを意識して引こうとした。その考えはいいことだが、まだまだこれからだということも、同時に示されたって感じだな。伸びしろありってことだな。悪くはないが、発展の余地があると。妹尾たちに声をかける桐先女子「この後、お茶でもいかがですか? 」七緒 えっ!いいな。俺も一緒に…が、佐瀬に捕まる。(>_<)!女子は女子だけで話したいでしょう。七緒、空気読んで遠慮すべし。寮を案内してくれる本村。ここまでしてくれるとは、親切ね。双子の部屋にはぬいぐるみ…子どもだな。慌てっぷり!笑本村・佐瀬の部屋が広い。そして、整然としている。恵まれた環境だが、親元を離れ二人部屋・・・ダラダラできない。わがままも言えない。勉強に部活、よくやっているなと思う。湊 弓やめてたら、こんな風に三人で喋れなかっただろう。あっ、静弥と愁はずっと弓友かもしれないけどさ。静弥と愁、無言。湊が間に入らないと、この二人は縁が切れるだろう。佐瀬のアイドル談話に合わせる七緒。そうやっていつまでも優しく応対するから、解放してくれないのだよー。本村 懇親会は三年の発案なんですが、たこ焼きは藤原君の希望なんですよ。三年生、優しいね。気が利くね。佐瀬 定期的に、こういうのやれるといいよな。七緒の顔!笑 もう勘弁してほしいね。千一が遼平を「山之内」ではなく「遼平」と呼ぶように。そして今度は風舞に行くのもアリだな。いや~、桐先の方が校舎も道場も立派だから、バカにするだろう、きっと。なんだかんだ、風舞に親しみを持つようになったらしい双子。誰とでも打ち解ける遼平、凄いな。懐が深い。湊 早くまた一緒に引きたい。愁 全国(大会)でも、一緒に引くつもりでいるから。切磋琢磨。すてきな友情だね。愁のエプロン姿!しかも、たこ焼きを焼く!シュールな光景。本村部長が紳士で良い。男子も女子も仲良くなって、いい感じだった。桐先女子、意外とフレンドリー。
2023年02月25日
パラシュートで作った服。審査員は、どれが誰の作品か知らない。ファリー作E マーメイド風イブニングドレス。元々あった留め具がいいわね。P 元からある紐を活かしている。ワッペンも。全体のアイディアがおもしろい。色の組み合わせは、あまり好きではないが。背中は裸同然だ。以前からパトリックが「好きではない」と言っている、紫色を選んだのは失敗。ピンクと合わせたら、余計に受け付けないと思う。レベッカ作P これも丈の長いイブニングドレス。ベルトがやや、日本の帯みたいでいいね。パラシュートに付いているものをよく活かしている。背中は、紐で編み上げている。色もいい。でも、あなたはアーストーンを好まない。E 緑はいいけど、黄色はイマイチ。私は、ファリーのドレスよりいいと思った。カーキ色を使わず、黄色とオレンジの二色で作ったならば、もう少し華やかさが出たかな。エズメは、緑(というかカーキ色)より黄色が気に入らないと言ったが。ラフ作P ウェディングドレス。大きなトレーンに目を奪われる。ドラマティック。白一色で大胆。E とてもドラマティック。プリーツと胸の辺りがいい。少しママっぽいけど。P ? ママっぽいとは?エズメなりの印象を言ったが、いまいち納得されず(笑)ウーン、私は正直言って、あまりパッとしない印象。やはり、パラシュートで服を作るというのは、無理があるなと。ウエストに赤い紐が結ばれていて、紅白が日本的だなと思った。セリーナ作E 今風のデザインで好きだわ。ひだ飾りがきれい。着ているところが目に浮かぶ。P 息をのむほど美しい。やり過ぎていない。ループに紐を通して処理しているのがいい。エレガントで色もきれい。一つの色と一つの手法に絞り、自信をもって仕上げている。E シンプルだけど印象的。「着ているところが目に浮かぶ」=高評価。色がきれいだね。ひだも沢山あっておもしろい。女の子が着たらかわいいと思う。でも、胸がはみ出してしまうな。4位 レベッカ E 形がよくフィットしているが、色が気に入らなかった。3位 ファリー 見事に作り変えた。形もいいし細部に工夫がある。ファリーが4位だと思った。レベッカの方が良かった。2位 ラフ E 白一色でいい出来。1位 セリーナ P 衝撃的だった。シンプルな手法を巧みに使って、お見事。セリーナ もうメチャクチャで、終了10分前まで`絶対に終わらない´と思っていた。うまくいってよかった。ひだが嵩張って、混乱していたからね。凄いラストスパート。ラフ 2位で満足。セリーナのドレスがすばらしかった。納得の順位。レベッカ 本当にガッカリ。一つ上の順位になりたかった。どうにか仕上げられて良かった。3位になれなかったのはショックだね。* * * *J 決勝戦に進めそうなのは?E 今のところ、ラフとセリーナ。二大優等生。P 二人とも、型紙課題のパンツが非常によかった。リメイク作品もすばらしい。最下位はファリー。型紙課題で、時間配分がうまくできなかった。未完成が多すぎる。E でも、優秀作品に3回選ばれている。エズメは、ファリーの感性が気に入っていると思われる。P レベッカは、型紙3位・リメイク4位。でも、リメイク作品は良い出来だった。なら3位にすればよかったのに。E この数週間で、本当に成長した。P 先週は、優秀作品に選ばれたし。ファリーとレベッカを比べるなら、後者の方が勢いあるだろう。* * * *J クリスチャン ディオールのニュールックから着想を得た服を縫ってください。47年に発表され、戦後のファッションを一変させたコレクション。制限時間は、5時間半。・これは、事前練習が可能だった。出場者たちは、事前に1時間かけて裁断を済ませてある。ファリー ニュールックは、配給制の時代に逆らうように、高級生地を使った。戦後2年だから、まだまだ物不足だった頃・・・ニュールックは、かなり衝撃的だったと思う。・なで肩・細いウエスト・ゆったりしたスカート 贅沢で女性らしいのが特徴。戦後の質素倹約の時代に、ディオールはファッションを通じて、新たな未来を示した。どれも優美でステキだな~。なんというか、別世界を覗いているような感覚になる。E ディオールのニュールックといえば、ウエストを強調した特徴あるシルエット。P 細いウエストとたっぷり広がったスカート。メリハリがある。当時のものと同じにすればいいのではない。E 自分らしさを出して、今の服にしてほしい。P ニュールックならではの要素をうまく取り入れてね。特徴を押さえつつ、自分の創意も加え、伝わるようにすればよさそうだ。ラフ 白と黒でクラシックな感じにする。型破りな生地を使う。当時、軍で使われていた素材をヒントにした。これは立体構造のメッシュ。 車のシートやスニーカーに使うもの。完成予想図・・・たっぷり広がったメッシュのアンダースカート、素材がスキューバ風の白スカートを重ねる。スキューバ風・・・スキューバダイビングのこと?ブラウスは、薄くて軽いナイロンで、透ける。J これ、パラシュートの生地っぽい。凄く薄くてティッシュペーパーみたい。でも丈夫そう。ラフ そう。パラシュートにもなる生地。またパラシュート!ラフ スキューバの素材みたいな生地も使う。生地に凝っている。色々と研究したようだな。理想の形を求めて…ラフらしい気がする。・誰よりも多くのピースを使うのはレベッカ。そして、彼女だけが柄ものを使う。レベッカ 39枚。芯地もある。多すぎて、フィッティングが大変。本当に、多い。完成予想図・・・パフスリーブ、胸元にギャザー、ペプラム、花柄スカートレ 花柄が使いたくて。P とても君らしいね。レ 練習では、上だけで5時間かかった。えーっ!それなのに本番で作る気になるとは・・・無謀じゃない?間に合うか心配になる。セリーナ この生地、少し伸びる。想定外だった。今回の生地も店で買わず(買えず)取り寄せかな。ファリー 挑戦したいので、自ら型紙をひいた。生地は、真っ赤と紫がかったピンクの二色。鮮やかなピンクが、直前の課題で使ったものに似ている。この組み合わせ、いいと思わないなぁ。完成予想図・・・ワンピース、赤いサテンで立ち上がった襟ぐり、腰にピンクのドレープ飾りを巻く、袖口の広がった長袖ドレープの飾りがない方がいい。長すぎる。素人目に見ても「ん?」と思うのだが。ファリー 生地が思っていたのと違った。しっかりした生地を望んでいたが、届いたのはこれ。実物を手に取って買えないと、往々にしてこういうことがある。J 何度も1位になっているのに、なぜか優秀作品には・・・セリーナ そうなの。これが最後のチャンスだけど、焦りはない。悔しさはあるに違いないが、今そんなことで焦っても無意味だからね。とにかく、決勝に進めるだけの作品を仕上げるのみよ。完成予想図・・・黒い七分丈パンツ、赤いジャケット、先の丸い襟、ペプラム、フレアの袖、大きめのくるみボタン赤と黒のコントラスト。上衣の丸みがかわいいな。セ 以前やっていた、スコティッシュフォールドダンスの衣装も参考にした。身頃がピッタリとフィットし、ペプラム付き。レベッカもダンス経験者と言っていた。何でもかじっておけば、どこかで参考になるものだな。セ (パンツが)大きすぎる。5センチくらい・・・ェ~モデルが痩せた?!残り半分セリーナ 大急ぎでジャケットを仕上げる。早く終わらせてパンツに戻り、ウエストを直す。焦るね。一旦ウエストの問題から離れ、ジャケットに取りかかる。今どうすべきかパッと計算し、うまく回るようこなしていく・・・彼女は、そういうことが得意なように見える。ラフ このブラウスは透けるから、縫ったところ全てが見える。だからキッチリやらないと。難しい生地を選んだのは、自信の表れ。ファリー シワができちゃった。生地が薄い分、粗が目立つ。ラフ 生地が伸びたから、裁断し直そう。レベッカ 裏返しに縫っちゃった。ほどかないと。スイスイ造作なくやれるわけではない。誰もが立ち止まり、苦労しながら進めていく。セリーナ ウエストを直す時間があるか、わからない。かなり追い詰められて、顔がほてってきた。本当に、顔に少し赤みが。パンツに戻れる自信がなくなってきた。残り1時間セリーナ パンツを試着してもらったら、ブカブカ。なぜなのか、わからない。一週間程度で、モデルがそんなに激やせするか…?!原因は何だろう。P 直す時間ある?ほどいてメチャクチャになったら、それこそ大変だ。ほどいて時間切れになったら、最悪だ。E ファリーは完成しないかも。それに、あのサテン生地は粗が目立つ。P ラフは、薄いナイロンを選んで悔やんでいるようだ。かなり繊細な生地だから、我々の期待に沿う完璧な仕上がりは難しい。セリーナは、パンツのサイズに問題が。縫ってみたら大き過ぎたと。E レベッカの服は、ニュールックらしく見えるのか、疑問だわ。春夏に着そうな、軽い服でしょう。P ブラウスの縁に花柄をもってくるとはなぁ。(-_-)E ディオールっぽくない。そう言われていると知らないレベッカは「Exciting♪」と嬉々として作業を進めている。それぞれに問題がある。残り30分ボタン付けを終えたセリーナ。「パンツを直す時間があってよかった。せっかくきれいに縫ったのに、全て無駄だった」ほどくのは残念だけど、直せるならよかった!髪に手をやる・・・なぜ結ぶなり、ピンで留めるなりしないのか。邪魔だろう。レベッカ 針がなかなか出てこない。もう!なんなの?!焦っているから、イラつく。ボタン付けを優先する。ボタンがなければ、服じゃない。目立つところから手をつける。残り5分レベッカ ピンで留めるなんてナシ。なんとしても未完成は避けたいと思っている。ファリーがモデルに着せようとすると「かなりピッタリしている…えっ、入らない?!どういうこと?!」最悪・・・残り2分ラフ ベルトを直さないと。間に合うか?!ファリー プリーツをほどくしかない。着られなきゃ、そうするしかない。レベッカ ボタンの位置が違う。酷すぎる。私が脱落だわ。不機嫌そうな顔。思ったようにいかず辛いけど、モデルに気を遣った方がいいよ。これから彼女が着て、審査員に見せるのだから。~審査~ラフ作P この服は、間違いなくニュールックだ。素材を現代的なものにすることで、見事に今の服に仕上げた。E 黒と白の組み合わせが、ハッキリしていて良い。ブラウスの後ろをフワッとさせたのも好き。おかげでウエストが強調される。ニュールックの特徴をうまく取り入れた。黒いベルトが効いている。揺れるスカートがかわいい。ファリー作P 色の組合わせは美しい。襟の形はニュールックらしさがある。肩のフィット感がいい。だが、プリーツが未処理。ん?!色の組合わせ、良くないと思う。ドレープが余計なものに見える。なにより、その色に違和感。ファ きつくて入らなかったので、プリーツをほどくしかなかった。P スカートの裾も袖も未処理。酷いな。E 色は良い。でも、この生地は厄介で、小さなシワがハッキリ見えてしまう。P 意欲的でよく縫えているところもある。えっ…そんなに褒められる作品と思えない。未処理が多いし、ニュールックの感じもほぼないし。プロ二人が「色がいい」と言っているので、ドレープのピンクがおかしい!と思う私は、美的感覚が乏しいのか。セリーナ作E すてき。ゆったりした袖が、とてもニュールックらしい。あっ、袖とペプラムの位置を揃えたのもさすが。これは見事だね。技術はもちろん、こういう気の遣い方・美意識があることに感心する。P これこそ我々が求めていたもの。ジャケットもとてもうまく組み立てられている。E パンツを直したわね。セ ほどいてダーツを大きくしました。E うまくできている。P ボタンが等間隔じゃないとはいえ、この服のすばらしさを損なうほどの問題ではない。上出来。袖のボリューム感とウエストの細さ その対比がいい。黒いシンプルなパンツが、おしゃれなジャケットを引き立てている。丸い襟先やくるみボタンがかわいい。モデルが細い!レベッカ作E あなたの好きな花柄。ペプラムはよく縫えている。40年代の雰囲気。でも・・・レ はい。急いでボタンを付けたため、位置を間違えました。E ちょうど正面だから、とても目立つ。P 気になったのは、首元と袖に花柄をもってきたこと。ディオールというより家庭的な感じがする。袖のギャザーは、とてもきれい。ウエストの切り替えは、もう少し下げた方がいい。昔の映画の衣装のようで目を引く。レトロな感じがいい。花柄がエレガント。ボタンループ…かなり手間だったと思う。でも!ニュールックとは違う印象。「ホームソーイングに見える」この言葉、ガツンとくるなぁ。ショックだわ。全く会話になかったが、明らかに「上衣の左右がズレている」よね?!首元の花柄部分・ウエスト・ペプラム 端が全然合っていない。特にペプラムは5センチくらい差があって、遠目からでもわかる。審査員が指摘しないのが不思議だわ。ボタンよりずっと目立つ。(これだけ目立つ失敗だから、指摘シーンがカットされるとは思えないのだが)レベッカ 思ったような服にならなかった。花柄に気を良くしていたのに、時間に追われて雑にやるしかなく、イライラ。協議P すばらしい結果を出したのは、ラフとセリーナ。ラフは、ニュールックを現代風に仕上げた。実に印象に残る。E 際立っている。P セリーナは、カッチリした服をうまく仕立てた。これぞニュールックの形だ。E 彼女の腕前に文句なし。P 今朝の時点でファリーとレベッカが危なかった。そして、最後に挽回できず。ファリーの服は、ニュールックの特徴を捉えていない。しかも、モデルに着せるためにほどかねばならなかった。E レベッカは仕上げたものの、印象が薄い。P 我々が期待したレベルに届いておらず。どちらかが「なかなかいいね」と言わせる服を作っていれば、すぐに判断がつく。でも、型紙課題でも未完成だったファリーの方が不利・・・普通に考えて。結果発表優秀作品は、セリーナのニュールック。敗退者はファリー。型紙課題もニュールックも未完成だったから、そうなるね。今回ばかりは、最後に挽回できなかった。ファリー これ以上は望まない。実力の差がよくわかったから、納得だと思う。準決勝で終わるのは本当に悔しく残念なことだが、彼女に関しては「ここまで来られてよかったね」という感じがする。「ファッションの仕事を諦めた」と言っていたから、このような機会を得て、夢のような時間だったと思う。E ファリーの才能は光っていた。優秀作品に三回選ばれた。本当に残念。特にエズメは、ファリーの感性を気に入っていたように見えた。セリーナは、ついに優秀作品に選ばれた!最後のチャンスだったし、感激だろう。朗報に泣くお母さん・・・いい家族だな。パンツのウエストが大き過ぎた件、何が原因だったのか。
2023年02月22日
「いきなり七味かよ!」「揚げからいくだろう?」「海斗は潔癖すぎ」「そこは汁からっしょ」「いや、普通うどんからいかない?」笑った😊湊 マサさんがさ、5人揃うことが大事って言ってたから。海斗 全員バラバラでびっくりした。5人揃ってうどんを食べようとすると、見事に一人一人の選択~動きが異なる。息合いのために、5人一斉にうどんを食べてみよう!と考えるのが、かわいいね。私も七味が欠かせないが、静弥は異常(+_+)* * *七緒が言う「とりま」の意味がわからない。妹尾 息合いって、揃えばいいってもんじゃないと思うんですけど。教えてあげないんですか?マサさん 様子見。花沢 それは、職務放棄っていうんじゃないですか?お嬢さん、言うねぇ。マサさん それは違うなぁ。試行錯誤させるのも、指導の内。迷いながら自分たちで見つけてこそ、身につく・・・それこそが大事。マサさん 揃えるんじゃなくて揃う。全員合わせることを意識せず、結果的に合うから息合いって言うんだ。トライ&エラーだ。頑張れ、若人!マサさんだって、めちゃ若いよ。静弥 楽しそうですね、滝川さん。マサさんの調子にイラついて嫌味。マサさん 腹を見せろ。驚いて矢を落とす花沢!怯えて絶句。青ざめ、身震いする白菊!妹尾姉さんは呆然。女子たちのショックが大きすぎて「滝川コーチがセクハラ発言した!」と騒がれかねないぞ。マサさん 俺は腹の緊張を緩めず、呼吸をコントロールしてる。だから普通の呼吸と違って、胸や腹に変化がない。故に、体幹がぶれない。ナルホド、呼吸法か。よく見聞きする。特に武道では重要なのだろう。息合い・丹田呼吸を「体に覚え込ませる」 非常に難しい課題・・・大会までに会得できるのか。マサさんのお腹に触りたい!と騒がしい4人(笑)静弥だけ静観。* * *遼平の部屋もスッキリしているな。俺が皆に追いつくには、皆より頑張って頑張るしかないんだ。思い詰めて、中崎弓道店に行く。中崎 ローン?! 弓掛も矢も新調したいって、どういうことだよ?遼平 そうすれば頑張れるような気がして。中崎 焦りと腐るのは禁物。 時期が来たら、ちゃんといいやつ選んでやるよ。やみくもに道具を買い替えるな と諭される遼平。「このこと、マサさんや皆には…」「言わない 言わない」いい人だね、中崎さんも。大人として、専門家として「そういう考えは良くない」と、おかしな方向に行きかけた遼平を引き止めた。「買いたい」と言われても、いい加減な商売はしない。* * *遼平は、愁に借りた矢を返していなかった!大会から、どれだけ時間が経っているのか。高価な矢なら、なおのこと早く返さないと。随分と呑気だな!私が愁なら呆れるし怒るわ。あいつ、いい加減だって。手土産がコーラとスナック菓子・・・そういうところが、まだ子どもだな。かわいいっちゃ、かわいいけど。初夏だし、まあいいか。普通、どういう人物が来たのかわからないのに、門を開けたりしないが。使用人たちの防犯意識が甘い。愁の部屋もすてき。絵画が独特。居間の絵も、意味深長だ。遼平 短冊の色って、何か意味があったよね。そうなの?!初耳。遼平 中崎さんが、丁寧に使われているいい矢だって言ってた。俺が弓引きとしてまだまだなのは、そういうとこなんだよな、多分…。中崎から、言い聞かせられたからね。愁 紗江が山之内君を知ってるのはなぜ?きた!そりゃ、疑問に思うよね。どういうこと?って。今回の責は、全て私が。頭を下げる執事・東条さん。 遼平 藤原君はさ、なんで家族が見に来んのがイヤなわけ?気が進まないっていうか…直球だな(笑)遼平 俺だったら、家族に見に来てくれたら嬉しいよ。本当だったら、見に来てほしいって言いたい。うち、姉ちゃんがいるんだけど、色々あって、今ずっと家にいるんだ。山之内家は、姉の問題を抱えている。「そう」とだけ言う愁。聞き出そうとはしない。居間のステンドグラスがすてき。藤だろう。愁の自宅に弓道場があってもおかしくない と思っていたら、本当にあった! 愁 紗江に来てほしくなかったのは、きっと見てもつまらないと思ったからなんだ。退屈するのではないか…と思ったのだね。俺は、紗江たちに見られたら、いつものように引けないような気がしていたんだよ。桐先の部員や他の高校の部員と、紗江や家族とは違う。別のカテゴリーなんだ。幼少期から、家族に対して疎外感のようなものを感じている愁。遼平 愁君の言うこと、わかるような気がする。ちょっと恥ずかしいっていうか、皆の足手まといになってるとこを見られるのは、正直きつい。自分は仲間より当たらない と気にしているからね。愁 でも、俺は良い射だと思った。遼平君らしい、真摯で前向きな矢だ。全く恥ずかしいと思わない。遼平の射に光るものを感じ、率直に述べる。遼平 あぁ、もう!愁君だから言っちゃうけど、俺 全然自信ないんだ。うちは男子が5人しかいないから大会に出れるけど、もし桐先みたいに何十人も部員がいたら、補欠にもなれないんだろうなって・・・考えてもしょうがないのに考えて、落ち込んじゃうんだ。部内の者には言えないことも、時としてあるものだ。遼平が愁に心を許しているのがわかる。遼平の愚痴というか嘆きを聞いた愁は、何も答えず。自分と遼平は「初めてのコーラ」に数年の差がある、と話す愁。遼平 コーラと弓道は全然違うよ。そりゃ、困惑するよね。なに言ってんだ?って。愁 弓っていうのは、一生をかけて付き合っていくものだろう。技術はもちろん大事だけど、うまくなろうって気持ちの方が大事だと思う。たかが数年先にしてるくらいで、結果的には、どうということもないよ。大人だね。長ーい目で見れば、そうかもしれない。遼平 愁君は、人を励ますのがうまいよね。そんなふうに言われると、元気が出てくる!「愁はさ、俺と万の理想だけど、凄すぎて重すぎて、遠いんだよ」千一に言われたことを思い出す愁。誰からも格上と思われ「立派」と感嘆されることはあっても「元気が出る」と言われたのは初めてで「えっ…そうなの?」と、意外に感じた様子。遼平 家族の人、愁君のこと応援してるんだなって思った!愁 応援…凄いな、遼平君は。またも意外な言葉に「えっ…」という表情の愁。愁から、次の大会も見に行っていいと言われ、喜ぶ紗江。かわいい。藤原邸を出て、足取りが軽くなる遼平。笑顔でジャンプ!かわいいな。愁と話せてよかったね。仲良くなれたし。青春だなぁ(^_^)* * *カフェで働く二階堂。学校・弓道・アルバイト 大忙しだ。家計を助けるため?「パンケーキ キツネの尾スペシャル」 凄いボリュームよ。2500円!いい値段だ。「キツネの尾」は店名と思われる。(キツネの絵も掛かっているし)不破 それとコーヒー、とスマイル。マックじゃないって(笑)二階堂への皮肉だね。女性店員「カッコいいね、あの子」うん。ロックバンドのギタリストやベーシストみたい。女を振り回す魔性を感じる(笑)あっ、でもまだ16,7だ。二階堂、意外と店での人間関係も接客も問題なく、そつなくやっている。女性店員 今度、カラオケ行かない?迫ってきたぞ~。二階堂 いや~俺…貧乏なんで、ちょっと無理っす。サラリと女性たちをかわす。`貧乏´という言葉が冗談なのか、本当なのか・・・。不破 安売りしてた。蚊取り線香と虫よけスプレー。二階堂、ちゃんと部費とれよ。ん?「なにも個人で備品を買わなくても…学校から活動費が出るでしょう?」と思ったが、それでは足りないってこと?以前、二階堂は`学校に頼りたくない´という感じだったから、まさか部費を辞退しているのか、意地になって。アルバイトは弓道のためか。不破 誰も気づいていないぞ。自然と湧いてくるもんだと思ってる。ヘンなところで遠慮がちだよな。筋肉野郎 ・ THEナルシスト ・ ミスターマイペース声を出して笑った!不破だけがしっかり者というか、二階堂に気を遣える子のようだ。不破に素っ気ない態度の二階堂だが、二人の間に友情はあるのだろう。不破は、お金持ちの家庭の子?2500円のパンケーキを注文したから「えっ」と思った。一般的な高校生がそんなお金の使い方、普通はしない(できない)だろう。それと、確実に甘党ね(笑)* * *学校の食堂…まだ息合いの練習するのか(笑)この子たち、おもしろいしかわいい。今度は肉うどん!?湊たちに改めて挨拶する遼平・・・純粋でまっすぐで、本当にいい子。清々しい。愛おしい。湊 これまでもこれからも、弓友で弓てきだよ。差なんて関係ないよ(^_^)優しいね。愁と同じようなことを言う湊に、思わず吹き出す遼平だった。弓てきってどういう意味?紗江お嬢様がかわいい。(今回のピンクのワンピースも品がいい)愁が声を出して笑う貴重シーンもよかった。藤原邸が凄すぎる。桐先で武者修行させる?!
2023年02月18日
J 準決勝のテーマは「1940年代」。当時、皆が食料備蓄。首相は強烈キャラクター、イギリスとヨーロッパの関係は酷く・・・あっ、今と大して変わらないね。まずは、型紙の課題。E オックスフォードバッグスという、幅広のパンツ。いわゆるバギーパンツ。制限時間は4時間半。・パンツとポケット、2種類の生地を選ぶ。セリーナ これならパンツの形を保てそう。ファリー このウールならちょうどいい厚さ。生地選びが勝敗に影響するからね、大事。ラフ 4時間半でパンツを縫うのは大変だ。・ 1940年代、オックスフォードバッグスは定番ファッションで、フレッド アステアやフランク シナトラなどもはいていた。股上が深く、折り返しているのが40年代風。P 1920年代、オックスフォード大学の学生が短いパンツ(ニッカボッカーズ)で講義に出るのを禁じられた。そこで、上から大きなパンツをはいてごまかした。それが名前の由来。最初から長いパンツをはけばいいのに…と思うのは、私だけか?E 前あきを縫ったことのない人には、難しいでしょうね。見返しと持ち出しのパーツを付け、さらにファスナーも付ける。ファリー (型紙が)とても大きい。机いっぱいに広げないと。レベッカ 大きい。やること山積み。幅がたっぷりだ。・ ピースは16枚。レベッカ パンツを縫ったことがない。ファスナーの前あきも初めて。レベッカほど腕のある人が、パンツを作ったことないの?!驚き。E 指示を読んでね。これも大事。指示を正しく理解し、書いてあるとおりにする。型紙課題だからね。・ 最も厄介なのが前あき(fly)。ファスナー・見返し・持ち出しを間違えず、正しく組み合わせる。複雑で、かなり難しそう。レベッカ やったことないから難しい。何が正解なのかわからない。セリーナ ピースが似ていて混乱する。さすが準決勝。レベッカ これで合っているかな。手探りで、ひとまず終えた。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(先週は別の解説者で寂しかった。もうMs.ブッチャートでないと落ち着かないわ(笑)今日もお洒落できれいね)「1920年、ニューヨークのダンスホールではスウィングジャズが流行し、リンディホップやジルバなどのダンスが生まれた。細いパンツでは踊れない、激しく動くダンス。黄金期は40年代。スイングダンスは世界中に広まり、ダンサーたちが活躍した」・しかしブームは去り、幅広パンツも廃れた。復活のきっかけは、新たな音楽とダンスだった。1960年代に、ノーザンソウルのムーブメントが起こる。イングランド北部の労働者階級の若者たちの間で、アメリカのソウルミュージックが人気になる。・イベントに多くの若者が集まり、踊って憂さ晴らしした。男性DJ「70年代初めのイギリスは、暗い時代だった。週末、ナイトクラブに集まった若者たちは、激しく踊り憂さ晴らしした。オックスフォードバッグスなら、自由に動けた」残り1時間レベッカ 皆「絶対にうまく縫う」という気合が入っているみたい。セリーナ 準決勝だから、念のため(裾の折り返しを)測る。ここまで来れば、誰もが決勝に進みたい。 E レベッカ、これは何?レベッカ …えっ、いやだ、前あきの…?E 指示を読んで。レベッカ 持ち出しを付け忘れた。えーっ、目の前に置いてあったのに、忘れる?!残り30分ラフ 裏側の布の端を、ちゃんと縫えるか自信がない。あら、弱気発言。セリーナ 縫い目が見えないように、表から繋ぎ目の上を縫う。「落としミシン」というの。・ ステッチが繋ぎ目からずれると、表から縫い目が見えてしまう。ラフ うまくいった。初めてウエストバンドを正しく付けられた。彼ほど技術力があっても難しいのか。セリーナ 少し凸凹だけど、もう直しようがない。諦めて先に進むしかない。レベッカ ファスナーの裏側に持ち出しを付け忘れたけど、直した。後から付けることができてよかったね。手遅れにならず。ファリー ウエストバンドか裾の処理か、どちらをやるか決めないと。また間に合わない。残り5分セリーナ ホックは正確に付ける。ウエストバンドの左右を完璧に合わせたいから。附属物を正確に縫い付けるのも大切だね。出来が変わる。ファリー 終わらない。奇跡は起こせない。はぁ・・・溜息。レベッカ ここまで来て、未完成はイヤだ。しっかりアイロンをかける。シワは一切残さない。ファリーは「未完成慣れ」している感じ。レベッカは、しっかり仕上げたい気持ちが強い。~審査~レベッカ作P パッと見て、ウエストバンドがなかなかきれい。端は直角ではないが。E 持ち出しを付け忘れていたわね。近くで見ると、ここのステッチが二重になっている。後から急いで付けたのね。細かいところをよく見つけるなぁ。私は目が悪いから無理だわ。P 細かいミスはあるが、まあまあ。持ち出しを付け忘れたが冷静に対処し、時間内にどうにか完成させた。執念だね。ラフ作E とてもいい。P あや織りコットンがいいね。ポケットもタックもきれいにできている。細かいことを言うと、落としミシンが繋ぎ目の上に入っていない。E 前あきは良い。ウエストバンドの裏も縫い留められている。これは結構難しいの。P これなら僕も穿く。これは最高に嬉しい言葉。セリーナ作P これはまさに一級品。生地も相応しい。ウエストバンドが少し凸凹している。平らに仕上げようと、アイロンをかけ過ぎたせいだろう。E 折り返しを測っていたわね。とてもいい。P 前のあきも正しく作れているし、脚のシルエットも美しい。上出来。大絶賛。セリーナは本当に技術力が高い。仕事が早く、丁寧。ファリー作E 前あきもポケットもいい。ピン発見。ホックは付けられなかったのね。P また未完成。さすがに呆れ顔になるパトリック。身頃の生地とは異なるポケットを見たかった!皆、柄の生地を選んでいたから。~順位~ 4位ファリー 3位レベッカ 2位セリーナ 1位ラフP 1位と2位は僅かな差。 E ラフの作品は実にすばらしい。感心した。ラフ パトリックが「着たい」と言ってくれて、光栄。最高の賛辞だから嬉しい。* * * *J 当時はまさにリメイクの時代。何でもあるもので間に合わせた。P 素材はパラシュート。戦時中はこうした軍用品の生地を利用して、ウェディングドレスから下着まで、あらゆるものを縫った。E できるだけ沢山の生地を使って、男性か女性の服を作ること。素材を分け合ってもいい。とても大きくて嵩張るパラシュートに、戸惑う面々。床に広げ、手で裂いたり鋏で切ったり…大変。使いたい色を分け合う。ラフ (生地を用意するのに)随分と時間がかかる。P 当時、パラシュートを服に作り変えた話は有名。戦時中は、何でもリメイクした。配給制できれいな生地は入手できなかった。E 生地はたっぷりあるから、たくさん使ってほしい。P 色をどう使うかに注目する。一色にするのか、複数の色を組合わせるのか。素材丸ごと、ボリュームある作品がいい。生地の迫力というか多さに即した、量感のある服が望まれているようだ。ラフ 少し無謀だけど、白だけ使ってウェディングドレス。おぉ~、期待せずにいられない。セリーナ 多分ドレス。青い生地でギャザーを寄せ、重ねる。考えたのは、そこまで。作りながら考え、手を動かす。ファリー イブニングドレス。ピンクと紫は相性がいい。ゴージャスな感じになりそう。レベッカ 三色。パラシュートを丸ごと使ってドレスを作る。セ ひだ飾りを重ねる。レ レッドカーペットを歩くようなロングドレス。ファリー イブニングドレスだから、セクシーにしたい。それぞれ、イメージが膨らんでくる。楽しみだな。ラ 曲線を強調する。最近のものみたいに。マネキンから脱がすと元の形に戻せないから、手縫いする。レ ミシンをかけるために、マネキンから脱がせるのが怖い。皆、マネキンに着せながらの作業。残り半分セ ループを使って後ろを縛る。ラ パラシュートに付いていた紐でウエストにギャザーを寄せ、もっとボリュームを出す。元からあるものを活用。ファリー 紐を解くと脱げるようにしらから、そんなに縫う必要ないの。縫う手間を省けるのは、大きいね。レベッカが、ミシンをかけるために作品をマネキンから外すと「あぁ、困った。脱がすとこうなると思っていた。グチャグチャになっちゃった」残り30分セリーナ 身頃はできたから、あとはひだ飾りを付けるだけ。猛スピードで。ラフ どうやったら良く見えるかな。レベッカ 脱がせて縫ったら、前がメチャクチャになった。時間の無駄だった。残り15分ラフ トレーンが短い。床を引きずるようにしたしから、足す。セリーナ あぁ、なにこれ?!もっとひだ飾りを足さないと!自分の指を縫ってしまいそう。たくさんのひだ飾りが扱いにくいが、さらに足していく。嵩張る!レベッカ 生地の量が多すぎて、もうイヤ。パラシュートなんて引き裂きたい。イラついている。残り5分ファリー このドレスは紐がポイント。気に入られるといいな。自信ありそうよ。ラフ 大胆なリメイクだと評価されたい。こちらも。レベッカ 自信ない。パッとしない気がする。本人がそう思うものは、往々にして評価も低い。残り2分やっとマネキンに着せる面々。レベッカは笑顔になれない。やれやれって感じ。色とりどり、形も異なる四着の評価は・・・?!
2023年02月16日
YOUが「婚活カフェ?」と言ったが、私も「何それ?」だった。ヒヨリ コンセプトは、あってないようなもの。正直なところ、お客さんはそれを求めていない気がする。エッ!?コンセプトが大事なのではないの?!経営者 コンセプトの縛りを強くしてしまうと、マイナス面がある。マニアから知識を求められたりしてキャストが「面倒くさい」と思うと、求人しても来ない。ナルホド・・・お客さんは「〇〇は、そうじゃない」とか「〇〇について一緒に話したいのに、何も知らないなんて」とか不満に思うだろうしな。経営者 どれだけかわいい子を集められるかが勝負。若さとかわいさ・・・それが価値。それこそがお金を生む。チェキが一枚千円。男って・・・ハァー(-_-)経営者 写真は、アイドルのポスターを部屋に貼っているのと一緒。刷り込み効果がある。何度も見ていたら、また会いたい・また店に行こうってなる。プリントされた写真と自筆メッセージ、この時代でも意外と強い。ヒヨリ 一曲千円で歌って踊る。男って・・・ハァー(-_-)マイ 私は高校生から働いている。高校生からこういうことしちゃったら・・・世間ずれするよなぁ。経営者 キャストのSNSのフォロワー数が大事。集客に繋がるから。時代だなぁ・・・YOU 結局男性は、かわいい女性がいて、少しでも安ければ飲みたいですもんね。そうだね。深く頷くのみ。マイ コンカフェで働きだして、男性が下心を持って若さや性を求めてくることに、凄く驚いた。まだ学生が、そんな所で働くのは感心しないわ、本当に。YOU コミュニケーションが本当にわからないんだね。これ以上やったら迷惑だとか、恥ずかしくてもうお店にいけないなとかもわからない。しかしそういう男性たちも、ちゃんと社会で働いている。わけがわからん。母親から過大に期待され息苦しかったマイは、反抗期にコンカフェを知り飛び込んだ。キャストの多くは家庭環境が良くなく、そんな彼女たちは「自分にも他人にも緩くて、人をあまり否定しない。それが心地いい。誰かが決めた型にはまらなくていいんだ、と自己肯定できる」解放感があるのだろうな。ずっと受けてきたプレッシャーに疲れ、緩くなる。いちいち否定すれば疲弊するだけ、という感覚か。「緩くて、稼げて、楽な場所」まだ若いからね。でも・・・ストーカー被害と隣り合わせだし、ズルズルと続けてしまう恐れがある。マイ「私は、コンカフェしか働ける場所がないなと思う」「他に働ける場所がない」そんなことないでしょう!まだ若いのだから、いくらだって別の仕事に就けるはず。この子はもう、抜け出せない沼にはまっているようだ。ヒヨリ「私は、大学卒業して就職する」が「辞めずに兼業する」若さを使い尽くす!いい小遣い稼ぎになるから辞めない(辞められない)。アイドル的なことをしたい気持ちもある。そういうことだろう。経営者 「ウチに`ゾンビ´はいない。辞めさせるのではなく、店長にするから」フッ、どうだか。店長、大変だよ。責任があるし、経営のあれこれを知らないと務まらない。緩くて稼げて楽 なんて言っていられない。おもしろかった。
2023年02月15日
女子が試合することに!楽しみ!待っていたよ。花沢 今 私ら、燃えているから!妹尾 私たち 今度の日曜、市民大会に出るつもりなんだ。大会直前に言うのは、不自然だと思う。なぜもっと早く伝えなかったのかな。白菊 もしお望みでしたら、応援に来てもよろしくてよ。回りくどい言い方。よかったら応援に来てね でいいのに。湊 マジで!?俺、行きたい!応援 行くよ!遼平 あ…飢えてる(・_・;)フェンスを掴んで叫ぶ湊(笑)かわいい。こういうところが好き。白菊家は日本家屋!立派。お手伝いさんもいる。一体どんな家庭なの?あれだけお嬢様なら、普通は小学校から私立学校に通うはずだが…。(白菊の様子から、こういう子が中高とも公立?と以前から疑問に思っていたが、今回自宅を見て、さらに腑に落ちないわ)家柄的に、愁と乃愛が結婚すればいいんじゃない?と思った(笑)乃愛の部屋、和室!いまどき珍しい。(パジャマではなく浴衣というのにも、驚いた)かなりスッキリしているなぁ。花柄タペストリーや吊るし飾りが、女の子の部屋感あっていい。ダークブラウンでまとめられているもの、板の間にベッドもすてき。花沢母、きれいな40歳という感じ。海苔で描いた的!娘への愛だね。気の合う三人・・・かわいい!仲良しだね。白菊 ゆうなさんは、いつもテンポにばらつきがあって、まちまちなんです。でも、なんだかそれが、彼女らしくて気持ちいいんです!普通は「やりにくい!」と苛立つだろうが、不思議だね。白菊 あの…お揃いの握り革 つけませんか?!照れつつ思い切って言うシーンがかわいい。乃愛の部屋に集まって、握り革をつける…和気あいあい、いい光景。(二人が初めて白菊邸に行った時、凄く驚いたに違いない)UVクリームを塗る…女の子らしくていいね。三人でファストフード店に行ったりして、青春だね。正直言って多少お高くとまっている・クールな感じの白菊が、こんなに表情豊かで楽しげだと、意外な感じで新鮮に映るわ。 妹尾は「梨可」と呼ばれず…花沢・白菊にとって、梨可より妹尾って感じなんだろうな。私は「姉さん」と呼びたくなる(笑)妹尾「いつもどおりに」 三人「おーっ!」かわいい。「私たちだって!」男子の活躍に負けていられないよね!女子も躍進。三人の姿に、観客も感心。 もちろん応援に来た男子たち。湊 中学の時、静弥と愁と一緒にチームを組んで出たんだ。静弥 組んでって…あれ、だまし討ちだったよね。回想シーン・・・湊から「市の弓道場で自主練しよう」と誘われた静弥。「でも、塾が」と返した静弥に向けた湊の目!で、即座に笑顔で了承する静弥。湊愛だね。湊の声が、少し高めでかわいい。湊 練習の予約を取ろうとしたら、ちょうど大会でさ。なら、一緒に出たいと思って。「もっとも、大会とは聞かされていなかったが」愁も「湊と二人で自主練」だと思って来たから「えっ?!」だよね。湊 同じ部になったっていうのに、静弥も愁も、二人だけじゃ一言も口を利かないし。俺、三人一緒で何かしたかったんだ。湊のそういうところ、好き。静弥と愁・・・なんとなく湊を挟む関係を保っていたのかな。海斗 シンプルに、ひでぇな。確かに(笑)「二人で自主練」のはずが、飛躍しすぎ!湊君ったら最低!友情を弄んだのねー!ふざける七緒。レギンスっぽいパンツをはいている!静弥 あれ以来 愁と話すようになったのは確かだし、試合の後、コーラ飲んだ愁がおもしろかったから許したけど。愁、初めてのコーラか。湊 実はここさ、昔、母さんも弓を引きに来てたらしいんだ。静弥 初耳だよ。あの時 言ってくれればよかったのに。湊 だってそんなの、なんか恥ずかしいだろう。照れ笑いする湊・・・こういうところ、好き。蓮さん登場。いい写真を撮ってくれるから、呼んで正解。名刺のイラスト(笑)マサさん 出たいか?湊 正直言って出たいです。的前に立って弓をたくさん引きたい。でも、我慢する。今やっていることが、俺と皆の射のためになるんだったら、それが一番いいんだ。約束したしね。我慢の時 と自制心をもって、一人だけ基本練習のみ繰り返す日々。「何のために」をよく理解しているから、耐える。マサさん あれは息合いの一つの理想形だ。男子たちも流れの良さ・一体感・落ち着きを感じ取った。試合後、更衣室でボーっとする女子たち。「気持ちよかった…」充実感で満たされる。「横皆中🌸」どういう意味?西園寺 三人とも、実力以上の射ができたのではありませんか。白菊 そうなんです!思わず一歩前に出て、興奮気味に話す白菊。かわいい。湊 それって息合いができてたってことでしょうか?実は俺たち、息合いがうまくいかなくて悩んでて。西園寺 あなたたちもちゃんとできていましたよ。県大会の決勝戦の時です。あれが息合いですよ。遼平 どうしたらできますか?!ばっと身を乗り出して、大きな声で尋ねる。直球すぎる(笑)西園寺 それは私が教えることではありませんよ。あなた達が師から学び、自ら考え、会得するのです。あの時の息合いを取り戻すこと・・・そのために、五人はどうすればいいのか。大きな山を越えるには?西園寺 地方大会の射が`らしくなかった´というのは、愁に聞いていましたが。湊 あの時は、愁や斜面打ち越こしの先輩の射にあてられて、射を乱してしまったんです。西園寺 うまい方の射はとても強く、こちらを飲み込むような迫力がありますからね。湊、「二階堂先輩カッコいい!」と散々はしゃいでいたものね。そういえば、あなた達を教える前にも、とても美しい斜面を引く方に、お会いしたことがありました。湊 弟子にしたんですか?西園寺 いいえ。いたずらに私が教えるには、もったいない程すばらしい射でしたから。西園寺と茂幸との間には、そういういきさつがあった。だから二階堂は・・・今日は西園寺先生と会えて、しかも少しだけど二人で静かに話すこともできて、よかったね。蓮 安心したよ。いい感じに力が抜けて。指導者らしくなったっつーか。以前は、頑なな雰囲気だったのだろう。マサさん 昔は、いつか爺さんを見返してやるぞってその一心で、自分がいかにうまくなるかだけを考えてたよ。でも最近は、あいつらがうまくなるのが嬉しいんだ。自分の上達なんかよりずっと。マサさん、まだ23歳の若さなのに、自分より生徒たちの進歩に気が向くとは、老成した人みたいだな。それだけ彼らがかわいく、優れていて、教え甲斐があるってことだ。マサさんに「ギャフンと言わせた」湊。明日から的前に立っていいぞ。射形も安定してきたしな。それに、実は俺の見てないところでこっそり引くんじゃないかと思ってたが、そんなこともなかったようだし。湊 当たり前だろ!マサさん 当たり前だからこそ難しいのさ。我慢してやり切ったお前は偉い。自分で自分に誇っていいぞ。師が努力を認めてくれた・・・嬉しいよね。言われたことを忠実に守り、ひたすら基本練習に明け暮れた日々が、ようやく報われる。本当に、ひたむきだった。 よし!マサさん、弓道場 開けてよ!今から俺、引いてくる!引きたくてウズウズしていたから、嬉しくて気が急く!(笑)よく耐えた。今のお前なら大丈夫だ。頑張ったな、湊。はい!美しき師弟愛。「ヒトミナカ」が流れる中…もう感動よ。マサさんのエプロン姿!そして、新しい下僕Tシャツ(笑)的前に立つ湊。嬉しそうでかわいい。彼の純粋さや、まっぐすなところがたまらない。清々しいわ。女子たちもかわいいし、一生懸命だし・・・青春の輝き!今回は「いい空気」を吸わせてもらえた。そのうちまた二階堂が出てきて、なんだかんだと嫌味を聞かされるのだな。ハァー。
2023年02月12日
カーテンを使ったリメイク課題・・・審査員たちは、どれが誰の作品か知らない。レベッカ作P パンツはスカートとくっついている。よく考えられている。E 下に隠すなんて…私たちを試しているのかしら。課題の指示を守っていないように思わせて、驚かそうって。凝ったことしたなぁ。スカートの下にパンツ・・・めくらないとわからないが、指示に従ったことになるのか。オフホワイトのウエストバンドが効いている。レベッカが「ダサい」と言っていた柄だが、意外とすてきに仕上がったと思う。でも、リボンは付けない方がスッキリしていいな。左右のバランスがとれていないのが、気になった!セリーナ作P これもよく考えられている。日本っぽいね。装飾も気が利いている。大きな花柄を切り取って、正面にアップリケしたのもいい。フィット感も良く、文句なし。大絶賛。私は、縁飾りがもっと細い方がいいと思う。きれいに縫い上げたが、そんなに褒めたたえるほどすてきかなぁ。ファリー作E これを着ている女の子が目に浮かぶ。肩のフリルがいい。ここは…P ファスナーがない。とてもよくできているのに、最後まで仕上げられず残念。アイディアがいいと思うし、柄とデザインも調和しているように見える。ファリーが力ない表情で聞いている。この番組でこんな悲しい顔、他に記憶にないわ。未完成=ファリー と審査員も予想できる。ラフ作E レーダーホーゼン風。本当に気に入ったわ。カーテンのギャザーをウエストバンドに活かしている。ファリーも同じことをしていると思う。ラフのギャザー使いは、やりすぎ感あって悪目立ちしていないか?P 装飾は一か所のみだが、フリンジが非常に効果的。このフリンジも、柄やデザインに合っていないように見える。レーダーホーゼンとは、なんぞや?と思い検索したら「ドイツとオーストリアの一部地域で着られる、肩紐付き革製半ズボン」ダミアン作P うまくやったね。これは小さなレーダーホーゼン。サイズもピッタリ合っている。E スナップがある。あら、取れちゃった。P スナップがちゃんと付けられていないのは残念だが、よく考えられた良い作品。ウエストバンドの左右がピッタリ合っていない(ずれている)ように見えるが。P 今回は、どの作品もすばらしい。順位 5位 ファリー 4位 ダミアン 3位 ラフ 2位 レベッカ 1位 セリーナE 2位とは僅差だったが、柄の配置・縁取り・プリーツ 全てが優れていた。セリーナ 準々決勝で二度も一位がとれた。笑い過ぎて、頬が痛いくらい。言ってみたいね、そんなセリフ!私は絶対にあり得ないけど。このままセリーナがスイスイと行って優勝か。思いがけず失速するなんてこと、あるかな。(この番組は、何が起こるかわからないから)レベッカ またセリーナの次だった。準決勝まであと一歩。とっても楽しみ。セリーナに負けたが、表情は明るい。いいね。順調。仕上げられず最下位だったファリーは、べそをかく。「腕に自信はある。今日のことは忘れて、明日は完成させる」時間内に仕上げることも「腕」だと思うが。コートの色(薄いサーモンピンク)がきれい*** *** *** ***E トップにいるのはセリーナ。P 型紙課題も上出来。E リメイク作品が、誰よりも個性的だった。P ファリーのリメイク作品は、ファスナーに問題があった。E ダミアンの型紙課題はいまいち。P またしても指示どおりではなかった。脱落候補は二人。J 次の課題で取り上げるのは映画「Dreamgirls」。ディスコクイーン(disco diva)の衣装を縫ってください。制限時間は5時間半。この映画も「見たい・見ようと思いつつ、いまだ見ていない作品」の一つ。私、ずーーーと思っているだけで、本当にダメな人間だ。マネキンではなくモデルに合わせる。事前練習が許可されていた。・ ダイアナ ロス&ザ スプリームスを元にした映画 DREAMGIRLS は、アカデミー賞・衣装デザイン賞にノミネート。70年代のディスコシーンを駆け抜けた、歌姫たちの衣装も見所の一つ。P 衣装は、この映画で大きな役割を担っていた。とても華やかで、スパンコール・ラメ・ゴールドがふんだんに使われた。皆に作ってほしいのは、ステージで眩い輝きを放つ服。やりすぎなくらい、派手なのがいい。E セクシーなデザインで、体にぴったりフィットする服にしてほしい。P ステージやディスコで、注目を浴びる時に着る衣装。周りの視線が集まるような服にしてほしい。思い切り華やかに、キラキラさせる。そして、色気も感じさせる衣装が求められる。ファリーの完成予想図・・・左右のデザインが違う身頃、ももまでのスリット、スパンコールの付いたレースの長袖真っ赤一色で勝負。J やりすぎじゃない?レベッカ それがいいの。 パトリックに「凄い」と言われたい。レベッカの完成予想図・・・スパンコールの身頃とウエストバンド、オーガンザの裾キラキラの光沢感・イエローゴールドで勝負する。レ 昔、ダンスをやっていたから、衣装のことはわかっているつもり。だけど、どうかな。自信満々ではなさそうだ。緊張かな。ファッション歴史家 リズビー(えっ!今回は、いつものMs.ブッチャートではない)第50回アカデミー賞の授賞式で、女優ファラ フォーセットがスティーブン バロウズ デザインの華やかなゴールドの衣装で登場し、観客を魅了した。バロウズが人気デザイナーになるきっかけを作ったのは、アンディ ウォーホル。彼の友人に作った服が評判となり、店を開くこととなった。イヴ サンローランから称賛されたこともあった。有名デザイナーとなった彼は、グレイス ジョーンズ、ダイアナ ロス、ミシェル オバマの服も手掛けている。セリーナ 完成予想図・・・細い肩紐のツートンカラー、スリットP シルバーと赤のスパンコールの組み合わせが、ドラマティック。セ ちゃんと生地に通る、かなり鋭い針を使う。 おっ!折れた。危ないね。ファリーのも折れた。針のこと、いつも怖いなと思いながら見ている。・ スパンコールを使わず、別の方法で華やかにする人も。ラフ 金箔シートを生地に貼る。思い描いたデザインを表現したいから。ピンクゴールドとイエローゴールド。完成予想図・・・ジャンプスーツ、羽飾り(ダチョウの羽)、マント(ケープ)も作るピンクGとイエローGの組み合わせがきれい!ゴージャス感ある。まさかドレスを作らないとは・・・彼の自信が伝わってくる。ドリームガールズのイメージとは違うと思うが、審査員がどう捉えるか。ダミアン ヒントを得たくて映画を見たけど、ダメだった。心に響くものがなかったのだな。70年代のディスコといえば「オースティン パワーズ」のフォクシー クレオパトラだな。完成予想図・・・広がった袖、オレンジ・ゴールド・ブロンズの生地、ゴールドのジグザグ飾りん・・・?という感じ。きらびやかさが足りない気がする。ダ (パトリックとエズメに写真を見せて)こういうドレスを作りたい。70年代っぽい。E これは80年代よ。ダ 細かいことはいい。エズメが「なに?!」といった渋い顔になる。半分経過・ 柔らかい生地を使う場合、服の形を保つために芯地を入れる。アイロンに失敗すると、素材が台無しに。ダミアン 気泡みたいなものがたくさんできちゃった。これじゃ大失敗。ドリームガールズは、こんなの着ない。目立つな、そのぷくっとしたもの。ダ三アン かなり遅れている。フィッティングはなし。怖いけど、しなくていい。 ワォ、皆のドレスは凄く派手だな。一度も試着なしというのは、心配になる。フィット感を確認して進めるのが鉄則。E ダミアンのは、インパクトがない。P ああ。それに、あの生地できれいに仕上げられるか、気がかりだな。ファリーのドレスは、順調にいけば見事なものになる。だが、作業がかなり残っている。レベッカは順調で、間に合わせる自信もあるようだが、オーガンザの裾をオーバーロックで処理したのは、いただけない。かえって手を加えない方が、きれいだと思う。レベッカ、せっかく手間暇かけたものが不評。残り30分ダミアン スーパーヒーローか古代ローマ人か・・・少しそんな感じもするね。他の人たちの作品がチラチラと見えて「あっ、どうやら自分の作品は別物だ」と感じ取ったか。課題のイメージをつかみ損ねた感じだ。残り5分ダミアン 飾りを付けたいのに、うまくいかない。袖がこんなに分厚くなるなんて、想定外。焦る焦る。残り2分レベッカ (モデルに着せてから)これは変だから切る。(オーバーロックで処理した裾の端を切り取る)時間ギリギリで危なかった。終了間際の決断!パトリックやエズメに指摘されなかったが、自身が「良くない」と気づいた。パッと修正できる部分でよかった。~審査~セリーナ作E 生地の組み合わせがいい。よくまとまっている。P 非常に華やか。スポットライトでキラキラ輝くだろう。体全体を包むように流れるパーツが、とてもドラマティック。前後の切り替えの縫い目が、ピッタリ完璧に合っている。E 少し弛みがあるのが惜しい。スパンコール生地だから目立つ。でも、目に留まるドレス。曲線のデザインと、スパンコール生地の組み合わせがいい。洒落ている。レベッカ作P WOW!ドリームガールズがこれを着ている姿が目に浮かぶ。とても美しい。E フィットしているし、肩を出しているのも好み。スパンコールとサテン生地の組み合わせもすてき。P ふんわりしたオーガンザが歩くたびに揺れ、星屑が瞬くように見える。息をのむ。オーバーロックで縫った裾を切り取って正解だった。あれはない方がいい。裾を切る判断ができてよかった!思い切った修正も、時には必要。イエローゴールドでまとめた美しいドレス。本当にすてき。完成予想図より良い。スターに着てほしくなる。ラフ作E とてもすてきだし、ドラマティック。王道のドレスではないが、ディスコダンスにピッタリ。正直言って、私の好みではない。ドリームガールズのイメージから離れた、仮装大会の衣装に見える。胸元が際どい・お尻のラインが出てセクシー。モデルが、この衣装に合ったメイクアップをしているな。P 工夫が光っている。金箔シートを貼ったり、羽飾りを使ったりして巧い。マントは完璧とは言えないが、とても目を引くし独創的。お見事。彼は、理想のものを作るために工夫する・労を惜しまない。ダミアン作P インパクトはあるが、ドリームガールズの感じとは違う。この生地には苦労しただろう。厚紙みたいに硬い。それに、芯地を付けた時に失敗して、凸凹になってしまったね。E 肩の部分がずり落ちる。背中の弛みをなくしていたら、こうはならない。フィッティングの問題。ダ 試着してもらう時間がなくて、運頼みでした。少し民族衣装っぽい気がする。モデルが、肩の部分が落ちないよう意識して歩いていたような…。やはり、フィッティングなしでピタリってことは、なかなかない。ファリー作P まさに、スターに相応しい。とてもドラマティック。背中部分がかなり複雑な作りだが、なかなか巧く縫えている。やや生地が伸びているが、とてもセクシーでステージ映えすると思う。E スリットが色っぽい。生地の組み合わせもいい。P ところどころ縫い目にシワがある。サテン生地は、どんなシワも目立ってしまう。でも、これは素晴らしいドレスと言える。大絶賛。太ももからのスリットが印象的。レベッカ 大満足!前回を上回る最高傑作。嬉しくて興奮している。絶好調。急激に腕を上げ、自信も増している。ファリー 挽回できたかわからないが、私だって服を仕上げられるって証明できた。今回も、型紙の課題は未完成~最後の課題で挽回。繰り返すなぁ。ダミアン 今日はついていなかった。生地選びも、出来も悪かった。空回りしたね。明らかに、彼の作ったドレスだけが低評価だった。~協議~P レベッカとラフが際立っていた。レベッカのはフィット感がいいし、スポットライトの下で更に映えるだろう。全てが良かったと思う。かっこいい。E 私はラフを推したい。ゴールドと黒の組み合わせがとてもいいし、なにより独創的。どちらも優れている。非凡でおもしろみあるのは、ラフの作品だね。ドリームガールズのイメージには沿っていないと思うが「ドレス」と規定されていたわけではないので、審査員の心を掴めばもちろん優秀、大成功。P ダミアンのドレスはミスが多く、我々の求めるレベルに達していない。デザインからして違和感あったしね。E そもそも年代が違うし、生地選びも間違っている。年代を気にしないダミアンに、思わずムッとしていたね。P ファリーのドレスは素晴らしかった。E モデルが今にも歌い出すかと思ったほど。まさにドリームガールズ。エッ、そこまで思ったの?!P そうだね。でも、またしても型紙課題で未完成。いつものパターン。どう判断するか。~結果~「今週の一着」は、レベッカ作のドレス。「嬉しい!いつもセリーナの次だったから」はじける笑顔(^o^)/ よかったね!頑張ってきた甲斐がある。脱落はダミアン。ドレスで失敗したのが決定打となった。「ドリームガールズとは違う」パトリックのこの言葉が、敗因を表してると思う。どういうドレスにするか…計画の時点で、横道に逸れてしまった。「我ながらよくやったと思う。一流の指導を受けられた。家に帰ったら`夢だったのかな´と思うかもね」ドリームガールズに引っかけたか。うまい!意外とロマンティックな言葉を残して去っていく。序盤で脱落危機があった・何度も指示を無視したことを思うと、よくここまで残れたという印象も。逆に、とても冴えた時もあった。才能ある。セリーナ 彼女、勝って喜んでいた。すてきなドレスだった。笑顔で仲間を称える・・・優等生の余裕か。 セリーナのドレスも魅力的だった。レベッカ、脚が細いなぁ。セリーナより小柄だと、今になって気づいたわ。セリーナがけっこう大柄なのか。スパンコールは英語で「sequin」 スィークウィンというのだと知った。調べてみたら「普通は、複数形で sequins という」とあった。
2023年02月10日
海斗母、50歳くらいでしょう?それにしては、老けて見えるのだが!60歳か、その手前に見えるのは私だけ?!おばあちゃんっぽい顔だなと。長女が美人。七緒母は45歳くらいでしょう。こちらも少し老けていないか?52、3と言われても違和感ないのは、私だけ?!妹も、七緒に似てかわいいな。中年女性を見る私の目が`甘い´のだろうか?人付き合いがないから、現実を知らないってことか・・・?私も、他人から見れば海斗母と同じか、いや、それ以上の老け具合のはず。あんなにカラッとしていないし…。道場にやってきて「オイース!」満面の笑みで挨拶する花沢がかわいい。遼平「おはようございまーす」 七緒の「メッハー」に「おはよう」と返す面々・・・芸能界か(笑)妹尾 女子はメニューを変えて、三人立ちでやりたい。きっと、市民大会への準備だね。まだ男子たちに話していないの?不穏な空気に、部員たちがすぐに気づく。ケンカしているのに、二人並んで歩く海斗と七緒。(笑)七緒 小野木君があんまりにもムカついたんで、そのことを表明したら、向こうからもムカつき返されている感じ。煽るねー。遼平 俺でよかったら話聞くからさ…二人とも、話して、みない?(^_^;)刺々しい空気に戸惑う遼平・・・かわいそうに。七緒 小野木君は、自分の小者さ加減をよーくご存じなので、周りを巻き込みたくないんだそうです。煽るねー!で、ムカッときた海斗が七緒を殴ろうとしたが、七緒の落ち着き払った瞳を見て、力が抜ける。その様子を間近で見ていた遼平は、驚きでわなわなと身を震わせ、声が出ない。その顔!(笑)遼平「ハァ・・・そんなつもりじゃなかったんだけどなぁ」(>_<)落ち込み気味。優しいね。そんな弟の様子に気づいた姉が黙ってお菓子を置いていく。無言・後ろ姿 いつか、ねーちゃんの顔が見られればいいが・・・どうだろう。七緒の部屋も、整理整頓されていてきれいね。カエルがたくさん。なんでだろう。かっちゃんにムカつくのは初めてじゃないのに。なんでこんなに俺…それが大人への段階というか`自立´なのかな。自分も相手もいつまでも`子ども´ではないという感覚からくるものなのかも。中学時代の小野木は、弓道部で孤立。「熱くなるなよ、小野木。たかが的当てだろう」熱意のない部員の言葉にカッとなり、殴ってしまった過去がある。逆上して手が出る性格・・・問題だわ。七緒が部活に来ない。連絡もない。で、遼平が動揺し、わなわな震える!その顔!「は、はぃ…」 声もビクビク。(笑)自分が余計なことを言ったから…と思っているんだね。かわいそうに。(でも笑ってしまった)無断欠席はダメだよ。七緒らしくない。まだ15歳・・・そういう子どもっぽいところもあるってことか。無断欠席なら、心配して誰かが電話しないの?!確認のため連絡するって流れにならないの?ケンカしているのに、かっちゃんから貰った帽子を被る七緒。(笑)街をふらつくが、当然ながら気晴らしにならない。子ども海斗 俺も、あの人みたいに弓引いてみたい!子ども七緒 あの人って、かっちゃんを助けてくれたって人?原作だと「あの人」だが、そんなに早く出会っていない。「チッ!」弓が当たらず、つい舌打ち。マサさんがすかさず「海斗!」と一喝。厳しい響きに驚いたわ。白菊 荒ぶってますわね。妹尾 如月も来てないし、本格的にやりあったんじゃないかな。海斗は気が立っている・七緒は来ない。二人の間に何かあったと察する部員たち。七緒は電車内で、海斗の中学時代の部活仲間と出くわす。七緒 かっちゃん、中学の時 随分迷惑かけだんだよね。ごめんね。少年1 いや、従兄弟のあんたが謝るようなこと、別に何も。「あんた」って・・・「きみ」「あなた」と言わないことに違和感。確かにあいつ、横柄だし、上から目線だし言葉も悪いし。少年2 ムカつくし、手 出しやがるし。少年1 でも、感謝してるところもなくはないから。あいつがいたお陰で、結局俺たち、弓道に本気になったからね。だから今だって、こうやって弓引いてるから。凄くイヤな奴、そのうえ殴られたのに、そんな気持ちになるか?七緒 そっか。ありがとう。中学の弓道部でよく思われず、孤立していた海斗だったが、彼の影響で弓道に打ち込んでいる者がいると知り、七緒は嬉しかった・ホッとしたのかな。湊と七緒が、駅前で偶然会う。湊 二人の喧嘩の原因、俺だよな。ごめん!七緒 実は、ね。でもかっちゃん、そのこと黙って言おうとしないからさ。だから俺、キレちゃって。俺がキレたのは、いっつも勝手に背負って、カッコつけようとするかっちゃんだから。湊はきっかけだけど、原因じゃない。そうだね、そのとおりだと思う。俺さ、かっちゃんに負けるわけにはいかないと思って、ここまで来たんだよね。かっちゃんってああじゃん。だから、ずっと俺が面倒みてやんなきゃって。そのためには、必ずかっちゃんよりちょっとでも先に行かなきゃって、ね。弓もそうやって、かっちゃんが引き始めたから、俺も引くようになったんだ。でも、好きでもないのに意地で続けるのも限界かなって。素直に話す七緒。湊 好きでもないって、なんで?七緒、弓道超好きじゃん。ハッとした表情になる七緒。湊 七緒の手は弓引きの手だ。いい加減に引いてる奴は、こんな手にならない。それに俺、落ちだからさ、落ちは皆の背中を見てる。皆が弓を引くところを。だから俺は知ってる。始めたきっかけとか関係ないよ。七緒は弓道が大好きなんだ。☺みなとー!湊のそういう、まっすぐで、純粋なところがいい!胸に沁みる。ジーンときた。一方、静弥は海斗に話をしに行く。海斗 お節介とかいらねえからな。俺と七緒の問題だ。静弥 ところがどっこい、君らのせいで、部全体の空気が悪くなってるし、そのせいで、今日は全員の的中率が落ちてた。平均で11%以上。若い子が「ところがどっこい」と言うかな。(笑) 的中率を計算している…昨今の部活動は、データ分析が欠かせないってことか。動画撮影のみならず。海斗 俺のせいかよ。静弥 そうだよ。だって海斗は、勝手に背負うの好きだろう。海斗 お前、なんで?!静弥 あれ?もしかして先に誰かに言われた?あぁ、七緒?海斗が静弥の胸ぐらをつかむ!本当に、手が早いなぁ。静弥 なるほど。七緒は本当に海斗のこと、よく見てる。全く動じない。海斗 お前もあいつと仲直りしろとか言うつもりか。静弥 違うよ。ほら。(鍵を見せる)戦え、小野木 海斗。静弥、かっこいいぞ。県大会の前、僕が何日か部活を休んだことがあったよね。あのとき僕は、言いたくても言えなかったこと・隠してたこと、全部さらけ出して、湊にぶつけたんだ。だから今、僕はここにいる。多分あの日、僕の少年時代は終わった。先生の許可はとってある。殴り合うでも話し合うでも、好きに使うといい。弓道場の鍵を置いて去っていく静弥。まだ16歳なのに「僕の少年時代は終わった」えっ・・・いや、まだ少年だけど と苦笑いしてしまった。その台詞は少し早いでしょう!と。だが、静弥にとってはそう思える`区切り´だったのだな。脱皮したような。勇気を出して、恥も恐れも放って湊に思いを伝えたから。海斗と静弥の手には缶コーヒー、七緒と湊が握っていたのは吸うシャーベット(笑)かわいい。海斗・七緒のわだかまりが解けるよう目論み、海斗を呼び出した静弥。片や、七緒に偶然会って語らった湊・・・その違いが、缶コーヒーと吸うシャーベットで対比される気がしないでもなく、おもしろいと思った。仕組む静弥と、無邪気な湊という感じ。七緒 果たし合い。 若いのに、よく知っているな、そんな言葉を。やっぱ、俺も男なんだよね。売られた喧嘩は買うしかないっしょ。七緒が一番「男」だと思うよ。射詰競射だ。外した方が負けのサドンデス戦、か。OK。七緒の声が、いつもより低い。目つきも鋭くて「男」だわ。音楽がいいな。夕暮れの描写もとても美しく、いい雰囲気。くっそ!なんで付いてくんだよ!それはこっちのセリフだよ!お前は昔から小器用だったからな!いつも余計なお世話だったんだよ!悪口合戦。守ってやってただろうが!それは、俺の方だよ!お互い、情愛が根底にある。口に出さずとも「守り、守られ」でずっとやってきた。うっせぇ!俺は、俺はお前に、勝つんだ!俺だって、勝ちたいんだ。かっちゃんに、勝ちたいんだよ!絶叫。七緒の男っぷりが、たまらない。あっ!弦が切れた。宙を舞い、カッ カランと落ちる矢・・・ドラマティック!笑い合う二人。ここでまさか失とはねぇ。俺の負けだね。勝手に決めんな。俺も外してる。じゃあ、弦を張り直して続きやる?えっ!?まだそんな気力体力があるのか?!ああ。でも今日じゃねぇ。もう的もよく見えねえしな。物理的に無理。で いい加減、終了しよう!二人とも、倒れるぞ。勝負はこれから、一生かかってつけりゃいい。それが落としどころ。でも、やったことに大いなる意義があった。蚊取り線香から推測して、3時間くらいか?!射詰競射、かっこいい。これぞ勝負、静かなる激突感がいい。そっと見守っていた三人。3時間ずっと?!遼平 うぅ、よかった。マジでよかったー。ホッとして泣きそう(笑)湊 主張は大事。動き方を知る。押し引きと一緒だな。ひとまず収まりがついたのは、いい意味での策略家・静弥のおかげ。自らの経験もあって、海斗と七緒に`舞台´を用意した。お見事。部長としても優秀。それと、遼平の優しさや湊の実直さに心温まった。清いわ。海斗の、怒りに任せて暴力を振るう性格が怖いよ。早く改めないと、いつか警察沙汰になるぞ。小野木家の露出の多い次女、ギャーギャーうるさい。ステーキチャーハン、育ち盛りの男子料理に納得!
2023年02月05日
残り五人。レベッカ アクション映画が好き。女性らしくないけど。恋愛ものは、苦手。あら、若いのに。ダミアン 誰かが調子悪ければ、チャンスだ。本当のことをハッキリ言う。冒頭シーン・・・強風に煽られたレベッカが「ぎゃあ!」と叫び、傘がお猪口になってしまったよ。かわいそうに。悪天候の中、外で喋られせることないのに。今週のテーマは「音楽が最高の映画」。まずは、型紙の課題。制限時間は4時間半。E それは映画「ダーティ・ダンシング」から着想を得たもの。型紙には「60‘s Dance Dress」と記されている。P 今回は今までと違い、生地を自由に選べない。身頃はサテン、上に重ねるのはシフォン。難しい生地を、うまく扱えるか見せてもらう。柔らかい生地にフワッとした生地を重ねてキッチリと縫う・・・難しそうだ。・滑りやすいサテンと羽根のように軽いシフォン。軽やかに踊るのにピッタリな生地。作り手にとっては、難易度がとても高い。Dirty Dancing・・・「見たい・見よう」と思い続けて、35年も経ってしまった作品よ。大ヒットした挿入歌「Time of my Life」を久しぶりに聴きたくなり、YouTubeで検索。随分と便利な時代に変わった。10代だった私は50代になったが、今聴いてもいい曲だなぁと思う。ときめく。80年代らしさが胸に沁みるわ。不安げなセリーナ。「ミスが隠せない」レベッカ 丸見えね。セ 先週サテンで苦労したから、しばらく使いたくなかったの。接着芯を貼って、頑張ったよね。ラフ サテンは凄く難しい生地。ミスが目立ちやすい・ずれるから、扱いにくい。誰もがイヤだなと思う課題だが、腕の見せ所。セ 「ダーティ・ダンシング」は好きな映画だけど、まさかドレスを作ることになるとは。21歳のセリーナが「ダーティ・ダンシングを見た~気に入った」と言ったのが意外で、少し驚いた。・今回の型紙は、かつてなく難しいもの。P ピースが多く、縫うのが大変。しかも光沢のある生地は、ミスがあると目立つ。E こういう生地に慣れていないと、うまくいかないかも。P アンダースカートの裾は、オーバーロックで処理してから折り返す。シフォンスカートは、オーバーロックで巻きロックをかける。手間暇かけるってことだね。E シフォンがダランとすると、丈が変わってしまう。P だから丈を揃える必要がある。長さがバラバラにならないように。E 手強い課題よ。準決勝前ともなると、格段に難易度が上がる。レベッカ うゎ、ピースがこんなにある。(苦笑い)・身頃だけで10枚ある。ダミアン 裁断に一時間半かかるP おっ!君がチャコを使っているとは。E なかなか使おうとしなかったのに。改心した?ダ まだペンを使うこともありますよ。消えにくいから。せっけんで落とせるし。ペンを使うことを良しとしないパトリックとエズメが怒るかと思いきや、笑う。完成して、ペンの跡が見えなければいいと思う。指摘されるほど目立つのはダメだけど。まあ、服のプロとしては「チャコを使いなさい」と言いたくなるのは当然。・ピース枚数が多いので、なくさないように注意する。片側の生地を折り込んでファスナーを隠す「片返しファスナーあき」にする。セリーナ サテンは、どんなミスも隠せない。P 完璧に作ればいい。E あなたなら、うまくやると思っている。セ かなりプレッシャ―。パトリックとエズメ、若い子をいじめるなよ~。(>_<)レベッカ 今日はセリーナに負けたくない。私が一位になる。ダミアン、今日はトップを取ろう。説明書は読んだ?対抗心を口にしたのは、初めてでは? ダミアン=説明書を読まない人というイメージが、仲間にも定着している。 今日もマニキュアを、きれいに塗っている。セリーナ サテンはごまかしが利かない。どんなミスも、一目でわかる。ファリー ツルツルしてずれる。ダミアン あちこちずれるから、凄く縫いにくい。サテンが非常に扱いにくいってことが、十分伝わった。残り時間 半分ラフが待ち針を付けたままミシンをかけて、待ち針も`縫われた!´ ミシン針が待ち針を`よけた´ならいいけれど、ちょうど真上から当たってしまったら・・・針が折れて危険ではないの?・前後の身頃を、肩の部分を手縫いして繋げるが、正確にやるのが難しい。セリーナ 時間がない時に手縫いって、苦手。・サテンにシフォンを重ねるスカートは、さらに厄介。セリーナ シフォンが嫌い。気が重い。ありったけのピンで留めたら、あとは祈るだけ。レベッカ とにかく慎重に。生地を伸ばしたら、スカートが歪む。セ 縫い始めたら、もう戻れない。一発できれいに決めないと。シフォンをほどきたくない。サテン+シフォン=最悪ってことか。肩を縫い合わせるのに手こずったダミアンが、遅れている。ダ もう一時間あっても足りない。残り1時間レベッカ セリーナは、どんどん先に行っている。ベルトの縫い目が合わない! ファスナーがメチャクチャ。こんなに酷いの、見たことないでしょう。イライラしている。J 酷いのも見てきたよ。シーズン3(日本語版)から司会しているからね。(笑)ダミアン 気に入らないところがあっても、できることをやるしかない。やり直す時間なんてないから、どんどん進まないと。片返しファスナーは無理。この状況で初めてのことをして、終わるわけない。いつものやり方でやる。未経験なことに取り組む時間がない。とにかく、早くファスナーを付けることを優先。だが当然、指示書を無視すれば大きく減点される。残り15分ダミアン 裾は諦める。セリーナ レースが合っていないけど、これでいく。選び直す時間がないってことか。ダ 裾は未処理だけど、ドレスになればいい。ひとまず、それらしい形にはしたい。ラフ 皆、よくレースまで手が回るな。ん?!レースを付けないとまずいと思う!~審査~レベッカ作P なかなかいい出来。E とてもすてきなレースを選んだわね。 肩の前後がきれいに合っていない。P ファスナーの下で生地が弛んでいる。 裾が揃っていないが、サテンは指示どおり処理してある。確かに、特徴的なレースに目がいく。(ウエストバンドより大きなレースを使っていいとは思っていなかったので、少し驚いたが)不十分なところはあるものの、うまくまとめた感あり。ファリー作E いい色。身頃はきちんと縫えている。レースを結んで、ファスナーの端を隠している。あら、穴がある。P 身頃に時間をかけすぎて、スカートに手をかけられなかったんだね。サテンもシフォンも裾が未処理。順調そうだったのに残念だ。君に足りないのは・・・ファ 素早さ。またも未完成。身頃に手を掛け過ぎた。ラフ作E レースがない。わざと?ラ 時間切れでした。E わざとそうしたって言うのよ。フフフ(^_^)指示に従っていない と怒るのかと思いきや、冗談を言って笑うエズメ。P オーバーロックに問題が起きたんだね。裾の2/3を処理したところで、止まってしまった。運が悪かったね。本当なら、レースを付ける余裕もあったかも。ミシンの不調のせい…これは悔しい。こういう時のために、予備のミシンを用意していないのかな。セリーナ作P 抜群にきれいに縫えている。とても正確で、肩の前後も完璧に揃っている。E 二枚のスカートの丈を揃えたのはあなただけ。さすがね。やはり、この方がずっときれいに見える。P このレースはどうかと思うが、すばらしい出来。E 正確に作るのは、お手の物ね。水色が爽やかで眩しいわ。スカート丈が揃っている方が、ふわっと感があって見栄えがいい。レースは、同色か白が適切だったか。ダミアン作E ウエストバンドの脇の縫い目が、身頃やスカートとズレている。P ファスナーが指示どおりではない。裾は、未処理。とにかくファスナーを付け、ここまで形にするのが精一杯だった。~順位~5位 ダミアン 4位 ファリー 3位 ラフ 2位 レベッカ 1位 セリーナP 選んだレースはさておき、それ以外は美しい仕上がりだった。ダミアン 自己流でファスナーを付けなければ、終わらなかった。失敗した方が、そこから学ぶことが多い。そうとも言えるけど、負け惜しみに聞こえるよ。レベッカ セリーナに勝てない。型紙の課題で、いつも負けてしまう。友達でなければ、ケンカになるかも。そのうち必ず勝つ。レベッカが、随分と勝気な女の子だと判明。友人間にも、優劣の意識は芽生えるね。そういうものだ。コンテストならなおさら。でも、ケンカになるって・・・適切な翻訳なのか?* * *リメイク課題で使う素材は、カーテン。P サウンド・オブ・ミュージックのマリアが、古いカーテンから子ども服を作る。E カーテンを一枚使って、実用的な子どもの遊び着を作って。必ずパンツを含めること。小物は使っていいけど、他の生地はダメ。柄を活かしてワクワクする服を作ってほしい。実は、恥ずかしながら「サウンド~」も見たことがない・・・一度も。「35年、見たい・見ようと思い続けて、未だに見ていない」作品の一つだ。高校の同級生が「大好き♡」と言っていたのが、印象に残っている。レベッカ ダサい生地だけど、気に入った。セリーナ このイマイチな花柄を活かす。二人とも、あえて野暮ったいと思う柄を選んだ。でも、そこまで酷い柄かな。セリーナ 花柄に合わせて、ワインレッドのテープを袖に付ける。どういう評価をされるだろう。「太すぎる」「ない方がいい」と言われるかも…。どうかな?
2023年01月31日
「お前はしばらく、的前に立つな」「なんで?!そんなの横暴だ!」すかさず、トミー先生が間に入る。「いやいや、そういう話ではないぞ。基本が固まっておらんようでは、技術を重ねてもそれは、上達にはつながらん。故に滝川君は、弓を持つなと言うた。皆、それぞれに反省すべきところがある。今一度、それを取り直し、考えることじゃ。焦ることはない。弓は逃げんぞ」年の功で、若いマサさんを補うトミー先生。言うべきことは言う。焦らなくていいといっても、それは無理!「的前に立つな」は相当な言い渡しだし、大会も控えているのだから。静弥 僕はハッキリ言って、滝川さんとは馬が合わない。合わないけど、弓の技術は認めているし、風舞の弓道部に必要な人だと思っているよ。だから強引な指導だとは思うけど、ちゃんと理由と理屈があるんだと思う。マサさんに対する静弥の抵抗感は、相変わらず…。でも、部の助けになるから拒むことはしない。冷静に物事を判断する。15,6歳なのに・・・大人だね。花沢が市の広報を持ってきて、妹尾と白菊に見せる。(三人並んでお弁当を食べる姿が、微笑ましい)妹尾「市民弓道大会」花沢「三人立ちで団体戦だって」白菊「三人立ち?」花沢「出ちゃう?出場しちゃう?!」妹尾「男子だけじゃなくて、私たちも試合してみたいな」白菊「出たいです」皆、かわいい。女子チームの試合、ぜひとも見たい!白菊には、初めての試合だ。今度は男子チームが応援に行って、盛り上げて(^o^)七緒 よく見ろって、トミー先生がよく言うよね。遼平 弓も絵も似ているのかなぁ。美術の時間のデッサンも、弓道に通ずるか。遼平、黒くしすぎ!辻峰には道場がなく、外で畳を何枚も立て掛けて的を置き、練習する。雨が降ってくれば、片づけねばならない。小さなプレハブ小屋が、更衣室の代わりか。ハッキリ言ってかなりお粗末な環境にある。さらに、指導者もいない。個性の強い面々のように見えるが、練習風景は意外と和やか。笑顔があり、青春のひとときである。ボーッとしている印象の樋口も、普通に喋る。二階堂 詰まるところ、弓道なんて当たればいいんすよ。うんうんと頷く荒垣。風舞とは全く異なる考えだ。二階堂 今の状況が気に入ってるんだ。道場も監督もなしでトップに立ってやる。恵まれない部活動ゆえのハングリー精神・負けん気が、二階堂を突き動かしている。逆境にあって勝つことが、彼の自負心なのだ。ハイ、羨ましそうなところ、頂きました。おちゃめな花沢。かわいい。妹尾 こんなもんじゃないの?逆になんで地方大会があんなにグダグダだったのか、謎なんだけど。だって、敗因を理解して克服するための練習でしょう。分析して対策を講じないと、全国大会だって地方大会の二の舞になるんじゃ…。姉さん、言う言う。で、遼平の顔!笑海斗 敗因はわかってる。俺が調子を崩したからだ。七緒 言えばいいのに。引きずられたって。言ったねー、七緒。で、つい湊を見てしまった海斗。湊 俺のせい?海斗 違うって!大前の俺が悪い。まだ素直になれない。七緒 俺は、かっちゃんが何も言わないことに納得できないけどね。敗因とプライドをゴッチャにしてんじゃん。かっちゃんは全部、引き受けすぎなんだよ。それって、巡り巡って周囲にも負担だってこと、わかってないだろう。大人だね、七緒は。感心するよ。海斗が黙っているのは間違っている と思っている。海斗が敗因の真実を言わなければ、チームのためにならない と。七緒、首からカバンを下げている。笑 頸椎を痛めたり、肩が凝りそう。湊のお父さん、怪我しなくてよかった!ヒヤッとしたよ。あれは危なかった!湊もたいした火傷せずに済んでよかった。(足指は相当痛かったね。心から同情する)湊 俺は当てたのに。皆の為にやれることやったのに、なんでダメって言われるんだろう。俺だけ外されてさ・・・訳わかんないよ。父 湊だけ外されたんなら、それは他の四人じゃなくて、湊が悪かったんじゃないのか。ちゃんとしたと思っていても、自分が見えてないこともあるからな。さすがお父さん。長く生きていると「あの時の自分(または誰それ)がそうだったな」と思い当たる節があるだろう。その時は真っ直ぐな気持ちで、多少良かれと思ってやったことが、実は「場違だった」「相手に違和感を与えた」「変なノリだった。恥ずかしい」と反省するようなこと。掃除機の排気でレシートが吹き飛ぶ・・・リアル描写にちょっと笑ったわ。鳴宮家の居間に、絵画を飾りたい。壁が寂しい。父の言葉にハッとした湊は、花沢のマンションをアポなし訪問!昔と違って住所録が配られないというのに、どこで彼女の住所を知ったの?静弥の部屋、広い!そして、かなりスッキリしている。大きなテレビまで置かれている。静弥 県大会の時と射形が違ってるんだ。違和感の原因はそれだと思う。スマートフォンで撮影した映像を、パソコンで見る・・・時代だなぁ。今の学生は、デジタル機器をさっさと使いこなして、本当に凄いわ。 湊 なにが「皆のために」だよ!自分も見えてないのに。ぐっとわかってきた敗因。 海斗の姉 登場!夏とはいえ、露出してるなー。弟を「わかさま」と呼んでいる?!よく聞き取れない。「外」では不遜・小賢しい感じの二階堂だが、茂幸に対しては穏やか。茂幸が、渡部篤郎っぽくて良い。笑 広い家だな。都心にない豊かさ。コーヒーに砂糖3倍!かなり甘党ね。茂幸 あのなぁ永亮。もっと上達したいのなら、ちゃんとした指導者を見つけた方がいい。二階堂 いらない。辻峰は、今の辻峰で勝つ。5人と、茂幸さんと。斜面打ち起こしで。不遇の現状で優勝することに、意味がある。茂幸のためにも、勝ちたい。マサさん 当てるのではなく、当たるのが正しい。そのためには、真似じゃなくて、自分の射形を作り上げることだ。誰の真似でもない、自分だけの射形ってのは、多分、一生かけて見つけるものだと思う。「道 どう」に到達点なしってことか。五人で引くのは、他の四人を助け、フォローするためだ。けどな、俺が俺がじゃダメなんだ。一人だけ頑張っても意味がない。五人一緒でないと。それを「息合い」と言う。マサさんには「他の四人」がいるのかな…とふと思った。湊 会の時の呼吸の仕方とか?マサさん それもあるが、もっと大きな意味だ。湊 チームワークってこと?マサさん 弓道は個人競技だけどな。湊 なんか、はぐらかしてる。マサさん 間違ったことは言ってない。あとは湊が気づくだけ。湊 わかったよ。やってやる。マサさんをギャフンと言わせてやる。あくまで、湊自身に気づいてほしいマサさん。禅問答のようなやりとりに、業を煮やす湊。ギャフンと言わすって…何かやらかさなければいいが。落ちの湊が気がつき、理解しなければ前に進めないこととは?
2023年01月28日
6人で、winter week最後の課題に臨む。P 型紙課題ではファリーが完成に程遠く、必要な縫製技術を発揮できず。襟がついておらず、酷い有様だった。E ラフも未完成だった。まさかの不調。P リメイクでは色の組合わせが良かったが、あまり変えていなかった。色柄の活かし方は、楽しいものだった。E ダミアンのリメイク作品は、独創性の欠片もなかった。ズバッと批判。造花やラインストーンの飾りが、悪目立ち。P リメイクで優れていたのは、ファリーただ一人。でも、安全圏ではない。相変わらず彼女は、波が激しい。課題は「冬のパーティードレス」。マネキンではなく、モデルに合わせて作る。制限時間は5時間。これは、事前練習が可能だった。 P 難しい生地を扱えるか見る。冬のパーティードレスといえば、ベルベットやブロケードなど、贅沢な生地が多い。E 裁断も、縫うのも、アイロンも難しいの。ベルベットは、縫っているとすぐズレるし、サテンはシワが寄ると目立つから、慎重に縫わないと。P パーティらしい華やかさがほしい。E 楽しいのがいい。お洒落な服で出掛けて、気分が明るくなりたいね。ファリー 冬は寒いから、暖かくないとパーティーを楽しめない。でも・・・会場は暖房で寒くないよね。レベッカ 昔は上着なしで出掛けたけど、もうそんなに若くない。何を言う!まだ21歳でしょう!ダミアン 暖かくて着心地のいいウールのツイード。柄合わせする。職場でもパーティーでも着られる。完成予想図・・・グレイ地に紫のチェック・見返しは紫のサテン・大胆なオープンファスナーを付けるん?!カッコいいが、パーティードレスという感じはしない。ダ 上下に引き手があるファスナー。(パーティーでは肌を見せ、職場では見せないようにできる)P 危険だな。ファスナーを正しく付けないと、目立ってしまう。ダ でも、このファスナーをつけたくて。難しくても、それは譲れないってことだね。セリーナ 会社のクリスマスパーティーで着る服。彼女はボスで、会議後にパーティーに行く。着想の元は「キリング イヴ」に出てくる・・・J あ~、暗殺者のヴィラネル。セ そう。彼女の服が好きなの。ビュッフェドレスが課題だった時も、全く同じ会話していた。よほどヴィラネルの装いが好きなのだな。完成予想図・・・袖口が斜め・肩にダーツ・ダブルのタキシ―ド風ドレス・生地はエメラルドグリーンのサテン・くるみボタンも作るおもしろいデザイン。マニッシュと言っていいのかな。ピシッとうまく作れるか。セ 色が良くて選んだけど、届いたらフワフワで薄すぎ。だから、裏前面に接着芯を貼って補強した。見た目は高級感あって、気に入っている。「接着芯」と聞いて、途端に「えっ…大丈夫かな」と心配になる。確かにきれいな色。まだ店に買いに行けないってことか。ラフ 豪華で贅沢な生地といえば、やっぱりブロケード。アンドリュー ベルベットが好き。・贅沢な生地は、繊細。セリーナ サテンはとにかく、粗が目立つ。生地がプクプク膨らんでいるのは、接着芯がきちんと貼れていないせい。あ~、ストレス!接着剤がどう影響するか、ますます心配になるわ。ファリー 伸縮性のあるベルベットだから、二倍厄介なの。縫っているとズレる。完成予想図・・・紫色・膨らんだ長袖・身頃にタック・共布でつくったベルトでウエストを締めるカッコいい。ベルトがいいアクセント。アンドリュー 100%コットンのベルベット。高級感を出したい。あなたは、紫色があまり好きではないですよね。P そうだけど、今日は紫色が二着ある。ア 紫の良さをわかってもらえたらいいな。あえてパトリックが好まない色を使う挑戦心。吉と出るか、凶と出るか。完成予想図・・・胸と背中にダーツ・袖口にはシルバーのオーガンザで作ったリボンを付ける紫色とリボンが目を引く。ア 届いたオーガンザがこれ。P 張りがない。セリーナ同様、実物が思っていたものと違ったのだ。ア だから、エズメには悪いけどリボンを小さくする。手首には大きすぎると思うし。E そうかしら。ア とにかく、小さくします。小さいリボンに紫…審査員好みでしょう。P・E 軽く笑う。二人の反応が良くないな。ラフ エズメがリボンを気に入るといいな。ゴールドで目を引く特大リボン。「エズメに胡麻すり」が続出。完成予想図・・・ゴールドのブロケード・前にプリーツ・ポケット・四角いネックライン・リボンは脇に縫い込み、手の込んだベルトにするかわいい。ゴールドの生地が華やかで良さそう。フィッティングするとアンドリュー ズレてしまって、なかなかうまくいかない。セリーナ ミスが全部、ハッキリ見えちゃう。ほどくのは避けたい。モデルに着せればまた、悩ましい。・生地を二枚重ねるレベッカは、フィッティングがより難しくなる。レ 生地を伸ばさないようにして、完璧にフィットさせたい。完成予想図・・・七分丈の袖・厚手の緑のサテンに、繊細なスカラップレースを重ねる・ウエストにプリーツを入れたスケーター風ドレスJ スケーター風って?レ ウエストがフィットして、スカートがフレアになっている。J フィギュアスケート?スケートボード?レ いいえ、繊細な女性らしい形のこと。私も、フィギュアスケートと関係あるの?と思った。・アンドリューとファリーが遅れている。残り1時間オーバーロックミシンを使うファリー。道具の使い分け、大事だね。ダミアン 柄を完璧に合わせ、ファスナーを付ける。一番大事なところを失敗できない。ラフ 左右で高さが違う。崖っぷちだから、ほどいて正確にやる。時間あるの?アンドリュー 生地がずれてしまったから縫い直したいけど、服を仕上げないといけない。こちらは諦めて先に進む。J その生地、とても縫いにくそうだね。ファリー そう、伸びるから。後悔している。忙しいのにジョーに話しかけられ、冗談を言われ・・・番組だからそういうシーンが必要とはいえ、焦っている時は「構わないで」と思うだろう。残り30分ファリー モデルに試着してもらう時間はない。ストレッチ生地だから、大丈夫だと思う。楽観しているけど、どうかな。一度も試着なしってこと?!ラフのモデルが試着しようとすると、お尻で引っ掛かり上に上がらない!(めちゃ細身なのに)「これはマズイよ。着られないとなると…」と息をのんで見ていると、ギリギリお尻を抜けた。ラフ プリーツをほどいて、少し広げる。それが可能でよかったね。アンドリューは、アイロンをかける時間がない。あぁ・・・P アンドリューは、きれいに仕上げようと努力しているが、縫い目がデコボコ。ファリーは、まだ一度もモデルに着せていない。残り15分セリーナ くるみボタン・・・面倒なボタンを選んじゃった。あと15分しかないのに、作って縫い付けられる?!終了レベッカ 今まで生きてきて、一番嬉しい。大袈裟(^_^) かつてないほど頑張って、完璧と思える出来ということだね。アンドリュー アイロンをかけられなくて残念!それが評価にどう影響するか・・・P (ダミアンに)なぜ丸めて置いてある。マネキンに着せないで。シワになる。J 僕がやる。パパが怒っちゃった。P 僕なら自分でやるが。こんなに不機嫌なパトリックを見たことない。表情は映らなくても、声のトーンで怒っているのが伝わってきた。ジョーの親切心で、さらにダミアンが怒られてしまった。トホホ・・・(>_<)~審査~ファリー作E 上出来。とてもセクシー。P ストレッチ素材はサイズ誤差を多少は隠してくれるが、これはきつくも緩くもなく絶妙。E ドレープが生地の艶を引き出している。うん、光沢がきれいなドレスだなと思った。モデルに似合っている。タックを入れてフィットさせている。…縫えていない。ファ タックをちゃんと縫い留められなかったみたいで。みたい?急いで作業するあまり、気づかなかったのか。P しかし、このドレスの良さが大きく損なわれることはない。大目に見る。セリーナ作P シルエットがすばらしい。パワフル・セクシー・モダン。まさに、クリスマスパーティーでボスが着る服。肩にダーツを入れ、きれいに作ってある。長さが違う裾と、うまくバランスがとれている。E 色がいい。モデルによく似合っている。P 鮮やかで目を引く。だが、この生地は粗が目立つ。接着芯がプクプク浮いている。E 広い面積に貼るのは大変。でも、非常にインパクトあるドレス。この生地でよく仕上げた。色もデザインも印象的。ボスをよりボスっぽく見せる。パーティーにこれを着た人が現れたら、誰もが目を奪われる。(ただし、着こなせる人は少ない!と思う)レベッカ作P 君が着ているところが目に浮かぶ。ゴールドの刺繍入りレースと緑のサテン組み合わせがとても華やか。E プリーツがふわっと立体的に仕上がっているし、とてもよく縫えている。P ネックラインは手縫い。時間をかけ、細部まで気を配っている。お見事。かわいい・上品・お嬢様風。プリーツも首回りも整っている。ラフ作P モダンながら、どこか懐かしい感じもする。放射線状に広がったプリーツがとても美しい。E リボンが服の一部になっている。P 袖にタック、前にプリーツを入れ、統一感をもたせたのがとてもいい。多くの工夫があり、生地をうまく扱っている。フィット感もすばらしい。プリーツを少しほどいてゆとりを出したのは、いい判断だった。これなら窮屈に見えない。すばらしい。E ポケットとリボン♡不調から見事に脱した。サイズの調整ができてよかったね。これもかわいい。ゴールドの生地が、パーティー感ある。アンドリュー作モデルがウォーキングしていると、手首に付けたリボンが一つ落ちた!硬い表情の審査員たち。E リボンを服の一部としてうまく取り入れておらず、ただくっつけただけ。P この生地は、角度によって濃淡がハッキリ出る。後ろが凸凹しているのが目立つ。E ベルベットを縫うのは難しい。ファスナーにシワがあるし、高さも違う。P ダーツが揃っていない。高さが違うし、しわもある。紫は好きではないが、豪華に見える。髪飾りもいいね。ダメ出しばかりでなく、小さなことでも褒めてくれる優しさにホッとするわ。(リボン落下を見たパトリックの顔が怖かったから)ラフがリボンを巧みに取り入れたから、なおさらお粗末に思える。リボン作戦の明暗がわかれた。フィット感が良くないように見えた。少しブカブカだなと。ダミアン作E すばらしい。P 本当に良い。エレガント、とてもセクシー。フィット感が抜群。E 生地選びがうまい。見返しの紫は、チェックの色と合わせてある。P 完成度が高い。チェック柄を完璧に合わせている。ファスナーもいい。大きくて、今っぽい。E ディナーにも着ていけるし、ファスナーを開ければパーティーにもいい。P 君が縫った服の中で、最高の出来。この服は、まさに驚き。モデルに似合っている。紫が効果的で、大人の女性の雰囲気が増す。つい先ほどダミアンを叱ったパトリックが、笑顔で絶賛。(ホッとしたわ)ダミアンのモデルは凄くメリハリボディだから、他の出場者よりサイズ合わせが数段難しいと思う。だから「今回もきっちり、よくやったなぁ」と感心する。ダミアン 信じられない程うまくいった。パトリックに褒められた。WOW!この番組では、不思議なほどうまくいく・・・まるで、神様がその人に降りてきたようだと思えることがある。残念ながら逆・・・何をしてもうまくいかない ということもある。ラフ 挽回できたかな。あれだけ絶賛されれば一発逆転でしょう。これまでの好成績も加味されて。~協議~P ラフのドレスが魅力的。E リボンが格別よ。P ダミアンのドレスは、彼の作品の中で最高。E フィット感が完璧。 レベッカは腕を上げた。本人も「やった!」と全身で満足感を表していた。「今まで生きてきて、一番嬉しい」このセリフよ。P 生地の組合せが非常にいい。 セリーナは、十分に力を見せた。意欲的なデザインで、大成功とは言えないが、なかなかの出来。手堅いセリーナ。ファリーのドレスは、よくフィットしていてモダン。E パーティーで着ているところが目に浮かぶ。 アンドリューは、服の一部としてリボンを組み込んでほしかった。着ているシーンが想像できる・・・これは大きい。かなり好意的ということ。P ファリーのリメイクには感心したが、型紙の課題では酷かった。アンドリューは大抵、可もなく不可もなく。二人の差は、ほとんどない。ファリーのシャツは、襟もボタンもない未完成だった。それをどれほどの減点とするか。~結果発表~P 「今週の一着」は、稀に見る大接戦だった。選ばれたのは、ラフのドレス。P とても美しく、モダン、優美。インパクトあった。ダミアン、惜しかった。ラフのリボンが決め手になったのだろう。脱落は、アンドリュー。P 今日の彼は、いつもの隙のなさが見られなかった。前日のリメイク作品は、良かったのになぁ。型紙(シャツ)課題で甚だしくしくじったファリーと、型紙・リメイクどちらも低評価だったラフは残された。ラフは最優秀に選ばれ、一発大逆転。今期は、三つ目の課題に比重が置かれすぎている印象がある。最後に花咲けばいいって感じだもの。以前はもう少し、三つの結果を総合的に判断していなかったか?アンドリュー作のドレスが不出来だったことプラス、審査員が「ファリーとラフの感性を高く買っている」それがこの結果となった。とにかく今期は、最後の課題で決まる感が強い。
2023年01月25日
湊「なんか嬉しいなって。また一緒に引けるだろう。二階堂先輩の射、俺も好きだったから」海斗「お前、ホント甘ちゃんだな!周りは皆、敵だと思えっての!」うん・・・「敵」は言い過ぎ、尖り過ぎだけど、二階堂にときめく湊の言動に「呑気にそんなこと言って・・・」と思う。遊びに来たわけではないのに、フワフワしすぎじゃないか?これから試合に臨む人って感じがしない。(別に`ピリピリしろ´`緊張しろ´とは思わないが)東条さんと紗江お嬢様のところに行き、お喋りする遼平…試合前に、なに油売ってるんだよ。遼平 県大会で俺たち風舞が勝てたのって、本当にラッキーだったんだなぁ。これから対戦するかもしれないのに、弱気にならないで。中崎「勝負は時の運。特にお前さんたちのところは、乗れば違う」遼平「乗れないと弱い?」中崎「まあ、そういうことだな」率直だね。まだできたばかりの部だから・・・仕方ないと思う。「同じってのは、それほど至難の業なんだ。その意味で桐先は強い。バラつきがないんだ」さすが強豪校。ぶれない。常に泰然自若ってことか。海斗「ちょっと待て。どこいくつもりだ。そろそろおまえらの元先輩の試合だろう」湊、二階堂ファンなのに、試合を見に行く気なし…わけがわからない!(笑)早引き・豪快・ゆっくりヒョロヒョロ・のけ反る辻峰、パフォーマンス集団のごとく。(笑)静弥「湊、見入られると、いいことないよ」冷静。相手の空気に呑まれる気がする。中学一年生の頃の湊の声色が、すこーしだけ子どもっぽい気がした。声優の技術、さすが。海斗「中学の時、先輩後輩だったんだろう。何か情報ないのかよ?」湊「わりと親切な先輩だった。聞いたら教えてくれるし」(^_^)海斗「使えねぇ」そういうことを聞き出したいわけではない!ってのにね。湊、天然というか「少しは空気を読めよ」「海斗の気持ちを汲み取れよ」と思う。「やっぱりカッコいいと思ってさ」もーう、お気楽にも程がある!大丈夫か?試合直前に鉢合わせした二階堂本人にも「五人全員 斜面打ち起こしで、なんかカッコ良かったです」と言う湊に、もう言葉が出ないわ。不破が吹き出しながら「サク」と言ったように聞こえたが「サク」の意味がわからない。樋口は、アレだな。同じ三年の新垣が、つかず離れずの友人かつ世話役という感じか。「先輩が弓道を続けていたと知って、嬉しいです」(^_^)静弥が二階堂に向けた言葉ととびきりの笑顔は、本心か演技か。(おべっかを使った?)マサさんに「待機場での指導は禁止」と確認した途端、仲間に一言ずつ注意点を与える二階堂。それまでの軽い調子の喋りから一転、声色がガラッと変わる。すぐそばに顧問らしき大人がいるのに、マサさんに訊くという言動・・・非常識。明らかにおかしい。顧問は頼りにならない・いないも同然 ということだ。全てを取り仕切っているのは、二階堂。なにも対戦相手の目の前で指導することないのに。わざとらしい。「なにやってるんだよ」期待外れな男子たちに、妹尾が思わず呟く。姉さん、イラつく。撮影担当の花沢・・・ガッカリしても、スマートフォンをしっかり構えて退場まで撮り続ける!一日お疲れ様。「俺のせいだ、大前なのに、ちゃんと皆に背中を見せることができなかったられなかった。悪かった」珍しくしおらしい海斗。湊の射を見て戸惑い、調子が崩れたようだったが・・・。何を感じたのだろう。マサさん「お前たち、今の試合…」トミー先生「まあ待つんじゃ滝川君。反省会にはまだ早い。今日のこの結果には、原因があり、理由がある。決勝を見て、みな考えることじゃよ」さすが年の功、トミー先生が湊たちに「自分で考え、気づく」ことを促す。`二階堂先輩 かっこいい!辻峰 かっこいい!´ と目をキラキラさせて言う湊に「いや、呑気にそんなことを言っている場合か」と前回から思っていた。辻峰との試合直前にも無邪気に褒めているから「湊、能天気じゃない?対戦するのに」とモヤモヤしていた。中崎「起こったことは仕方ない。勢いに乗るのも実力、そこから落ちるのも実力だ」目の前のこと、事実は事実だからね。二階堂「ハン!俺はお前たちを潰すために弓道を続けてるんだ。みくびんなよ」こうして文字に起こすのも不快。湊「愁は、中学の時の二階堂先輩って気づいてた?愁「勿論」二階堂との再会で`ぶれた´湊。片や冷静で、全く影響されなかった愁・・・その違いが、結果に歴然と表れたということか。愁「湊、三回戦目、いつもの調子じゃなかったんじゃないか?」愁も「何かおかしい」と感じ取っていた。二階堂「まだ湊ちゃんのお守やってんのか」ムカつく。七緒「かっちゃん、硝子のハートだから」 いつもガミガミうるさい海斗が、実は「硝子のハート」笑。 確かに、こんなに意気消沈した姿は見たことない。湊を責める気は全くないにしろ、何か思うところがあるような・・・。トミー先生「反省点は、わかったかのぅ」マサさん「これくらいわからないようじゃ、全国大会は遠いぞ」静弥「そういう高圧的な言い方はどうかと」言うね、静弥。別に抗議するほど高圧的ではないが。 「反省って、悪いところがわからないと、反省しようがないです」湊も思わずマサさんに、食って掛かる。マサさん「なるほど。悪いところがわからない、か。なら話は簡単だ。湊、お前はしばらく、的前に立つな。矢を番(つが)えて、弓を引くことを禁止する」男子一同、衝撃を受けてざわつくかと思いきや、シーン。湊は弓道をするな・・・それが意味することは「誰よりも湊が悪かった」ということではないか。二階堂の口の悪さがイヤだ。人を小馬鹿にした言動に腹が立つわ。双子に並ぶ、性格の悪さ。トミー先生とマサさんは、何を不満に思い、敗因だと思っているのか?湊たちのどこが悪かったのか。早く続きが見たい!エンディング曲「ヒトミナカ」が、じわじわ胸に沁みるようになってきたわ。最初から最後まで、聴きたい。歌詞を知りたい。
2023年01月22日
今週のテーマは「冬」。一つ目の課題は「フランネルシャツ」P 北アメリカの林業従事者が着ていたもの。へぇ・・・知らなかった。様々なチェック柄の生地を用意したので、完璧に柄合わせしてほしい。チェック限定ということだ。制限時間は4時間45分・フランネルは丈夫で温かい、綿やウールの織物。柔らかいから扱いにくい。どんなチェック柄を選ぶかで、難易度が変わる。レベッカ (ピンク色のギンガムチェックを選ぶ)ピンクが好きで、今日も着ている。私らしい柄。かわいい生地。できあがりが楽しみ!・北アメリカの山の男に愛されたチェックのフランネルシャツは、1850年代にイギリスからの移民ジョン リッチが作り始めた。90年代にミュージシャンたちがファッションに取り入れて以来、人気を集めている。E 間違いやすいところが多いの。台襟の付いた襟やヨーク…かなり厄介。P ただでさえ難しい上に、柄合わせもしなければならない。E 大忙しよ。「台襟」という言葉を始めて聞いた。ラフ 自分で縫ったネルシャツを、たまたま着てきた。僕向きの課題。作ったことがあるのは有利。自信を見せる。ダミアン 心配だな。シャツを作ったことあるけど、難しかったから。苦手意識がある。・17枚のピースを、柄合わせしてから裁断する。ボタンは9個。意外とピース数が多いな。ボタン9個も多い。(男性用だからか)E メンズシャツを作ったことは?セリーナ ありますが、4時間半では無理。時間との勝負。手早く・丁寧に が求められる。・全ての縫い目で、完璧に柄を合わせる。縦線も横線もピッタリ揃える。柄が細かいほど、合わせるのが難しい。手こずる面々。骨が折れる作業。J 君は先週、最優秀だった。ラフ だから怖い。そこから真っ逆さまに・・・えっ、自信満々だと思っていたが、実はそんな恐れを抱いているのか。そういうことを、口にするタイプではないとも思っていた。1時間経過ファリー 柄がちょっとズレている。完璧主義だから、このままにできない。でも、時間配分を考えないと。ここでは妥協も必要。・他の人たちは裁断終了。次の過程・ヨークの縫い方は、かなり複雑。ダミアン わからない。大きなジグソーパズルみたいだ。イライラするね。レベッカも指示書とにらめっこ。「ブリト―方式」 巻いて・重ねて・肩を縫って、身頃とヨークを合体させる。セリーナ 生地が伸びないように。さすが。注意深い。ダミアン 凄く扱いにくい生地。縫ってみないとわからないこともある。ラフ このミシン、おかしいな。不運。レベッカ 柄がズレたけど、これでいくしかない。やり直す時間なんてないからね。まだ裁断しているファリー。ファ 柄合わせが苦手なの。いい加減に諦めて進まないと!~フランネルシャツの歴史~・生地が最初に作られたのは、イギリスだとされる。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(ヘッドウエアがお洒落。毎回、きれいな赤毛に目がいく)「ウールのフランネルの起源は、おそらく16世紀のウェールズ。丈夫で手頃な生地だった。19世紀、プライス ジョーンズという起業家が、特産品のフランネルを世界に売り出そうと考えた」・彼は世界発の、本格的な通信販売事業に乗り出す。そして大成功し学芸員「専用の郵便局を持ち、商品で一杯の列車を日に三本も走らせた。顧客はナイチンゲールやヴィクトリア女王で、王室御用達として認められていた」・女王は、ジョーンズの会社の下着しか身につけなかった。ヴィクトリア女王の貫録よ。・彼はナイトの称号を得た。残り1時間セリーナ 台襟を付けると、立体的になる。ナルホド。ラフ 指示がわからない・・・あぁ! 勘を信じる。急がないと。フランス人の彼には、言葉の壁があるのではないか。指示書は、母国語でもややこしいのだから。ダミアン こういう襟を縫ったことある。ちょっと作業を省く。あー!ダメだよ。また自己流に走る気だ。アンドリュー いつもの自分のやり方と違うと、つい自己流でやりたくなる。その思いをグッと抑えないと、評価が下がる。レベッカ 襟が少し汚いけど、完成させないと。時間に追われているから、先に進む判断をする。アンドリュー 端がピッタリ合っていないけど、良しとする。彼も、やり直す時間なんてない。ファリー 必ずマネキンに着せる。おっ!間違った。私、遅れすぎだわ。いや、他の人たちに追いつけないだろう。残り30分ダミアン このシャツで、初の一位になれるかも。初めは「心配だな」と漏らしていたのに、嘘のような自信。ラフ イマイチ。終わりそうにない。未完成だと順位が低くなる。まさかラフがこんな状況になるなんて、予想外。ファリー ボタンも襟も無し。また未完成かよ。残り15分ダミアン 山男らしく、木のボタンにする。ラフ あ~、糸がなくなった。不調の時に、さらにウンザリすることが起きる・・・あるある。レベッカ もし父から「シャツを作って」と言われても、断る。 一生分のストレスを感じる。そんなにイライラしているのか?!焦る面々。ラフ走る!~審査~セリーナ作 P とてもよく縫えている。生地の選択もいい。前も後ろも、きれいに柄合わせできている。どこを見ても模様が繋がっている。襟は平らで、中央でピッタリ合っている。左右対称で、先が尖っている。E プロ並み。非常に良い出来。大絶賛!柄も爽やかでいいね。 パトリックの言った「POINT」に反応して、エズメとセリーナが軽く笑ったが、何がおかしかったのか?アンドリュー作E この生地、好き。でも、前の柄合わせができていない。P 残念ながら、襟がかなり雑。左側が上がっている。E ステッチをかける時、下に引っ張ったんじゃないかしら。上品でいい柄だと思う。 さすがプロフェッショナル、一目で失敗の原因がわかる。レベッカ作P ピンクのギンガムがいいね。ヨークの柄合わせは完璧ではない。E 台襟の端は、前で合わせないと。かなり短いし、ずれている。P なぜ上だけ小さなボタンなの?レ 父のシャツがそうだったので。かわいい。 紳士服の専門家であるパトリックが「一番上のボタンだけ小さい」シャツを見たことがない(馴染みがない)ということは、レベッカ父のシャツが特異なものだったのか?ラフ作E 生地は良いけど、問題がある。ボタンホールが開いていないし、一番上にボタンがない。処理できていないところも。P 前の柄合わせは、うまくできている。ヨークの生地を斜めに使ったのがおもしろい。指示にはないが、なかなかうまい工夫だと思う。だたし、残念ながら未完成。オレンジが印象的な、お洒落なチェック柄。ヨークの斜め使いが印象的だが、肝心なのは、凝ったことをするより完成させること。ファリー作E 前の柄合わせは、とてもいい。P 正確に縫えている箇所もたくさんあるが、やるべきことの6割しかできていない。襟・ボタンホール・ボタンがない。未完成。二人とも優しいな。いくら良い点があっても、これでは・・・酷いよ。「また」だし。ダミアン作P いい生地だね。木のボタンにしたのも、よく合っている。後ろの柄合わせが見事。ヨークもきれい。襟の収まりもいい。E でも、ここの縫い代が表に出ている。ダ 若干。P 若干とは?(一瞬、険しい表情に)ダ 95%は指示どおりにした。(表情は柔らかい)P OK議論は避けたパトリック。ダミアンは、一言多いキャラクターだな。にこやかだが、相手が「ん?!」と引っかかることを言う。 木のボタンがとてもいい!映える。順位 6位 ファリー 5位 ラフ 4位 レベッカ 3位 アンドリュー 2位 ダミアン 1位 セリーナラフがまさかの下位。「闘志に火がついた」プライドがあるから。巻き返さないと、脱落が近くなる。~ ~ ~ ~ ~次の課題は「巻き物バトル」。用意されたスカーフなどを使って、大人の服を作る。5枚まで・男女どちらの服でもOK。審査員は退室。制限時間は90分。P どんな色・模様を選ぶかで、出来が決まるだろう。素材に群がって「早い者勝ち」だから、思うような色・模様で作れるとは限らない。(ファリーがキレていたことがある) よく考えて、慎重に組み立ててほしい。やめ時も大事。なるほど、`やめ時´・・・過少も過多もダメってことか。E 独創的なのがいいが、直接マネキンに載せて作るなら注意しないと。どんな服になっているか、冷静に見る必要がある。皆、マネキンに載せて作る。ラフ 風変わりなデザインにはせず、安全策でいく。型破りな服にしろとは言われていない。挽回するために、冒険は避ける。レベッカ エズメが大好きな大きなリボン。ご機嫌取り作戦…うまくいくか。審査員たちは、どれが誰の作品か知らない。アンドリュー作P 中世の服みたい。コスチュームっぽい。太い毛糸で編み上げて、マフラーを固定しているのがおもしろい。毛糸もマフラーのもの。E 色や素材の配置がよく考えられている舞台衣装みたいでおもしろい。色調がいいな。茶色と黄緑の組合せが、温かみある。マフラーの毛糸を使った編み上げもいいアイディアだし、シルエットも悪くない。全体的にテーマ「冬」に合っていると思う。力作では?セリーナ作P 素材それぞれの色や質感を、とてもうまく組み合わせている。E 中世の雰囲気ね。左胸がかなり露出する。黄色のベルトがアクセントになっている。幻想的な感じ。ラフ作P いい色だね。E 目を引く。P だが、肩にストールを掛けただけで、かなりシンプル。E あまり変わっていない。P まだストールに見える。色・柄の組合せが楽しい。ショウに出てきそうな雰囲気。かわいいな。しかし、ラフがまたも低評価とは。レベッカ作なんだ、コレ?!E 生地を寄せた装飾がいい。これはリボンかしら?大きすぎる!P 飛び立とうとしているミツバチかも。どこが?!紫だし!E まとまっていない。これは、わけがわからない。ダミアン作E エーデルワイス? 形はメキシコ風。P ポンチョっぽい。どう見ても、この光る石や花とニット生地が調和していると思えない。なんだかダサい・・・センスのない子どもの図工みたいな気もする。E あまり変えていない。コーヒーブレイクでもしていたのかしら。ガツンとくる嫌味だわー。ファリー作P 色の組合わせがいい。ファスナーを付けて、巧みにフィットさせている。シンプルテクニックを実に巧みに使っている。とても印象的で、着られる服。ファスナーを付けたのは、ファリーだけ。どこかで売っていても、違和感ないな。順位 6位 ダミアン P ストールを半分に折っただけ。5位 ラフ P 色の組合わせが良いしまとまっているが、すぐにストールに戻せてしまう。4位 セリーナ 3位 レベッカ 2位 アンドリュー E 色の配置も、前を交差させたのもとてもいい。1位 ファリー P 細かいところをよく工夫して、インパクトある服にしたね。セリーナよりレベッカが上?!エッ?!理解できない。アンドリュー 2位で十分。(^_^)欲がないな。ファリー作も良かったけど、冬がテーマだからアンドリューの方が1位に相応しいのでは?と思った。 彼の着ていたシャツがお洒落で、似合っていた。ダミアン 今日は、いい閃きがなかった。でも、シャツでは2位だった。ラフ いいところナシ。なんとか残りたい。まさかこの段階で、ラフからこんな言葉が出るとは。やってみないとわからない・・・それがこの番組。
2023年01月17日
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