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大きな伊予柑のおすそ分けを頂きました。オレンジや黄色は太陽の色。ぬり絵していても気持ちよくて元気が出ます。皮が厚くて、おいしそうだったので、お茶うけに煮てみました、とそれも頂く。太めの千切りにして、半日ぬるま湯に浸してアクを抜き、砂糖で煮詰めるそうです。すこーしほろ苦くて、とろりとして次々に食べたくなるようなおいしさでした。 いろんな事件が起こる。老いも若きも、人を傷つける。何だか変だよ、今の世の中。どうして、と思うことばかりです。これをこうしたら、こうなる、と想像する力。ぜひぜひ小さなうちから、その力をつけてあげたい、と思います。本をいっぱい読んで、話をいっぱい聞かせて。うるさがられても平気。
2009.02.28
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87歳のS子さんが申し込まれた施設を、いっしょに見てきました。月額15万円。誰でもが利用できる金額ではありませんが、一時金はいらないし、食住が確保され、あとは自由。半年前に、やはり別施設を選ばれた方は14万円とか。選択する方は多く、これからの時代は、こんな方向に向かっていくのでしょうか。 会うときはいつも、お昼をご馳走して下さるのですが、反対方向ながら、我が家で昼食にお招きしました。神様は、こんないい日を私に下さったのよね、と笑う彼女が愛しくなりました。オオキカタバミの葉を、四葉のクローバーに似ているから記念にと、手帳にはさむような乙女チックな人です。言いたい思いを言いつのらず飲み込んで、でもそれがストレスではなく、消化してしまう生き方は尊敬に値します。私をよくよく見て、老後の参考にし、選択肢を増やすのよ、と言うのです。
2009.02.27
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歌集を出された88歳Yさんの小さなお祝いの集まりに伺いました。玄関の大きな壷に、「今、M子さんに頂いたのよ」とマンサクが活けてありました。すぐに奥から、M子さんがニコニコと出てきて、「チマミさんの分はこれですよ」と玄関の壁に立てかけてあるマンサクを指差します。楽しい時間を過ごしたあと、背丈ほどのマンサクの枝を抱え、私もにこにこと帰ってきました。 600首が収められ、「チマミさんへ 謹呈」と書いて下さったピンクとグレーの表紙のYさんの歌集。半世紀の人生の凝縮であり、それを覗き見させていただくような、厳粛な気持ちです。 只生きて生きて故国に着きたしと 引きあげ船に病める子抱きし 癌疾に意識なき娘の手を 胸に重ねてかの日の子守唄うたう最高の悲しみを乗り越えて今があるのでしょうか。ベルトコンベアーに乗って流れていくように、降りることもかなわず、否応なく確実に近づく老いを、何かの度に意識する近頃ですが、目標となる人生の先輩が身近におられるのは力強く、幸せなことです。
2009.02.26
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梅一輪いちりんほどの暖かさ 服部嵐雪この句のとおり、我が家のピンクの梅、一輪ずつ開き始め、一気に咲くかな、と思い始めていたら、昨日今日の寒さで足踏み状態です。いま少しです。 次男との話の流れのなかで、「私、あの人が苦手なんだよね」と言ったら、「へえ、お母さんに苦手な人いるんだ」と言うんです。こっちがびっくり。勿論いますよ。このことを娘に話したら、「お母さんにだっているよね。それを見せてないだけだよね」 と言ってくれました。 息子と娘の違い? 男と女の違い? はたまた観察力の違い?午後、長男夫婦が雨の中、三時間かけて来てくれました。毎日残業残業で、何週間ぶりかにとれた休暇だそうです。今の世の働く若い人たち、本当に大変。息子の体を心配し、体調管理をしてくれているお嫁さんに感謝でいっぱいです。嬉しくておしゃべりし過ぎましたが、上の話はし忘れました。
2009.02.25
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お客様が持ってきてくださったフキノトウのお焼きとフキノトウ。あら、フキノトウ、もうこんなに採れたのですか、と驚く。大好きなあのほろ苦い春の香り。天ぷらもおいしいし、蕗味噌にしてもおいしいし、フキノトウと思うだけで、食べたくなって、梅干と同じように条件反射でつばが出てきます。うちでは、畑の隅の柿の木の下、腐葉土を盛り上げてありますが、そこに、ちょっと顔を出したのがほんの数本あるだけです。もっとたくさん増えて欲しい、と思います。あんまり物欲はないのに、植物となると、何でも欲張ってしまいます。そんなに何もかも欲しがりすぎるのはよくありませんね。知足。足るを知るものは富む(老子)正確に意味を知ろうと漢和辞典を引いたら、むさぼらず、自分の持ち分に満足すること、と書いてありました。
2009.02.24
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万年草のなかに黄色のクロッカスが花開いているのを見つけました。万年草が無いところは、先の尖った葉っぱがツンツンと出ているだけなのに、有るところは、覆われていて暖かかったのでしょう、この二輪だけが開いています。朝の十時ころまでは、開花せず細く閉じているので、葉っぱのツンツンは毎日まだかまだかと観察していたのに、ツボミが膨らんでいるのを、全然気づくことが出来ませんでした。万年草の黄緑に覆われて、まるで保護色して身を隠している乙女のようです。なにから隠れていたの? まさか私?毎日毎日、地面に顔をくっつけるようにして、観察するんですもの、うざい?
2009.02.23
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車で二十分も走れば、赤城山裾野。陽気に誘われ、みんなで散歩です。雑木林の中を、子供たちのふざけ合う声が響きます。バスケットボールが二人の間を行ったり来たり。「ちょうど真ん中にボールがくるように撮りたいんだよね」 と私。「手を離れてから撮ったんじゃ遅いんだよ。投げる瞬間にハイッって合図するからね」と子供たち。「ハイッ」 「ばあば遅いよ」「ハイッ」やっと撮れたお気に入りの一枚です。
2009.02.22
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あまりにも気持ち良さそうに泳いでいたかる鴨の家族をパチリ。鴨の種類は、よくテレビで皇居のお堀から道を横切るカルカモの親子を映しますが、そのかる鴨か、ま鴨しか知りません。見分けはようつけませんが、嘴の黄色いのがかる鴨と聞いたので、それから判断すると、かる鴨なんでしょうか。城跡のお堀の水は冷たいのでしょうが、家族で親子で連なって水の線を描きながら泳いでいるのを見ると、水ぬるむ春だなあ、と思いました。 今日は、いつも仕事を下さる美容院の方が、店の始まる前に来て欲しいと言うので、朝から出かけてきました。ミニミニミニ零細企業なので、お客様は神様、ちょっとした無理はなるべく聞く、というのが私の基本姿勢です。昨夜は夜八時に会社帰りに見えた方もいます。 出たついでに買い物をしたりしてきました。田舎のこととて、ちょっと本道を1本それると車も少なく、何て山がきれい、白梅があちこちに咲いていて、何てのどか、などとゆっくりと車を走らせてきました。
2009.02.21
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球根類は、花が終わったあとに掘り起こしてみると、細かい球根が増えています。それを何球かずつに、あっち、こっち、と埋めていくのが好きです。何だか、小動物が木の実を隠しているような気持ちになります。リスなどは、脳みそが小さすぎて、埋めた場所を覚えていられない、といいますが、私も同じで、どこに何を埋めたか、まったく忘れてしまいます。それで思いがけない場所で咲いていたりするのがとても楽しいのです。 横を通り過ぎて、何か色が見えた気がして、戻ってみるとクロッカスでした。他の場所のは、まだ葉が出ているだけなのに、ここだけが咲いていました。えー、こんなところに植えたかしら。しかも、うす紫のこんな色、始めて見る気がします。びっくり。とまあ、こんな気持ちになるのが楽しいのでしょう。この写真は、昨日撮りました。今日は朝起きたら、一面の雪景色でした。やわやわと軟らかそうな、すぐに溶けそうな春の雪でした。
2009.02.20
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やっとやっと福寿草が咲きました。よその庭では、もう葉っぱが伸びているというのに、すごい遅さです。ばっと目を射るまさに黄金色。毎年咲いてはくれますが、ちっとも増えません。去年のことです。ロウバイをいっぱい植えているお宅があって、その足元には福寿草が。黄色と黄色が太陽に照らされて、それは素晴らしい眺めでした。この福寿草をもっと一面に増やしたい、と言っておられました。それが突然に倒れられて、今はリハビリにがんばっておられますが、庭仕事はまだ思うようにはなりません。こんなことがあるたびに、人間って何も先が分らないなあ、と思います。未来が見えたら怖くて進めないから、それでちょうどいいのでしょうか。明日が分らないから、生きていけるのかもしれません。今日を大切にしようと思います。
2009.02.19
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風が強くておっくうでしたが、約束の日なので、お届けに伺いました。「今、摘んだばかりだよ」と大きなビニール袋に、かき菜を用意してくれていました。うちにも植えてありますが、まだ収穫にはあと少し。かき菜は、摘めば摘んだあとから茎が出て、長い期間食べれるし、毎日食べても飽きないし、ほんとうに優れものだと思います。 午後に来てくれた友人のご主人は、糖尿病に加えて、透析も受けておられます。温野菜は毎日食べておられるので、半分以上をおすそ分けしました。暖かくなるにつれ、我が家のかき菜ももうすぐ食べれるでしょう。ある意味、とてもぜいたくな暮らしに感謝しています。
2009.02.18
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7時、ゴミ出しに行ったついでに、足の向くまま早足を心がけて、朝の散歩をしました。レオが死んでからは、まったく歩くことを止めてしまったのですが、野や山へ行きませんか、とのお誘いが多くなってきたということもあり、迷惑をかけないように、少し鍛えておかなければと歩くことを再開しました。髪を乱す風が冷たいのですが、どこか春の匂いがして気持ちいい!うっすらと雪をかぶった赤城山が全景を見せています。ハッと思ったら、まっ白な白鷺が優雅に舞い降りました。歩いて見る景色は、車で通り過ぎて見る景色と、同じものなのに同じではなく、途中で二軒のお宅へ引っかかりながらも一時間歩いてきました。一軒のお宅では紅梅を頂き、一軒のお宅ではひきたての小麦粉を頂きました。早起きは三文の得、と喜びながら、歩くことを続けてみよう、と思いました。続けられるか全然自信はないのですが。
2009.02.17
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群馬県富士見村にある座禅草の自生地へ行ってきました。例年は、そこへ行く途中の道路の両側や、自生地に雪が残っているのに、今年は、まったく雪はありませんでした。小川に沿って、2000株という大量の座禅草が群生しています。木道がめぐらしてあって、あちこちに茶色のホウが、ツヤッと光っていて、覗きこむと、円い黄色のお坊さんが座禅していました。ちょっと不気味で、ちょっと可愛い。まだ時期的には少し早くて、月末くらいが見頃らしいです。こういう湿地帯は、尾瀬でもそうですが、植物の保護のために、木道から下りない、というのは常識だと思うのです。勿論、立て札もあります。それでも、平気で湿地帯に足を踏み入れて、カメラを構えている人がいます。花を愛する人が、わざわざ山へ来て、美しいと思い、写真を撮るのだと思うのですが、その人が、どうして植物を傷める行為をするのかが、まったく理解できません。
2009.02.16
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日曜日の朝食は、出来るだけ完全に作ろう、と考えています。未来を担う子供のことを考えると、出来るだけ多くの食材に触れさせたいと思います。これは食育、ということばにあてはまるでしょうか。風なく穏やかな春の日差しが射す、完璧なお天気です。今から座禅草を見にでかけます。
2009.02.15
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夜に雨が降っていたらしい。朝日に照らされ、しっとりと濡れた土が、とてもおいしそうに見えます。 今日はバレンタインデー。あまり興味はないんですが、昨日買い物に出たついでに、三個だけチョコレートを買ってきました。ちょうど土曜日で、娘一家が来るので、パパといっくんに。そしてあと一個は、主人の写真の前へ。そう、バレンタインデーがお命日なんですよ。イベント好きの彼らしいかも。今日は、白いクリスマスローズがふさわしい気がしました。
2009.02.14
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白、ピンクにつづいて、赤のクリスマスローズが開花しました。上から見たり、横から見たり、花の中を覗きこんで、オシベメシベに感動したり、きれいだなあ、と飽きずに眺めてばかりいます。八重のクリスマスローズは、とても値が高いので、私の庭には一株もありません。一重が好きなので、あまり欲しいとも思っていなかったのですが、一株くらいはあってもいいかな、と思いはじめています。 クリスマスローズは、とにかく花期が長いのがとても嬉しい。それにもうひとつ、嬉しいことは、こぼれ種から芽を出したのが、落ち葉の中で無事に育っています。いつも、「がんばれ、がんばれ」と声をかけて励ましています。「ほんとにえらいねー」と誉めることもあります。仲間と大勢で暗い地中に落ち、その中のほんの一握りが、生命力を持ち、ひとりで芽を出し、育ち、偉いなあ、と思わずにはいられません。よそから見れば、おばさんがひとりでしゃべってる。 怖ーい!
2009.02.13
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黄色い花が咲くから、と頂いた鉢植え。(1/3に写真掲載)葉っぱばかりで名前が分りませんでした。葉の形からしてカタバミ系だな、花が咲けば調べよう、と思っていました。あれから一ヶ月、繁った葉の間から、つーっと十本ほどの茎が立ち上がり、先っぽに5、6ヶのツボミ、朝日を浴びて開きはじめました。さっそく調べたら、花はレモンイエロー、葉には黒い斑点がある、という特徴がぴったりで、オオキカタバミという名前だと分りました。 昨日乗ったローカル線は、朝夕は通学の学生でいっぱいですが、日中はがらがら。当然のことながら、赤字路線です。それでも、電車に季節の飾り付けをしたり、行事をしたり、とがんばっています。サービスの一環として二両編成の二両目は自転車を乗せることが出来ます。昨日は休日だったので、私が乗ったときは、車両に四人しか乗っていません。それで、一両目に学生が自転車を乗せてきました。都会の人には面白い光景だろうな、と思わず写真を撮ってしまいました。電車に乗った自転車、面白い、と思いませんか?
2009.02.12
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昨日、図書館へ行ったら、白梅の大きな枝を、届けている方がいました。受付の人が、いつもすみません、もう咲いたのですか、と言っている会話を聞いていて、なんだか田舎っぽくていいな、と思いました。うちのはまだ開いていないので、去年描いた白梅の絵を載せてみました。 「お墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません千の風になって 千の風になって あの大きな空を 吹き渡っています」「じゃあ、お墓はいらないんかい」と一人でつっこみを入れながらも、よくこの歌を口ずさみます。この歌の流行で墓石の売れ行きが悪い、と週刊誌の見出しにありましたが。読解力が足りないだけで、もっと深い意味があると思うのですが。よくは分りませんが、お墓には行かずにはいられません。お墓のまわりを掃除し、手を合わせた時の、清清しい満足な気持ち、それは何でしょうか。今から九時発のローカル線に乗り、2回乗り換えて三時間半、お墓へ行ってきます。ちょっとした旅行気分です。待ち合わせた次男と合流し、お昼をいっしょに食べて帰ってくるつもりです。
2009.02.11
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バラの冬の剪定のぎりぎり最後の時期です。バラ名人が、皮の手袋とハサミ持参で来てくれました。私のほかに、二人の友人が、「教えてもらいたい」と来ています。サクッ、サクッとよく切れるハサミで、てきぱきと切っていきます。下から3芽を残し、花芽が外を向いているかを確認して斜めに切っていきます。これは虫が入っているから切り取る、これは古い枝だから切り取る、など判断と決断が大事だな、と思いました。素人がびっくりするほど、さっぱりと剪定します。これで春にはいい花が咲くよ、と言ってくれました。私の庭には13本のバラが植わっていますが、全てを手入れしてくれました。 どうもありがとう、とこれから4人で昼食会です。私は、お得意のユーリンジとチンジャオロース、ホタテご飯をつくりました。ホタテご飯、ごちそうがいっぱいあるので、あえて具をいれずに、ホタテだけです。ちょっとしたおもてなしに、品よくあっさりとして、とてもおいしいですよ。安い方の、ほぐし身と書かれているホタテ缶詰を汁ごと入れて昆布、塩、酒、少々の醤油で、普通に炊くだけです。おいしく食べれて幸せ、食べていけることに感謝、友人のいる嬉しさ、などなど、みんな同じ気持ちで話がはずみました。
2009.02.10
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昨日は、一日中、土砂を巻き上げて、風が荒れ狂っていました。空中を黄砂が舞い、藤を絡めている手製の柱が根元から折れて倒れました。とにかく、すごい風でした。居間の窓ちかくにあるエゴノキに、一枚だけ葉っぱがずっと残っています。この強風にもかかわらず、枝の先で、くるくるまわるばかりで、いっこうに落ちません。みんなで窓に顔をくっつけて、あの一枚はどうしたのかな、おかしいね、と話しました。クモの糸か何かが絡まっていて、接着剤になっているのでは、と意見がでました。 それにしても、ちぎれもしないで不思議です。
2009.02.09
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夜半から吹いていた風がやまず、ひゅーひゅーと鳴っています。水仙の群れが、激しく揺れて頭を振っています。それでも折れるということは、殆んどないですよね。こんな美しい顔をして、足元もふらふらなのに、折れない。すごいね。 パソコンのキーボードが絶不調です。押して押して押し続けないと画面に出ないキーが増え続けています。本体は4年経っているのですが、買い換えるのも勿体無くて、不便ながら使っていますが、限界かもしれません。キーボードだけを替えるか、思案中です。ある日、ブログが途切れたらそういう事なんだな、とお思いくださいね。
2009.02.08
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黄梅が、枝一面につぼみをつけています。わあーっと四方に枝垂れて枝を伸ばし、地面に着地すると、そこでまた根を出して成長していきます。狭い庭では、あまリ広がっては困まるので、成長時は、地面に着く前に切ってしまうようにしています。 来週、食事会をするので、玄関に飾る花はないかと考えていました。そうだ、黄梅の枝を今から切って家の中へ入れておけば、丁度よく満開になるな、と思いついたのが一昨日です。いい考え!とわくわく。家の中の黄梅が開き出し、やっぱリと庭の黄梅を見に行ったら、なんのことはない、庭の黄梅も開いていました。開いている枝をまた切ってきて、絵を描き、花瓶いっぱいに生けました。 、
2009.02.07
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ピンク系のクリスマスローズの花が、開きだしました。ツボミがいっぱい!恥じらいながら、そっとうつむいています。何と可愛いー! 自ずからの意志で、グループホームに入居された方が来られました。職員さんが送ってこられ、お迎えも来てくれるようです。ご近所だった時は、畑のものをぷらさげて来ては、おしゃべリし、親しくしていた方です。あれから半年、顔色もよく、とても明るくて、相性のあったホームを選べてよかったな、と思いました。8人の入居者のうち半分以上が90からのお年で、痴呆の始まっている方が多くて、しっかりしている彼女は、その人たちのお相手をしたり、炊事の手伝いをしたりと、ボランティア気分で、役に立てて、とても嬉しい、と言うのです。なんだか、溌剌としていて、人の役に立っているという意識が、こうも心を湧き立たせているのだな、とつくづく感心しました。多くの先輩の生き方は、自分の老後の指針になるな、と思います。
2009.02.06
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晴天の多い群馬県。今日も暖かくて青空が広がっています。鉢に水やりをした後、車を洗いました。浅間山噴火のせいで、灰がすこしはかぶっているかな、と思いましたが、上空を飛び越えて、東京や千葉の方が火山灰の被害があったらしくて、ここらあたりは何ともありませんでした。 上の写真は、ワスレナグサの株です。 ムクゲの木の下が特にお気に入りで、固まって芽を出していますが、軒に沿って、暖かそうな場所を選び、てんてんと続いています。株の真ん中の盛り上がったところに、すでにわずかですが、紫色の花が見えています。植物の生命力にドキドキするほど感動するし、こぼれ種で増えていくのがなんとも得した感じで、とても嬉しいです。もうすぐ、本当にもうすぐ春ですね。
2009.02.05
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城山三郎作「そうか、もう君はいないのか」。メモ魔で知られる城山さんなのに、その日の手帳には、「冴え返る 青いシグナル 妻が逝く」 とだけ記されていたそうです。伴侶を亡くした無力感、寂寥感がひしひしと迫ってきます。 病院の泊りが続いていた最後の頃、婦長さんが「少しでも変化があれば、すぐに電話をするので、今日はお家へお帰りなさい」と言ってくれました。その夜半、三時ころだったでしょうか。血圧が急激に下がっているという電話に、家を飛び出しました。人は勿論、車一台通らない深夜の道路は、どの交差点も、赤いシグナルだけが点滅していました。「私が着くまで死なないで」、「今事故を起こしてはいけない」そんなことを考えて走ったあの夜の点滅する赤いシグナルは、一生忘れることはありません。五年前の二月のことです。
2009.02.04
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うちのサンルームは、廊下です。そこでシンビジウムが咲いています。大きく膨らんだツボミの一つ一つの根元にぽっこりと丸く、蜜がたまっています。私が蜂になって、舐めています。天然のハチミツ、甘ーーい! 去年の暮、87歳のS子さんに、三年日記をプレゼントしました。字を書くのが好きな方なのに、カレンダーへつけている一行のメモさえ面倒になってしまった、と落ちこんでいたので、逆療法かな、と不安に思いつつも、彼女の好きなピンクの表紙を選んでみました。そのS子さんから、元気な綺麗な声で、お電話をいただきました。元日から一日も欠かさず、「昨日と同じ」とは書かないようにしよう、と決めて、書きつづけている、と言います。日記の表紙の裏に、読み上げるから聞いてね、と 1. 一日一日を大切に、自然体で 2. 心に偽りを持たない 3. おごる気持ちを抑える以上三点を自分の戒めとして書き、それを読んでから日記を書くそうです。三年は絶対にがんばろう、と思えて楽しみなの。お陰さま、ありがとう、と言ってくれました。良かったな。S子さんが復活しました。近いうちに伺うと約束しました。
2009.02.03
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仕事を納めにいったお宅にあった、かねのなる木は、花がいっぱいでした。うちのは、夏の管理をちゃんとやった積もりなのに、今年も一部しか花をつけていません。木を覆うように咲いて欲しい、と夢みています。 ブラッド・ピットの「ベンジャミン・バトンの数奇な人生」、あの映画、ちょっと見たい気がしない? と私。「飛ぶ夢をしばらく見ない」と似てるよね。昔、家中で回し読みしてけっこう感動したよね。テレビでもやったよね。」 と娘。「作者は山田太一だっけ?」「えー、違うと思う。太一はそんなの書かないよ」「そうか、でも山はついた気がする」早速ネットで調べます。「へへーん、山田太一だよーん」そんな会話のあと、もう一度ちゃんと読みたくなりました。絶対に文庫本がうちにあると思うよ、と言われましたが、私、家族の中では有名な捨て魔です。何でもとっとく派、ではないのです。あるかなー。自信ありません。なければ図書館へ行こう。
2009.02.02
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まいちゃんが、クリスマスプレゼントに貰った「こねぱん」。「こねぱん」ってご存知ですか。子供のおもちゃですが、独身OLにも人気があるとか。ホントかな。いわゆるこね機ですね。これでハンドルをぐるぐる回し、こねるという訳です。それに軽量カップ、スプーン、麺棒、スケッパー、14種類の抜き型がついています。これって全部、家にあるものばかりだし、こねるのは手でいいのだし、と、心の中で思いましたが、子供がパン作りに興味を持つのにはいいのかな。まいちやんが張り切って強力粉を計り、こぼしたりしながら作ってくれました。形はいびつだけれど、手作りってやっぱりおいしい!みんなで、おいしいね、おいしいね、と頂きました。また、作ってね、と言いましたが、次回はあるのでしょうか。
2009.02.01
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